夢の骨

戸禮

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幕間 2.5章

Short Story 即身仏 (前編)

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※この話は3章44話と45話の中間に投稿された話です。44話読了後に読まれることをお勧めします。
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「誰の目にも見える英雄を続けるのは、並大抵の努力では済まされないことなんだ。表向きのキラキラした偶像を保つために、己の手を汚して他者を利用し、人の情も省みず踏み台にする。
 そうやった地道な小汚い仕事の積み重ねがボイジャーとしてのプリマヴェッラ号の姿であって、世間に持て囃される清廉潔白な英雄様なんて本当はどこにもいないんだよねぇ」

 
 薄氷の張った凍えるような雑木林。
 歪な歩調を合わせるように、ボイジャー:プリマヴェッラ号と彼女を師事するフィリピンの青年のエイドリアン・マリー・グレイス・サントスが泥地に等しい悪路を進む。
 拳を突き上げたような小高い峠が乱立し、人を寄せ付けないような獣道に等しい林道は、薄暗闇を纏い物言わぬ静謐な雰囲気を漂わせている。

「愚痴っぽいですよ。貴方らしくない。それとも本当に自分が汚れた人間だと思ってるんですか?」
「そーだよ。汚いよ私なんて。今履いてるブーツよりよっぽど汚い。君を故郷から拉致った時点で人間失格さ」
「やめてくださいよ。拉致ったなんて」

 エイドリアンは困ったように笑って見せた。

 後のボイジャー:キンコル号である彼は現時点ではまだ一介の若人に過ぎない。だが、セブ島にて接触したプリマヴェッラとの同行を選んだ彼はTD2Pの証人保護プログラムにより戸籍の抹消が行われ、世界に存在しない空白の人間と扱われることとなった。
 これは何もTD2Pにとっては珍しいことではなく、多大なる人体実験の犠牲が伴うボイジャー化の施術を受けるものは等しく戸籍の空白期間が存在する。もし五体満足にボイジャーとして再誕すれば、兵器として登記され、夢の世界の戦士として擁立されるのだ。

「……。ごめん、ちょっと本音が出やすくなるんだ、ここ」
「え?」
「大陸軍が現れる時、周辺一帯の街で軽犯罪が増加する傾向があるよね。暴行だったり、強姦だったり、時には殺人まで連鎖するように起こって社会生活が停滞してしまう現象が往々にして起こる」

「……ぁあ確かにそう言う話を聞いたこともありますね」
「それは悪魔の僕の冠域によって人の心に影響が与えられていることによるものなんだ。この現象を精神汚染と言って、夢想世界で発達した強い冠域にのまれたり、冠域の展開地点に紐つけられた現実世界に走る空間ノイズの影響で周囲の人間の精神性が破壊されるんだ」
「精神性が破壊……。
 でも、大陸軍は夢想世界ではなく現実世界で暴れた怪物ですよね。究極反転とかいう力で、夢の中の力を現実世界で使えるっていう」

「うん。そうそう。精神汚染ってのは厄介でね。本来の人間の強さってさ、結局は前提となる精神性に依存する部分が大きいんだよ。
 ゾウとアリが戦うって言ったらさ、特殊な毒を持った蟻酸でもない限りは大抵の人は体躯の大きなゾウに部があると見立てる。でも、そのゾウが意識の破壊された唯の地に崩れた肉体だとしたら?そうなれば攻守の反転どころの話じゃない。アリがゾウを食べるかは知らないけど、力無き骸は好き放題に貪られることだろう。
 そして、この例を我々の置かれてる環境に直すと、なお凶悪性が増してしまう。なぜなら、ゾウは悪魔の僕でアリが凡庸な人間だからさ。抵抗、或いは逃避するための精神性を欠いた有象無象のアリ人間なんてものは、殺意マシマシのゾウ相手にどうすることも出来ない」

 林の奥で鳴き声と共に烏が飛び立つ音がする。
 プリマヴェッラは姿勢を崩し、足元の水溜りに足を突っ込んで泥を跳ねさせた。

「まったく酷い話です。無辜の民の精神を蝕み、己の欲望を満たすためだけに他者を侵害する。まして現実世界でそれをやるなんて、大陸軍は百万回死んでも償えない罪を犯しているようなものだ」
 故郷の惨劇を想い、エイドリアンの胸に憎悪の感情が焚き付けられる。
 
「あぁ。許せないよ」

「で、それで言うと今プリマヴェッラの精神に影響を来している何者かが、この一帯に紐つけられた夢想世界にいるということですね!
 要件を告げられずにこんな獣道を二人きりで踏破するからには何かあると思いましたが、まさかTD2Pを介さずに独断で悪魔の僕の討伐をすることになるとは……。ボイジャー実験前に僕の意識を高めようとしてくれているんですね。それならそうと予め言っていてくれれば良いのに!」

「すまない」

「しかし、夢想世界に潜航するには必要な装備がありませんね。それとも、座標をピンポイントに絞る必要がないくらいに広大な冠域が生成されているということなんでしょうか」

「いやぁ。回りくどかったかなぁ。えぇっとね、エリドリアン君。要するに……ここにもいるんだよ」

「いるって何がです?」

「反転個体の悪魔の僕」

「へ?」

 そこで感じた悍ましい気配。全身が総毛立つような細胞単位の悲鳴が聞こえた気がした。
 一瞬の間に様々な感情が脳を巡る。まるで、今まさに立っている周辺の時が止まったかのように、逼迫した己の鼓動ばかりが高らかに鳴り響く。

 林の中の烏が一斉に羽ばたいた。
 視界に映る緑と茶色の背景にストライプの影が入り乱れるようだった。

 何かがエイドリアンとプリマヴェッラの頭上から両者の眼前に墜落した。風を切る凄まじい速度を肌で感じたのに、それでいて着地に伴う衝撃や突風は大したことがない。

 彼が目の前で起きたその現象に対して、人型の生物が丁寧に加減して超スピードで地面に着陸したものだと理解するには数拍の時間を要さざるを得なかった。

「誰かと思うて来てれば、よりにもよってれか、小春こはる。」

「よっ。おひさ」

 軽やかな調子のプリマヴェッラに対し、引き付けを起こしたように微震するエイドリアンの脳はさらなる窮地に追い込まれていた。
 己の前に現れた人のような何か。
 人間として見るにはあまりにも大きい。
 単純な相貌だけで言えば二十代半ばの女性のそれだった。しかし、その規模感がまず規格外だった。
 身長は5メートルを超え、露出の多さから見えてくる鉛色の肌はそれだけでどこか異形的な印象を与える。格好で言えば和装であり、どこな和風な風貌を漂わせているのは確かだが、それを差し引いてもあまりに特異な出たちは決して現実社会に即したものとは思えなかった。

 漂うオーラだけで息が抑え込まれるような、絶望にも似た存在感。
 強張って硬直していたエイドリアンは、辛抱堪らない表情で足を崩し、泥濘んだ地面に膝をつけてしまった。

「わざわざ丁寧に結界に触れ回って進む愚か者がおると思っておったが、男と連れ立って参上とは随分と偉うなったものじゃなァ。思い上がりは身を滅ぼすと以前に忠告したはずじゃぞ、小春よ」

「んー。まぁねー。
 てか、仙ちゃん。その喋り方辞めた方が良いって言ったじゃん。うら若い乙女の発言とは思えないよ。きょう日、神様だって敬語使ってた方が印象良いって絶対」

「相変わらずベラベラと口が回る女じゃ」

ーー

「神、さま?」
 
 呆けていたエイドリアンから、反復するように言葉が漏れる。

「そうよー。紹介するね。こちら、今後カテゴリー5の悪魔の僕に登記されるであろう屈強な反転個体お姉ちゃんの澐仙うんぜん。こんな感じだけど、結構優しくていい子だから仙ちゃんって呼んであげて」
「小春」
 澐仙が威嚇するようにプリマヴェッラ号を睨んだ。その目は紛れもなく夢想世界に跋扈する悪魔の僕と同様の青色の光の灯った重瞳が発現していた。

「いいじゃん。友達なんだから」
「あまり調子付くな。思い上がりも甚だしいッ」

 無視するようにプリマヴェッラは続ける。

「この前の大陸軍大討伐で私と仙ちゃんはいい感じに協力して見事に勝利を勝ち取った。世間では英雄的な活躍をした私にばかりスポットが当たってるけど、それと同じくらいこの澐仙の存在感も大きなものとなって来ている。世間からの検証が続けば、実質的にこの日本を守ったのは仙ちゃんってことになるかも」

「そんな……プリマヴェッラと悪魔の僕が結託して戦ったなんて……。そんなはずが…ッ⁉︎」

「隠し続ける気はなかったし、だからこそここに君を連れて来たんだ。君は私の大切な後継者だから、私の持つ野望も希望も秘密も共有しておきたくて」

「でもッいや‼︎やっぱりおかしい‼︎
 日本に…こんな近くに反転個体がいるなんて!悪魔の僕はどいつもこいつも利己的で性根の腐った殺戮主義者共だ!そんな奴が日本を守るために戦うわけがない!ましてプリマヴェッラが友達であるはずがないどろう!」
 彼は半身に力を入れ立ち上がる。
 狂信的なプリマヴェッラに対する期待と尊敬が、一瞬でも澐仙に対する恐怖を取り去ってしまっていた。
 エイドリアンの握り絞められた拳には力が籠り、自分でも理解できない凶暴な感情が目の前の異形に挑めと心を囃し立てた。

「好かんな。かくも醜く在るとは、烏滸がましいにも程があろう」
 
 澐仙は不快な虫を払うが如く怪訝な面持ちで手を軽く振った。ノータイムで視界にモノクロのノイズのようなものが奔り、余震の無い地面の縦揺れによって彼は再び地に伏した。
 決っして地震ではない。澐仙は地面を揺さぶったのではなく、蚊を払うような手振り一つで頭上の空間から数本の雷をエイドリアンを囲うように落とし、地面を抉り穿つ衝撃によって縦揺れを引き起こしたのだ。

「は…?」

 そこで彼のなけなしの闘争心が折れた。
 東南アジアを踏み鳴らす大陸軍の姿が脳裏に過ぎる。究極反転など、そも既存の生命論に当てはまるような存在でない。宇宙の不文律さえ思う儘にする天災の具現。どうしてそんな存在と対等に渡り合えると思い上がれるのだろうか。

「プリマヴェッラ……」
 エイドリアンは半泣きになりながら、懐疑の視線をプリマヴェッラに送る。当然だ。彼は英雄的な彼女の一面に縋り、自身の望む悪魔の僕に屈しない平穏な社会の実現を夢見た。
 だが、プリマヴェッラは眼前の異形を友と呼んだ。あろうことか、究極反転した生きる世界破壊爆弾と親密で在ると言い切ったようなものだ。
 彼の中で不用意に膨らんでいた彼女への羨望の気持ちが、一転して憎しみ染みた醜い感情へと変化していく。


「エイドリアン。私は英雄、ボイジャー:プリマヴェッラ号で在る前に、一人の人間だ。
 改めて自己紹介しよう。私の本名は小春。叢雨小春むらさめこはると言う。
 私の目的は人類の救済であり、この夢の暴走によった混沌とした人類の氷河期を終わらせることを至上命題としている。そこに何一つ間違いはない。
 そのための手段として目先の強大な敵である大陸軍をこの世から滅殺するために仙ちゃん、いや、澐仙と結託してそれを成し遂げて見せた。
 ボイジャーというあくまでも悪魔の僕打倒のためだけに存在する兵器が当の悪魔の僕と協力関係を築いていることに矛盾を感じるのは当然だ。
 事実、澐仙は直視も憚られるような数の人間を殺している。でも、私はこの兵器で在る前に一人の人間として、彼女と力を併せることを望んだ。それも全てはこの世界に真の平穏を齎すため。人間の魂を安寧へと導くという理想に辿り着くためなんだ」  

「……随分と親しいんですね。僕なんかよりもずっと硬い絆で結ばれてるみたいだ。な、なんだか馬鹿馬鹿しいや。僕は貴方の本名すら知らなかったんですよ。プリマヴェッラ」

「今後どうなるかは知らないけど、今のところボイジャーの前身たる人間の名前はTD2Pで厳重な秘匿体制を敷かれている。私は君を心の底から信頼してるけど、安易に人前で名乗るものではないんだよ。」

「………」
 
 キンコルは言葉を失った。
 彼から見るボイジャー:プリマヴェッラ号、もとい叢雨小春という人間が悪意をもって言葉を紡いでいるわけでのないということは痛いほど伝わってくる。
 彼自身が小春に対して行き過ぎた理想像を押し付けてしまっていたことも今となっては承知していた。彼女は先立って自分自身を汚い人間だと言い切った。
 
 キンコルは気が遠くなるような心地だった。
 他者を踏み台にして何かを成し遂げる人間。それはよもや、在し荒ぶる神に等しい存在すらも対象にしたものだとは思わなかった。
 
 交錯した視線の先にある小春の瞳は吸い込まれるような美しい薄桃色が浮かんでいる。ボイジャーである前に一人の人間であるという言葉が能力で反復して膨らんでいった。

「言い訳するわけでも、自慢するわけでもないけどさ。私も結構、手を汚して生きて来たんだよね。TD2Pや政府が公表している悪魔の僕の討伐数は事実に即していない。本当であれば公表されている5倍程度の悪魔の僕を排除して来た。中には悪魔の僕っぽい唯の一般人も多く混じっていただろう。私は強いから殆どの者は私に抵抗することも一矢報いることもできずに鏖殺されていった。
 その点、私はそこら辺の悪魔の僕のよりもよっぽど悪魔染みてるだろうね。私の英雄像はそんなちっぽけの死を凝縮して出来上がった屍の山の上にあるものさ」

 小春は膝を屈めて、エイドリアンと同じ目線の高さで向き合う。

「幻滅したかな?」
「……」
 キンコルは唇をぐっと噛み締めて、食い入るように小春を見つめた。

「………。僕は貴方が悪人であるなんて絶対に思わない。世界を救いたいというその言葉が真実であるということも理解できます。
 しかし、これでもボイジャーを目指す身。僕の本懐を遂げるためにはどうしたってカテゴリー5の反転個体との対立は避けられません」
  
 彼の心に澱のようにのしかかっていた言葉が口から離れていく。

「どうして僕をこんな怪物と引き合わせたんですか?」

 ーーー

 小春は決まりが悪そうに視線を僅かに逸らした。

「私がこれを言ったらお終いなんだけどさ」
 表情に影が差す。
「ボイジャーでは。夢想世界でのみ最強たり得る我々では、本当の意味で世界の形を変えることが出来ないんだ」

「そんなこと…。夢の力で狂ってしまった世界は、夢の力でしか凌駕できません。悪魔の僕が究極反転で現実で最強を獲得するように、いつか我々もその力を手に入れることで二つの世界を人類の元へと取り戻すんです!その可能性を秘めているのは人類の叡智の結晶であるボイジャーだけなんですから‼︎」

 いつのまにか泥濘の上で横臥していた澐仙は、その彼の言葉に反応した。

「まるで、歴史をなぞるようだな」
「なんだと!?」
 諍いを防ぐように小春は続ける。
「エイドリアン。君は人間を辞める覚悟がある。同じ世界平和を願う者同士、君に私と同じ運命を歩ませるのはあまりに酷で、生産性が低い選択に思えるんだ。
 それに、君が世界を救うための手段は必ずしもボイジャーという形でなければならないというわけではないんだよ」

「何を。言っていることの意味がわかりません」

 困惑するエイドリアンに対し、対照的に澐仙は明朗な様子だった。


「なるほどのぅ、此度の訪問は単なる参拝ではないということじゃな」

「あぁ。これからはガチのお願いなんだ。
 仙ちゃん。一緒に大陸軍を滅ぼした戦友の頼みだと思って聞いて欲しい。
 どうか…」

 そこでようやくエイドリアンに悪寒が訪れた。

「エイドリアンがために協力してくれないか‼︎」
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