12 / 41
レベルアップの方法
11:魔女の淫沼
しおりを挟む
りんごが望むのは痛みのない世界で静かに暮らすこと。
例え前世の記憶が無かったとしても自分を必要としてくれるのなら嬉しいし、
やはり優しくされると情が湧いてくる。激しく体を交えると尚更。
悪い魔王を退治してこの地を少しでも平和に出来たらもっと良い。
そんな理想を魔物の跋扈する世界で持てば人形なりに力を求めるのは当然というもの。
だけどこの世界で強くなるのは正攻法では中々難しいことも知った。
元から強い魔物ならともかく雑魚が成り上がるには心を捨てる覚悟が居る。
「この魔術は魔物と取引きしないと駄目なのか。でも私何も持ってないし奴隷になるのもな。
魔物に蹴られたりしたら即死だろうし、……強くなるって難しい」
翌朝にはさっそくサターヌは防具に使う素材を狩りに行ってしまいりんごは1人留守番。
だが彼女不在の間にこっそりと魔術書を読み庭で実験開始。
回復に専念しろと言われたけれどやはり攻撃のほうが目につく。
「基本は四元素でやっぱり火の魔術…がいいかな。火…火と。これだっ」
魔女としての素質はゼロじゃない必要なのは経験と度胸。
いつも先輩魔女が言っていることだ。中身は男だけど。
心を落ち着かせて。気を操るようにイメージを湧かせて。呪文を詠唱。
「………っ…ぁああ!あちっあち!」
いつもより早く魔術が発動したまでは良かったがうっかり大地を焦がしたり
全然違う事が起こっても諦めずに繰り返し、
最後にやっとしょぼい威力でも火の矢を飛ばせた時は心底嬉しかった。
と、同時に大きな音をたてて腕に思いっきりヒビが入る。
ほんの僅かな時間の出来事でもこれが今の限界だったらしい。
りんごは電池が切れたロボのように意識が途切れてその場に倒れ込んだ。
「攻撃の魔術は特に消耗が激しいから1人でやるなって言ったろ」
目覚めると自宅のベッドに寝ていて、体を隅々までチェックされたのか服は着ておらず全裸だった。
そしてこちらを心配そうに見つめるサターヌ。
いつの間にか帰ってきていたらしい。怒られるだろうか。
「ごめんなさい。サターヌ……でも、どうしても強くなりたくて」
「私が同じ女だから頼りにしてくれない?」
「そうじゃない。皆同じくらいに心配してくれて。それが申し訳なくて」
同じくらいに心配して同じくらいに求めて、でもりんごは1人。
少しずつ不平不満を募らせて争うようになる。
それが嫌だから。とは中々言い出せなかった。
「とにかく今はお前の体を回復させないとね。手も足もヒビだらけだ」
「うん……あれ。あ。あれ。…サターヌ?何で股間におっきいちんちんが」
「毎回エノクの所に行かせる訳にはいかないんでね。あいつに作らせたんだ」
顔ばかり見ていたから気づかなかったけど。軽く羽織っていた服を脱いだら既に全裸で
その股間部には紛れもない男性のモノが。
ベルトかなにかで固定しているのかはよく見えない。
「で、でも種」
「そんなもの無くたって私の力を与えることは造作無い。コレの仕上がりを確認する時が来た」
「……」
こんな楽しそうなサターヌは初めてかもしれない。中身は男性だから快楽を享受できるのは嬉しいのか。
それも自分の主導で。
「エノクは自分に有利になるようにお前の体を改造したのなら私だって手を加えてもいいだろ?」
厚手の袋から取り出した赤黒い液体を自分の股間部分に雑に塗り付けるサターヌ。
「なに?」
「淫魔を何体も切り刻んで得た連中のフェロモン」
「そ。そう。なんだ」
単語は聞き慣れずよく分からないけど感覚では多分エッチなやつだと察する。
「私たち双子は戦闘狂と呼ばれてたけど同じくらい研究熱心でね。…色々と。
エノクはお前を取り戻す知識を求め。私は体の復活とお前を愛でる方法を探してたんだ」
「あの。それ、ちゃんと試験してます?怖い副作用とか無い?」
フェロモン?を塗ったものも怖いし試運転したこともない装置を突っ込まれた瞬間
体が爆発するとかしたら嫌だ。
「私を信じて。ほら。入り口を撫でちゃうよ」
「あ。ああ。……う、うん?…熱くなってきた」
「効いてる証拠だ。どんどん気持ちよくなるからね」
サターヌが上に来て沢山キスをしながらも股間を当ててくる。
薬の塗られた突起物がりんごの柔らかい部分を撫でて。
不安はあるがそれは確かに心地よくじんわり温かい。
「……う。うーん。うーーーん……サターヌ…」
「そ、そろそろ中に…」
「あの。頭の中で…淫魔さんが…いっぱい出てくる」
「え?」
最初は気持ちよさそうにしていたりんごだが段々頭をふって怖がる。
「淫魔さんの団体が襲ってくる…あ…犯さ……あぁあっ…っひぃいんっ」
「なるほど。精神攻撃に全く抵抗力がないのか。それで強い幻覚を見て……」
「こ、こないでっ……あ…いや…いやっひぃいんっ」
幻覚のはずなのに腰を浮かせてビクビクと震え涙目で歯を食いしばる。
潤んでいるのは瞳だけでなく熱く痙攣するソコも。
「凄いイキ顔……どんな犯され方をして…じゃない。待ってて私も一緒に見る!」
「はあはあ…ぁああ」
薬の効果は抜群でエノク特製の男性器も違和感なく使われた。
でも目を閉じると淫魔たちの幻覚が呼び起こされるので今後は使用禁止。
3日間りんごは苦しみ涙目でサターヌに抱かれる結果となってしまう。
なお、他の危険な連中により悪用される事を恐れたサターヌにより
この恐ろしいお薬は封印されることとなった。
こんな惨状をもたらした悪魔のフェロモンだがサターヌは耐性が強いのか良い気分になっただけで
ケロっとしていて、やはり自分は下級な存在なのだろうと少し落ち込んだ。
「体は戻ったけどフェロモンはもう嫌です」
「こんなはずじゃなかったんだけど…ごめんね。怒った?」
「怒ってはないです」
「でも顔が怖い……。りんごに怒られたら私」
「悔しいだけ。私ももっと自分の体を研究しなきゃいけないなって思っただけです」
「……」
「え、えっちな意味じゃなくてレベルアップの意味ですから!」
体のヒビが直ったのと同時にセックスを経てまた体のレベルが上ったらしい。
最初はくっきり見えていた体と体の繋ぎ目が薄まった気がする。レベルが上がればもしかしたら
より生きた人間のようになるのかも?
としてもきっと永続的ではなくまた力を分けてもらわないと駄目なのだろうけど。
創造主であるエノクが敢えてこの体を選んだとしたら、彼の狙いは何?
「もちろん私も手伝うからね。お前の世話は私がするんだ」
「今は甘えてばかりですが何れ力を付けて立派な魔物になってみせますからっ」
とにかくりんごはレベルを上げたい。セックスは控えめで。
例え前世の記憶が無かったとしても自分を必要としてくれるのなら嬉しいし、
やはり優しくされると情が湧いてくる。激しく体を交えると尚更。
悪い魔王を退治してこの地を少しでも平和に出来たらもっと良い。
そんな理想を魔物の跋扈する世界で持てば人形なりに力を求めるのは当然というもの。
だけどこの世界で強くなるのは正攻法では中々難しいことも知った。
元から強い魔物ならともかく雑魚が成り上がるには心を捨てる覚悟が居る。
「この魔術は魔物と取引きしないと駄目なのか。でも私何も持ってないし奴隷になるのもな。
魔物に蹴られたりしたら即死だろうし、……強くなるって難しい」
翌朝にはさっそくサターヌは防具に使う素材を狩りに行ってしまいりんごは1人留守番。
だが彼女不在の間にこっそりと魔術書を読み庭で実験開始。
回復に専念しろと言われたけれどやはり攻撃のほうが目につく。
「基本は四元素でやっぱり火の魔術…がいいかな。火…火と。これだっ」
魔女としての素質はゼロじゃない必要なのは経験と度胸。
いつも先輩魔女が言っていることだ。中身は男だけど。
心を落ち着かせて。気を操るようにイメージを湧かせて。呪文を詠唱。
「………っ…ぁああ!あちっあち!」
いつもより早く魔術が発動したまでは良かったがうっかり大地を焦がしたり
全然違う事が起こっても諦めずに繰り返し、
最後にやっとしょぼい威力でも火の矢を飛ばせた時は心底嬉しかった。
と、同時に大きな音をたてて腕に思いっきりヒビが入る。
ほんの僅かな時間の出来事でもこれが今の限界だったらしい。
りんごは電池が切れたロボのように意識が途切れてその場に倒れ込んだ。
「攻撃の魔術は特に消耗が激しいから1人でやるなって言ったろ」
目覚めると自宅のベッドに寝ていて、体を隅々までチェックされたのか服は着ておらず全裸だった。
そしてこちらを心配そうに見つめるサターヌ。
いつの間にか帰ってきていたらしい。怒られるだろうか。
「ごめんなさい。サターヌ……でも、どうしても強くなりたくて」
「私が同じ女だから頼りにしてくれない?」
「そうじゃない。皆同じくらいに心配してくれて。それが申し訳なくて」
同じくらいに心配して同じくらいに求めて、でもりんごは1人。
少しずつ不平不満を募らせて争うようになる。
それが嫌だから。とは中々言い出せなかった。
「とにかく今はお前の体を回復させないとね。手も足もヒビだらけだ」
「うん……あれ。あ。あれ。…サターヌ?何で股間におっきいちんちんが」
「毎回エノクの所に行かせる訳にはいかないんでね。あいつに作らせたんだ」
顔ばかり見ていたから気づかなかったけど。軽く羽織っていた服を脱いだら既に全裸で
その股間部には紛れもない男性のモノが。
ベルトかなにかで固定しているのかはよく見えない。
「で、でも種」
「そんなもの無くたって私の力を与えることは造作無い。コレの仕上がりを確認する時が来た」
「……」
こんな楽しそうなサターヌは初めてかもしれない。中身は男性だから快楽を享受できるのは嬉しいのか。
それも自分の主導で。
「エノクは自分に有利になるようにお前の体を改造したのなら私だって手を加えてもいいだろ?」
厚手の袋から取り出した赤黒い液体を自分の股間部分に雑に塗り付けるサターヌ。
「なに?」
「淫魔を何体も切り刻んで得た連中のフェロモン」
「そ。そう。なんだ」
単語は聞き慣れずよく分からないけど感覚では多分エッチなやつだと察する。
「私たち双子は戦闘狂と呼ばれてたけど同じくらい研究熱心でね。…色々と。
エノクはお前を取り戻す知識を求め。私は体の復活とお前を愛でる方法を探してたんだ」
「あの。それ、ちゃんと試験してます?怖い副作用とか無い?」
フェロモン?を塗ったものも怖いし試運転したこともない装置を突っ込まれた瞬間
体が爆発するとかしたら嫌だ。
「私を信じて。ほら。入り口を撫でちゃうよ」
「あ。ああ。……う、うん?…熱くなってきた」
「効いてる証拠だ。どんどん気持ちよくなるからね」
サターヌが上に来て沢山キスをしながらも股間を当ててくる。
薬の塗られた突起物がりんごの柔らかい部分を撫でて。
不安はあるがそれは確かに心地よくじんわり温かい。
「……う。うーん。うーーーん……サターヌ…」
「そ、そろそろ中に…」
「あの。頭の中で…淫魔さんが…いっぱい出てくる」
「え?」
最初は気持ちよさそうにしていたりんごだが段々頭をふって怖がる。
「淫魔さんの団体が襲ってくる…あ…犯さ……あぁあっ…っひぃいんっ」
「なるほど。精神攻撃に全く抵抗力がないのか。それで強い幻覚を見て……」
「こ、こないでっ……あ…いや…いやっひぃいんっ」
幻覚のはずなのに腰を浮かせてビクビクと震え涙目で歯を食いしばる。
潤んでいるのは瞳だけでなく熱く痙攣するソコも。
「凄いイキ顔……どんな犯され方をして…じゃない。待ってて私も一緒に見る!」
「はあはあ…ぁああ」
薬の効果は抜群でエノク特製の男性器も違和感なく使われた。
でも目を閉じると淫魔たちの幻覚が呼び起こされるので今後は使用禁止。
3日間りんごは苦しみ涙目でサターヌに抱かれる結果となってしまう。
なお、他の危険な連中により悪用される事を恐れたサターヌにより
この恐ろしいお薬は封印されることとなった。
こんな惨状をもたらした悪魔のフェロモンだがサターヌは耐性が強いのか良い気分になっただけで
ケロっとしていて、やはり自分は下級な存在なのだろうと少し落ち込んだ。
「体は戻ったけどフェロモンはもう嫌です」
「こんなはずじゃなかったんだけど…ごめんね。怒った?」
「怒ってはないです」
「でも顔が怖い……。りんごに怒られたら私」
「悔しいだけ。私ももっと自分の体を研究しなきゃいけないなって思っただけです」
「……」
「え、えっちな意味じゃなくてレベルアップの意味ですから!」
体のヒビが直ったのと同時にセックスを経てまた体のレベルが上ったらしい。
最初はくっきり見えていた体と体の繋ぎ目が薄まった気がする。レベルが上がればもしかしたら
より生きた人間のようになるのかも?
としてもきっと永続的ではなくまた力を分けてもらわないと駄目なのだろうけど。
創造主であるエノクが敢えてこの体を選んだとしたら、彼の狙いは何?
「もちろん私も手伝うからね。お前の世話は私がするんだ」
「今は甘えてばかりですが何れ力を付けて立派な魔物になってみせますからっ」
とにかくりんごはレベルを上げたい。セックスは控えめで。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
悪役令嬢と転生ヒロイン
みおな
恋愛
「こ、これは・・・!」
鏡の中の自分の顔に、言葉をなくした。
そこに映っていたのは、青紫色の髪に瞳をした、年齢でいえば十三歳ほどの少女。
乙女ゲーム『タンザナイトの乙女』に出てくるヒロイン、そのものの姿だった。
乙女ゲーム『タンザナイトの乙女』は、平民の娘であるヒロインが、攻略対象である王太子や宰相の息子たちと交流を深め、彼らと結ばれるのを目指すという極々ありがちな乙女ゲームである。
ありふれた乙女ゲームは、キャラ画に人気が高まり、続編として小説やアニメとなった。
その小説版では、ヒロインは伯爵家の令嬢となり、攻略対象たちには婚約者が現れた。
この時点で、すでに乙女ゲームの枠を超えていると、ファンの間で騒然となった。
改めて、鏡の中の姿を見る。
どう見ても、ヒロインの見た目だ。アニメでもゲームでも見たから間違いない。
問題は、そこではない。
着ているのがどう見ても平民の服ではなく、ドレスだということ。
これはもしかして、小説版に転生?

お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
【完結】目覚めたら男爵家令息の騎士に食べられていた件
三谷朱花
恋愛
レイーアが目覚めたら横にクーン男爵家の令息でもある騎士のマットが寝ていた。曰く、クーン男爵家では「初めて契った相手と結婚しなくてはいけない」らしい。
※アルファポリスのみの公開です。
とまどいの花嫁は、夫から逃げられない
椎名さえら
恋愛
エラは、親が決めた婚約者からずっと冷淡に扱われ
初夜、夫は愛人の家へと行った。
戦争が起こり、夫は戦地へと赴いた。
「無事に戻ってきたら、お前とは離婚する」
と言い置いて。
やっと戦争が終わった後、エラのもとへ戻ってきた夫に
彼女は強い違和感を感じる。
夫はすっかり改心し、エラとは離婚しないと言い張り
突然彼女を溺愛し始めたからだ
______________________
✴︎舞台のイメージはイギリス近代(ゆるゆる設定)
✴︎誤字脱字は優しくスルーしていただけると幸いです
✴︎なろうさんにも投稿しています
私の勝手なBGMは、懐かしすぎるけど鬼束ちひろ『月光』←名曲すぎ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる