もっと深く繋がりたい-一途な幼馴染×ノンケの主人公-

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『あっ…あっ、んっ、…んっ、』

夕陽によって広げられた秘部に、指よりも太くて熱い楔が当てがわれ。

俺の呼吸と共にゆっくりと中へ押し入ってくる。指よりも圧倒的に大きいソレに、


自然と涙が頬を滑り落ちた


「大丈夫、だよ。ゆっくりするから、ね」

『っ、…んっ、』

子供を宥めるかの様に、俺の腰を支えていた手が…するりと背中を撫でる。

きっと夕陽には繋がっている場所が見えているのだろう。


俺に合わせる様に、ただただゆっくりと入れてくれた。

「カリが入った後はすんなり入ったね？」

『…ぁ、…っ、』

「少し、動かすから…痛かったらゆってね、あーちゃん」



伺う様に動いていた夕陽が、少しだけ切迫詰まったかの様に腰を揺すり、何度も奥に入っては、引いてを繰り返す。

ぱちゅぱちゅ、と部屋には卑猥な音と、俺の喘ぎ声、そして夕陽の荒い息遣いだけが響いていた。


「ん、っと…ここらへん、なんだけど」


『んぁ！？…ゃっ、ぁっ、…あっ！』




夕陽がある一点を突いた瞬間、

全身に電流が走り、身体が震える。甘い鳴声を上げたせいか、

夕陽が背後でくすり、と笑った–––––––––




「見つけた。あーちゃんのイイとこ」


心底嬉しそうな声音に、ぞくりとした感覚が駆け抜ける。思わず上へと逃げかけた腰、

それを咎めるかの様に、腰を打ちつけられて…


一瞬頭が真っ白になった

『あ"ぁっ！…んっ、ふっ、…ぁっ、』

「だーめ。逃がさないよ」

『あっ、…ぁっ、…まっ、まっ、て…、』



激しくもスプリングがなり、行為の激しさを表していて。

さっき感じたイイ所を何度も抉る様にして、とんとんと、突かれる


あっ…これ、だめ、…おかしく、なる



訳の分からない快楽が襲い、

その快感をやり過ごす為に、きつくシーツを握りしめた。


「ダメなの？気持ちいいの間違いでしょ？

俺のが当たる度に、きゅってなるよ」


『んっ…んっ、……ぁ、』


「ね、気持ちいい？」




何度も何度も前立腺を刺激され、快楽へと叩き落とされる。

あまりの気持ちよさに、おかしくなりそうで

甘ったるい声音が自分の物だと信じたくなくて…、


首を横に振る。


『も、…むり、…むりぃ、』

「イキそう、なんだね。あーちゃん

なら一緒にイこっか」




硬さを増したソレは…、

気持ちイイ所だけを何度も摩り、突き、

腰を揺さぶられて、


『あっ、ぁっ、…いっ、…ぁああっ』


夕陽が最奥で達するのとほぼ同時に俺も、イっていた。

「ん。…すき、あーちゃん。

大好き。超好き、愛してる」



どくどく、と性液を放った夕陽は直ぐに抜く事なく。

更に奥へと押し込んでくる。

臓器腸に夕陽のペニスが触れた気がして、



『…んぅっ、…ぁっ、…！』

再び達していた。











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朝起きると、身体は綺麗になっていて。

ベッドで俺を抱きしめて寝ている夕陽が視野に入った。

『…酒飲んでも普通に記憶あるんだが』

零した独白は夕陽の耳に入る訳もなく、



もそり、と体を起こした。

『大体、酔ってたからって好きでもない奴と寝るわけないだろ』

気付くのが遅れてしまったが、


夕陽の告白を聞いて正直…嬉しかった

俺を求めてくれた事に、

愛してる、と言ってくれた事に



夕陽は俺に甘いが…俺も大概かもしれない


『俺も愛してる』


夕陽にだけは俺も甘くなる。





寝ている夕陽の頬にそっとキスを落とし、

思わず苦笑した。


『早く起きてよ俺の王子さま。…そしたら告白してやるからさ』


俺らの未来を想像し、胸を弾ませる。






きっと俺らの関係性は変わるのだろう

それはきっと…いい方に。





















※END