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LV上げと戻ってきた避難民
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今日は少し 嫌な夢を見た それほどひどくもなくよくもない そんな夢だった
夢の内容は避難所を探しに行った人たちが帰ってくる夢だ
それだけなら悪い夢じゃないように思えるが帰ってきた人たちの人数が
行った時より少ないのが問題だった
夢だからはっきりとは覚えてはいないが半分くらいじゃないかなと思う
うなされるような夢ではなかったので起床は問題なく起きられた
いつもなら冷や汗をかいたり急に起き上がるような感じになったりしていたから
「夢を見た割には今日はそんなに悪い気分じゃないな」
外を見ると朝日が昇るころだった
習慣になってしまったものでこの時間に起きてしまう
身体を起こして軽く運動をしてみんなが雑魚寝している場所に向かう
外に出るにはここを通らなければならず みんなを起こさないように出ようとするが
警察官の一人が見張りをしていたようで 玄関の前に立っていた
「おはようございます 篠原さん 見張り お疲れ様です」
「実はいうとね 玄関の前によく立って見張りの任務をしていたんで 慣れているんだよ
まぁ徹夜はきついけどね それでも立つのは慣れてるから大丈夫」
笑いながら篠原さんは気にしないでという感じを出してくる
「君も早いね 目が覚めたのかい」
「新聞配達していたんで朝早く起きるのが習慣になってるんですよ みんな起こすのも悪いですし
少し 外の空気を吸ってこようかなと思いまして」
「みんな まだ寝てるだろうしね でも外は危険だから気を付けてね
音をたてないようにすれば大丈夫だと思うけど」
心配してくれたのか色々、注意してくれるけど 外にどうしても出たかったので
ゾンビに合わないように気を付けると言って外に出ることを許可してもらった
「篠原さんには悪いけど 少しでもゾンビを倒しておきたいんだ」
フットゾンビに苦戦した事を考えても少しでもレベルを上げておきたいと思ったからだ
警察署の周りにゾンビはいないのだが少し街に近づくと LV1やLV2のゾンビがうろうろしている
「すまないけど LV上げの経験値になってもらうよ」
LV1ならまだしも LV2のゾンビが警察署に向かってくるようなら避難している人たちにとっても
危険になる可能性があるし 少しでも間引いてい置いた方がいいと感じたからだ
少し歩いているとゾンビが近寄ってくる 音にも敏感だが 多少は生きている人間がわかるゾンビもいるらしい
スーパーで襲われたときは そういうゾンビが自分達に気づいたから犠牲者がでたと考えている
とりあえず 何人か目についたゾンビを倒していく
「ウォーター」「ウォーター」「ウォーター」
片っ端からウォーターを乱射してゾンビを倒していく ウォーターの水を浴びたゾンビは
煙をあげながら倒れていく LVを上げるために倒していく数を数えていくと
LV1を10人 LV2を13人 倒した所で LVアップのアナウンスが聞こえてきた
ステータスを確かめてみると LVが4になっていた スキルも変わらないけど
前にLVが上がった後はウォーターの威力が上がっていたし もしかしたら強くなっているかも
経験値は 1000/0007 となっていた 今度は1000の経験値を積まなければLVアップしないらしい
「1000か LV1や2だけじゃちょっときついな 何人、倒せばいいんだ」
LV5への道は大変なようだ
LV上げを終え警察署に戻ってみると 夢で見た通り新しい避難所を探しに行った集団が戻ってきていた
「篠原さん あの人たちってここを出てった人たちですよね」
「ああ 他の避難所を見つけたはいいがそこもゾンビも襲われてしまって いられなくなったらしいんだ
で 結局 戻ってきてしまったという事だ」
戻ってきた人たちを見てため息をひとつ、ついた 戻ってきたものはしょうがないが
これからの事を考えると頭が痛くなる
ここだって安全じゃないのだから 増えてしまった避難民 食料の問題 そして助けは来るのだろうか
夢の内容は避難所を探しに行った人たちが帰ってくる夢だ
それだけなら悪い夢じゃないように思えるが帰ってきた人たちの人数が
行った時より少ないのが問題だった
夢だからはっきりとは覚えてはいないが半分くらいじゃないかなと思う
うなされるような夢ではなかったので起床は問題なく起きられた
いつもなら冷や汗をかいたり急に起き上がるような感じになったりしていたから
「夢を見た割には今日はそんなに悪い気分じゃないな」
外を見ると朝日が昇るころだった
習慣になってしまったものでこの時間に起きてしまう
身体を起こして軽く運動をしてみんなが雑魚寝している場所に向かう
外に出るにはここを通らなければならず みんなを起こさないように出ようとするが
警察官の一人が見張りをしていたようで 玄関の前に立っていた
「おはようございます 篠原さん 見張り お疲れ様です」
「実はいうとね 玄関の前によく立って見張りの任務をしていたんで 慣れているんだよ
まぁ徹夜はきついけどね それでも立つのは慣れてるから大丈夫」
笑いながら篠原さんは気にしないでという感じを出してくる
「君も早いね 目が覚めたのかい」
「新聞配達していたんで朝早く起きるのが習慣になってるんですよ みんな起こすのも悪いですし
少し 外の空気を吸ってこようかなと思いまして」
「みんな まだ寝てるだろうしね でも外は危険だから気を付けてね
音をたてないようにすれば大丈夫だと思うけど」
心配してくれたのか色々、注意してくれるけど 外にどうしても出たかったので
ゾンビに合わないように気を付けると言って外に出ることを許可してもらった
「篠原さんには悪いけど 少しでもゾンビを倒しておきたいんだ」
フットゾンビに苦戦した事を考えても少しでもレベルを上げておきたいと思ったからだ
警察署の周りにゾンビはいないのだが少し街に近づくと LV1やLV2のゾンビがうろうろしている
「すまないけど LV上げの経験値になってもらうよ」
LV1ならまだしも LV2のゾンビが警察署に向かってくるようなら避難している人たちにとっても
危険になる可能性があるし 少しでも間引いてい置いた方がいいと感じたからだ
少し歩いているとゾンビが近寄ってくる 音にも敏感だが 多少は生きている人間がわかるゾンビもいるらしい
スーパーで襲われたときは そういうゾンビが自分達に気づいたから犠牲者がでたと考えている
とりあえず 何人か目についたゾンビを倒していく
「ウォーター」「ウォーター」「ウォーター」
片っ端からウォーターを乱射してゾンビを倒していく ウォーターの水を浴びたゾンビは
煙をあげながら倒れていく LVを上げるために倒していく数を数えていくと
LV1を10人 LV2を13人 倒した所で LVアップのアナウンスが聞こえてきた
ステータスを確かめてみると LVが4になっていた スキルも変わらないけど
前にLVが上がった後はウォーターの威力が上がっていたし もしかしたら強くなっているかも
経験値は 1000/0007 となっていた 今度は1000の経験値を積まなければLVアップしないらしい
「1000か LV1や2だけじゃちょっときついな 何人、倒せばいいんだ」
LV5への道は大変なようだ
LV上げを終え警察署に戻ってみると 夢で見た通り新しい避難所を探しに行った集団が戻ってきていた
「篠原さん あの人たちってここを出てった人たちですよね」
「ああ 他の避難所を見つけたはいいがそこもゾンビも襲われてしまって いられなくなったらしいんだ
で 結局 戻ってきてしまったという事だ」
戻ってきた人たちを見てため息をひとつ、ついた 戻ってきたものはしょうがないが
これからの事を考えると頭が痛くなる
ここだって安全じゃないのだから 増えてしまった避難民 食料の問題 そして助けは来るのだろうか
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