振り返るといつもの君がいたような気がした。僕が助けた少女は有名なシンガーソングライターだった。『君の歌と僕の夢……。』

大学生活を満喫予定の亮介は、バイト代をつぎ込んで買ったバイクを取りに行く。

 その途中、美桜という少女を助けたのだが、彼女の代わりに自分が交通事故に巻き込まれてしまう。

 事故の入院とリハビリテーションの為、留年してしまう亮介。

 新入生として登校した大学のキャンパスで美桜と再会する。

 彼女はシンガーソングライター。学業に専念する為に、芸能界を引退したということであった。

 ある日、父の転勤により彼の住む家をシェアハウスにする事になり、亮介の高校生時代の恋人篠原昌子が同居する事になる。その後を追うように美桜と彼女の所属する芸能事務所の社長、綾も押し掛けてくる。

 更に幼馴染みのタレント桃山桃子も加わり、女だらけのシェアハウスが誕生した。

 綾に見出だされて芸能界デビューする昌子。
 
 歌手としての復帰を熱望される美桜、実は彼女には芸能界を引退、歌を歌いたくないという理由があったのだった。

 綾の依頼で、芸能界の仕事を始める亮介。彼に与えられた仕事は、焼身スタント、投身スタントなどのスタントマンの仕事であった。
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