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2章 5年前
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王の命によって召集される円卓には固定された定員はなかったが、王を含めて奇数であるというしきたりがある。
結論を下すために催されるのだから当然である。
アーデルベルトもまた、このしきたりに従い、8人を呼び出した。
公爵家からはリッカ、レノ、ユーリエの3家。3家ともに王子の臣籍降下により興り、未だ国において大きな力を持っている。
侯爵家からはマティアス。マティアスは宰相であり、有力貴族だからというよりは行政府のトップとしての人選である。
他、教皇庁、学術院、司法院、軍部がそれぞれ代表を出し、アーデルベルトを加えた9名が今回の決定に関わることとなった。
議題は言わずもがな、王太子の地位をどうするかである。
9者のうちの7者がまず、4対3に分かれた。
王太后カテリーナの実家であるリッカ公爵家はもちろんのこと、レノ公爵家、教皇庁と軍部がジークヴァルトを推し、対してユーリエ公爵家と学術院、司法院がエルンスト側についた。
普段から何かと対立しがち、更には王妃の実家であるビッドナー子爵家がユーリエ派ということもあり、リッカとユーリエが結論を意にすることは想定通りだった。しかしながら、レノ公爵のみならず、教皇庁と軍部が揃ってジークヴァルト側に立ったことに、アーデルベルトは驚く。
確かに母の出身からすればジークヴァルトの方が上である。が、少なくとも教皇庁が民衆の声に耳を傾けざる得ないと踏んでいたし、軍部もまた、民衆寄りの立場を取ることが多かったからだ。
先にジークヴァルトを軍に出したのは間違いだったかと思案しつつ、アーデルベルトはジークヴァルトの優勢の現状がこの後どう動くかと考える。
残るは2者。
まだ何の発言もしていないマティアス侯爵フェルディナンドは、リッカ公爵家の後押しで宰相位についたうえに、奥方はレノ公爵の妹でもある。
例え自身が票を投じたところでエルンストは勝てないという状況に一瞬迷いこそしたものの、結局はエルンストに1票を投じる。
本来王位を狙う場所になかったアーデルベルトは王座に対する執着はさしてない。更には自身の息子を次代に据えようという野心が大きいわけではないのだが、興味がないわけではない。
何よりも彼は、戦争によって高められた自身の地位をよく理解していた。
貴族の理論がどうあれ、この国の民衆の多くは英雄アーデルベルトの治世とその子の次代に期待している。ジークヴァルトが自ら後継者争いから降りようとしたのも、その期待に反することを懸念したからである。
それらを理解しているからこそ、しきたりに反し、フェルディナンドの選択を前に自身の票を投じた。
フェルディナンドただ1人を残し、4対4と拮抗した状況に、皆の視線が集まる。
アーデルベルトの先の一手は、フェルディナンドに対する牽制でもある。
ティトゥーリアの頭脳とも呼ばれるこの優秀な行政官は、直面した現実を前にどのような選択をするのか。アーデルベルトはちらりと、表情を変えることのない家臣をのぞき見る。
フェルディナンドは無表情のまま、円卓を囲むメンバーへと順に視線を向け、最後にアーデルベルトを見る。
手を口元に当て、しばらく思案をし。
最後に口角を緩める。
実際には4対4、ではない。
アーデルベルトの背後には国民がいる。
国民の圧倒的な支援を受けた彼が自身の王子に票を投じた時点で、他の7者の票がさしたる意味をなさないものと知る宰相は、その片隅で懸念をする。
さしたる意味がないのと、まったく意味のないのとは異なる。
貴族はエルンストに従うか。
子爵家出身の母を持つ王子に、その劣勢をはねのけてなお、王座に座る覚悟はあるのか。
エルンストは今年、13になる。
リッカ派と評されることの多いフェルディナンドは、直接エルンストと話す機会を多く持っていたわけではないが、その数度の記憶から、ぎりぎりのところで思案する。
そして、宰相は告げた。
「私は票を投じません」
「フェルディナント!」
まったく予想していなかった発言に、リッカ公爵が思わず席を立つ。
公爵の支援を受けたとは言え、ゲオルグ3世その人に、20代にして宰相位を与えられたティトゥーリアの頭脳は、迷うことなく言を継ぐ。
ジークヴァルト殿下の優秀さはよく存じております。
ですが、戦火の時に在って王冠を戴き、我が国を勝利へと導いてくださった陛下の御意志に従うことこそがこの国の在るべき姿と存じます。
ただ、エルンスト殿下は御年13、未だ成人なされていない殿下が、王に相応しい器量をお持ちなのか、この臣には判断付きかねます。
エルンスト殿下は陛下ではございません。
陛下を支持する民衆の支持が、エルンスト殿下にそのまま向けられるとは限りません。
王妃様のご出身が、貴族社会に波紋を落とすこともまた、事実でございます。
王が貴族を敵に回すわけにもいかないのです。
エルンストの器量を図りかねている。
そう、無礼極まりない言葉も臆することなく告げた宰相の豪胆さにアーデルベルトは笑い出しそうになる。
マティアス侯爵家はリッカ公爵家とも縁が深いし、レノ公爵家に至っては奥方の実家でもある。それらを意に介すことなく告げるフェルディナンドの誠実さは、他のどの参加者の言葉よりも響く。
フェルディナンドは続けた。
「今日、私は陛下の御意志に従います。故に陛下、王の鈴を当家に賜ることはかないませんでしょうか」
「余の、鈴を?」
彼の口から発せられた「王の鈴」という言葉にアーデルベルトの表情が変わる。
アーデルベルトだけではない、円卓に集まった者の皆が宰相の意とするところに気付く。
「私の子らは必ず役に立ちましょう」
「臣は、陛下の決断の正しきことを信じております」
この円卓の後、アーデルベルトの第1王子であるエルンストが王太子に任じられ、彼の婚約者、将来の王妃候補としてマティウス侯爵シェイラが指名された。
また、その報告は早馬によってシレジアのジークヴァルトの元にも伝えられた。
絶句したジークヴァルトの前に、王都より早馬を駆けさせてきた男は膝をつく。
まだ少年の顔立ちを残す彼は、ジークヴァルトのよく知る者だった。
ヴィリー=マティアス。
マティアス侯爵家の次男はまだ学術院の生徒であったというのに、そこを飛び出し、軍属を決めたのである。
結論を下すために催されるのだから当然である。
アーデルベルトもまた、このしきたりに従い、8人を呼び出した。
公爵家からはリッカ、レノ、ユーリエの3家。3家ともに王子の臣籍降下により興り、未だ国において大きな力を持っている。
侯爵家からはマティアス。マティアスは宰相であり、有力貴族だからというよりは行政府のトップとしての人選である。
他、教皇庁、学術院、司法院、軍部がそれぞれ代表を出し、アーデルベルトを加えた9名が今回の決定に関わることとなった。
議題は言わずもがな、王太子の地位をどうするかである。
9者のうちの7者がまず、4対3に分かれた。
王太后カテリーナの実家であるリッカ公爵家はもちろんのこと、レノ公爵家、教皇庁と軍部がジークヴァルトを推し、対してユーリエ公爵家と学術院、司法院がエルンスト側についた。
普段から何かと対立しがち、更には王妃の実家であるビッドナー子爵家がユーリエ派ということもあり、リッカとユーリエが結論を意にすることは想定通りだった。しかしながら、レノ公爵のみならず、教皇庁と軍部が揃ってジークヴァルト側に立ったことに、アーデルベルトは驚く。
確かに母の出身からすればジークヴァルトの方が上である。が、少なくとも教皇庁が民衆の声に耳を傾けざる得ないと踏んでいたし、軍部もまた、民衆寄りの立場を取ることが多かったからだ。
先にジークヴァルトを軍に出したのは間違いだったかと思案しつつ、アーデルベルトはジークヴァルトの優勢の現状がこの後どう動くかと考える。
残るは2者。
まだ何の発言もしていないマティアス侯爵フェルディナンドは、リッカ公爵家の後押しで宰相位についたうえに、奥方はレノ公爵の妹でもある。
例え自身が票を投じたところでエルンストは勝てないという状況に一瞬迷いこそしたものの、結局はエルンストに1票を投じる。
本来王位を狙う場所になかったアーデルベルトは王座に対する執着はさしてない。更には自身の息子を次代に据えようという野心が大きいわけではないのだが、興味がないわけではない。
何よりも彼は、戦争によって高められた自身の地位をよく理解していた。
貴族の理論がどうあれ、この国の民衆の多くは英雄アーデルベルトの治世とその子の次代に期待している。ジークヴァルトが自ら後継者争いから降りようとしたのも、その期待に反することを懸念したからである。
それらを理解しているからこそ、しきたりに反し、フェルディナンドの選択を前に自身の票を投じた。
フェルディナンドただ1人を残し、4対4と拮抗した状況に、皆の視線が集まる。
アーデルベルトの先の一手は、フェルディナンドに対する牽制でもある。
ティトゥーリアの頭脳とも呼ばれるこの優秀な行政官は、直面した現実を前にどのような選択をするのか。アーデルベルトはちらりと、表情を変えることのない家臣をのぞき見る。
フェルディナンドは無表情のまま、円卓を囲むメンバーへと順に視線を向け、最後にアーデルベルトを見る。
手を口元に当て、しばらく思案をし。
最後に口角を緩める。
実際には4対4、ではない。
アーデルベルトの背後には国民がいる。
国民の圧倒的な支援を受けた彼が自身の王子に票を投じた時点で、他の7者の票がさしたる意味をなさないものと知る宰相は、その片隅で懸念をする。
さしたる意味がないのと、まったく意味のないのとは異なる。
貴族はエルンストに従うか。
子爵家出身の母を持つ王子に、その劣勢をはねのけてなお、王座に座る覚悟はあるのか。
エルンストは今年、13になる。
リッカ派と評されることの多いフェルディナンドは、直接エルンストと話す機会を多く持っていたわけではないが、その数度の記憶から、ぎりぎりのところで思案する。
そして、宰相は告げた。
「私は票を投じません」
「フェルディナント!」
まったく予想していなかった発言に、リッカ公爵が思わず席を立つ。
公爵の支援を受けたとは言え、ゲオルグ3世その人に、20代にして宰相位を与えられたティトゥーリアの頭脳は、迷うことなく言を継ぐ。
ジークヴァルト殿下の優秀さはよく存じております。
ですが、戦火の時に在って王冠を戴き、我が国を勝利へと導いてくださった陛下の御意志に従うことこそがこの国の在るべき姿と存じます。
ただ、エルンスト殿下は御年13、未だ成人なされていない殿下が、王に相応しい器量をお持ちなのか、この臣には判断付きかねます。
エルンスト殿下は陛下ではございません。
陛下を支持する民衆の支持が、エルンスト殿下にそのまま向けられるとは限りません。
王妃様のご出身が、貴族社会に波紋を落とすこともまた、事実でございます。
王が貴族を敵に回すわけにもいかないのです。
エルンストの器量を図りかねている。
そう、無礼極まりない言葉も臆することなく告げた宰相の豪胆さにアーデルベルトは笑い出しそうになる。
マティアス侯爵家はリッカ公爵家とも縁が深いし、レノ公爵家に至っては奥方の実家でもある。それらを意に介すことなく告げるフェルディナンドの誠実さは、他のどの参加者の言葉よりも響く。
フェルディナンドは続けた。
「今日、私は陛下の御意志に従います。故に陛下、王の鈴を当家に賜ることはかないませんでしょうか」
「余の、鈴を?」
彼の口から発せられた「王の鈴」という言葉にアーデルベルトの表情が変わる。
アーデルベルトだけではない、円卓に集まった者の皆が宰相の意とするところに気付く。
「私の子らは必ず役に立ちましょう」
「臣は、陛下の決断の正しきことを信じております」
この円卓の後、アーデルベルトの第1王子であるエルンストが王太子に任じられ、彼の婚約者、将来の王妃候補としてマティウス侯爵シェイラが指名された。
また、その報告は早馬によってシレジアのジークヴァルトの元にも伝えられた。
絶句したジークヴァルトの前に、王都より早馬を駆けさせてきた男は膝をつく。
まだ少年の顔立ちを残す彼は、ジークヴァルトのよく知る者だった。
ヴィリー=マティアス。
マティアス侯爵家の次男はまだ学術院の生徒であったというのに、そこを飛び出し、軍属を決めたのである。
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