復讐の花束を君に
とある女子校で殺人事件が起きた。被害者は高校1年生である31人の女子生徒。加害者は同じクラスの栗花落澪(つゆりみお)という生徒だった。澪はクラス内でいじめを受けていた。それは、中学生の時からずっと。いじめに耐え続け限界が近づいたある日、澪は海凪風優人(みなぎふゆと)という謎の男と出会う。彼は何かを企むような笑みを浮かべて澪に囁いた。
『復讐の舞台を用意してあげる』
その舞台が用意された時、地獄のようなデスゲームが開始される。
澪は小さく呟いた。
「皆とっとと死んじゃえ」
『復讐の舞台を用意してあげる』
その舞台が用意された時、地獄のようなデスゲームが開始される。
澪は小さく呟いた。
「皆とっとと死んじゃえ」
目次
感想
あなたにおすすめの小説
迷蔵の符
だんぞう
ホラー
休日の中学校で、かくれんぼをする私とふみちゃん。
ただし普通のかくれんぼではない。見つけてはいけないかくれんぼ。
しかもその日に限って、校舎内にはあふれていた……普通の人には見えないモノたちが。
ルールに従い、そのかくれんぼ……『迷蔵』を続けているうちに、私は見えないモノから目をそらせなくなる。
『迷蔵』とは何なのか、そもそもなぜそんなことを始めたのか、この学校に隠されている秘密とは。
次第に見えるようになってゆく真実の向こうに、私は……。
喪失~失われた現実~
星 陽月
ホラー
あらすじ
ある日、滝沢の務める会社に桐生という男が訪ねてきた。男は都立江東病院の医師だという。
都立江東病院は滝沢のかかりつけの病院であったが、桐生という名の医師に聞き覚えがなかった。
怪訝な面持ちで、男の待つ会議室に滝沢は向かった。
「それで、ご用件はなんでしょう」
挨拶もそこそこに滝沢が訊くと、
「あなたを救済にきました」
男はそう言った。
その男が現れてから以降、滝沢の身に現実離れしたことが起こり始めたのだった。
さとみは、住んでいるマンションから15分ほどの商店街にあるフラワー・ショップで働いていた。
その日も、さとみはいつものように、ベランダの鉢に咲く花たちに霧吹きで水を与えていた。 花びらや葉に水玉がうかぶ。そこまでは、いつもとなにも変わらなかった。
だが、そのとき、さとみは水玉のひとつひとつが無規律に跳ね始めていくのを眼にした。水玉はそしてしだいにひとつとなっていき、自ら明滅をくり返しながらビリヤードほどの大きさになった。そして、ひと際光耀いたと思うと、音もなく消え失せたのだった。
オーナーが外出したフラワー・ショップで、陳列された店内の様々な花たちに鼻を近づけたり指先で触れたりしながら眺めた。
と、そのとき、
「花はいいですね。心が洗われる」
すぐ横合いから声がした。
さとみが顔を向けると、ひとりの男が立っていた。その男がいつ店内入ってきたのか、隣にいたことさえ、さとみは気づかなかった。
そして男は、
「都立江東病院の医師で、桐生と申します」
そう名乗ったのだった。
滝沢とさとみ。まったく面識のないふたり。そのふたりの周りで、現実とは思えない恐ろしい出来事が起きていく。そして、ふたりは出会う。そのふたりの前に現れた桐生とは、いったい何者なのだろうか……。
厄師
ドヴニール
ホラー
1990年代にインターネットが台頭してから幾許かの時が流れ、SNSが普及し始めた。
そこから人々は様々な情報に触れやすくなっていった訳だが、その中でもとりわけ、根も葉もない様なゴシップやら噂やらは瞬く間に、まるでヒレを得た魚のようにネットの大海に拡散されていくのがお決まりとなりつつあった。
◯◯みたいだよ
◯◯らしい
人はどう進化しようが噂好きというものは無くならないようだ。
そんな"しょうもない噂"に紛れて一つ、最近どこから流れ出たか、囁かれ出したものがあった。
「金を払えば相手に厄(わざわい)を降り掛からせる事ができる"らしい"」
「厄師(やくし)なんて怪異がある"みたい"」
そんな噂が、静かに広がっている。
本物の友達〜偽物は誰!?〜
もか
ホラー
肝試しをしに廃墟になった学校に10時過ぎにクラス全員で行くと、職員室までたどり着いたら眠気に駆られ全員倒れるように寝てしまう。
目が覚めたらそこは自分の教室の机に寝ていた。
クラスの中に偽物がいる。24時間以内に見つけ出さないと全員処刑されるゲームが始まった。
見つければ出られる。
信頼、友達、崩れかけ仲間割れも始まり本当の友達は誰?
そのゲームには秘密があった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる