18 / 41
戦いに向けて
17:魔王の資質
しおりを挟む
ちょっとした疑問を抱えながらも体は抵抗せずむしろ足を絡ませて。
更に奥へとエノクを誘うと早速イイ所をグイグイと抉られた。
一際大きな声を上げ痙攣と共に一瞬意識が遠のいてからの激しい脱力感。
力なく風呂の床に倒れ込むがすぐ抱き起こされその状態のままじっと座ることに。
恐らくは傷ついたりんごの体がちゃんと回復するか見ているのだろう。
エノクは真剣な様子でりんごの傷を見つめているけれど。
こちらはまだお尻から敏感な箇所にかけて熱いものが行き交う痺れた感覚がまだ残っている。
「よし。今までで一番早い回復だ。君の基礎体力が上がっている証拠だね」
「で、でも。なんか違うような」
切り傷を治すのにこんなにも大掛かりな必要があるんだろうか。
たぶん、いや、絶対無い。聞かなくてもわかっていること。
「そうだ。違うよ……僕は間違っている」
「そんな強い意味はなくて何となく疑問に思っただけで」
エノクはただ癒そうとしているだけ。あまりにも弱いりんごの強度を
底上げしようとしているだけ。なのはわかっている。
「いくら興奮してもりんごを噛んじゃいけない」
「吸血種ですから血は美味しいですよね」
「味でいうと全然美味しくはないんだけどりんごだと思うと美味しく感じて」
「私は構いませんよ。本気で噛み砕かれるのは多分痛いけど。どうせすぐ直るし」
人間だった頃も殴られたって日が過ぎれば治っていたし痛みも無くなる。
いつしか消えないアザができたり跡のようなものが残ったりもしたけれど、
それも服を着てしまえば誰にも見られない。気づかれない。
体が売り物になると決まってからは露骨には殴られなくなったし。
「昔の僕なら君の体に傷をつけたりしないのに。今はキスにも気をつけないといけない。
でも昔の僕じゃ君には会えなかった」
「沢山喪ったから今の私達が居るんです。もう悲しい思いをしないためにも
今を大事にして、少しくらい思ったのと違ってもいいじゃないですか?」
「……そうだね」
「エノクさんは強くてカッコいい魔物です」
「りんご」
「お尻を撫でるのはいいけど穴をなぞるのは駄目」
最初はしっかり抱きしめていた手が徐々に悪戯にりんごの体に触れだして。
下腹部にまた行くのかと思ったらお尻に伸びた。それ以上触られるのは恥ずかしい。
やんわりと体を移動させて逃げる。
「でも昔はこっちのほうが好きだったし」
「それは嘘ですよね」
「あー……、でも半分は本当。ちゃんと合意の上で何度か」
「今の私は同意しませんから」
「最初はそう言ってたなぁ。あはは、これはきっと同じ道を歩むね」
「貴方が諦めたらいいだけっ」
警戒心を強めたりんごによりこれ以上の風呂は危険と見なされて出る。
エノクは落ち込んだりはせずむしろ楽しそうにしていた。
「お前が欲しがってた物を持ってきたのに何時までも風呂から戻らない。
その辺の奴に呼びに行かせたらりんごと仲良く喘いでるっていうしさ…。
今までずっと待ってたんだけど。何か言う事ある?」
「別に」
「……だと思ったからいいけど」
りんごはずっと自分を探しているというサターヌの元へ行き。エノクも自分の部屋へ
戻る途中の廊下でとてもくたびれた顔の兄に呼び止められた。
その手には欲しがっていた素材の入った小さな手のひらサイズの袋。
「りんごに研究室を見せたりしてたんだ。風呂はそのついで」
「お前のおもちゃ部屋か」
「結果りんごを取り戻したんだ。代償を払った価値がある」
「……」
「匂いも質感も中の温もりも全部同じだ。兄さんもそう感じたろ?」
「さあね。獣人の俺が触れるには木偶は脆すぎるよ」
袋をぽいっとエノクに投げて渡すとさっさと踵を返すキトラ。
「彼女は僕のものだと認めてくれるよね」
兄を煽るように問いかけるとぴたりと彼の足が止まった。
「彼女をここへ転生させる為にどれだけの魔物や人間を殺した」
「そんな些細な事覚えてるとでも?」
「確かにあの子はただの人形じゃない。だからこそお前が不安なんだ。
兄たちが魔物化しただけでも耐え難いだろうに魔王になったら」
「何でそんな心配を?ソイツはりんごが嫌う悪い奴で僕とは関係ない」
「本気でそう思ってるのか」
「冗談で済むならこんな姿にはなってないだろ?
何より僕らは深く愛し合ってる。だからこそ彼女が応えてくれたんだ」
「違う。お前の執着心が彼女を強引に引き寄せた。サターヌも居るしな。
その面ではお前には勝てない。だからって深く愛し合ったかは関係ない」
「ほら出た。自分こそ魔王に相応しいんじゃないか。その傲慢さなら」
「分かってる。だから俺も気をつけるよ。同じ過ちを繰り返さないように」
「……」
そう言ってキトラは二度と振り返らずさっさと帰っていった。
もっと言い返されるのかと思っていたのにあっさりで拍子抜け。
少なくとも少し前の長兄ならばもっと激しく言い返してきたはず。
確認しようもない過去となった自分の最愛を奪われまいと。
りんごの存在をそれだけ真摯に受け止めているということか。
「サターヌごめんね。怒らないで。今度は3人でお風呂入ろう」
「嫌だ。私はこの体になってから一度も野郎に見せてないんだから」
その頃。帰宅途中のりんごとサターヌ。
馬車の中でずっと不機嫌な魔女をなだめ続ける。
「そ、そっか。女の子だもんね」
「女の子って言うなっ」
「ごめんなさいっ」
「あ。ご、ごめん。違うんだよキトラ兄にいつも馬鹿にされててさ。
今日もお嬢ちゃんなんて言われたから。つい。怒ってないよりんごには」
「……いいな。私もそういうのしたいな」
「はあ?」
「兄妹で冗談を言い合うって憧れる。サターヌからしたら許せないことだけど」
ちょっとくらいイジられてもこれぞ仲良し兄弟という感じで。
寂しかったりんごからするととても羨ましい。
「い、いいよ。言ってよ。私に冗談を。これでも元兄さんだし」
「今日もすぅっごく美人ですねお兄様!」
「……」
「お、おこった?」
「いや。……悪く、ないね。お兄様…か。うん」
更に奥へとエノクを誘うと早速イイ所をグイグイと抉られた。
一際大きな声を上げ痙攣と共に一瞬意識が遠のいてからの激しい脱力感。
力なく風呂の床に倒れ込むがすぐ抱き起こされその状態のままじっと座ることに。
恐らくは傷ついたりんごの体がちゃんと回復するか見ているのだろう。
エノクは真剣な様子でりんごの傷を見つめているけれど。
こちらはまだお尻から敏感な箇所にかけて熱いものが行き交う痺れた感覚がまだ残っている。
「よし。今までで一番早い回復だ。君の基礎体力が上がっている証拠だね」
「で、でも。なんか違うような」
切り傷を治すのにこんなにも大掛かりな必要があるんだろうか。
たぶん、いや、絶対無い。聞かなくてもわかっていること。
「そうだ。違うよ……僕は間違っている」
「そんな強い意味はなくて何となく疑問に思っただけで」
エノクはただ癒そうとしているだけ。あまりにも弱いりんごの強度を
底上げしようとしているだけ。なのはわかっている。
「いくら興奮してもりんごを噛んじゃいけない」
「吸血種ですから血は美味しいですよね」
「味でいうと全然美味しくはないんだけどりんごだと思うと美味しく感じて」
「私は構いませんよ。本気で噛み砕かれるのは多分痛いけど。どうせすぐ直るし」
人間だった頃も殴られたって日が過ぎれば治っていたし痛みも無くなる。
いつしか消えないアザができたり跡のようなものが残ったりもしたけれど、
それも服を着てしまえば誰にも見られない。気づかれない。
体が売り物になると決まってからは露骨には殴られなくなったし。
「昔の僕なら君の体に傷をつけたりしないのに。今はキスにも気をつけないといけない。
でも昔の僕じゃ君には会えなかった」
「沢山喪ったから今の私達が居るんです。もう悲しい思いをしないためにも
今を大事にして、少しくらい思ったのと違ってもいいじゃないですか?」
「……そうだね」
「エノクさんは強くてカッコいい魔物です」
「りんご」
「お尻を撫でるのはいいけど穴をなぞるのは駄目」
最初はしっかり抱きしめていた手が徐々に悪戯にりんごの体に触れだして。
下腹部にまた行くのかと思ったらお尻に伸びた。それ以上触られるのは恥ずかしい。
やんわりと体を移動させて逃げる。
「でも昔はこっちのほうが好きだったし」
「それは嘘ですよね」
「あー……、でも半分は本当。ちゃんと合意の上で何度か」
「今の私は同意しませんから」
「最初はそう言ってたなぁ。あはは、これはきっと同じ道を歩むね」
「貴方が諦めたらいいだけっ」
警戒心を強めたりんごによりこれ以上の風呂は危険と見なされて出る。
エノクは落ち込んだりはせずむしろ楽しそうにしていた。
「お前が欲しがってた物を持ってきたのに何時までも風呂から戻らない。
その辺の奴に呼びに行かせたらりんごと仲良く喘いでるっていうしさ…。
今までずっと待ってたんだけど。何か言う事ある?」
「別に」
「……だと思ったからいいけど」
りんごはずっと自分を探しているというサターヌの元へ行き。エノクも自分の部屋へ
戻る途中の廊下でとてもくたびれた顔の兄に呼び止められた。
その手には欲しがっていた素材の入った小さな手のひらサイズの袋。
「りんごに研究室を見せたりしてたんだ。風呂はそのついで」
「お前のおもちゃ部屋か」
「結果りんごを取り戻したんだ。代償を払った価値がある」
「……」
「匂いも質感も中の温もりも全部同じだ。兄さんもそう感じたろ?」
「さあね。獣人の俺が触れるには木偶は脆すぎるよ」
袋をぽいっとエノクに投げて渡すとさっさと踵を返すキトラ。
「彼女は僕のものだと認めてくれるよね」
兄を煽るように問いかけるとぴたりと彼の足が止まった。
「彼女をここへ転生させる為にどれだけの魔物や人間を殺した」
「そんな些細な事覚えてるとでも?」
「確かにあの子はただの人形じゃない。だからこそお前が不安なんだ。
兄たちが魔物化しただけでも耐え難いだろうに魔王になったら」
「何でそんな心配を?ソイツはりんごが嫌う悪い奴で僕とは関係ない」
「本気でそう思ってるのか」
「冗談で済むならこんな姿にはなってないだろ?
何より僕らは深く愛し合ってる。だからこそ彼女が応えてくれたんだ」
「違う。お前の執着心が彼女を強引に引き寄せた。サターヌも居るしな。
その面ではお前には勝てない。だからって深く愛し合ったかは関係ない」
「ほら出た。自分こそ魔王に相応しいんじゃないか。その傲慢さなら」
「分かってる。だから俺も気をつけるよ。同じ過ちを繰り返さないように」
「……」
そう言ってキトラは二度と振り返らずさっさと帰っていった。
もっと言い返されるのかと思っていたのにあっさりで拍子抜け。
少なくとも少し前の長兄ならばもっと激しく言い返してきたはず。
確認しようもない過去となった自分の最愛を奪われまいと。
りんごの存在をそれだけ真摯に受け止めているということか。
「サターヌごめんね。怒らないで。今度は3人でお風呂入ろう」
「嫌だ。私はこの体になってから一度も野郎に見せてないんだから」
その頃。帰宅途中のりんごとサターヌ。
馬車の中でずっと不機嫌な魔女をなだめ続ける。
「そ、そっか。女の子だもんね」
「女の子って言うなっ」
「ごめんなさいっ」
「あ。ご、ごめん。違うんだよキトラ兄にいつも馬鹿にされててさ。
今日もお嬢ちゃんなんて言われたから。つい。怒ってないよりんごには」
「……いいな。私もそういうのしたいな」
「はあ?」
「兄妹で冗談を言い合うって憧れる。サターヌからしたら許せないことだけど」
ちょっとくらいイジられてもこれぞ仲良し兄弟という感じで。
寂しかったりんごからするととても羨ましい。
「い、いいよ。言ってよ。私に冗談を。これでも元兄さんだし」
「今日もすぅっごく美人ですねお兄様!」
「……」
「お、おこった?」
「いや。……悪く、ないね。お兄様…か。うん」
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
義弟の為に悪役令嬢になったけど何故か義弟がヒロインに会う前にヤンデレ化している件。
あの
恋愛
交通事故で死んだら、大好きな乙女ゲームの世界に転生してしまった。けど、、ヒロインじゃなくて攻略対象の義姉の悪役令嬢!?
ゲームで推しキャラだったヤンデレ義弟に嫌われるのは胸が痛いけど幸せになってもらうために悪役になろう!と思ったのだけれど
ヒロインに会う前にヤンデレ化してしまったのです。
※初めて書くので設定などごちゃごちゃかもしれませんが暖かく見守ってください。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
魔法使いと彼女を慕う3匹の黒竜~魔法は最強だけど溺愛してくる竜には勝てる気がしません~
村雨 妖
恋愛
森で1人のんびり自由気ままな生活をしながら、たまに王都の冒険者のギルドで依頼を受け、魔物討伐をして過ごしていた”最強の魔法使い”の女の子、リーシャ。
ある依頼の際に彼女は3匹の小さな黒竜と出会い、一緒に生活するようになった。黒竜の名前は、ノア、ルシア、エリアル。毎日可愛がっていたのに、ある日突然黒竜たちは姿を消してしまった。代わりに3人の人間の男が家に現れ、彼らは自分たちがその黒竜だと言い張り、リーシャに自分たちの”番”にするとか言ってきて。
半信半疑で彼らを受け入れたリーシャだが、一緒に過ごすうちにそれが本当の事だと思い始めた。彼らはリーシャの気持ちなど関係なく自分たちの好きにふるまってくる。リーシャは彼らの好意に鈍感ではあるけど、ちょっとした言動にドキッとしたり、モヤモヤしてみたりて……お互いに振り回し、振り回されの毎日に。のんびり自由気ままな生活をしていたはずなのに、急に慌ただしい生活になってしまって⁉ 3人との出会いを境にいろんな竜とも出会うことになり、関わりたくない竜と人間のいざこざにも巻き込まれていくことに!※”小説家になろう”でも公開しています。※表紙絵自作の作品です。
地味女で喪女でもよく濡れる。~俺様海運王に開発されました~
あこや(亜胡夜カイ)
恋愛
新米学芸員の工藤貴奈(くどうあてな)は、自他ともに認める地味女で喪女だが、素敵な思い出がある。卒業旅行で訪れたギリシャで出会った美麗な男とのワンナイトラブだ。文字通り「ワンナイト」のつもりだったのに、なぜか貴奈に執着した男は日本へやってきた。貴奈が所属する博物館を含むグループ企業を丸ごと買収、CEOとして乗り込んできたのだ。「お前は俺が開発する」と宣言して、貴奈を学芸員兼秘書として側に置くという。彼氏いない歴=年齢、好きな相手は壁画の住人、「だったはず」の貴奈は、昼も夜も彼の執着に翻弄され、やがて体が応えるように……
十年間片思いしていた幼馴染に告白したら、完膚なきまでに振られた俺が、昔イジメから助けた美少女にアプローチを受けてる。
味のないお茶
恋愛
中学三年の終わり、俺。桜井霧都(さくらいきりと)は十年間片思いしていた幼馴染。南野凛音(みなみのりんね)に告白した。
十分以上に勝算がある。と思っていたが、
「アンタを男として見たことなんか一度も無いから無理!!」
と完膚なきまでに振られた俺。
失意のまま、十年目にして初めて一人で登校すると、小学生の頃にいじめから助けた女の子。北島永久(きたじまとわ)が目の前に居た。
彼女は俺を見て涙を流しながら、今までずっと俺のことを想い続けていたと言ってきた。
そして、
「北島永久は桜井霧都くんを心から愛しています。私をあなたの彼女にしてください」
と、告白をされ、抱きしめられる。
突然の出来事に困惑する俺。
そんな俺を追撃するように、
「な、な、な、な……何してんのよアンタ……」
「………………凛音、なんでここに」
その現場を見ていたのは、朝が苦手なはずの、置いてきた幼なじみだった。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
攻略よりも楽しみたい!~モフモフ守護獣の飼い方~
梛桜
恋愛
目が覚めたら知らない天井だった…。なんてテンプレはいりません!
気付けば幼子の姿に、自分ではありえないヒラヒラなドレス。子供には着せたとしても、忙しい主婦にはこれは無い。
しかも夢なんですか?といいたくなるこの状況。
『目が覚めたら、乙女ゲームの高難易度ヒロインになってました☆』
いやいやいや、そんな情報は要りません!突っ込みつつもやっていくしかないこの状況。夢であって欲しいと思いつつも、モフモフパラダイスを目の前に止まれる性格では有りませんでした。
~~~~~
攻略なんてしませんから!の別ルートです。
借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる
しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。
いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに……
しかしそこに現れたのは幼馴染で……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる