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10-01 普通かもしれない一日*※(玩具)
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荒んだゲブラーからの呼び出しから、一週間近くが経ったころ。いつものように雑用に打ちこんでいたノイナの携帯が鳴る。
「もしもし」
『ノイナ』
以前のものとは違う落ち着いたその声に驚きつつ、ノイナは返事をした。いつも通りにホテルの場所を伝えた彼は、珍しく急かすようなことは言わなかった。
『それじゃ、待ってるからね』
「あ、はい……」
ノイナの返事を待って、電話は切れる。妙なゲブラーからの電話に、ノイナはまた不機嫌なのかと勘繰ってしまう。
いつもの癖で急いでホテルに向かったノイナは、警戒した様子で扉を開ける。だが罠のようなものはなく、室内の空気も特に異常はなさそうだった。
「思ったより早かったね」
「あ……なんか、急いで来ちゃいました」
「えぇーなにそれ、そんなに早く俺に会いたかったの?」
「違いますけど」
相変わらずつれないなぁと言いながら、ゲブラーはシャワーを浴びてきていいとノイナに言う。どうやら彼は先に済ませていたらしく、よく見ればまだ髪が濡れていた。
言われるままシャワーを浴びて身体を綺麗にしたあと、バスローブに袖を通して寝室に向かう。そしてベッドに置かれた玩具や拘束具を見て、ノイナは顔を引き攣らせた。
(今日は玩具か……)
「じゃあ、さっそく始めようか」
縄を持っていい笑顔を浮かべるゲブラーに、思わずため息が出てしまいそうになる。この玩具を使ったプレイは拘束も加わるため、けっこう身体に来てしまうのだ。
裸になった状態でまず両腕をがっちりとベッドのヘッドボードに固定して縛られる。そして仰向けに寝そべったあと太ももと足首をまとめて縛られ、ベッドの足に縄を通して固定されてしまう。
そうすれば、大事な場所を恥ずかしげもなく晒した状態で身体は動かなくなる。
「身体、痛くない?」
「今のところは……これ、長時間するとけっこうキツイんですよ」
「分かってるよ。そんなに長く遊ばないからさ」
どうやら今回はすんなり終わるつもりらしく、ノイナは安心する。一晩中あれを味わおうものなら、絶対に腰かどこかをやってしまうだろう。
「にしても……あれあれ、ノイナ、縛っただけなのにここが濡れてるよ?」
「……気のせいです」
「気のせいじゃないよ、ほら」
惜しげもなく開かれた秘裂を彼の指がなぞれば、愛液がとろりとこぼれ落ちていく。熱いものが肌を伝っていく感触に、自分の身体がどうなっているのかを理解したノイナはかっと顔を赤くした。
「そんなに玩具で遊ぶの気に入ってくれた? ノイナ、イきっぱなしだったもんねぇ」
「気に入るわけないでしょう……!」
「え? じゃあ、俺とセックスするほうが好き?」
「へ……? ま、まぁ、玩具を突っ込まれて延々とイかされるよりは……」
といってもゲブラーとの行為もあんまり変わらないなと思い、ノイナは苦笑を浮かべてしまう。
それを聞いたゲブラーはなぜか上機嫌そうに笑うと、外気に触れているせいかひくひくと震える秘処に舌を這わせた。
「ひぅっ」
「ん……、こんなにどろどろにして、ノイナのここはすっかりセックス中毒だね」
「それは、貴方が好き勝手、んっ、弄り回す、からでしょう……!」
「あは、否定しないんだ」
「否定もします……!」
話している間もゲブラーの舌はいやらしく割れ目をなぞって、愛液をすすり、ちゅうちゅうと小さな突起に吸い付いてくる。それを必死に耐えていれば、彼はそこから口を離して用意していたものを彼女の身体につけ始める。
最初に取り出した円筒状の小型のバイブは、既に硬くなって主張している乳頭に貼り付けられる。スイッチが入ればそれは小刻みに震え始め、敏感になったそこをじわじわと刺激していく。
「早く俺とシたいノイナには申し訳ないけど、せっかくここまで準備したんだし、じっくり味わっておきなよ」
「うっ……」
「ほら、ノイナの大好きなこれもあるからさ」
そう言ってゲブラーはいい笑顔で歪な形のディルド型のバイブを手にした。それを見たノイナは顔を青くして、イヤイヤと首を横に振る。
「恥ずかしがらなくってもいいんだよ。あ、今回はちゃんとノイナが何回イくか数えてあげるから」
「しなくていい、でっ、ひゃ、あんっ」
無機質で冷たさを感じさせるものが中に入ってきて、思わずノイナは声を上げてしまう。ずぷずぷと遠慮なく奥深くまで刺さったそれは胎の口あたりまでしっかりと捉えて、同時に根本あたりで枝分かれしたイボ付きの細かい突起がピンポイントに陰核を抑える。
「はい、スイッチオン」
「ひぎゅっ」
中でぶるぶると震え始めるそれに、ノイナはびくりと身体を震わせる。しっかりと身体を拘束された状態で弱点を嬲られ続ければ、身体まで機械になってしまったかのように簡単に快感を吐き出していく。
「あぅっ、んんっ、や、これ、やだっ」
最奥をじっくりと刺激され、ディルドについていた突起も尿道側の弱い場所を振動と共にくすぐる。そのうえ陰核までも機械的に犯されてしまえば、駆け上がってくるように絶頂が迫ってくる。
「ひぅっ、あっ、あぁっ、いくっ、いくぅっ」
どこで果てたのかも分からないくらい全身に快感が溢れて、足先ががくがくと震える。けれど中の玩具は止まらずに、イったばかりの中を嬲り続ける。
「んぁ、あぅっ、ぅうっ」
「はぁ……バイブを咥えてぴくぴくするノイナ……とっても可愛いね」
あられもない格好でバイブを突っ込まれ、快感に震えるノイナの姿を、ゲブラーは愉しそうに見つめている。
けれど以前の彼はもっとテンションが高く、ことあるごとに強弱を操作したりバイブを抜き挿ししたりしてノイナを翻弄した。激しすぎて何度か意識が飛んで、その度に絶頂の快感で叩き起こされるくらいに。
それに比べれば、その日のゲブラーは大人しかった。それでも、ノイナへの責めをすぐに止めることはせずに、そのまま指折りながら彼女が果てる回数を数えていた。
「もう、もうむりっ、あっ、ゲブラー、とめ、てっ、くださいっ」
「前回はもうちょっと頑張れたでしょ? ん、すごい、お尻まで愛液と潮でびっしょびしょ。乳首も真っ赤になって……ここはひくひくしっぱなし」
「ひゃ、ぁあっ!」
ぐっとバイブを押し込まれ、あっさりとノイナは何度目かの絶頂に襲われる。ぎゅうっと身体がバイブを食んでもやはりそれは止まらず、容赦なく彼女を責め立てる。
「んー……」
ぐりぐりとバイブを手で動かしながらも、ゲブラーはどこか面白くなさそうな顔で唸っている。なにか機嫌を損ねるようなことをしたかと一瞬ノイナが焦ると、そこでぴたりと振動が止んだ。
「これくらいでいいかな。お疲れ様、ノイナ」
ずるっとそれが引き抜かれ、胸についていたものもようやく外される。それでも中も秘芯もひくひくと痙攣し続けて、身体はずっと気怠くなっていた。
「はぁ……」
ゲブラーに縄も解いてもらい、ノイナはようやく身体を伸ばして息を吐いた。やはり玩具で責められるのはかなりハードなのだ。
ベッドの上で伸びていると、ぎしりとベッドが軋む。なにかと思い視線をあげれば、いつの間にか自分の上には裸のゲブラーがいた。
「ちょ、っと、ゲブラー、休憩を……」
「やぁだ」
「もしもし」
『ノイナ』
以前のものとは違う落ち着いたその声に驚きつつ、ノイナは返事をした。いつも通りにホテルの場所を伝えた彼は、珍しく急かすようなことは言わなかった。
『それじゃ、待ってるからね』
「あ、はい……」
ノイナの返事を待って、電話は切れる。妙なゲブラーからの電話に、ノイナはまた不機嫌なのかと勘繰ってしまう。
いつもの癖で急いでホテルに向かったノイナは、警戒した様子で扉を開ける。だが罠のようなものはなく、室内の空気も特に異常はなさそうだった。
「思ったより早かったね」
「あ……なんか、急いで来ちゃいました」
「えぇーなにそれ、そんなに早く俺に会いたかったの?」
「違いますけど」
相変わらずつれないなぁと言いながら、ゲブラーはシャワーを浴びてきていいとノイナに言う。どうやら彼は先に済ませていたらしく、よく見ればまだ髪が濡れていた。
言われるままシャワーを浴びて身体を綺麗にしたあと、バスローブに袖を通して寝室に向かう。そしてベッドに置かれた玩具や拘束具を見て、ノイナは顔を引き攣らせた。
(今日は玩具か……)
「じゃあ、さっそく始めようか」
縄を持っていい笑顔を浮かべるゲブラーに、思わずため息が出てしまいそうになる。この玩具を使ったプレイは拘束も加わるため、けっこう身体に来てしまうのだ。
裸になった状態でまず両腕をがっちりとベッドのヘッドボードに固定して縛られる。そして仰向けに寝そべったあと太ももと足首をまとめて縛られ、ベッドの足に縄を通して固定されてしまう。
そうすれば、大事な場所を恥ずかしげもなく晒した状態で身体は動かなくなる。
「身体、痛くない?」
「今のところは……これ、長時間するとけっこうキツイんですよ」
「分かってるよ。そんなに長く遊ばないからさ」
どうやら今回はすんなり終わるつもりらしく、ノイナは安心する。一晩中あれを味わおうものなら、絶対に腰かどこかをやってしまうだろう。
「にしても……あれあれ、ノイナ、縛っただけなのにここが濡れてるよ?」
「……気のせいです」
「気のせいじゃないよ、ほら」
惜しげもなく開かれた秘裂を彼の指がなぞれば、愛液がとろりとこぼれ落ちていく。熱いものが肌を伝っていく感触に、自分の身体がどうなっているのかを理解したノイナはかっと顔を赤くした。
「そんなに玩具で遊ぶの気に入ってくれた? ノイナ、イきっぱなしだったもんねぇ」
「気に入るわけないでしょう……!」
「え? じゃあ、俺とセックスするほうが好き?」
「へ……? ま、まぁ、玩具を突っ込まれて延々とイかされるよりは……」
といってもゲブラーとの行為もあんまり変わらないなと思い、ノイナは苦笑を浮かべてしまう。
それを聞いたゲブラーはなぜか上機嫌そうに笑うと、外気に触れているせいかひくひくと震える秘処に舌を這わせた。
「ひぅっ」
「ん……、こんなにどろどろにして、ノイナのここはすっかりセックス中毒だね」
「それは、貴方が好き勝手、んっ、弄り回す、からでしょう……!」
「あは、否定しないんだ」
「否定もします……!」
話している間もゲブラーの舌はいやらしく割れ目をなぞって、愛液をすすり、ちゅうちゅうと小さな突起に吸い付いてくる。それを必死に耐えていれば、彼はそこから口を離して用意していたものを彼女の身体につけ始める。
最初に取り出した円筒状の小型のバイブは、既に硬くなって主張している乳頭に貼り付けられる。スイッチが入ればそれは小刻みに震え始め、敏感になったそこをじわじわと刺激していく。
「早く俺とシたいノイナには申し訳ないけど、せっかくここまで準備したんだし、じっくり味わっておきなよ」
「うっ……」
「ほら、ノイナの大好きなこれもあるからさ」
そう言ってゲブラーはいい笑顔で歪な形のディルド型のバイブを手にした。それを見たノイナは顔を青くして、イヤイヤと首を横に振る。
「恥ずかしがらなくってもいいんだよ。あ、今回はちゃんとノイナが何回イくか数えてあげるから」
「しなくていい、でっ、ひゃ、あんっ」
無機質で冷たさを感じさせるものが中に入ってきて、思わずノイナは声を上げてしまう。ずぷずぷと遠慮なく奥深くまで刺さったそれは胎の口あたりまでしっかりと捉えて、同時に根本あたりで枝分かれしたイボ付きの細かい突起がピンポイントに陰核を抑える。
「はい、スイッチオン」
「ひぎゅっ」
中でぶるぶると震え始めるそれに、ノイナはびくりと身体を震わせる。しっかりと身体を拘束された状態で弱点を嬲られ続ければ、身体まで機械になってしまったかのように簡単に快感を吐き出していく。
「あぅっ、んんっ、や、これ、やだっ」
最奥をじっくりと刺激され、ディルドについていた突起も尿道側の弱い場所を振動と共にくすぐる。そのうえ陰核までも機械的に犯されてしまえば、駆け上がってくるように絶頂が迫ってくる。
「ひぅっ、あっ、あぁっ、いくっ、いくぅっ」
どこで果てたのかも分からないくらい全身に快感が溢れて、足先ががくがくと震える。けれど中の玩具は止まらずに、イったばかりの中を嬲り続ける。
「んぁ、あぅっ、ぅうっ」
「はぁ……バイブを咥えてぴくぴくするノイナ……とっても可愛いね」
あられもない格好でバイブを突っ込まれ、快感に震えるノイナの姿を、ゲブラーは愉しそうに見つめている。
けれど以前の彼はもっとテンションが高く、ことあるごとに強弱を操作したりバイブを抜き挿ししたりしてノイナを翻弄した。激しすぎて何度か意識が飛んで、その度に絶頂の快感で叩き起こされるくらいに。
それに比べれば、その日のゲブラーは大人しかった。それでも、ノイナへの責めをすぐに止めることはせずに、そのまま指折りながら彼女が果てる回数を数えていた。
「もう、もうむりっ、あっ、ゲブラー、とめ、てっ、くださいっ」
「前回はもうちょっと頑張れたでしょ? ん、すごい、お尻まで愛液と潮でびっしょびしょ。乳首も真っ赤になって……ここはひくひくしっぱなし」
「ひゃ、ぁあっ!」
ぐっとバイブを押し込まれ、あっさりとノイナは何度目かの絶頂に襲われる。ぎゅうっと身体がバイブを食んでもやはりそれは止まらず、容赦なく彼女を責め立てる。
「んー……」
ぐりぐりとバイブを手で動かしながらも、ゲブラーはどこか面白くなさそうな顔で唸っている。なにか機嫌を損ねるようなことをしたかと一瞬ノイナが焦ると、そこでぴたりと振動が止んだ。
「これくらいでいいかな。お疲れ様、ノイナ」
ずるっとそれが引き抜かれ、胸についていたものもようやく外される。それでも中も秘芯もひくひくと痙攣し続けて、身体はずっと気怠くなっていた。
「はぁ……」
ゲブラーに縄も解いてもらい、ノイナはようやく身体を伸ばして息を吐いた。やはり玩具で責められるのはかなりハードなのだ。
ベッドの上で伸びていると、ぎしりとベッドが軋む。なにかと思い視線をあげれば、いつの間にか自分の上には裸のゲブラーがいた。
「ちょ、っと、ゲブラー、休憩を……」
「やぁだ」
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