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【浮気な彼氏#13-3】
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「何でおっさんにんなこと決められなきゃいけないんだよ!」
はあと暁都さんはため息を吐いた。そして続けた。
「君がショック受けるかなあと思って黙っててあげたんだけど、言うね?
俺たち結婚するんだよ。養子縁組して戸籍上親子になる。それで夫婦になるってこと。同性同士のカップルの場合、そうするしかないからな」
「はあ!!?本気で言ってんのかよ」
驚いて僕を振り返る元彼。こくこくとただ僕は頷いた。余計なことを言うと、嘘がバレる!
ヤバい見つめ合うと、目が泳いでしまう・・!
暁都さんはぐいと元彼の肩を掴んで、暁都さんの方に顔を向けさせた。
「そ、本当の話。もうね、この子の親御さんには挨拶したんだよ。驚いてたけど。
知り合ったばかりだけど、俺はこの子に決めたんだ。だから俺が親御さん説得したんだ。畳に額擦り付けてさ。んで許してもらえたんだよ、なあ?」
「ん、うん!」
僕はただ話を合わせた。
「籍入れるのは12月。俺の誕生日があるからその日の予定。いやあ人生最大のプレゼントだね俺にとっては。若い奥さんだし。
今日だってさ?結婚するにあたって買い物だのなんだの色々あるのを隙間縫って来てやったんだよ。あ、ちなみにこの後は洋服ダンスだの机だの、この子用の家具見に行く予定。
だから時間来たら帰るよ俺たち。いつまでもお前に付き合っとれんわ」
捲し立てる、畳みかける。暁都さんはあまりに自然で、本当のことをただ喋っている様にしか見えなかった。
「んな・・」
絶句している元彼。トドメに一言。
「てな訳で俺の奥さんにもう近寄るなよ。ドブネズミと一緒だぜ」
「・・てめえ!」
元彼が暁都さんの胸ぐらに掴みかかった。やばい殴り合いが始まる!辞めてと割り込んだけど、全然離してくれない!
ギリギリとその手を掴みながら、暁都さんはじっと元彼を睨み上げて続けた。
「口じゃ勝てないからって俺を殴るのか?脳筋野郎。お前の自慢は顔だけか」
「黙れ!!!」
「そうやって人とコミュニケーション取れねえからロクにこの子満足させられなかったんだよ。・・ベッドでもな」
「んだと!?」
暁都さんはニヤと片方の口角だけ一瞬上げて笑った。
「この子さあ、身体のどっか噛みつかれると短く叫ぶ癖があるよね?超痛そうにああ!って。でもあれもっとやってって意味だよな。めちゃくちゃ噛んで抱いてやったらすげ悦んでイイ声。やだこんなの初めて~!って。
君ね~恋人はちゃんと満足させないとダメだよ?ちなみに跡まだあるよ、見る?」
呆然としたのか気が緩んだ元彼の手を振り解くと、暁都さんは僕の手首をぐいと引いた。
そして袖を捲った。そこにはこの間つけられた暁都さんの歯形がくっきり残っていて!
「ほらこっちも」
今度は僕のハイネックの首元を捲って見せた。そこはもっとくっきりと歯形だのキスマークだのが残ってるとこで・・!
「や、やだっ!」
顔がみるみる真っ赤になっていくのが自分でも分かった。元彼に暁都さんとの情事を覗かれている様な変な気分で、いや情事とかまだしてないんだけど!
信じられないものを見る目で元彼に見られてるのが恥ずかしくってたまらなかった。
「今日ハイネック着せてきたのはさあ、俺の噛み跡が酷えからなんだよ。消えねえんだよなあ全身。
どう?このハイネックの下がどうなってるか、もっと見たい?まあ辞めといた方が良いと思うけどね。寝取られなんてトラウマもんでしょ。
まあネトラレが趣味なら良いんだけどさあ」
続く
はあと暁都さんはため息を吐いた。そして続けた。
「君がショック受けるかなあと思って黙っててあげたんだけど、言うね?
俺たち結婚するんだよ。養子縁組して戸籍上親子になる。それで夫婦になるってこと。同性同士のカップルの場合、そうするしかないからな」
「はあ!!?本気で言ってんのかよ」
驚いて僕を振り返る元彼。こくこくとただ僕は頷いた。余計なことを言うと、嘘がバレる!
ヤバい見つめ合うと、目が泳いでしまう・・!
暁都さんはぐいと元彼の肩を掴んで、暁都さんの方に顔を向けさせた。
「そ、本当の話。もうね、この子の親御さんには挨拶したんだよ。驚いてたけど。
知り合ったばかりだけど、俺はこの子に決めたんだ。だから俺が親御さん説得したんだ。畳に額擦り付けてさ。んで許してもらえたんだよ、なあ?」
「ん、うん!」
僕はただ話を合わせた。
「籍入れるのは12月。俺の誕生日があるからその日の予定。いやあ人生最大のプレゼントだね俺にとっては。若い奥さんだし。
今日だってさ?結婚するにあたって買い物だのなんだの色々あるのを隙間縫って来てやったんだよ。あ、ちなみにこの後は洋服ダンスだの机だの、この子用の家具見に行く予定。
だから時間来たら帰るよ俺たち。いつまでもお前に付き合っとれんわ」
捲し立てる、畳みかける。暁都さんはあまりに自然で、本当のことをただ喋っている様にしか見えなかった。
「んな・・」
絶句している元彼。トドメに一言。
「てな訳で俺の奥さんにもう近寄るなよ。ドブネズミと一緒だぜ」
「・・てめえ!」
元彼が暁都さんの胸ぐらに掴みかかった。やばい殴り合いが始まる!辞めてと割り込んだけど、全然離してくれない!
ギリギリとその手を掴みながら、暁都さんはじっと元彼を睨み上げて続けた。
「口じゃ勝てないからって俺を殴るのか?脳筋野郎。お前の自慢は顔だけか」
「黙れ!!!」
「そうやって人とコミュニケーション取れねえからロクにこの子満足させられなかったんだよ。・・ベッドでもな」
「んだと!?」
暁都さんはニヤと片方の口角だけ一瞬上げて笑った。
「この子さあ、身体のどっか噛みつかれると短く叫ぶ癖があるよね?超痛そうにああ!って。でもあれもっとやってって意味だよな。めちゃくちゃ噛んで抱いてやったらすげ悦んでイイ声。やだこんなの初めて~!って。
君ね~恋人はちゃんと満足させないとダメだよ?ちなみに跡まだあるよ、見る?」
呆然としたのか気が緩んだ元彼の手を振り解くと、暁都さんは僕の手首をぐいと引いた。
そして袖を捲った。そこにはこの間つけられた暁都さんの歯形がくっきり残っていて!
「ほらこっちも」
今度は僕のハイネックの首元を捲って見せた。そこはもっとくっきりと歯形だのキスマークだのが残ってるとこで・・!
「や、やだっ!」
顔がみるみる真っ赤になっていくのが自分でも分かった。元彼に暁都さんとの情事を覗かれている様な変な気分で、いや情事とかまだしてないんだけど!
信じられないものを見る目で元彼に見られてるのが恥ずかしくってたまらなかった。
「今日ハイネック着せてきたのはさあ、俺の噛み跡が酷えからなんだよ。消えねえんだよなあ全身。
どう?このハイネックの下がどうなってるか、もっと見たい?まあ辞めといた方が良いと思うけどね。寝取られなんてトラウマもんでしょ。
まあネトラレが趣味なら良いんだけどさあ」
続く
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