転生先は石ころのようです――え！？――

Part10 忘れてた白い剣

 その後何事もなく数分間飛び続けていると
 ネルが止まり

『この下にキャンプがあります』

 と気が多い茂ったところを指を指しながら行ってた
 そして ゆっくりと下降し始めた

『おぉ』

 そこにはテントがいくつか立っていてまるで村のような感じだった
 ゆっくりと降りながら見ていると一人の男に人が集まっていたのが上から確認できた

『あのあれ何してるんですか？』

とネルに聞いてみると

『ん？なんだろう？』


 と言う返答が帰ってきた
 そして地面についたら

『行ってみましょうか』

 とネルは先程の人だかりの方を向きながら言った

『あ、はい(嫌な予感しかしねぇ～)』

 と思いつつもついて行くと
 真ん中にいる男が白い剣を持ち上げて

『俺は勇者だー！』

 と叫んでいた
 そしてその白い剣はレンカが作ったものだった

『(あ....木に刺さった時手が軽くなったのあれか...)』

 とやらかした感をかんじながら聞いていると

『だから俺に従え！じゃないと殺す！』

 と叫んだ
 するとネルが前に出て

『それは聞き捨てありません！』

 と前に出た
 そして男はネルに近づいて剣を向けた

『ぁ？文句あんのか？』

『文句しかありません！』

 と大声て答えた
 と同時にレンカの頭に響くように

ピロロン♪

 またあの音が鳴った

『(なんでこんなタイミングにっ！)』

 と視界に画面のようなものが表示された
 それを見てレンカはニヤリと少しにやけた
 すると白い剣を持った男が

『従えねぇなら！死ね！』

 と剣を大きく振りかざそうとした時
 レンカは腕を伸ばした
 するとものすごい勢いで白い剣は男の手から離れ
レンカの手に飛んでいった

『これ俺の剣なんですけど(危な！ギリギリだったよな)』 

 なぜレンカの元に剣が飛んできたかというと
 先程表示された画面にはこう書かれていた

【創成者の意志】
生成で作ったものは触れている状態であれば消すことや作り替えることも可能です
そして5m以内なら呼び戻すと1ｍ居ないなら浮かす事が可能です

 と書かれていた
 すると男は怒りの表情を表して
 背中につけていた剣を抜いて レンカに近づき

『このクソガキ！俺ものをかえせぇ！』

 と剣を横に縦に振り下ろしてきた
 がレンカはその動きについていけた そして白い剣でその攻撃を受け止めた！

『え...？』

 レンカ自身も予想外だった
 受止めて衝撃音がなると思っていたのだが 男の剣は真っ二つに綺麗に切れて地面に刺さった

『えぇ！！？』