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番外編SS
冬の元気なご挨拶
しおりを挟む※2巻の前
十二月。日本ではおなじみお歳暮の季節である。
この世界にお歳暮という習慣はないが、四大公爵家の間では一年間の締め括りとして当主個人で贈り物をしあうのが昔からの習わしになっていた。
もはや長年の習慣であり、贈る物も贈られる物も内容は決まっている。けれどそれでも、リュカにとってはなかなか楽しみなイベントなのであった。なぜなら――。
「わーい、今年も来た来た! ワレンガ領の肉! ヴェリシェレン領のサーモン! ガルドマン領のお茶!」
各領の当主から贈られてくるのはご当地自慢のおいしいものだ。
ワレンガ領からは毎年食用肉が送られてくる。ダチョウやヌーといった他では食べられない珍しい動物の肉で、これがじつに美味なのだ。美味で希少なことから他領では高級食材扱いされている。
冷たい海に囲まれているヴェリシェレン領では海産物が名産品だ。特にこの時期に獲れるサーモンは身が厚く脂がのっていて、卵まで孕んでいる。凍った状態で送られてくるのでルイベで食することができるのが最高なのだ。
ガルドマン領といえば歴史あるお茶の名産地だ。この大陸で使われている茶葉は八割以上がガルドマン領産である。その中でもシュンシュが贈ってくるのは厳選された最高級茶葉だ。香り高く仄かに甘くそれでいてすっきりした味わいの茶葉は、新年最初のお茶にぴったりなのである。
どれもこれも一年に一度のお楽しみである。毎年同じ品だって飽きない。しかもこれは当主同士が個人でやっているという名目なので、実質リュカが独り占めできる。年末年始にかけて肉とサーモンと高級お茶を好きに堪能できるこの習慣が、リュカは密かに大好きであった。
ちなみにリュカからは毛皮を贈っている。キツネ族であるレイナルド一族の尻尾の毛は非常に貴重だ。保温性に優れていて美しいだけでなく、魔力もわずかながら籠もっている。中でもリュカの毛は美しさも魔力も断トツなので、超高級品の贈り物としてピッタリなのだ。
寒冷地のヴェリシェレン領で喜ばれるのはもちろん、夏毛は通気性もいいので熱帯地方のワレンガ領でもマントの装飾や敷物に加工して重宝されている。
リュカからとれる尻尾の抜け毛には限りがあるので、市場には出回らない。四大公爵家当主だけが持てるアイテムとしても、じつに価値があった。
そんなこんなで当主同士の年末の贈り物はひっそりと、しかしどの当主も何気に楽しみにしていた。
――しかし。
シュンシュが主導し三公爵家とレイナルド家が対立、そしてウルデウス王国の復活と三公爵家当主が投獄され事態は一変した。
「リュカ様。ワレンガ領、ヴェリシェレン領、ガルドマン領の各ご当主様より、年末の贈り物が届いております」
「待ってました! とりあえず部屋に運んで!」
贈り物の恒例は三公爵家の当主が変わっても続いている。しかし部屋に届けられた箱の中身を見て、リュカは「あれっ」と小さく声を上げた。
毎年希少な高級肉が入っていたワレンガ領からの箱には、木と金を使った工芸品が納められている。
ヴェリシェレン領からの箱には立派なサーモンでなく、白磁に繊細な模様が描かれた陶器が。
ガルドマン領からの箱には高級茶葉ではなく、カラフルな織物が納められていた。
「…………」
イカ耳で無言のまま箱の前で立ち尽くしているリュカに、ヴァンとピートが心配そうに近づいていく。
「当主が代わられて、贈り物の方針が変わられたのでしょうね。どれも各領自慢の特産品であることには変わりありませんが」
「リュカ様が毛皮贈ってたから、それに倣って食品は辞めたのかもな」
リュカは呆然と立ち尽くしながら、自分が年末のご馳走をかなり楽しみにしていたことを痛感する。正気を保たねばうっかりその場に膝をついてしまいそうだった。
「……来年は俺から〝レイナルドの月〟贈ったら、向こうからの贈り物も変わるかな……」
いじましいことを言いだしたリュカに、ヴァンもピートも「えぇ……」と顔を顰める。
「さすがにそれでは目論見が見え見えで恥ずかしいですよ。それにリュカ様の毛皮から〝レイナルドの月〟では、格が少々落ちすぎかと」
「そんなに肉やらなんやら楽しみにしてたのかよ。てかそこまでしなくてもリュカ様なら食おうと思えばご馳走くらいいつでも食えるだろ」
「それはっそれはそうだけどっ! でもなんかこれは特別だったの! 一年に一度の俺だけのお楽しみっていうか! うぅっ」
リュカはついに涙目になってしまった。贈り物にガッカリするなどよくないことだとわかっていても、ご馳走に高鳴らせてしまった胸が痛すぎる。
こうしてリュカはクソ忙しい年末に希望を失いしょんぼりし、国王一年目にして森羅万象の力を以てしても世の中はままならないことを学んだのであった。
※レイナルドの月に関しては、番外編『百獣の王の憂鬱』参照
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おまけ『冬眠しない蛇』
※2巻より前
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レイナルド家当主の尻尾からとれた毛皮は非常に高級で貴重だ。各当主も毎年贈られてくるのを楽しみにしている。
けれどやはり、一番楽しみにしているのは寒冷地ヴェリシェレン領のゴーフだろう。
「おお、今年もリュカ殿の毛皮が届いたか♪ うんうん、今年の毛艶も美しい。さて今年は何に加工しようねえ」
ゴーフは箱から金色の毛皮を取り出し、ニコニコしながら手触りを楽しむ。
「去年は手袋に、おととしは帽子にしたっけ。今年は……うーん、マントを新しくするか、ブーツを新調して中敷きにしたらさぞかし温かいだろうねえ」
なんとも楽しい悩みだ。細い目をさらに細めて悩むゴーフに、側近のヘラジカ獣人が提案する。
「素足用のラグは如何でしょう? 部屋に映える上、さぞかし足もとも温かくなるかと」
「おお、それはいい!」
冬は極寒になるヴェリシェレン領で素足で過ごすのはとんでもなく贅沢なことだ。しかしリュカの毛皮を使えば床からの冷気を防いでくれるだけでなく、最高の足触りになることは間違いなかった。
こんな贅沢は当主にしか許されることではない。ゴーフは頬を染めるほど喜んだ。しかし。
「ただ、ラグにするには他の毛皮や糸を混ぜても量が足りませんな。せめてあと二、三年ぶんは溜めないと」
ヘラジカ側近に言われ、ゴーフは手に持っている毛皮をジッと見る。
リュカの尻尾の毛は各当主家にわけるため、ひとりがもらえる分がそう多くはない。一年分では帽子や襟巻、マントの装飾などがせいぜいだ。
他の毛皮の割合や色糸の割合を増やせば今年の分だけでも足りるが、それでは意味がない。ゴーフは悩まし気に眉間に皺を寄せた。
「うーん、仕方ない。リュカ殿の尻尾を毟るわけにもいかないしなあ。コツコツ溜めるしかないか」
四大公爵家の当主とはいえ、無理が効かないこともある。ゴーフは素晴らしい足触りのラグを夢見つつ、毛皮が溜まるのを待つことにした。
……しかし。
フカフカポカポカのラグはあまりにも魅力的な夢すぎたのであった。
春。レイナルド領で四大公爵家の当主合議が行われた。
話し合いは無事に済みリュカは「お疲れ様です。庭園にお茶の用意をしていますので休憩にいたしましょう」と皆を案内しようとする。すると。
「いやあ、リュカ殿の尻尾は今日もご立派ですなあ」
ゴーフがそう声をかけてきてリュカは足を止めて微笑んだ。
「えへへ、ありがとうございます」
気さくなゴーフはリュカの尻尾を時々褒めてくれる。リュカとしては自慢の尻尾は社交辞令だとしても何度褒められても嬉しいものであった。しかし。
「うん、本当に見事だ。……少々触ってもよろしいですかな?」
「え? あ、は、はい。……どうぞ」
さすがにお触りの申請は初めてだった。魅惑のモフモフ尻尾と言えど当主の体の一部である。そう軽々しく触るものでもない。
しかし人懐っこいリュカは(珍しいな)と思いつつも、嫌がることなくゴーフに尻尾を差し出した。
「ほーう。毛皮に加工したものと少々手触りが違うのですな。これもまた素晴らしい。ところでこれは冬毛ですかな?」
「そうです。あと二ヶ月くらいで生え変わりが始まります」
「ほうほう、冬毛……。ちょっとブラッシングをさせていただいても?」
「えっ? え、えと、いいですよ……?」
どこから用意したのかゴーフはブラシでリュカの尻尾を梳いていく。ワレンガは(何をしているのやら)という顔で部屋から出ていき、シュンシュは興味なさそうにとっくに部屋を出ていた。会議室に残っているのは、リュカとゴーフ、それからふたりの側近だけである。
いきなりリュカの尻尾のブラッシングを始めたゴーフに、ヴァンもピートも思いっきり怪訝な目を向けているのは言うまでもない。ゴーフが当主だから黙っているが、これが他の者だったら不敬を理由に蹴り飛ばしていただろう。
「うんうん、なるほどなるほど」
何やら独り言ちながらゴーフは尻尾をせっせと梳かし、ブラシについた毛を側近のヘラジカ獣人が受け取って袋に詰めていく。
「……もう抜けないか。やはり換毛期でないとこんなものか」
ブラシに毛が纏わりつかなくなったのを見るとゴーフは「満足しました。ありがとうございます、リュカ殿」とようやく手を離した。リュカは全く意味がわからず「???」となっているが、ヴァンとピートは彼の企みを見逃さない。
「ゴーフ様。リュカ様の抜け毛はどうぞこちらにお渡しください」
「ご存じでしょーが、そいつはただの抜け毛じゃなく超一級品の毛皮に加工されるんでね」
ヴァンとピートは抜け毛の入った袋を持ったヘラジカ獣人の腕を両脇から掴む。企みを見抜かれたヘラジカ獣人は気まずそうにゴーフに視線を送り、ゴーフは「チッ」と舌打ちしてから顎をしゃくって「返してやれ」と合図した。
(えっ!? 今、舌打ちした? なんで? 何が気に食わなかったの?)
未だゴーフの目的を見抜けていないリュカは謎の舌打ちにビックリする。するとゴーフは今度はリュカに過剰なほどの笑顔を向けてきて「リュカ殿。ちょっとふたりきりでお話がしたいのですが、よろしいですかな?」と単刀直入に交渉に入った。
応接室に案内されリュカとふたりきりになった途端、ゴーフは「率直に申し上げます。リュカ殿の今年の抜け毛を全部私にくださいませんか」と頭を下げた。これにはリュカも目を丸くする。
「え、ええええ~……。いや、差し上げたいのはやまやまなんですけどね。でも毛皮はいつもデボイヤ殿とシュンシュ殿にも贈ってるから……」
「そこをなんとか! いいではないですかあのふたりには〝レイナルドの月〟でも贈っておけば! 脳筋のライオンなんかに毛皮の価値なんてわからないでしょうし、不愛想なワシはあなたに興味なんかありませんから」
「えっなんかものすごい悪口言ってる? てか聞かれたらマズいですよ!」
よほどリュカの毛皮が欲しいのだろうぶっちゃけすぎな交渉をしてくるゴーフに、リュカは軽くドン引きした。
「四大公爵家は平等が鉄則じゃないですか。さすがにそんな偏ったことできませんよ」
「リュカ殿はお堅いですなあ。ああ、では年末の毛皮はあきらめるとしましょう。その代わりここで少々その毛をいただきますが」
「は!? 毟る気!? やめてー!!」
超高級最高足触りラグは、あまりにも甘美な夢すぎた。三年などとても待てないゴーフは「ちょっと! ちょっとだけ! 痛くしないから!!」とリュカを追いかけ回し、リュカは「いやぁあああああ! 助けてええええ!」と応接室を逃げ回る。
扉の前で待機していたヴァンとピートがすぐに駆け付けリュカの尻尾は毟られずに済んだが、リュカはふたりの腕の中で「ひぃぃ……」と震えていた。色々なピンチに陥った経験はあるが、尻尾の毛を毟られそうになったのは初めてだ。しかも公爵家の当主に。
「ご乱心されたのですか、ゴーフ様!?」
「ゴーフ様といえどうちのリュカ様を襲おうってなら容赦しないぜ」
さすがにヴァンとピートに警戒どころか敵意を向けられ、ゴーフは退かざるを得なかった。これ以上無理強いをしてレイナルド家と仲違いする事態になれば、今後毛皮がもらえなくなりかねない。それでは本末転倒だ。
尻尾の毛の強奪が無理だと理解し、さっぱりした性格のゴーフはすっぱりあきらめることにした。
「なーんちゃって。冗談ですよ、リュカ殿! 親交を深めようとちょっとふざけただけです。さあ、デボイヤ殿たちがお待ちかねだ。お茶に参りましょう」
「……え」
切り替えの早すぎるゴーフにリュカは目が点になる。油断させてまた襲ってくるのではないかとリュカは彼が帰るまで終始ビクビクしたが、もう尻尾の毛を強請られることはなかった。
ちなみに、ラグをあきらめたゴーフはこの年の毛皮を結局靴の中敷きにしたそうな。
――半年前に起きたそんな騒動を思い出しながら、リュカは見張りの騎士から獄中のゴーフの様子を聞いた。
四ヶ月前にレイナルド家との対立を経て獄中生活になったゴーフは、すっかり元気を失くし、日々ぼんやりとしているという。
リュカはふと思う。もしあのときゴーフの要望を飲んでいたら、もしかしたら彼はシュンシュの術に嵌まることなくリュカと敵対しなかったのではないだろうか、と。
シュンシュの能力は洗脳ではなく意思の誘導だ。ゴーフの中のリュカへの親愛が大きければ、リュカへの加害的な好奇心を抑え込めた可能性があった……かもしれない。
リュカはひとつ溜息をつくと頭を振って「そんなこと今さら考えたって仕方ないよね」と小声で呟く。それから、間もなく近づく冬に向けゴーフの牢にリュカの毛皮で作った靴下を差し入れるよう、見張りの騎士に命じた。
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