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第十五章 大規模レース大会、本気を出して1位を目指す
第759話 命がけで参加したレース大会
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大魔王シーアースカイが機械のロボットだろうがお構いなしに、トランスカー組を捕食していき強制退場させ、このエンビーズ杯の4位まで上り詰めてきた。
「あたいの前に出るマシンは何であれ食べて、エネルギーにしちゃうわ!」
トランスカー・ブルーを食べている大魔王。以前のような黒と紫のマシンカラーに趣味の悪いトゲトゲやカッターが装備されている。他にはエンビーズ杯に参加されていたチームのマシンの特徴が付いていた。
例えば竜の翼、例えば影の靄、例えば改造車のパーツ。
「大魔王、なんだその姿はーーーー!!」
ロードは怒りを表に出した。
「何よ、大声出しちゃって……この姿、結構気に入っているのよ。ほらファンキーたち鏡をお寄こし」
相変わらずのおかま口調でロードの大声にもひるまない大魔王。
「「「はいキー、シーアースカイ様! 手鏡ですキー」」」
お供の魔物ファンキーたちが大きな手鏡を運んで、シーアースカイの体内から口元へと持ってきた。
そしてシーアースカイはもはや車の原型がない程の異形な姿。そこにさらに明らかに今までのパーツとは違うメタリックブルーな機械の腕が形を成した。
その腕が口の中の手鏡を掴み取る。
「う~~~~ん、うん、いいわいいわ、けど、今食べたロボットのカラーを表に出して派手にするのもいいかもね。わかったわ、もっとカラフルにしちゃいましょう」
シーアースカイの身体がメタリックなピンク、イエロー、グリーン、ブルーへと変色していく。
「うん! いいわいいわ、けどもっと派手にしちゃいましょう! 目の前にちょうどレッドがいるのだから」
不気味で鋭い目の大魔王は現在レース2位のトランスカーレッドに狙いを定めていた。
口から体内へと戻っていくファンキーたち、そして金属をもかみ砕く牙をガチャンガチャンと鳴らせながら迫る大魔王。
「アカ! アカ! アカ! 緊急事態だ今すぐ起きてくれ!」
「…………」
ロードの大声もむなしくアカは竜封じの剣の姿のまま変化がなかった。
(くっ、まずいこのままだとレッドさんまで……)
現在レースで横に並んでいるトランスカーと同じ2位のチーム・カーズアンドロードは戦慄していた。
(周りはマグマ。逃げ場がない。しかも大魔王のスピードは異常だ。もう追い着かれそうだ)
ロードたちの進むコースは一本道のように周りがマグマの海だった。
その時、クラクションがブーーーー!! と鳴った。そのマシンはスロプからだった。
ロードが思わず運転席でハンドルの真ん中を叩いてしまったのだ。
「ロード下を向いてる暇はないよ! 前を向いて運転して!」
「けれど――」
「ありがとう青年」
感謝を告げたのは隣で走っていたトランスカー・レッドだった。
「ありがとう? どいう意味です?」
「私たちの身を案じてくれているんだろう?」
「…………」
「そのキミの優しさは素直に受け取っておくよ。だが忘れてはいないか?」
「……忘れている?」
「ああ、このレースは何でもありのデスレースだということを、だれがどこで死のうが、責任は自分たち持ちだ。大魔王を恨んだり、憎んだりするのは少しお門違いだと思う」
「けれど命はもっと大事な――」
「皆、1位を目指している命がけで」
「――――!!!?(命がけ)」
ロードの目から怒りが消えた。
「キミたちも命がけでここまで来た。森のコースでは魔物と戦い。岩のコースでは降り注ぐ大岩を掻い潜った。氷河のコースでは寒さに負けず頑張った。火山のコースでも暑さに耐え抜き頑張る。どのチームも命がけなんだ」
「スロプ。もしかしてレースは怖かったか……?」
「えぇーーーーーー今頃気が付いたの!」
「済まない」
「キミたちは先を急げ、こちらは仲間たちがやられて仕返しをしたい気分なんだ」
「いいんですか?」
「我々は機械だから人間のように命を大切にしようとは思わないんだ」
「1位取りますから」
「うん、先を急ぎなさい」
トランスカー・レッドの最後の言葉に背中を押された、チーム・カーズアンドロードは加速して1位を目指した。
この時、
(きっとキミたちが本当の優勝候補だ)
ブルンブルンと勢いよく爆進してくる大魔王を後ろに感じながら、
(さて一泡吹かせようか)
トランスカー・レッドは減速した。
「頂くわ! 最後のカラーリング! レッド!」
その時、トランスカー・レッドは姿を消した。
ガキンと空を噛む大魔王。
この時、
(妨害アイテム……透明ね……なら狙いは隠れることかしら)
即座にレッドの行動を思案した大魔王。
しかし、レッドの狙いは隠れることではなかった。
ドガン!! と大きな金属音が爆進していたシーアースカイの戦闘形態から聞こえた。
この時、
(そう、狙いは――)
大魔王は当たりをつけて、
そして、
(貴様をマグマの中にコースアウトさせてくれる)
トランスカー・レッドの狙いは命を懸けて立ち向かうことだった。
「妨害アイテムならあたいも持ているのよ! タコ墨アイテム発動!」
その時、透明だったトランスカー・レッドはタコ墨の効果で前が見えず減速し、さらに黒く塗られたことで位置情報を把握された。
もはや、
「いただきますよっ!」
トランスカー・レッドのリタイヤは止められなかった。
食べられた。捕食された。捉えられた。
ガシャンガシャンと噛み砕かれていく。
大魔王シーアースカイの姿にメタリックなレッド色が追加される。
「うん、うん、いい感じじゃない! さて、これでレースの順位は3位。まだまだ補給したエネルギーはあるし、さっさと1位まで爆進しちゃいましょう」
大魔王シーアースカイはコンタクトレンズ越しに1位と2位が大差ない距離にいることを知った。
「まとめて食べてあげるわ」
大魔王の脅威がチーム・ウォーズサイクルとチーム・カーズアンドロードに迫りくる。
「あたいの前に出るマシンは何であれ食べて、エネルギーにしちゃうわ!」
トランスカー・ブルーを食べている大魔王。以前のような黒と紫のマシンカラーに趣味の悪いトゲトゲやカッターが装備されている。他にはエンビーズ杯に参加されていたチームのマシンの特徴が付いていた。
例えば竜の翼、例えば影の靄、例えば改造車のパーツ。
「大魔王、なんだその姿はーーーー!!」
ロードは怒りを表に出した。
「何よ、大声出しちゃって……この姿、結構気に入っているのよ。ほらファンキーたち鏡をお寄こし」
相変わらずのおかま口調でロードの大声にもひるまない大魔王。
「「「はいキー、シーアースカイ様! 手鏡ですキー」」」
お供の魔物ファンキーたちが大きな手鏡を運んで、シーアースカイの体内から口元へと持ってきた。
そしてシーアースカイはもはや車の原型がない程の異形な姿。そこにさらに明らかに今までのパーツとは違うメタリックブルーな機械の腕が形を成した。
その腕が口の中の手鏡を掴み取る。
「う~~~~ん、うん、いいわいいわ、けど、今食べたロボットのカラーを表に出して派手にするのもいいかもね。わかったわ、もっとカラフルにしちゃいましょう」
シーアースカイの身体がメタリックなピンク、イエロー、グリーン、ブルーへと変色していく。
「うん! いいわいいわ、けどもっと派手にしちゃいましょう! 目の前にちょうどレッドがいるのだから」
不気味で鋭い目の大魔王は現在レース2位のトランスカーレッドに狙いを定めていた。
口から体内へと戻っていくファンキーたち、そして金属をもかみ砕く牙をガチャンガチャンと鳴らせながら迫る大魔王。
「アカ! アカ! アカ! 緊急事態だ今すぐ起きてくれ!」
「…………」
ロードの大声もむなしくアカは竜封じの剣の姿のまま変化がなかった。
(くっ、まずいこのままだとレッドさんまで……)
現在レースで横に並んでいるトランスカーと同じ2位のチーム・カーズアンドロードは戦慄していた。
(周りはマグマ。逃げ場がない。しかも大魔王のスピードは異常だ。もう追い着かれそうだ)
ロードたちの進むコースは一本道のように周りがマグマの海だった。
その時、クラクションがブーーーー!! と鳴った。そのマシンはスロプからだった。
ロードが思わず運転席でハンドルの真ん中を叩いてしまったのだ。
「ロード下を向いてる暇はないよ! 前を向いて運転して!」
「けれど――」
「ありがとう青年」
感謝を告げたのは隣で走っていたトランスカー・レッドだった。
「ありがとう? どいう意味です?」
「私たちの身を案じてくれているんだろう?」
「…………」
「そのキミの優しさは素直に受け取っておくよ。だが忘れてはいないか?」
「……忘れている?」
「ああ、このレースは何でもありのデスレースだということを、だれがどこで死のうが、責任は自分たち持ちだ。大魔王を恨んだり、憎んだりするのは少しお門違いだと思う」
「けれど命はもっと大事な――」
「皆、1位を目指している命がけで」
「――――!!!?(命がけ)」
ロードの目から怒りが消えた。
「キミたちも命がけでここまで来た。森のコースでは魔物と戦い。岩のコースでは降り注ぐ大岩を掻い潜った。氷河のコースでは寒さに負けず頑張った。火山のコースでも暑さに耐え抜き頑張る。どのチームも命がけなんだ」
「スロプ。もしかしてレースは怖かったか……?」
「えぇーーーーーー今頃気が付いたの!」
「済まない」
「キミたちは先を急げ、こちらは仲間たちがやられて仕返しをしたい気分なんだ」
「いいんですか?」
「我々は機械だから人間のように命を大切にしようとは思わないんだ」
「1位取りますから」
「うん、先を急ぎなさい」
トランスカー・レッドの最後の言葉に背中を押された、チーム・カーズアンドロードは加速して1位を目指した。
この時、
(きっとキミたちが本当の優勝候補だ)
ブルンブルンと勢いよく爆進してくる大魔王を後ろに感じながら、
(さて一泡吹かせようか)
トランスカー・レッドは減速した。
「頂くわ! 最後のカラーリング! レッド!」
その時、トランスカー・レッドは姿を消した。
ガキンと空を噛む大魔王。
この時、
(妨害アイテム……透明ね……なら狙いは隠れることかしら)
即座にレッドの行動を思案した大魔王。
しかし、レッドの狙いは隠れることではなかった。
ドガン!! と大きな金属音が爆進していたシーアースカイの戦闘形態から聞こえた。
この時、
(そう、狙いは――)
大魔王は当たりをつけて、
そして、
(貴様をマグマの中にコースアウトさせてくれる)
トランスカー・レッドの狙いは命を懸けて立ち向かうことだった。
「妨害アイテムならあたいも持ているのよ! タコ墨アイテム発動!」
その時、透明だったトランスカー・レッドはタコ墨の効果で前が見えず減速し、さらに黒く塗られたことで位置情報を把握された。
もはや、
「いただきますよっ!」
トランスカー・レッドのリタイヤは止められなかった。
食べられた。捕食された。捉えられた。
ガシャンガシャンと噛み砕かれていく。
大魔王シーアースカイの姿にメタリックなレッド色が追加される。
「うん、うん、いい感じじゃない! さて、これでレースの順位は3位。まだまだ補給したエネルギーはあるし、さっさと1位まで爆進しちゃいましょう」
大魔王シーアースカイはコンタクトレンズ越しに1位と2位が大差ない距離にいることを知った。
「まとめて食べてあげるわ」
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