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ルビーちゃんとコン
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フォックス・テイルを肩に乗せ 街に帰ってきた
「ああ 忘れてた ワイルドボアの討伐依頼があったんだ」
ワイルドボアとコンの対決やコンのテイムの事でクエストの事をすっかり忘れていたのであった
「どうしよう 依頼未達成って事か 肉を必要としてる人がいるのにな」
また森に行くには日も遅く 森に着くころには暗くなっていては危険度もまし
討伐できるものではない
あきらめてギルドに報告に行くことにする
「お姉さん すいません ワイルドボア討伐できませんでした」
「ええ ニートさん 珍しいですね いつもいっぱい狩ってくるのに どうかしたんですか?」
「ちょっと 見つけられなくて 最近 狩りすぎたのかもしれませんね はははは」
神様やコンの事を話す訳にはいかないので 嘘をついたのだが
すこし心が痛むところではあった
「すいません お姉さん 明日こそは狩ってきますんで」
「いいんですよ そういう事だってありますから 気にしないでください」
「ありがとうございます それじゃまた明日きます」
ギルドのお姉さんに報告をして 宿屋に帰っていく
お姉さんに悪い事をしたかな ワイルドボアの肉を待っていた人たちもいたろうし
明日こそは依頼を達成しようと心に決めたのである
「ご主人 落ち込まないで コンのせいもあるから」
「大丈夫 大丈夫 そういえば コン あの大型のワイルドボアとは何で戦ってたんだ」
大型のワイルドボアがいた事を思い出し コンに聞いてみる
「神様の声が聞こえて あそこに行くように言われたの そしたら 大きなワイルドボアが出てきて
襲ってきたの 多分 あそこはワイルドボアの縄張りだったと思うの」
ワイルドボアの縄張りに誘導され 戦う羽目になったらしいが
神様の野郎 俺とコンを合わせるために仕組んだようだけど
やっぱり 何か企んでいるような気がするんだよな
考えながら 歩いているといつの間にか宿屋についていた
「ただいま」
「おかえり ニートさん おつかれさまです」
「ただいま ルビーちゃん」
「今日はお土産ないんですか あれ 肩にいる子 何ですか 可愛いですね」
きゃー と言いそうな顔をしながら肩にいるコンに興味を示したのだが
何の動物かはわからないようで 興味津々で聞いてきた
「この子は森でテイムしてね フォックス・テイルのコンだよ 仲良くしてね」
「きゅーん」
撫でてやると可愛い鳴き声を出したので ルビーちゃんが キャーと声を出してきたので
「撫でてみる」 と尋ねると
「いいんですか コンちゃん おいで」
肩をルビーちゃんの身長に合わせてもっていくと 肩からルビーちゃんの手のひらに移動した
「きゃー 可愛い コンちゃん ください」
コンをなでながら ストレートなおねだりをしてきた
「いやいや 流石にルビーちゃんのお願いでもだめだよ
また 撫でさせてあげるから我慢しなさい」
「はーい またねコンちゃん」
満足いくまで撫でたのか 手のひらを高く上げ俺の肩にコンをおろしてくれた
「そうだ ルビーちゃん この子の晩飯も頼むよ」
「はーい お父さんにお願いしときますね」
そう言ってルビーちゃんは奥に引っ込んでいった
ルビーちゃんが持ってきてくれた晩御飯を食べ 部屋に戻っていく
「今日も疲れた とはいえ今日はあんまり何もしてない気もするけどな
コンをテイムしたぐらいだけど コンは大丈夫か」
肩で横になっているコンに尋ねたのだが 疲れていたのかご飯を食べた後
寝てしまったようだった
布団にコンを寝かせ 今日の事を振り返ってみた
ワイルドボアを討伐しに行ったけど 結局 討伐は出来なかったわけだし
神様に突っ込みを入れただけと コンをテイムしただけ
報酬ももらっていないわけなので ただ働きをしただけな気がする
とはいえ 布団で寝ているコンが可愛かったので 気にしないことにした
明日こそは ワイルドボアを倒さなけばと思う一面
あの大きなワイルドボアの事が気になった
大型のワイルドボアの縄張りが近くにあるのなら
いずれは退治しなければならない そしてコンの敵討ちにもなると考えた
「よし 明日は 大型のワイルドボア退治をしてみるか」
明日の事を考え コンの隣で寝るのだったが
この世界に来て初めて一緒に寝る仲間が出来て嬉しかった
「ああ 忘れてた ワイルドボアの討伐依頼があったんだ」
ワイルドボアとコンの対決やコンのテイムの事でクエストの事をすっかり忘れていたのであった
「どうしよう 依頼未達成って事か 肉を必要としてる人がいるのにな」
また森に行くには日も遅く 森に着くころには暗くなっていては危険度もまし
討伐できるものではない
あきらめてギルドに報告に行くことにする
「お姉さん すいません ワイルドボア討伐できませんでした」
「ええ ニートさん 珍しいですね いつもいっぱい狩ってくるのに どうかしたんですか?」
「ちょっと 見つけられなくて 最近 狩りすぎたのかもしれませんね はははは」
神様やコンの事を話す訳にはいかないので 嘘をついたのだが
すこし心が痛むところではあった
「すいません お姉さん 明日こそは狩ってきますんで」
「いいんですよ そういう事だってありますから 気にしないでください」
「ありがとうございます それじゃまた明日きます」
ギルドのお姉さんに報告をして 宿屋に帰っていく
お姉さんに悪い事をしたかな ワイルドボアの肉を待っていた人たちもいたろうし
明日こそは依頼を達成しようと心に決めたのである
「ご主人 落ち込まないで コンのせいもあるから」
「大丈夫 大丈夫 そういえば コン あの大型のワイルドボアとは何で戦ってたんだ」
大型のワイルドボアがいた事を思い出し コンに聞いてみる
「神様の声が聞こえて あそこに行くように言われたの そしたら 大きなワイルドボアが出てきて
襲ってきたの 多分 あそこはワイルドボアの縄張りだったと思うの」
ワイルドボアの縄張りに誘導され 戦う羽目になったらしいが
神様の野郎 俺とコンを合わせるために仕組んだようだけど
やっぱり 何か企んでいるような気がするんだよな
考えながら 歩いているといつの間にか宿屋についていた
「ただいま」
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「ただいま ルビーちゃん」
「今日はお土産ないんですか あれ 肩にいる子 何ですか 可愛いですね」
きゃー と言いそうな顔をしながら肩にいるコンに興味を示したのだが
何の動物かはわからないようで 興味津々で聞いてきた
「この子は森でテイムしてね フォックス・テイルのコンだよ 仲良くしてね」
「きゅーん」
撫でてやると可愛い鳴き声を出したので ルビーちゃんが キャーと声を出してきたので
「撫でてみる」 と尋ねると
「いいんですか コンちゃん おいで」
肩をルビーちゃんの身長に合わせてもっていくと 肩からルビーちゃんの手のひらに移動した
「きゃー 可愛い コンちゃん ください」
コンをなでながら ストレートなおねだりをしてきた
「いやいや 流石にルビーちゃんのお願いでもだめだよ
また 撫でさせてあげるから我慢しなさい」
「はーい またねコンちゃん」
満足いくまで撫でたのか 手のひらを高く上げ俺の肩にコンをおろしてくれた
「そうだ ルビーちゃん この子の晩飯も頼むよ」
「はーい お父さんにお願いしときますね」
そう言ってルビーちゃんは奥に引っ込んでいった
ルビーちゃんが持ってきてくれた晩御飯を食べ 部屋に戻っていく
「今日も疲れた とはいえ今日はあんまり何もしてない気もするけどな
コンをテイムしたぐらいだけど コンは大丈夫か」
肩で横になっているコンに尋ねたのだが 疲れていたのかご飯を食べた後
寝てしまったようだった
布団にコンを寝かせ 今日の事を振り返ってみた
ワイルドボアを討伐しに行ったけど 結局 討伐は出来なかったわけだし
神様に突っ込みを入れただけと コンをテイムしただけ
報酬ももらっていないわけなので ただ働きをしただけな気がする
とはいえ 布団で寝ているコンが可愛かったので 気にしないことにした
明日こそは ワイルドボアを倒さなけばと思う一面
あの大きなワイルドボアの事が気になった
大型のワイルドボアの縄張りが近くにあるのなら
いずれは退治しなければならない そしてコンの敵討ちにもなると考えた
「よし 明日は 大型のワイルドボア退治をしてみるか」
明日の事を考え コンの隣で寝るのだったが
この世界に来て初めて一緒に寝る仲間が出来て嬉しかった
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