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7つのくてくてと放浪の賢者
放浪の賢者、行き着く先は……_3
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その場所はまさに地獄というべき状況になっていた。
闘いが始まると同時に身体の一部を真っ黒な泥のような体に変化させた元賢者フェリズが砦の浸食を開始した。壁や天井を飲み込むように広がっていき、次第に彼の体の一部へと変化していく。まるでゆっくりと飲み込み同化しているようにも見えた。この浸食が続けば、もしかしたら星ごと飲み込まれるかもしれない。
そのような状況になれば各女神たちが前に出てフェリズを討伐するだろう。今のフェリズはそれほどまでに脅威的な存在へと変貌していた。
浸食した箇所は黒い泥のような状態から次第に変化していき、まるで生きているかのように鼓動を始める。真っ黒な泥となった部分はフェリズの体を離れ、まるでそちらにも意志があるかのように侵食し始めた。
そんな不気味な空間の中、魔王のような姿をしたフェリズ本体とヴィスが激しい攻防を繰り広げていた。
最初はヴィスとフェリズの力は拮抗していた。ヴィスは確かに強い。ヴィスの一撃はとても重く、いくら化け物の姿に変貌したとしてもヴィスの一撃を受け止めるのは容易ではない。それに今のヴィスは、かつて祝福を与えた女神たちの力を使っている。今までの比ではないほどの膨大な力がヴィスの身体能力を極限まで高めての一撃は、斬撃で城を破壊するほどの威力を秘めていた。
だけど、フェリズも負けてはいない。
力はフェリズに分があったが、くてくてに願ったことで圧倒的な魔法の力を手に入れたフェリズは、今まで培ってきた魔法技術を駆使してヴィスに対抗する。
それに、フェリズが侵食領域を広げるたびに、フェリズの力が強まり、長期戦になるほどヴィスに不利な状況が生まれていった。
そのことに気が付いたセーラが、何とか師匠の手助けになろうと、聖魔法を唱えて新緑領域をこれ以上広げないように件名に戦った。
「ちょっと借金っ! 師匠の為にもっと働きなさいよ。あんた一応女神でしょっ」
セーラも必死だった。いくらセーラが皇女で聖魔法に関しては天才的だと言っても、この泥のような何かを食い止めることなどできやしない。精々侵食速度を遅くすることぐらいだろう。それでも頑張っているほうだが、この得体のしれない泥のような化け物は何かを吸っているかのように鼓動し、セーラの必死の抵抗をあざ笑うかのように侵食を進める。
この黒い泥のような何かは、エネルギーを食らっているようだ。そしてフェリズに還元しているようだが、セーラが邪魔をすることで、吸った力の一部をセーラへの抵抗に割り当てたようだ。
結果としてヴィスの助けになっているのだが、それでも、フェリズの能力が向上していく速度を遅くしただけであり、ヴィスが勝つための決定的なものにはなりえなかった。
そんな状況だからこそだろうか、いつもは借金でだらしないと女だと思っているアティーラに対して助けを求めたのだ。
セーラも苦渋の決断だったのだろう、その表情はとても悔しそうであった。
「任せて、とうとう私が役に立つとき。ヴィスには助けてもらっている……のかな? 虐められているような気もするけどお金くれるから……助けてあげようっ!」
ドヤ顔を浮かべるアティーラの言葉に不安を感じたのか、戦闘中であるヴィスが大きな声で叫ぶ。
「セーラっ! お前だけが頑張ってくれ。そいつに何もやらせるなっ!」
「よそ見とは、そのまま潰してくれるわっ」
「っち、だがな、そのぐれぇの攻撃は効かねえんだよっ」
一瞬隙を与えてしまったが、それで潰れるようなヴィスではない。隙を見つけてまんまと誘われたフェリズは逆にヴィスの重い一撃を食らうことになる。力はすさまじいが、フェリズの体は黒い泥のような得体のしれないような生物になり果てていた。ヴィスの攻撃をまともに食らったフェリズの上半身がはじけ飛んだが、飛び散った黒い泥がゆっくりと集まりだしてフェリズの形へと戻ろうとしていた。当然、ヴィスはそれを止めようとするのだが、そこで急に力が入らなくなったように、足をふらつかせた。それと同時にアティーラの声が響く。
「あーっ! 失敗したっ!」
「お前っ! 一体何しやがったっ」
ヴィスの怒声が響く。苛立ちの声にアティーラはビクつきながら語った。
「私は賭博の女神よ。私は強大な力を与えることができるけど、すべて運しだいなのよっ! コイントスで私が出る目を当てることができたらこの宇宙の外の領域の神々と対等に渡り合えるぐらいとんでもない力を一時的に与えられる。でも外すと一時的に能力値が下がるのっ! しょうがないじゃない、私にはこれしかできないのよっ」
邪魔しかできないアティーラに存在価値はない。セーラもフェリズの浸食が広がらないようにするためでいっぱいいっぱいの為、アティーラに構っている余裕もない。
ヴィスはおとなしくしろと言うが、そんなこと言われて黙っているアティーラでもなかった。
「ふへ、楽しくなってきた」
「楽しくなってんじゃねえよ。状況見ろよ。今そんなことしている場合じゃないだろうっ」
「さあもう一度っ」
「やめろおおおおおおお」
味方によって苦しめあれるヴィス。せっかくのチャンスを無駄にしてしまい、フェリズが復活するのを許してしまった。
「ほっほっほっほっほ、仲間によって妨害されるとは英雄も哀れよのう。大丈夫じゃ、仲間も同じ場所へ送ってやる。だから安心して死ね」
膨大なエネルギーがフェリズの元に集まり、直径15センチほどの球体が出来上がる。その球体にドンドンと力が集まり、ゆっくり、少しずつ膨らんでいった。気が付けばヴィスなんて簡単に飲み込めそうなほどの大きさにふくらんだ。
エネルギーを集め終わり膨大になった球体は、圧縮されるかのようにぎゅっと小さくなり、ワンコインサイズまで小さくなる。高密度に圧縮されたエネルギーの塊が、ヴィスたちに向かって放たれた。
「くそったれっ! だが俺にはまだまだ奥の手が隠されているんだよっ」
確かに強大な力だが、それを耐えしのぐだけの力をヴィスは持っていた。すべてをかき消すことは出来なくても、アティーラやセーラを守りながら攻撃を耐えしのぐことぐらい簡単にやってのける。
それが、全ての大陸の女神たちに祝福を与えられ、英雄と呼ばれるようになった屑男ヴィスの力だからだ。
そんな彼をじゃまするものは、一人しかいない。
「今度こそ、今度こそいけるような気がするのっ!」
「だからやめろっつってんだろうっ!」
アティーラのコイントスが止まらない。弱体化するヴィスは、弱る度に力を開放する。一気に力を開放しない理由は、徐々に鳴らしていかないと膨大な力に耐えられないからなのだが、アティーラが余計なことをしているせいで、ヴィスも急いで解放しなきゃいけなくなっていた。
アティーラのせいでボロボロになっていくヴィス。セーラは自分の唇を噛み、口から血を流すほど悔しそうな顔をしている。
アティーラはそんな状況でもコイントスをやめなかった。彼女は賭博の女神だ。それしかできないのである。
ヴィスが限界まで力を開放したが、それでもフェリズとの差は拮抗したままだった。それどころかアティーラのコイントスでヴィスはどんどん弱体化していき、窮地に立たされる。
フェリズは勝利を確信し、馬鹿みたいに笑った。
「ほっほっほっほっほ、コレでとどめじゃっ!」
フェリズの体から黒い泥が飛び散り、無数の泥が宙を浮いた。一つ一つの泥が周囲の魔素という名のエネルギーを吸収して発光を始める。それが次第に熱量を持ち始め、一つ一つが小さな太陽のように赤く燃え上がった。無数の小さな太陽がヴィスに襲い掛かる。
フェリズはこんな状況でも油断していなかった。小さな太陽一つでも仕留められるだろうが、それでも万が一に備えて無数の太陽を作ったのだ。
そしてそれらがヴィスたちを襲い、爆風が吹き荒れた。
闘いが始まると同時に身体の一部を真っ黒な泥のような体に変化させた元賢者フェリズが砦の浸食を開始した。壁や天井を飲み込むように広がっていき、次第に彼の体の一部へと変化していく。まるでゆっくりと飲み込み同化しているようにも見えた。この浸食が続けば、もしかしたら星ごと飲み込まれるかもしれない。
そのような状況になれば各女神たちが前に出てフェリズを討伐するだろう。今のフェリズはそれほどまでに脅威的な存在へと変貌していた。
浸食した箇所は黒い泥のような状態から次第に変化していき、まるで生きているかのように鼓動を始める。真っ黒な泥となった部分はフェリズの体を離れ、まるでそちらにも意志があるかのように侵食し始めた。
そんな不気味な空間の中、魔王のような姿をしたフェリズ本体とヴィスが激しい攻防を繰り広げていた。
最初はヴィスとフェリズの力は拮抗していた。ヴィスは確かに強い。ヴィスの一撃はとても重く、いくら化け物の姿に変貌したとしてもヴィスの一撃を受け止めるのは容易ではない。それに今のヴィスは、かつて祝福を与えた女神たちの力を使っている。今までの比ではないほどの膨大な力がヴィスの身体能力を極限まで高めての一撃は、斬撃で城を破壊するほどの威力を秘めていた。
だけど、フェリズも負けてはいない。
力はフェリズに分があったが、くてくてに願ったことで圧倒的な魔法の力を手に入れたフェリズは、今まで培ってきた魔法技術を駆使してヴィスに対抗する。
それに、フェリズが侵食領域を広げるたびに、フェリズの力が強まり、長期戦になるほどヴィスに不利な状況が生まれていった。
そのことに気が付いたセーラが、何とか師匠の手助けになろうと、聖魔法を唱えて新緑領域をこれ以上広げないように件名に戦った。
「ちょっと借金っ! 師匠の為にもっと働きなさいよ。あんた一応女神でしょっ」
セーラも必死だった。いくらセーラが皇女で聖魔法に関しては天才的だと言っても、この泥のような何かを食い止めることなどできやしない。精々侵食速度を遅くすることぐらいだろう。それでも頑張っているほうだが、この得体のしれない泥のような化け物は何かを吸っているかのように鼓動し、セーラの必死の抵抗をあざ笑うかのように侵食を進める。
この黒い泥のような何かは、エネルギーを食らっているようだ。そしてフェリズに還元しているようだが、セーラが邪魔をすることで、吸った力の一部をセーラへの抵抗に割り当てたようだ。
結果としてヴィスの助けになっているのだが、それでも、フェリズの能力が向上していく速度を遅くしただけであり、ヴィスが勝つための決定的なものにはなりえなかった。
そんな状況だからこそだろうか、いつもは借金でだらしないと女だと思っているアティーラに対して助けを求めたのだ。
セーラも苦渋の決断だったのだろう、その表情はとても悔しそうであった。
「任せて、とうとう私が役に立つとき。ヴィスには助けてもらっている……のかな? 虐められているような気もするけどお金くれるから……助けてあげようっ!」
ドヤ顔を浮かべるアティーラの言葉に不安を感じたのか、戦闘中であるヴィスが大きな声で叫ぶ。
「セーラっ! お前だけが頑張ってくれ。そいつに何もやらせるなっ!」
「よそ見とは、そのまま潰してくれるわっ」
「っち、だがな、そのぐれぇの攻撃は効かねえんだよっ」
一瞬隙を与えてしまったが、それで潰れるようなヴィスではない。隙を見つけてまんまと誘われたフェリズは逆にヴィスの重い一撃を食らうことになる。力はすさまじいが、フェリズの体は黒い泥のような得体のしれないような生物になり果てていた。ヴィスの攻撃をまともに食らったフェリズの上半身がはじけ飛んだが、飛び散った黒い泥がゆっくりと集まりだしてフェリズの形へと戻ろうとしていた。当然、ヴィスはそれを止めようとするのだが、そこで急に力が入らなくなったように、足をふらつかせた。それと同時にアティーラの声が響く。
「あーっ! 失敗したっ!」
「お前っ! 一体何しやがったっ」
ヴィスの怒声が響く。苛立ちの声にアティーラはビクつきながら語った。
「私は賭博の女神よ。私は強大な力を与えることができるけど、すべて運しだいなのよっ! コイントスで私が出る目を当てることができたらこの宇宙の外の領域の神々と対等に渡り合えるぐらいとんでもない力を一時的に与えられる。でも外すと一時的に能力値が下がるのっ! しょうがないじゃない、私にはこれしかできないのよっ」
邪魔しかできないアティーラに存在価値はない。セーラもフェリズの浸食が広がらないようにするためでいっぱいいっぱいの為、アティーラに構っている余裕もない。
ヴィスはおとなしくしろと言うが、そんなこと言われて黙っているアティーラでもなかった。
「ふへ、楽しくなってきた」
「楽しくなってんじゃねえよ。状況見ろよ。今そんなことしている場合じゃないだろうっ」
「さあもう一度っ」
「やめろおおおおおおお」
味方によって苦しめあれるヴィス。せっかくのチャンスを無駄にしてしまい、フェリズが復活するのを許してしまった。
「ほっほっほっほっほ、仲間によって妨害されるとは英雄も哀れよのう。大丈夫じゃ、仲間も同じ場所へ送ってやる。だから安心して死ね」
膨大なエネルギーがフェリズの元に集まり、直径15センチほどの球体が出来上がる。その球体にドンドンと力が集まり、ゆっくり、少しずつ膨らんでいった。気が付けばヴィスなんて簡単に飲み込めそうなほどの大きさにふくらんだ。
エネルギーを集め終わり膨大になった球体は、圧縮されるかのようにぎゅっと小さくなり、ワンコインサイズまで小さくなる。高密度に圧縮されたエネルギーの塊が、ヴィスたちに向かって放たれた。
「くそったれっ! だが俺にはまだまだ奥の手が隠されているんだよっ」
確かに強大な力だが、それを耐えしのぐだけの力をヴィスは持っていた。すべてをかき消すことは出来なくても、アティーラやセーラを守りながら攻撃を耐えしのぐことぐらい簡単にやってのける。
それが、全ての大陸の女神たちに祝福を与えられ、英雄と呼ばれるようになった屑男ヴィスの力だからだ。
そんな彼をじゃまするものは、一人しかいない。
「今度こそ、今度こそいけるような気がするのっ!」
「だからやめろっつってんだろうっ!」
アティーラのコイントスが止まらない。弱体化するヴィスは、弱る度に力を開放する。一気に力を開放しない理由は、徐々に鳴らしていかないと膨大な力に耐えられないからなのだが、アティーラが余計なことをしているせいで、ヴィスも急いで解放しなきゃいけなくなっていた。
アティーラのせいでボロボロになっていくヴィス。セーラは自分の唇を噛み、口から血を流すほど悔しそうな顔をしている。
アティーラはそんな状況でもコイントスをやめなかった。彼女は賭博の女神だ。それしかできないのである。
ヴィスが限界まで力を開放したが、それでもフェリズとの差は拮抗したままだった。それどころかアティーラのコイントスでヴィスはどんどん弱体化していき、窮地に立たされる。
フェリズは勝利を確信し、馬鹿みたいに笑った。
「ほっほっほっほっほ、コレでとどめじゃっ!」
フェリズの体から黒い泥が飛び散り、無数の泥が宙を浮いた。一つ一つの泥が周囲の魔素という名のエネルギーを吸収して発光を始める。それが次第に熱量を持ち始め、一つ一つが小さな太陽のように赤く燃え上がった。無数の小さな太陽がヴィスに襲い掛かる。
フェリズはこんな状況でも油断していなかった。小さな太陽一つでも仕留められるだろうが、それでも万が一に備えて無数の太陽を作ったのだ。
そしてそれらがヴィスたちを襲い、爆風が吹き荒れた。
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