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新しいゾンビとウォーター
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急にカラスが襲ってきた
自分に向かって一直線に向かってくる
よけようとしたが自分が動く方に曲がっては
また向かってくる
ぶつかりそうという所で目が覚めた
たしか昨日は避難所で急に眠気に襲われて一泊したはずだ
横になっていたのだがまた夢で目覚めさせられたらしい
いっつもいつも正夢を見るとは限らないが最近 正夢になる確率が高い気がする
カラスに襲われる夢なんて悪夢じゃないかなと思うが
嫌にリアルな夢だったし気を付けようと考えながら
横になっていた体を起こす
周りを見渡すと母が寝ていた 他にも寝ている人がほとんどなのか
横になっている人達からは寝息が聞こえる
「ちょっと 外に出るか」
嫌な夢で起こされたのか 二度寝する気にもなれず
外の風にあたろうと体育館を出て外に出た
「うわぁ 外はうるさいなぁ」
外に出てみるとゾンビのうめき声が聞こえてくる
「ゾンビも寝てくれると助かるんだけどなぁ」
なんて軽口をたたいてないと不安でしょうがなかった
入口の門の方を見てみると まだ見張りに先生が立っていたので
声をかけて見た
「先生 ゾンビの方はどうですか?」
「見た通りですよ 門の内側には入れないようで 見張ってるだけです
後は 避難民が来た時に噛まれていないかチェックするだけです
どうしたんです 眠れないんですか」
「はい 嫌な夢みちゃって 寝れなくなってしまいました」
「はは そりゃしょうがないですね こんな事があったんですから
嫌な夢も見ますよ」
「先生は 寝なくていいんですか 結構疲れてるんじゃないですか?」
先生の顔見ると 疲れた感じがして 心配になってきた
「心配してもらって すいません 明け方には他の先生に代わってもらうんで
大丈夫ですよ それより 早く警察やら自衛隊が来て欲しいんだけどね」
ゾンビが出てくるようになってからまだ2日目とはいえ
こんな事になってるのだから警察や自衛隊が出てきてもよさそうなのだが
避難して来た人たちの話を聞くとどう対処していいかもめているんじゃないかという噂だ
「それじゃあ 失礼します 体 気を付けてくださいね」
そう言って先生と別れると 校舎の裏側に行ってみた
避難してくる途中に上がったLVとスキルを試してみたくなったからだ
「ウォーター」 と声に出してみると
指の先から 水が飛び出してきた 結構勢いがよく10Mほど先で勢いがなくなり
地面に落ちていった
「これでゾンビを倒せってことなのかな
とはいえ 何で ゾンビが出てきたのかも解らないのに
だれか 教えてくれよ 」
解らないことだらけだし助けも来ないので
これからどうしていいかわからず 精神的に参っていた
夜も明けてきて 明るくなり
ひとまずスキルの検証を終えたので
体育館に戻ろうとすると 電柱に止まっていたカラスが
飛び上がり 自分めがけて急に襲ってきた
「おい おい 夢の通りかよ」
この事態は夢で見ていたので 多少 驚いただけで
パニックにならず 落ち着いてよけられたし
カラスをよく見ることが出来た
目玉が飛び出ていて 普通のカラスではなく
ゾンビのカラスのようだった
「勘弁してくれよ 動物もゾンビ化してるのかよ
マンガやゲームじゃないんだからよ」
これは現実で漫画やゲームじゃない カラスとはいえ噛まれたら一発で
ゾンビになってしまう人が本当にいるのだから自分も気を付けなければならない
カラスに接触しないようにしながらゾンビなら水で倒せるんじゃないかと思い、スキルを使って見る
「ウォーター」
指をカラスの突っ込んでくる先に刺し スキルを唱えてみる
勢いよく飛び出した水はカラスが突っ込んだ先に飛び出しカラスを吹き飛ばした
吹き飛ばされたカラスは地面に落とされ動かなくなった
「はぁ よかった 何とか倒せたな スキルならペットボトルを使うより楽で
助かるな ここに来る前に子供のころに遊んだウォーターガンを持ってきたけど
ちょっと恥ずかしかったから使わなくてすんで良かったよ」
持ってきたバッグにウォーターガンがあったのだが使わなく住んでちょっとほっとしていた
カラス相手だとペットボトルの水をかけようとするとリスクが高いのは考えればわかる
ゾンビになったカラスを倒し 落ち着いたところで メニューを見てみようと思ったのだが
前回LVが上がってから試しておらず、どうしようかといろいろ試してみた
「メニュー」といったがダメだった
「ステータス」といったところ 目の前にボードが出てきた
「ステータスか まぁ メニューよりはステータスって感じか
ええと LVは2のまま 経験値が100/17 と カラスは経験値5ってところだな」
以前見た時との違いを確認しながらチェックしてみるが カラスを一匹倒しただけだったので
特に変わっているところはなかった
「くっそう ゾンビが倒せるのはいいけど こんな俺にどうしろっていうんだよ」
自宅警備員の自分には 荷が重いと感がえており
主人公にはもっとまともな人がなればいいんだよと愚痴りながら
体育館に戻っていった
今日はまだ始まったばかり 助けが来ることを祈るばかりであった
自分に向かって一直線に向かってくる
よけようとしたが自分が動く方に曲がっては
また向かってくる
ぶつかりそうという所で目が覚めた
たしか昨日は避難所で急に眠気に襲われて一泊したはずだ
横になっていたのだがまた夢で目覚めさせられたらしい
いっつもいつも正夢を見るとは限らないが最近 正夢になる確率が高い気がする
カラスに襲われる夢なんて悪夢じゃないかなと思うが
嫌にリアルな夢だったし気を付けようと考えながら
横になっていた体を起こす
周りを見渡すと母が寝ていた 他にも寝ている人がほとんどなのか
横になっている人達からは寝息が聞こえる
「ちょっと 外に出るか」
嫌な夢で起こされたのか 二度寝する気にもなれず
外の風にあたろうと体育館を出て外に出た
「うわぁ 外はうるさいなぁ」
外に出てみるとゾンビのうめき声が聞こえてくる
「ゾンビも寝てくれると助かるんだけどなぁ」
なんて軽口をたたいてないと不安でしょうがなかった
入口の門の方を見てみると まだ見張りに先生が立っていたので
声をかけて見た
「先生 ゾンビの方はどうですか?」
「見た通りですよ 門の内側には入れないようで 見張ってるだけです
後は 避難民が来た時に噛まれていないかチェックするだけです
どうしたんです 眠れないんですか」
「はい 嫌な夢みちゃって 寝れなくなってしまいました」
「はは そりゃしょうがないですね こんな事があったんですから
嫌な夢も見ますよ」
「先生は 寝なくていいんですか 結構疲れてるんじゃないですか?」
先生の顔見ると 疲れた感じがして 心配になってきた
「心配してもらって すいません 明け方には他の先生に代わってもらうんで
大丈夫ですよ それより 早く警察やら自衛隊が来て欲しいんだけどね」
ゾンビが出てくるようになってからまだ2日目とはいえ
こんな事になってるのだから警察や自衛隊が出てきてもよさそうなのだが
避難して来た人たちの話を聞くとどう対処していいかもめているんじゃないかという噂だ
「それじゃあ 失礼します 体 気を付けてくださいね」
そう言って先生と別れると 校舎の裏側に行ってみた
避難してくる途中に上がったLVとスキルを試してみたくなったからだ
「ウォーター」 と声に出してみると
指の先から 水が飛び出してきた 結構勢いがよく10Mほど先で勢いがなくなり
地面に落ちていった
「これでゾンビを倒せってことなのかな
とはいえ 何で ゾンビが出てきたのかも解らないのに
だれか 教えてくれよ 」
解らないことだらけだし助けも来ないので
これからどうしていいかわからず 精神的に参っていた
夜も明けてきて 明るくなり
ひとまずスキルの検証を終えたので
体育館に戻ろうとすると 電柱に止まっていたカラスが
飛び上がり 自分めがけて急に襲ってきた
「おい おい 夢の通りかよ」
この事態は夢で見ていたので 多少 驚いただけで
パニックにならず 落ち着いてよけられたし
カラスをよく見ることが出来た
目玉が飛び出ていて 普通のカラスではなく
ゾンビのカラスのようだった
「勘弁してくれよ 動物もゾンビ化してるのかよ
マンガやゲームじゃないんだからよ」
これは現実で漫画やゲームじゃない カラスとはいえ噛まれたら一発で
ゾンビになってしまう人が本当にいるのだから自分も気を付けなければならない
カラスに接触しないようにしながらゾンビなら水で倒せるんじゃないかと思い、スキルを使って見る
「ウォーター」
指をカラスの突っ込んでくる先に刺し スキルを唱えてみる
勢いよく飛び出した水はカラスが突っ込んだ先に飛び出しカラスを吹き飛ばした
吹き飛ばされたカラスは地面に落とされ動かなくなった
「はぁ よかった 何とか倒せたな スキルならペットボトルを使うより楽で
助かるな ここに来る前に子供のころに遊んだウォーターガンを持ってきたけど
ちょっと恥ずかしかったから使わなくてすんで良かったよ」
持ってきたバッグにウォーターガンがあったのだが使わなく住んでちょっとほっとしていた
カラス相手だとペットボトルの水をかけようとするとリスクが高いのは考えればわかる
ゾンビになったカラスを倒し 落ち着いたところで メニューを見てみようと思ったのだが
前回LVが上がってから試しておらず、どうしようかといろいろ試してみた
「メニュー」といったがダメだった
「ステータス」といったところ 目の前にボードが出てきた
「ステータスか まぁ メニューよりはステータスって感じか
ええと LVは2のまま 経験値が100/17 と カラスは経験値5ってところだな」
以前見た時との違いを確認しながらチェックしてみるが カラスを一匹倒しただけだったので
特に変わっているところはなかった
「くっそう ゾンビが倒せるのはいいけど こんな俺にどうしろっていうんだよ」
自宅警備員の自分には 荷が重いと感がえており
主人公にはもっとまともな人がなればいいんだよと愚痴りながら
体育館に戻っていった
今日はまだ始まったばかり 助けが来ることを祈るばかりであった
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