25 / 46
一刻を争う決断
恋の悩み2
しおりを挟む
淡色の瞳が伏せられたまま。女王は語った。
「カイロニア王国が、アスタリカ勢力の宣戦布告を受け入れた年。わたくしの夫はカイロニア王国の陥没を予想しました。しかし当時はまだアスタリカ勢力の規模が測りきれなかった頃。夫の予防線を張る政治にとうとう貴族たちが痺れを切らせ、館に忍び込んで毒殺を。幻覚や幻聴に怯えながら死んでいく夫が、最後に呼んだのがわたくしの名前でしたわ。あれほど酷い死を見ていたにも関わらず、わたくしは夫を想うどころか、夫が死んだ後のことばかりを考えていたような……」
女王が顔をあげる。凛々しく強い女性だとは言い切れない。どこか柔らかい印象を与えそうな顔が俺を見た。
「そんな冷たい人間がどうしてリーデッヒの瀕死に涙を流せたのでしょうか?」
俺への質問にて語りは終わった。
「……えーっと。何から言ったら良いのか」
「何か分かるのですか?」
「逆になんで分からないんですか」
すると女王は前のめりになってくる。
「教えてちょうだい!」
女王の肩紐がペロンとまた落ちた。俺がサッと視線を逸らすのも、今の話題からはぐらかされたものだと勘違いし、女王が体を曲げながら視界の中へ追いかけてくる。
「あなたが悩みを打ち明けなさいと言ったのでしょう? しっかりわたくしに寄り添いなさいな!」
その度、胸元の境界線が際どくなることもある。
「分かりましたから。肩紐が落ちてます」
「えっ? ああ。また」
何でもないみたいに肩紐を上げた。「で、何なの?」と、話を進めようとするところを見てると、いよいよ耐えるのも嫌になった。
「テレシア女王。男を寝室に入れてその無防備な格好は何のつもりなんです? 俺のことを誘ってるんですか?」
「……へ?」
「へ? じゃないです」
クローゼットの場所を聞き、俺からそこへスタスタ歩いていく。手頃なカーディガンを取ったら直接手渡すのも不服になって、女王の腰あたりのシーツの上に投げて渡した。
「貞操を守るって意味。分かります?」
カーディガンに袖を通していた女王が手を止め、瞬間で顔を赤くさせる。
「そ、それをどうしてわたくしに今言うのですか」
「乱れてるから言ってるんです。試しに俺が襲いましょうか。簡単ですよ?」
「ばっ、ばば馬鹿なことを言わないで! 重罪ですわよ!!」
慌てた女王は急いでカーディガンを身に付け、ボタンもしっかり全部閉じていた。そしてシーツも首の辺りまで引き寄せて身を守った。
ふん、と俺は鼻で息をつく。その辺の椅子を持ってきてベッドの近くで座った。それでも女王はシーツをギュッと握りしめて俺に警戒している。そうそう。これくらいが正しい距離だ。
それで……何から話したらいいのか。本当に考えながら女王の部屋をぐるりと眺めている。骨董品や絵画の少ない質素な部屋だが、ひとつだけ死別した夫と撮った写真が壁に掛かってるのを見つけた。
「……政略結婚ってどんな気持ちでするんですか?」
軽く聞いてみたが、女王の方は相当疑っている。
「わたくしは既婚者ですわよ……」
「違いますって。結婚するまでにどれくらい恋愛をするのかなって思っただけです」
話の趣旨が分かると答えてくれた。
「他の方はわからないけど。わたくしの場合は三、四度は食事をしましたわ」
「少ないですね」
「いいえ。多い方だと思うわ。誓約を兼ねた挨拶と、その次家に到着する二回だけしか顔を合わせないというところもあるようですから」
「……へえ」
政略結婚を結んだメアネル・テレシア嬢。政略的な結婚なんて何世代も前の話だ。こんな古風な生活は空想物語でしか知らない。だから俺はとある物語みたいなことを言った。
「女王は恋をしていることに気付いてないんじゃないですか?」
それを聞いた女王はぼんやりとした眼差しで俺のことを眺め、二回くらいまばたきをしたか。でも次の瞬きでは眉間の皺も寄った。
「何その反応」
「恋はもちろんしてますわ?」
「どの辺が?」
女王は指折りしながら何かを考えてる。しかし「嫌よ。恥ずかしい」と、途中でやめてしまった。
別にそれはいい。こっちだって勢いで聞いてしまっただけで内容までは知りたくなかったから。
「単純な話、王が死ぬのと愛人が死ぬのではだいぶ違うでしょう。女王と王は二人で国を守っていたわけで、王が死んだということは女王が欠けたところの穴埋めをしなくちゃならない。泣いてる場合じゃないと動けるなんて優秀です」
褒めるつもりじゃなかったが。ついうっかり口から出てしまった。
「……それで?」
しかし女王は褒められたことよりも、対比になる愛人が死んだ場合を知りたがる。
「愛人が死んだ時は何もありません。会えなくなることに悲しんだり、寂しさで泣くことはあるでしょうけど、大抵それっきりです」
後半はあっさり完結したことで、女王が「それだけ?」と聞いたくらいだ。
「あまり信じられそうにない話ですわね」
「そうですか。まっ、俺には配偶者も愛人も居ませんから」
よいしょと椅子から立ち、俺はもうこの部屋を出ていく。女王の悩みも分かったし。これ以上色恋の話に付き合っていたくもない。
ドアノブが言うことを聞いて外に出られた。扉を閉めたらその影からガレロが出てきて俺は普通に驚いた。
「な、なんだよ」
「テレシア様の様子はどうだ」
扉の外から聞き耳を立てていたが、ベッドの側で話した内容までは聞き取れなかったんだと。だから俺が出てくるまでずっと立ち尽くしてたのか。この変態め。
「別に何でもないっていうか。リーデッヒとの関係に悩んでるだけだ。次は俺じゃなくって手頃な女兵士を放り込め」
「しかしそれだと重罪だ」
「はいはい。じゃあ、今度女王に会ったらお前から言っとけ。心配させる男なんかやめとけってな。そしたらお前も重罪で死刑かもな」
はっはっは、と作り笑いを聞かせながら俺はガレロを置いていく。主人想いは良いことだが、自分らで解決しとけってやつだ。
廊下を数歩行ったところでコンコンとガレロが女王の部屋をノックしていた。思った通り律儀な男だ。さっそく重罪か。ちょっと見てやろうと思って振り返ったんだ。
「テレシア様。お言葉だけで失礼致します。クロノスからの伝言です『心配させる男なんかやめとけ』と」
おいおいおいおい。
駆け足で戻った時にはガレロは扉を閉めていた。
「何を勝手に伝えてんだよ!?」
「テレシア様が『分かりました』と」
「返事を聞いてるんじゃねえ!!」
飛び掛かってもガレロは巨人だ。腕を掴んでも振り解かれるし、足を持っても俺を引きずったまま廊下を歩いて行ける。
(((毎週[月火]の2話更新
(((次話は来週月曜日17時に投稿します
Threads → kusakabe_natsuho
Instagram → kusakabe_natsuho
「カイロニア王国が、アスタリカ勢力の宣戦布告を受け入れた年。わたくしの夫はカイロニア王国の陥没を予想しました。しかし当時はまだアスタリカ勢力の規模が測りきれなかった頃。夫の予防線を張る政治にとうとう貴族たちが痺れを切らせ、館に忍び込んで毒殺を。幻覚や幻聴に怯えながら死んでいく夫が、最後に呼んだのがわたくしの名前でしたわ。あれほど酷い死を見ていたにも関わらず、わたくしは夫を想うどころか、夫が死んだ後のことばかりを考えていたような……」
女王が顔をあげる。凛々しく強い女性だとは言い切れない。どこか柔らかい印象を与えそうな顔が俺を見た。
「そんな冷たい人間がどうしてリーデッヒの瀕死に涙を流せたのでしょうか?」
俺への質問にて語りは終わった。
「……えーっと。何から言ったら良いのか」
「何か分かるのですか?」
「逆になんで分からないんですか」
すると女王は前のめりになってくる。
「教えてちょうだい!」
女王の肩紐がペロンとまた落ちた。俺がサッと視線を逸らすのも、今の話題からはぐらかされたものだと勘違いし、女王が体を曲げながら視界の中へ追いかけてくる。
「あなたが悩みを打ち明けなさいと言ったのでしょう? しっかりわたくしに寄り添いなさいな!」
その度、胸元の境界線が際どくなることもある。
「分かりましたから。肩紐が落ちてます」
「えっ? ああ。また」
何でもないみたいに肩紐を上げた。「で、何なの?」と、話を進めようとするところを見てると、いよいよ耐えるのも嫌になった。
「テレシア女王。男を寝室に入れてその無防備な格好は何のつもりなんです? 俺のことを誘ってるんですか?」
「……へ?」
「へ? じゃないです」
クローゼットの場所を聞き、俺からそこへスタスタ歩いていく。手頃なカーディガンを取ったら直接手渡すのも不服になって、女王の腰あたりのシーツの上に投げて渡した。
「貞操を守るって意味。分かります?」
カーディガンに袖を通していた女王が手を止め、瞬間で顔を赤くさせる。
「そ、それをどうしてわたくしに今言うのですか」
「乱れてるから言ってるんです。試しに俺が襲いましょうか。簡単ですよ?」
「ばっ、ばば馬鹿なことを言わないで! 重罪ですわよ!!」
慌てた女王は急いでカーディガンを身に付け、ボタンもしっかり全部閉じていた。そしてシーツも首の辺りまで引き寄せて身を守った。
ふん、と俺は鼻で息をつく。その辺の椅子を持ってきてベッドの近くで座った。それでも女王はシーツをギュッと握りしめて俺に警戒している。そうそう。これくらいが正しい距離だ。
それで……何から話したらいいのか。本当に考えながら女王の部屋をぐるりと眺めている。骨董品や絵画の少ない質素な部屋だが、ひとつだけ死別した夫と撮った写真が壁に掛かってるのを見つけた。
「……政略結婚ってどんな気持ちでするんですか?」
軽く聞いてみたが、女王の方は相当疑っている。
「わたくしは既婚者ですわよ……」
「違いますって。結婚するまでにどれくらい恋愛をするのかなって思っただけです」
話の趣旨が分かると答えてくれた。
「他の方はわからないけど。わたくしの場合は三、四度は食事をしましたわ」
「少ないですね」
「いいえ。多い方だと思うわ。誓約を兼ねた挨拶と、その次家に到着する二回だけしか顔を合わせないというところもあるようですから」
「……へえ」
政略結婚を結んだメアネル・テレシア嬢。政略的な結婚なんて何世代も前の話だ。こんな古風な生活は空想物語でしか知らない。だから俺はとある物語みたいなことを言った。
「女王は恋をしていることに気付いてないんじゃないですか?」
それを聞いた女王はぼんやりとした眼差しで俺のことを眺め、二回くらいまばたきをしたか。でも次の瞬きでは眉間の皺も寄った。
「何その反応」
「恋はもちろんしてますわ?」
「どの辺が?」
女王は指折りしながら何かを考えてる。しかし「嫌よ。恥ずかしい」と、途中でやめてしまった。
別にそれはいい。こっちだって勢いで聞いてしまっただけで内容までは知りたくなかったから。
「単純な話、王が死ぬのと愛人が死ぬのではだいぶ違うでしょう。女王と王は二人で国を守っていたわけで、王が死んだということは女王が欠けたところの穴埋めをしなくちゃならない。泣いてる場合じゃないと動けるなんて優秀です」
褒めるつもりじゃなかったが。ついうっかり口から出てしまった。
「……それで?」
しかし女王は褒められたことよりも、対比になる愛人が死んだ場合を知りたがる。
「愛人が死んだ時は何もありません。会えなくなることに悲しんだり、寂しさで泣くことはあるでしょうけど、大抵それっきりです」
後半はあっさり完結したことで、女王が「それだけ?」と聞いたくらいだ。
「あまり信じられそうにない話ですわね」
「そうですか。まっ、俺には配偶者も愛人も居ませんから」
よいしょと椅子から立ち、俺はもうこの部屋を出ていく。女王の悩みも分かったし。これ以上色恋の話に付き合っていたくもない。
ドアノブが言うことを聞いて外に出られた。扉を閉めたらその影からガレロが出てきて俺は普通に驚いた。
「な、なんだよ」
「テレシア様の様子はどうだ」
扉の外から聞き耳を立てていたが、ベッドの側で話した内容までは聞き取れなかったんだと。だから俺が出てくるまでずっと立ち尽くしてたのか。この変態め。
「別に何でもないっていうか。リーデッヒとの関係に悩んでるだけだ。次は俺じゃなくって手頃な女兵士を放り込め」
「しかしそれだと重罪だ」
「はいはい。じゃあ、今度女王に会ったらお前から言っとけ。心配させる男なんかやめとけってな。そしたらお前も重罪で死刑かもな」
はっはっは、と作り笑いを聞かせながら俺はガレロを置いていく。主人想いは良いことだが、自分らで解決しとけってやつだ。
廊下を数歩行ったところでコンコンとガレロが女王の部屋をノックしていた。思った通り律儀な男だ。さっそく重罪か。ちょっと見てやろうと思って振り返ったんだ。
「テレシア様。お言葉だけで失礼致します。クロノスからの伝言です『心配させる男なんかやめとけ』と」
おいおいおいおい。
駆け足で戻った時にはガレロは扉を閉めていた。
「何を勝手に伝えてんだよ!?」
「テレシア様が『分かりました』と」
「返事を聞いてるんじゃねえ!!」
飛び掛かってもガレロは巨人だ。腕を掴んでも振り解かれるし、足を持っても俺を引きずったまま廊下を歩いて行ける。
(((毎週[月火]の2話更新
(((次話は来週月曜日17時に投稿します
Threads → kusakabe_natsuho
Instagram → kusakabe_natsuho
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
リモネフィロソフィ【完結済み・短編】
草壁なつ帆
ファンタジー
大金を騙し取る詐欺師のリモネ。今回のターゲットは売れっ子小説家のリヴァイだ。いつものように色目を使って近付く三段だったが、あろうことかリヴァイはリモネに大金にもなるコレクションの絵画を全て渡してしまう。これに味を占めたリモネだったが、リヴァイの行動が怪しく思え、一旦は引き返すのだが……。
リモネの理念(フィロソフィ)に基づいた思い切りのある行動が魅力の作品です!また、別作の短編小説『絵の具と切符とペンギンと』の続きの物語にもなっています。是非そちらも読みやすいお話なので読んでみてくださいね!
懐妊を告げずに家を出ます。最愛のあなた、どうかお幸せに。
梅雨の人
恋愛
最愛の夫、ブラッド。
あなたと共に、人生が終わるその時まで互いに慈しみ、愛情に溢れる時を過ごしていけると信じていた。
その時までは。
どうか、幸せになってね。
愛しい人。
さようなら。
絵の具と切符とペンギンと【短編・完結済み】
草壁なつ帆
ファンタジー
少年と女の子の出会いの物語。彼女は不思議な絵を描くし、連れている相棒も不思議生物だった。飛び出した二人の冒険は絆と小さな夢をはぐくむ。
*+:。.。☆°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝。.。:+*
シリーズ【トマトの惑星】
始まりは創造神の手先の不器用さ……。
『神と神人と人による大テーマ』
他タイトルの短編・長編小説が、歴史絵巻のように繋がる物語です。
シリーズの開幕となる短編小説「神様わたしの星作りchapter_One」をはじめとし、読みごたえのある長編小説も充実(*´-`)あらすじまとめを作成しました!気になった方は是非ご確認下さい。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
【完結】亡き冷遇妃がのこしたもの〜王の後悔〜
なか
恋愛
「セレリナ妃が、自死されました」
静寂をかき消す、衛兵の報告。
瞬間、周囲の視線がたった一人に注がれる。
コリウス王国の国王––レオン・コリウス。
彼は正妃セレリナの死を告げる報告に、ただ一言呟く。
「構わん」……と。
周囲から突き刺さるような睨みを受けても、彼は気にしない。
これは……彼が望んだ結末であるからだ。
しかし彼は知らない。
この日を境にセレリナが残したものを知り、後悔に苛まれていくことを。
王妃セレリナ。
彼女に消えて欲しかったのは……
いったい誰か?
◇◇◇
序盤はシリアスです。
楽しんでいただけるとうれしいです。
【完結】王太子妃の初恋
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
カテリーナは王太子妃。しかし、政略のための結婚でアレクサンドル王太子からは嫌われている。
王太子が側妃を娶ったため、カテリーナはお役御免とばかりに王宮の外れにある森の中の宮殿に追いやられてしまう。
しかし、カテリーナはちょうど良かったと思っていた。婚約者時代からの激務で目が悪くなっていて、これ以上は公務も社交も難しいと考えていたからだ。
そんなカテリーナが湖畔で一人の男に出会い、恋をするまでとその後。
★ざまぁはありません。
全話予約投稿済。
携帯投稿のため誤字脱字多くて申し訳ありません。
報告ありがとうございます。
貴方が側妃を望んだのです
cyaru
恋愛
「君はそれでいいのか」王太子ハロルドは言った。
「えぇ。勿論ですわ」婚約者の公爵令嬢フランセアは答えた。
誠の愛に気がついたと言われたフランセアは微笑んで答えた。
※2022年6月12日。一部書き足しました。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。
史実などに基づいたものではない事をご理解ください。
※話の都合上、残酷な描写がありますがそれがざまぁなのかは受け取り方は人それぞれです。
表現的にどうかと思う回は冒頭に注意喚起を書き込むようにしますが有無は作者の判断です。
※更新していくうえでタグは幾つか増えます。
※作者都合のご都合主義です。
※リアルで似たようなものが出てくると思いますが気のせいです。
※爵位や言葉使いなど現実世界、他の作者さんの作品とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
フェンディー海峡【読み切り・創作神話】
草壁なつ帆
ファンタジー
不漁により移動を余儀なくされた民族がある。その中でメイという少年は、夜中の海辺で人魚と出会う。
ひとりであると寂しそうにメイに寄り添う彼女だが。
「あなたも行ってしまうのね」
人魚との別れ。そしてこの出会いにより、メイと民族の未来は……。
(((小説家になろうとアルファポリスで投稿しています。
*+:。.。☆°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝。.。:+*
シリーズ【トマトの惑星】
草壁なつ帆が書く、神と神人と人による大テーマ。他タイトルの短編・長編小説が歴史絵巻のように繋がる物語です。
シリーズの開幕となる短編「神様わたしの星作りchapter_One」をはじめとし、読みごたえのある長編小説も充実(*´-`)あらすじまとめを作成しました!気になった方は是非ご確認下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる