32 / 46
一刻を争う決断
少し出掛けましょう
しおりを挟む
リーデッヒの仲人でもさせられるのかと嫌な思いをしながら廊下を行く。それとも関係が拗れたから抹殺してくれとかって頼まれるんだろうか。どっちかなら、後の頼みの方が良いな……。
軋む木床はやっぱり王室だとは思えない。豪華な花瓶じゃなくって、庭の花を切って飾ったものが廊下に並べてあるのも可哀想なくらいだ。
……まあ、そもそもセルジオに花を飾る習慣も無かったくらいだし。そこはまあまあ貴族っぽいか。
エントランスと呼ぶに値しない。ただの館の出入り口に女王はいた。もうスラックスは履いてないみたいだ。女王の姿を見つけてから、そう思う。
「何です?」
言葉をかけると女王は振り返る。ひたすらに外を眺めていたから、そこにリーデッヒが居るのかと思ったら居なかった。
「少し出掛けましょう」
「どこに」
「重要な場所にですわ」
すると外に馬車がやってきた。しかし、ニューリアン王室御用達の、真っ赤な馬車とは違っていた。メアネル家紋を付けていない、ただの古い馬車だ。
それに乗り込んだが。俺とテレシア女王の他に人は付けないらしかった。「危なくないですか」と言ったら「あなたがいるでしょう」と言われる。賛同はしなくても、俺は女王に守るように命じられていたことを久しぶりに思い出した。
移動中はいつも通り無言で景色を眺めていられると思った。しかしこの時はやたらと女王が話しかけてくる。
「良い天気ね。今日は皆、仕事にも精が出そうだわ。そういえば社交界を開かなくてちゃね。あなたも出席する?」
「……」
「そうよね。だけど残念ながら『クロノス』への縁談の手紙も届いているのよ? この際、暗殺者なんて辞めてクロノスとして平凡な人生を送ってみたら?」
「……」
無視を決め込んでいると、ふぅ、と女王の鼻の音が届いた。
「反抗期ね」
「……」
前にも思ったが。調子の良さそうな女王と居ると、なんだか気持ちが害される。
馬車は裏道の適当な場所にて止まる。女王が自ら扉を開けて「降りるわ」と言うから手伝った。建物の隙間みたいな場所で本当に何もないが、人も誰も見当たらない。
「こっちよ」
女王はノックもせずに知らない扉を開けて入る。そのうちに馬車は勝手に表通りへと帰っていく。
お忍びで料理店にでも入ったのか。俺の勘が間違っていると言うように、建物に入った瞬間異臭が押し寄せた。女王も「ひどい匂いでしょう?」と言っていて、鼻を押さえながら古い階段を登っていく。
「何かの工場ですか?」
鼻を抑えるまでもない俺が訊く。階段を登り終えると匂いはマシになり、女王が両手を自由にさせて答えた。
「ゴム紐を作っている工場よ」
「ゴム紐?」
何もかもが意味不明だ。
しかし。女王の目的がゴム紐を買いに来たのとは違うとすぐに分かる。
「テレシア!」
「ハンナ!」
最上階の一室にて、見知らぬ夫人と会った。女王と夫人は出会うなり名前を呼び合って抱き合っている。かなり親しい人物だとは誰が見ても分かるだろ。
女王にハンナと呼ばれた細身の夫人が俺を見つける。
「この人が、例の人ね」
何て聞かされているのかは知らないが、俺のことは知っているみたいだ。
「ハンナ。今彼を紹介している時間はないわ」
「ええ、そうね。でも……テレシア。会えて本当に良かった。ずっとあなたのことを心配していたのよ」
もう一度抱き合い、ハンナ夫人の方はそのうちに涙を流していた。
「……そうよね。時間が無いんだもんね。ぐずっ……。私のロッカールームはそっちよ。好きに使って。クロノス様のは既に選んであるから」
そう言って俺と女王は離される。何をさせられるのかと思えば、用意した衣服に着替えろと言う。ハンナ夫人の夫のものだと聞かされた。
言葉少なに伝えたらハンナ夫人は女王のところへ行ったんだろうか。俺は個室に残されていた。
ただの町工場。上階を住居にして過ごしている一般人の家らしい。窓から外を眺めてみると、工場兼住居にした同じような建物が連なっている。
大通りには教会の屋根があって、その向こうにメアネル家の古屋敷がありそうだが建物に隠れて見えない。しかし河辺の森のその奥に、セルジオの城壁の一部が見えた。
こんな景色を見て過ごしながら、ニューリアンの市民は何を考えたりするんだろう……。
トントントンとノックが鳴る。
「準備出来ましたか?」
テレシア女王の声だった。俺はまだ何も衣服を着替えていない。
「ぷふっ」
俺は思わず吹き出す。
「もう。何度も笑わないで」
女王は顔を真っ赤にした。それがますますトマトのようで俺には可笑しい。
ハンナ夫人の衣服に着替え、格好は市民になりすましている。これで表通りを堂々と歩いても何も思われない。トレードマークの黄金色の髪をしまってあると、ますます誰も女王とは気付かないようだ。
しかしその隠し方が面白く。深緑色のスカーフで頭部をすっぽり覆う形に収まった。後ろ髪も前髪も全部スカーフの中に入れ込んであるもんだから、まるで乳児の真似でもしてるみたい。
「ぐふっ」
「もう!」
恥ずかしくても外すことはしないらしく、代わりに早歩きで俺の前を歩いていく。
「迷子にならないでくださいねー」
「あ、あなたこそね!」
ニューリアンの市街地に溢れるような人もいない。それに緑色のトマトは後ろから見ていてもすぐに分かるから助かる。
俺は知らないうちにマリウスのパン屋二号店が出来ていたりしないだろうかと、探しながら女王の後ろに着いて行った。
会話も無くして目的地には着いたようだ。次は何の工場だと構えていたら、そこはどうやら紙や本を扱っているらしい。
看板はあったが、一般客向けの書店とは違うようで。建物内に入ってもカウンターは無いし、店主が出て来るということも無かった。
並な植木と知らないオッサンの肖像画が飾ってある謎の場所だ。一応、清潔感と豪華さだけが微妙にある。
「まるで強盗犯ですね」
隣の緑トマトに向かって言ったら、赤色トマトになってスカーフを掴み取った。
腰まで長い黄金色の髪がふわっと現れるのは少し綺麗だったが……。
「これ以上の侮辱は許しませんよ。クロノス」
「……はい」
ひどく反り返っている前髪のことは笑わないであげた方が良いんだろう。
「ところで良いんですか? こんなところで素性を出しても」
「良くはないけど仕方がないでしょう? からかわれるのが嫌なんだもの」
ふん、と顔を背けてから、どこかの扉を開けて勝手に行く。俺はその後ろに続いた。
外から見た感じだと小さめのビルだったが。隣の建物と連結しているのか、まっすぐ歩くだけでもかなり歩ける。
それにしても長い通路だ。切れかかった電球で飾りも何もない。しかも右や左やと不規則に曲がられると俺は方向感覚を失わされる。
最後はひとつの扉にぶち当たった。
女王が開く。先の部屋から眩しい光が通路にまで伸びてきた。
(((毎週[月火]の2話更新
(((次話は明日17時に投稿します
Threads → kusakabe_natsuho
Instagram → kusakabe_natsuho
軋む木床はやっぱり王室だとは思えない。豪華な花瓶じゃなくって、庭の花を切って飾ったものが廊下に並べてあるのも可哀想なくらいだ。
……まあ、そもそもセルジオに花を飾る習慣も無かったくらいだし。そこはまあまあ貴族っぽいか。
エントランスと呼ぶに値しない。ただの館の出入り口に女王はいた。もうスラックスは履いてないみたいだ。女王の姿を見つけてから、そう思う。
「何です?」
言葉をかけると女王は振り返る。ひたすらに外を眺めていたから、そこにリーデッヒが居るのかと思ったら居なかった。
「少し出掛けましょう」
「どこに」
「重要な場所にですわ」
すると外に馬車がやってきた。しかし、ニューリアン王室御用達の、真っ赤な馬車とは違っていた。メアネル家紋を付けていない、ただの古い馬車だ。
それに乗り込んだが。俺とテレシア女王の他に人は付けないらしかった。「危なくないですか」と言ったら「あなたがいるでしょう」と言われる。賛同はしなくても、俺は女王に守るように命じられていたことを久しぶりに思い出した。
移動中はいつも通り無言で景色を眺めていられると思った。しかしこの時はやたらと女王が話しかけてくる。
「良い天気ね。今日は皆、仕事にも精が出そうだわ。そういえば社交界を開かなくてちゃね。あなたも出席する?」
「……」
「そうよね。だけど残念ながら『クロノス』への縁談の手紙も届いているのよ? この際、暗殺者なんて辞めてクロノスとして平凡な人生を送ってみたら?」
「……」
無視を決め込んでいると、ふぅ、と女王の鼻の音が届いた。
「反抗期ね」
「……」
前にも思ったが。調子の良さそうな女王と居ると、なんだか気持ちが害される。
馬車は裏道の適当な場所にて止まる。女王が自ら扉を開けて「降りるわ」と言うから手伝った。建物の隙間みたいな場所で本当に何もないが、人も誰も見当たらない。
「こっちよ」
女王はノックもせずに知らない扉を開けて入る。そのうちに馬車は勝手に表通りへと帰っていく。
お忍びで料理店にでも入ったのか。俺の勘が間違っていると言うように、建物に入った瞬間異臭が押し寄せた。女王も「ひどい匂いでしょう?」と言っていて、鼻を押さえながら古い階段を登っていく。
「何かの工場ですか?」
鼻を抑えるまでもない俺が訊く。階段を登り終えると匂いはマシになり、女王が両手を自由にさせて答えた。
「ゴム紐を作っている工場よ」
「ゴム紐?」
何もかもが意味不明だ。
しかし。女王の目的がゴム紐を買いに来たのとは違うとすぐに分かる。
「テレシア!」
「ハンナ!」
最上階の一室にて、見知らぬ夫人と会った。女王と夫人は出会うなり名前を呼び合って抱き合っている。かなり親しい人物だとは誰が見ても分かるだろ。
女王にハンナと呼ばれた細身の夫人が俺を見つける。
「この人が、例の人ね」
何て聞かされているのかは知らないが、俺のことは知っているみたいだ。
「ハンナ。今彼を紹介している時間はないわ」
「ええ、そうね。でも……テレシア。会えて本当に良かった。ずっとあなたのことを心配していたのよ」
もう一度抱き合い、ハンナ夫人の方はそのうちに涙を流していた。
「……そうよね。時間が無いんだもんね。ぐずっ……。私のロッカールームはそっちよ。好きに使って。クロノス様のは既に選んであるから」
そう言って俺と女王は離される。何をさせられるのかと思えば、用意した衣服に着替えろと言う。ハンナ夫人の夫のものだと聞かされた。
言葉少なに伝えたらハンナ夫人は女王のところへ行ったんだろうか。俺は個室に残されていた。
ただの町工場。上階を住居にして過ごしている一般人の家らしい。窓から外を眺めてみると、工場兼住居にした同じような建物が連なっている。
大通りには教会の屋根があって、その向こうにメアネル家の古屋敷がありそうだが建物に隠れて見えない。しかし河辺の森のその奥に、セルジオの城壁の一部が見えた。
こんな景色を見て過ごしながら、ニューリアンの市民は何を考えたりするんだろう……。
トントントンとノックが鳴る。
「準備出来ましたか?」
テレシア女王の声だった。俺はまだ何も衣服を着替えていない。
「ぷふっ」
俺は思わず吹き出す。
「もう。何度も笑わないで」
女王は顔を真っ赤にした。それがますますトマトのようで俺には可笑しい。
ハンナ夫人の衣服に着替え、格好は市民になりすましている。これで表通りを堂々と歩いても何も思われない。トレードマークの黄金色の髪をしまってあると、ますます誰も女王とは気付かないようだ。
しかしその隠し方が面白く。深緑色のスカーフで頭部をすっぽり覆う形に収まった。後ろ髪も前髪も全部スカーフの中に入れ込んであるもんだから、まるで乳児の真似でもしてるみたい。
「ぐふっ」
「もう!」
恥ずかしくても外すことはしないらしく、代わりに早歩きで俺の前を歩いていく。
「迷子にならないでくださいねー」
「あ、あなたこそね!」
ニューリアンの市街地に溢れるような人もいない。それに緑色のトマトは後ろから見ていてもすぐに分かるから助かる。
俺は知らないうちにマリウスのパン屋二号店が出来ていたりしないだろうかと、探しながら女王の後ろに着いて行った。
会話も無くして目的地には着いたようだ。次は何の工場だと構えていたら、そこはどうやら紙や本を扱っているらしい。
看板はあったが、一般客向けの書店とは違うようで。建物内に入ってもカウンターは無いし、店主が出て来るということも無かった。
並な植木と知らないオッサンの肖像画が飾ってある謎の場所だ。一応、清潔感と豪華さだけが微妙にある。
「まるで強盗犯ですね」
隣の緑トマトに向かって言ったら、赤色トマトになってスカーフを掴み取った。
腰まで長い黄金色の髪がふわっと現れるのは少し綺麗だったが……。
「これ以上の侮辱は許しませんよ。クロノス」
「……はい」
ひどく反り返っている前髪のことは笑わないであげた方が良いんだろう。
「ところで良いんですか? こんなところで素性を出しても」
「良くはないけど仕方がないでしょう? からかわれるのが嫌なんだもの」
ふん、と顔を背けてから、どこかの扉を開けて勝手に行く。俺はその後ろに続いた。
外から見た感じだと小さめのビルだったが。隣の建物と連結しているのか、まっすぐ歩くだけでもかなり歩ける。
それにしても長い通路だ。切れかかった電球で飾りも何もない。しかも右や左やと不規則に曲がられると俺は方向感覚を失わされる。
最後はひとつの扉にぶち当たった。
女王が開く。先の部屋から眩しい光が通路にまで伸びてきた。
(((毎週[月火]の2話更新
(((次話は明日17時に投稿します
Threads → kusakabe_natsuho
Instagram → kusakabe_natsuho
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
フェンディー海峡【読み切り・創作神話】
草壁なつ帆
ファンタジー
不漁により移動を余儀なくされた民族がある。その中でメイという少年は、夜中の海辺で人魚と出会う。
ひとりであると寂しそうにメイに寄り添う彼女だが。
「あなたも行ってしまうのね」
人魚との別れ。そしてこの出会いにより、メイと民族の未来は……。
(((小説家になろうとアルファポリスで投稿しています。
*+:。.。☆°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝。.。:+*
シリーズ【トマトの惑星】
草壁なつ帆が書く、神と神人と人による大テーマ。他タイトルの短編・長編小説が歴史絵巻のように繋がる物語です。
シリーズの開幕となる短編「神様わたしの星作りchapter_One」をはじめとし、読みごたえのある長編小説も充実(*´-`)あらすじまとめを作成しました!気になった方は是非ご確認下さい。
絵の具と切符とペンギンと【短編・完結済み】
草壁なつ帆
ファンタジー
少年と女の子の出会いの物語。彼女は不思議な絵を描くし、連れている相棒も不思議生物だった。飛び出した二人の冒険は絆と小さな夢をはぐくむ。
*+:。.。☆°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝。.。:+*
シリーズ【トマトの惑星】
始まりは創造神の手先の不器用さ……。
『神と神人と人による大テーマ』
他タイトルの短編・長編小説が、歴史絵巻のように繋がる物語です。
シリーズの開幕となる短編小説「神様わたしの星作りchapter_One」をはじめとし、読みごたえのある長編小説も充実(*´-`)あらすじまとめを作成しました!気になった方は是非ご確認下さい。
鋼と甘夏【短編・完結済み】
草壁なつ帆
ファンタジー
ルーナとマーカスによるラブロマンス短編小説。
売れないピアニストだったルーナは初めての大舞台で失敗をしてしまう。そのとき出会ったマーカスという指揮官は、冷酷な顔と瞳で人を寄せ付けない雰囲気を纏っていた。
ルーナはセルジオ王国での徴兵期間彼に入る。そこで再びマーカスと出会うと、彼に惹かれていた心を知ることになった。だがしかし恋は、つぼみを付ける前に萎れてしまった。悪運の運びによってもう二度と二人が出会うことはないと、どちらも思っていた……。
*+:。.。☆°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝。.。:+*
シリーズ【トマトの惑星】
神と神人と人による大テーマ。他タイトルの短編・長編小説が歴史絵巻のように繋がる物語です。シリーズの開幕となる短編「神様わたしの星作りchapter_One」をはじめとし、読みごたえのある長編小説も充実(*´-`)
シリーズあらすじと各小説へのアクセスをまとめました!是非ご確認下さい。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
神様わたしの星作り_chapter Two【短編・完結済み】
草壁なつ帆
ファンタジー
神様わたしの星作り chapter One の続きの物語。
ここは私が見守る砂地の星。ゾンビさんたちが暮らす小さな楽園です。
穏やかな暮らしは平和だけど少しつまらない。それに私が作ろうとしたのって、ゾンビの惑星でしたっけ?
では、神様らしく滅ぼそうではありませんか!
その決断は実行されるわけですが。予期せぬ自体もおこりまして……。
さくっと読める文字量です。ぜひお目を通しください。
(((小説家になろう、アルファポリスに投稿しています。
*+:。.。☆°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝。.。:+*
シリーズ【トマトの惑星】
草壁なつ帆が書く、神と神人と人による大テーマ。他タイトルの短編・長編小説が歴史絵巻のように繋がる物語です。
シリーズの開幕となる短編「神様わたしの星作りchapter_One」をはじめとし、読みごたえのある長編小説も充実(*´-`)あらすじまとめを作成しました!気になった方は是非ご確認下さい。
僕たち
知人さん
青春
主人公の男子高校生が幼い頃、
亡くなったはずの兄弟と再会するが、
再会できた場所は心、精神の中で
自由に自分の身体に兄弟を呼び出す事が
可能。
だけど身体を使わせるたびに体調が
悪化していき、主人公の男性は
ある日、学校で倒れてしまう。
四十二歳の冴えない男が、恋をして、愛を知る。
只野誠
恋愛
今まで恋愛とは無縁の冴えない男が恋をして、やがて愛を知る。
大人のラブストーリーとは言えない、そんな拙い恋物語。
【完結済み】全四十話+追加話
初日に九話まで公開、後は一日ごとに一話公開。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる