291 / 774
第六章 盗み、奪い、取る、緑色の襲撃者
第291話 檻をぶち破る勢いのロード
しおりを挟む
ガチャンっと檻の錠が閉まる音がした。
ロード、ハズレ、オテダシ、ブン爺さんは手錠をかけられ牢に入れられた。檻の前には見張りが二人いた。
檻の中にはロードたち以外にも捕まったと思われる人が10人くらいいた。
「捕まってる奴らはオレたちだけじゃないってか?」
オテダシが牢の奥を見て言う。
「誘拐された人達か……」
ハズレが目線を下げる。
「ああ、噂じゃどっかの国に奴隷として売り出されているらしい……女どもなんかもっと悲惨だがな」
ロードは牢の奥へと進んで行く。すると――
「うっ……うっ……」
泣いている男性がいた。
「――!! 大丈夫か!? どこか痛いのか!?」
すぐに駆け寄るロード。
「腕が痛い……うっ、折れてんだ……」
「腕を出せなんとかする」
男が折れている部分の腕を出し、ロードは患部に手のひらを当てて生命力を分け与える。
「何をしているんだ?」
オテダシが訊く。
「腕を治してやってるのさ」
ハズレが答える。
「すげーーけどどうやって?」
そして治療を終えたロード。
「あ、ありがとう痛みがなくなった……」
男がお礼を言う。
「何故腕が折れていたんだ?」
ロードが原因を訊く。
「ここへ連れて来られるときにな、奴らにやられた」
「……………………」
ロードは黙って立ち上がり――
「ハズレ、何かいい方法はないか? 皆をここから出したい」
ハズレに訊く。
「ロード何を考えてる。団長たちが来るまで何もすんな。下手なことすっと本気で殺されるぞ」
オテダシが口を挟む。
「出来ればリョウさんたちにも戦ってほしくはない。オレが一人で奴らを引き付けてもいい、皆を逃がしたい戦いを起こさずに」
「そんなことできるわけが――」
「――方法はなくもないな」
今度はハズレが口を挟む。
「本当か? ハズレ」
「確実とは言えないが、やってみる価値はある。幸いここにはスワンの精霊がついてきた……スワンに協力を頼めるだろう」
ハズレの足元には水の精霊シーちゃんがいた。
「何じゃアレ」
「ただ、一人でドリドリム団を引きつけられるかだ……今のロードは奴らに剣を取り上げられてるし……」
「何とかしよう」
二人で話を進めていると――
「バカか! 一人でドリドリム団と戦うって言うのか? 正気の沙汰じゃねーすぐにぶっ殺されるぞ! 言っただろテンロウは団長と同じ特殊な武器を使うやつだぞ!」
オテダシが忠告する。
「このまま黙っている訳にはいかない……言ってやる。人の命はお前たちの物じゃないと言ってやる」
「言ってやるって……戦うんじゃないのか?」
「そうなったときは戦う。犠牲者の為にも、これから二度とこんなことにならないように……」
「止めても無駄だオテダシさん、彼はこう言うヤツなのさ…………いいだろうロード……やろうこの作戦はキミにかかっている。覚悟はいいな?」
ハズレの確認に、コクンと頷くロードだった。
▼ ▼ ▼
ガンガンガン!! と牢屋から聞こえて来た。
「オラァ!! 開けろォ!! コラァ!! オラァ!!」
声の主は牢屋を叩いていた。
「くそっ」「何だってんだ」
見張りの男たちが牢屋に向かう。
「オラァーー!! 開けろグズ共!! オラァ!! 開けろ!! オラァオラァ!! オラァオラァーー!!」
ガンガンガンと鉄格子を蹴りだしていたり、檻の扉を揺さぶっているロードの姿があった。
この時、
(ロードの迫真の演技、スワンにも見せてやりたい)
ハズレはこう思い、
(オラァーーが多すぎるだろ)
オテダシはこう思っていた。
「何だお前やめろ!! うるせー!!」「ぶっ殺されてーーかああ!!」
見張りたちが抑えようとする。
「やれーーやってみろーー!! グズ共こんなもの今すぐぶち破って、テメーらが何人いてもこけおどしのただのかかし野郎だって分からせてやる!!」
「何だとぉ!!」「舐めやがってクソガキがーー!!」
「テンロウって言ったかお前らの頭、臆病者の腰抜けクズやろーー弱者共の代表!!」
「テメー何言ってんのか分かってんのかゴラァ!!」「頭の耳に入ったら殺されるじゃ済まねーぞオラァ!!」
「クズ共が聞こえねーのか!! それとも言葉がわからねーほど馬鹿なのか!! こっから出せ!! 馬鹿共!!」
「うるせー!!」「黙れーー!!」
「大馬鹿のテンロウとお前ら全員に有り難い教えを解いてやる!!」
「このやろう!! 後悔させてやる!!」「頭の前に引きずり出して無残に殺されろ!!」
鍵を取り出す見張りたち。そして檻の鍵を開ける。
「さっさと出てこいクソガキ!!」
「オラァ!!」
出てきて早々、見張りの一人に頭突きを入れる。
「うっ!!」
そして倒れた見張りをロードは踏みつけた。
「て、てめー!!」
もう一人の見張りが剣を持つ。
「誰にもの言ってやがる!! テメーらは黙ってオレをテンロウのところまで連れてけ!!」
「テメーそれが頭の前でも言えるか試してやる!!」「クソガキ~~覚悟しろ!!」
「黙れさっさとテンロウのところまで連れて行け!!」
そしてロードは二人の見張りに連れられて行かれた。
「…………これでまずはロードが奴らの注意を引くことになるな」
オテダシが見送りながら言う。
この時、
(ロード、キミはグラスを手本にしたのか? ……それはつまり……)
ハズレはそこまで考えて、作戦のことを思い出した。
「よし、シーちゃんスワンのところまで道しるべを残してくれ」
「シーーーー」
シーちゃんが檻の外へ出てスワンの元へ帰っていく。その道しるべとして、地面に湿り気が出来ていた。
「あとはロードがさっきどさくさに紛れて、奪った鍵で――」
ハズレが牢の中にあった鍵の束を拾う。
「オイ、そう言えばアイツがいねーぞ!」
「?」
オテダシの発言にハズレは不思議な顔をした。しかし――すぐ顔は驚きの表情になる。
「グラスがいねーぞ!!」
「――――!! (グラス一体キミはいつの間にいなくなった……)」
手錠を外したハズレが鉄格子越しに思う。
ロード、ハズレ、オテダシ、ブン爺さんは手錠をかけられ牢に入れられた。檻の前には見張りが二人いた。
檻の中にはロードたち以外にも捕まったと思われる人が10人くらいいた。
「捕まってる奴らはオレたちだけじゃないってか?」
オテダシが牢の奥を見て言う。
「誘拐された人達か……」
ハズレが目線を下げる。
「ああ、噂じゃどっかの国に奴隷として売り出されているらしい……女どもなんかもっと悲惨だがな」
ロードは牢の奥へと進んで行く。すると――
「うっ……うっ……」
泣いている男性がいた。
「――!! 大丈夫か!? どこか痛いのか!?」
すぐに駆け寄るロード。
「腕が痛い……うっ、折れてんだ……」
「腕を出せなんとかする」
男が折れている部分の腕を出し、ロードは患部に手のひらを当てて生命力を分け与える。
「何をしているんだ?」
オテダシが訊く。
「腕を治してやってるのさ」
ハズレが答える。
「すげーーけどどうやって?」
そして治療を終えたロード。
「あ、ありがとう痛みがなくなった……」
男がお礼を言う。
「何故腕が折れていたんだ?」
ロードが原因を訊く。
「ここへ連れて来られるときにな、奴らにやられた」
「……………………」
ロードは黙って立ち上がり――
「ハズレ、何かいい方法はないか? 皆をここから出したい」
ハズレに訊く。
「ロード何を考えてる。団長たちが来るまで何もすんな。下手なことすっと本気で殺されるぞ」
オテダシが口を挟む。
「出来ればリョウさんたちにも戦ってほしくはない。オレが一人で奴らを引き付けてもいい、皆を逃がしたい戦いを起こさずに」
「そんなことできるわけが――」
「――方法はなくもないな」
今度はハズレが口を挟む。
「本当か? ハズレ」
「確実とは言えないが、やってみる価値はある。幸いここにはスワンの精霊がついてきた……スワンに協力を頼めるだろう」
ハズレの足元には水の精霊シーちゃんがいた。
「何じゃアレ」
「ただ、一人でドリドリム団を引きつけられるかだ……今のロードは奴らに剣を取り上げられてるし……」
「何とかしよう」
二人で話を進めていると――
「バカか! 一人でドリドリム団と戦うって言うのか? 正気の沙汰じゃねーすぐにぶっ殺されるぞ! 言っただろテンロウは団長と同じ特殊な武器を使うやつだぞ!」
オテダシが忠告する。
「このまま黙っている訳にはいかない……言ってやる。人の命はお前たちの物じゃないと言ってやる」
「言ってやるって……戦うんじゃないのか?」
「そうなったときは戦う。犠牲者の為にも、これから二度とこんなことにならないように……」
「止めても無駄だオテダシさん、彼はこう言うヤツなのさ…………いいだろうロード……やろうこの作戦はキミにかかっている。覚悟はいいな?」
ハズレの確認に、コクンと頷くロードだった。
▼ ▼ ▼
ガンガンガン!! と牢屋から聞こえて来た。
「オラァ!! 開けろォ!! コラァ!! オラァ!!」
声の主は牢屋を叩いていた。
「くそっ」「何だってんだ」
見張りの男たちが牢屋に向かう。
「オラァーー!! 開けろグズ共!! オラァ!! 開けろ!! オラァオラァ!! オラァオラァーー!!」
ガンガンガンと鉄格子を蹴りだしていたり、檻の扉を揺さぶっているロードの姿があった。
この時、
(ロードの迫真の演技、スワンにも見せてやりたい)
ハズレはこう思い、
(オラァーーが多すぎるだろ)
オテダシはこう思っていた。
「何だお前やめろ!! うるせー!!」「ぶっ殺されてーーかああ!!」
見張りたちが抑えようとする。
「やれーーやってみろーー!! グズ共こんなもの今すぐぶち破って、テメーらが何人いてもこけおどしのただのかかし野郎だって分からせてやる!!」
「何だとぉ!!」「舐めやがってクソガキがーー!!」
「テンロウって言ったかお前らの頭、臆病者の腰抜けクズやろーー弱者共の代表!!」
「テメー何言ってんのか分かってんのかゴラァ!!」「頭の耳に入ったら殺されるじゃ済まねーぞオラァ!!」
「クズ共が聞こえねーのか!! それとも言葉がわからねーほど馬鹿なのか!! こっから出せ!! 馬鹿共!!」
「うるせー!!」「黙れーー!!」
「大馬鹿のテンロウとお前ら全員に有り難い教えを解いてやる!!」
「このやろう!! 後悔させてやる!!」「頭の前に引きずり出して無残に殺されろ!!」
鍵を取り出す見張りたち。そして檻の鍵を開ける。
「さっさと出てこいクソガキ!!」
「オラァ!!」
出てきて早々、見張りの一人に頭突きを入れる。
「うっ!!」
そして倒れた見張りをロードは踏みつけた。
「て、てめー!!」
もう一人の見張りが剣を持つ。
「誰にもの言ってやがる!! テメーらは黙ってオレをテンロウのところまで連れてけ!!」
「テメーそれが頭の前でも言えるか試してやる!!」「クソガキ~~覚悟しろ!!」
「黙れさっさとテンロウのところまで連れて行け!!」
そしてロードは二人の見張りに連れられて行かれた。
「…………これでまずはロードが奴らの注意を引くことになるな」
オテダシが見送りながら言う。
この時、
(ロード、キミはグラスを手本にしたのか? ……それはつまり……)
ハズレはそこまで考えて、作戦のことを思い出した。
「よし、シーちゃんスワンのところまで道しるべを残してくれ」
「シーーーー」
シーちゃんが檻の外へ出てスワンの元へ帰っていく。その道しるべとして、地面に湿り気が出来ていた。
「あとはロードがさっきどさくさに紛れて、奪った鍵で――」
ハズレが牢の中にあった鍵の束を拾う。
「オイ、そう言えばアイツがいねーぞ!」
「?」
オテダシの発言にハズレは不思議な顔をした。しかし――すぐ顔は驚きの表情になる。
「グラスがいねーぞ!!」
「――――!! (グラス一体キミはいつの間にいなくなった……)」
手錠を外したハズレが鉄格子越しに思う。
0
お気に入りに追加
28
あなたにおすすめの小説
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
日本帝国陸海軍 混成異世界根拠地隊
北鴨梨
ファンタジー
太平洋戦争も終盤に近付いた1944(昭和19)年末、日本海軍が特攻作戦のため終結させた南方の小規模な空母機動部隊、北方の輸送兼対潜掃討部隊、小笠原増援輸送部隊が突如として消失し、異世界へ転移した。米軍相手には苦戦続きの彼らが、航空戦力と火力、機動力を生かして他を圧倒し、図らずも異世界最強の軍隊となってしまい、その情勢に大きく関わって引っ掻き回すことになる。
転生したら、伯爵家の嫡子で勝ち組!だけど脳内に神様ぽいのが囁いて、色々依頼する。これって異世界ブラック企業?それとも社畜?誰か助けて
ゆうた
ファンタジー
森の国編 ヴェルトゥール王国戦記
大学2年生の誠一は、大学生活をまったりと過ごしていた。
それが何の因果か、異世界に突然、転生してしまった。
生まれも育ちも恵まれた環境の伯爵家の嫡男に転生したから、
まったりのんびりライフを楽しもうとしていた。
しかし、なぜか脳に直接、神様ぽいのから、四六時中、依頼がくる。
無視すると、身体中がキリキリと痛むし、うるさいしで、依頼をこなす。
これって異世界ブラック企業?神様の社畜的な感じ?
依頼をこなしてると、いつの間か英雄扱いで、
いろんな所から依頼がひっきりなし舞い込む。
誰かこの悪循環、何とかして!
まったりどころか、ヘロヘロな毎日!誰か助けて
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中にいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出す。周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっており、自分だけ助かっていることにショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
おっさんの神器はハズレではない
兎屋亀吉
ファンタジー
今日も元気に満員電車で通勤途中のおっさんは、突然異世界から召喚されてしまう。一緒に召喚された大勢の人々と共に、女神様から一人3つの神器をいただけることになったおっさん。はたしておっさんは何を選ぶのか。おっさんの選んだ神器の能力とは。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる