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I.少女が本を抱く理由
日陰の家
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中心部から港の方へ進んだ住宅街。「こっちだ」と言われるままに僕は進むけど、その道はだんだんと奥まって行く。
「適当に進んでないだろうな」
「信じろよ俺を」
僕は唸りながらだけどとりあえずついて行った。
広い道から横道に入ると、途端に風の止むような家が密集した場所になる。さっきまではチラホラ行き交う人が居たというのに、ここでは誰も居ないみたいだ。
どこか遠くで犬が吠える声だけが響いて聞こえる。
僕らの靴音も壁に反響して響いていた。
ほのかに青白く光っているみたいに見える家々に人は住んでいるんだろうか。そうも疑いたくなるくらいの静かさだった。
「なんか気味悪いんだけど……」
「気のせいだ。邪気なら払ってきただろ?」
ジャッジはどんどん前に進み、そして目的地の家を指した。
「ここが?」
「入ってみようぜ」
それはなんでもないただの民家。でも周りの家に比べれば築年数が経っているのかもしれない。
壁の白漆喰が少々剥がれ落ちて木板が見えているし、窓下の極小スペースの庭から伸びたツタがその窓を外から見えなくしていた。
ジャッジはそこの扉に近づく。ドアベルを鳴らすのかと思いきや、迷わずにドアノブを握って引いている。
「お、おい!」
僕が止めるのも間に合わずに扉が開いた。
鍵がかかっていなかったらしい。
見知らぬ家に勝手に入るのはそりゃ躊躇うけど、中が廃墟になっていると分かったら僕は躊躇いつつも中へ足を踏み入れた。
先導するジャッジは「汚ねえな」と舌打ちを鳴らしながらも部屋の奥へ進んでいく。
「ここは何? その息子が住んでた家とか?」
「まあ。大体そんなもんだ」
倒されたタンスや椅子の間を縫うようにして進むしかない。
だいぶ物が散乱しているけど、少しひらけたスペースになっている所にはテイクアウトの食品ゴミやタバコの吸い殻と空箱がまとめてある。
きっと若者の溜まり場になっているんだろう。小物類には年季が入っているけど、ゴミ類は最近のものだった。
「なんかの実験施設だったのかもな」
そう言ってジャッジが僕に紙を一枚拾い上げて見せてくる。
何かの企画書。難しい専門用語が多く書かれた内容だった。僕はそれを軽く眺めたらジャッジに渡す。
「だったのかもな。って何だよ。お前が連れて来たんだろう?」
奥の部屋には崖に向けて飛び出したベランダがあった。
ちょうど今の太陽の位置だと光は一切部屋に入って来ない。だけど光源はここにしか無い。
薄暗くて湿った部屋は陰湿な空気を醸し出していて、いつもチャラけているジャッジの横顔も少々神妙なものへと演出する。
ジャッジはベランダから真冬の街並みを眺めながら白い息を吐いていた。
「親子そろって悲劇だよな。いや、親子だから同じ人生を辿るってわけなのか」
「……それって格好付けてるの? 真面目?」
「真面目、真面目。スティラン・トリスの人生を嘆いているのさ」
感傷に浸る男をよそに、僕の頭にはすぐにピンと来た。
「それだよ! 思い出した!」
急に大きな声を上げるからジャッジは迷惑そうになる。
構わずに僕は嬉しい気持ちで言う。
「警察がアルゼレアのことを聞いて来た時だ。その名前が出て来たんだよ」
「ええ? スティラン・トリスの名前か?」
「うん。そうだ。間違いない!」
しかしジャッジは喜んでくれるどころか「おいおい」となった。
窓辺で透かしている場合じゃないと僕の元へ駆け寄ってくる。そして早口に僕に話した。
「トリスって言ったら最悪の科学者。禁止されている生物兵器開発の後継者で、今も逃げ回って研究を続けてるってウワサだ。国際指名手配の大犯罪者じゃねえか!」
それを聞いて、えっ。となる。
太陽に雲がさしてより一層寒さが増すのか。それとも単に僕の背筋が凍っているのか。
「お前どーすんだよ」
「どうって」
その時カランッと近くの場所で空き缶が転がった。
こんな話を誰かに聞かれたらと肩を震わす僕だったけど、ジャッジは「猫だ」と言った。確かにその方にはキャットフードが床に撒かれている。
「なあ、フォルクス」
ジャッジが僕の名を呼んで振り向かせた。
「そんなもんと関わるだけで間違いなく死刑になるぞ」
しかと言い聞かされた。
僕はジャッジの暗い色の瞳を交互に見て、唇を振るわせるが何にも出てきはしない。
忠告された「大犯罪者」と「死刑」にどう向き合えば良いのか。特にこんな場所でジャッジなんかに言われたものだから混乱していた。
「な、なんでお前がそんな事……」
知っているんだよ。と、いつもの事だけ口からようやく出てくる。
ニュースも新聞も僕の方が気にして見ているはずだ。そんな裏情報があるなら、むしろそれに詳しかったジャッジのことだって恐ろしくなるのは普通だろう。
「前の客でそういう話が出たからだって」
「前の客って何だよ」
今朝のカフェでの話で気になった「それ系の職業って何だよ」も、僕は言う。
ジャッジは頭を掻きながら答えられないと首を振った。だんだんイラついてくると卓上を強めに叩きつける。
いつもの乱暴さもこんな時だからか攻撃的に感じてしまう。
「とにかくだ。その女とはもう会おうとするな」
言い方は強く冷静に。それだけを告げると僕を通り越して家を出て行こうとした。
僕はその場に留まっていて、頭ではパニックにならないよう冷静さを取り戻そうと努力している。
また側ではカラン……と、空き缶が動く。
「猫だ」とジャッジが言ってくれないと、暗い日陰の家の中では何かおぞましい者でも暮らしているんじゃないか。なんて良からぬ妄想の方が膨らんでしまった。
「ちょ、ちょっと待ってよ!」
慌てて引き返して一層暗がりが深まる中へと飛び込んだ。
後ろの光が作る僕の影が行く手を見えなくして、倒れる家具や小物類にぶつかってばかりだ。
「うおぁっ!?」
足元の紙資料を踏んだせいか盛大に横滑りで転んでしまう。
何かに肩をぶつけて「痛い」と呟いた。
「す、すみません」
「ああ、いや。こちらこそ。ごめ……」
誰かと話す僕がおかしいと気付いた瞬間、僕は叫びながら走り出す。
出入り口ではちょうど戸口をまたぐジャッジの後ろ姿が見えている。だとしたら。いや、考えたくない。
「わあああああ!!」なんて。根性のない大人の男の叫び声にジャッジはこっちを振り返る。僕はそいつを押し出すつもりでこの家を脱出した。
「適当に進んでないだろうな」
「信じろよ俺を」
僕は唸りながらだけどとりあえずついて行った。
広い道から横道に入ると、途端に風の止むような家が密集した場所になる。さっきまではチラホラ行き交う人が居たというのに、ここでは誰も居ないみたいだ。
どこか遠くで犬が吠える声だけが響いて聞こえる。
僕らの靴音も壁に反響して響いていた。
ほのかに青白く光っているみたいに見える家々に人は住んでいるんだろうか。そうも疑いたくなるくらいの静かさだった。
「なんか気味悪いんだけど……」
「気のせいだ。邪気なら払ってきただろ?」
ジャッジはどんどん前に進み、そして目的地の家を指した。
「ここが?」
「入ってみようぜ」
それはなんでもないただの民家。でも周りの家に比べれば築年数が経っているのかもしれない。
壁の白漆喰が少々剥がれ落ちて木板が見えているし、窓下の極小スペースの庭から伸びたツタがその窓を外から見えなくしていた。
ジャッジはそこの扉に近づく。ドアベルを鳴らすのかと思いきや、迷わずにドアノブを握って引いている。
「お、おい!」
僕が止めるのも間に合わずに扉が開いた。
鍵がかかっていなかったらしい。
見知らぬ家に勝手に入るのはそりゃ躊躇うけど、中が廃墟になっていると分かったら僕は躊躇いつつも中へ足を踏み入れた。
先導するジャッジは「汚ねえな」と舌打ちを鳴らしながらも部屋の奥へ進んでいく。
「ここは何? その息子が住んでた家とか?」
「まあ。大体そんなもんだ」
倒されたタンスや椅子の間を縫うようにして進むしかない。
だいぶ物が散乱しているけど、少しひらけたスペースになっている所にはテイクアウトの食品ゴミやタバコの吸い殻と空箱がまとめてある。
きっと若者の溜まり場になっているんだろう。小物類には年季が入っているけど、ゴミ類は最近のものだった。
「なんかの実験施設だったのかもな」
そう言ってジャッジが僕に紙を一枚拾い上げて見せてくる。
何かの企画書。難しい専門用語が多く書かれた内容だった。僕はそれを軽く眺めたらジャッジに渡す。
「だったのかもな。って何だよ。お前が連れて来たんだろう?」
奥の部屋には崖に向けて飛び出したベランダがあった。
ちょうど今の太陽の位置だと光は一切部屋に入って来ない。だけど光源はここにしか無い。
薄暗くて湿った部屋は陰湿な空気を醸し出していて、いつもチャラけているジャッジの横顔も少々神妙なものへと演出する。
ジャッジはベランダから真冬の街並みを眺めながら白い息を吐いていた。
「親子そろって悲劇だよな。いや、親子だから同じ人生を辿るってわけなのか」
「……それって格好付けてるの? 真面目?」
「真面目、真面目。スティラン・トリスの人生を嘆いているのさ」
感傷に浸る男をよそに、僕の頭にはすぐにピンと来た。
「それだよ! 思い出した!」
急に大きな声を上げるからジャッジは迷惑そうになる。
構わずに僕は嬉しい気持ちで言う。
「警察がアルゼレアのことを聞いて来た時だ。その名前が出て来たんだよ」
「ええ? スティラン・トリスの名前か?」
「うん。そうだ。間違いない!」
しかしジャッジは喜んでくれるどころか「おいおい」となった。
窓辺で透かしている場合じゃないと僕の元へ駆け寄ってくる。そして早口に僕に話した。
「トリスって言ったら最悪の科学者。禁止されている生物兵器開発の後継者で、今も逃げ回って研究を続けてるってウワサだ。国際指名手配の大犯罪者じゃねえか!」
それを聞いて、えっ。となる。
太陽に雲がさしてより一層寒さが増すのか。それとも単に僕の背筋が凍っているのか。
「お前どーすんだよ」
「どうって」
その時カランッと近くの場所で空き缶が転がった。
こんな話を誰かに聞かれたらと肩を震わす僕だったけど、ジャッジは「猫だ」と言った。確かにその方にはキャットフードが床に撒かれている。
「なあ、フォルクス」
ジャッジが僕の名を呼んで振り向かせた。
「そんなもんと関わるだけで間違いなく死刑になるぞ」
しかと言い聞かされた。
僕はジャッジの暗い色の瞳を交互に見て、唇を振るわせるが何にも出てきはしない。
忠告された「大犯罪者」と「死刑」にどう向き合えば良いのか。特にこんな場所でジャッジなんかに言われたものだから混乱していた。
「な、なんでお前がそんな事……」
知っているんだよ。と、いつもの事だけ口からようやく出てくる。
ニュースも新聞も僕の方が気にして見ているはずだ。そんな裏情報があるなら、むしろそれに詳しかったジャッジのことだって恐ろしくなるのは普通だろう。
「前の客でそういう話が出たからだって」
「前の客って何だよ」
今朝のカフェでの話で気になった「それ系の職業って何だよ」も、僕は言う。
ジャッジは頭を掻きながら答えられないと首を振った。だんだんイラついてくると卓上を強めに叩きつける。
いつもの乱暴さもこんな時だからか攻撃的に感じてしまう。
「とにかくだ。その女とはもう会おうとするな」
言い方は強く冷静に。それだけを告げると僕を通り越して家を出て行こうとした。
僕はその場に留まっていて、頭ではパニックにならないよう冷静さを取り戻そうと努力している。
また側ではカラン……と、空き缶が動く。
「猫だ」とジャッジが言ってくれないと、暗い日陰の家の中では何かおぞましい者でも暮らしているんじゃないか。なんて良からぬ妄想の方が膨らんでしまった。
「ちょ、ちょっと待ってよ!」
慌てて引き返して一層暗がりが深まる中へと飛び込んだ。
後ろの光が作る僕の影が行く手を見えなくして、倒れる家具や小物類にぶつかってばかりだ。
「うおぁっ!?」
足元の紙資料を踏んだせいか盛大に横滑りで転んでしまう。
何かに肩をぶつけて「痛い」と呟いた。
「す、すみません」
「ああ、いや。こちらこそ。ごめ……」
誰かと話す僕がおかしいと気付いた瞬間、僕は叫びながら走り出す。
出入り口ではちょうど戸口をまたぐジャッジの後ろ姿が見えている。だとしたら。いや、考えたくない。
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