大正魔術英雄譚

うさみかずと

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プロローグ

カウツ・ベルフェゴール

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 大正時代。それは新発見と発明の時代であるが、そこに魔法が存在したことはご存じだろうか。

 古きものが廃れ、新しい価値観が人々の生活や心を豊かにした、夢と浪漫の時代。

 しかし変革を迎えた時代の境目にはご多分にもれず犯罪や狂乱も絶えることはなかった。

 そんな時代に現れた闇社会の問題児にして帝都の異端児。

 その名前は骨川カウツ。

 武力探偵を営む彼は、法外な金銭を要求するが、金さえ払えばどんな依頼でもこなしてくれる。凄腕の探偵だ。

 魔法を操り、時には人々に手を差し伸べ、時には人々を恐怖のどん底に落とす。

 これは別世界から転移してきた魔術師、カウツ・ベルフェゴールの大正魔術英雄譚である。

 
 
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