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第206話
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朝一番でバビロニアへの馬車に乗る。
十二人乗りだが、リゼは十番目だった。
空いている席に奥から詰めて座るように指示されるんで、その指示に従い空いている場所に座った。
隣は屈強な男性だったが、腕を組んで目を瞑っていた。
乗客のほとんどが冒険者になるため、護衛はいない。
短い道中とはいえ自己責任の移動となるため気を抜けくことが出来ない。
昨日、フルオロに礼を言った後、アイリにも挨拶をして別れた。
アイリに会ったことで、冒険者になった当時の初心を思い出していた。
定刻になったのか、馬車が揺れ始めたので、バビロニアへ出発したことを体感する。
馬車に揺られながらバビロニアですべきことを整理する。
職業案内所で職業について確認する。
その時、もし上位職の『暗殺者』に転職出来たら……いや、メインクエストを達しえすれば、報酬として転職の選択肢が増えるかも知れないことに期待をして、メインクエスト後に考えることにした。
迷宮での魔物討伐。
昔読んだ魔物図鑑で迷宮に出現する魔物を思い出すが、オリシスの迷宮で戦った魔物しか思い出せなかった。
フルオロに聞いておけば良かったと後悔する。
骨董市での骨董品の購入だが、なにを購入してよいのか分からない。
騙されて二束三文の品を高額で買わされるかもしれない。
フルオロの言葉が頭で繰り返される。
(防具か……)
バビロニアの武器屋や防具屋も幾つかある。
どこの町でも同じだが職人により扱う品物にも雲泥の差がある。
買い替えるつもりがないが、防具として欠陥があれば買い替えるしかない……。
「はぁ~」
やるべきことが多すぎて、思わずため息をつく。
「これから危険地域に入ります。戦闘準備お願いします」
前方からの声に乗客たちは武器に手を当てて、いつでも飛び出せるように腰を浮かせていた。
予約した時に、魔物からの襲撃が多い区間を危険地域といい、その区間を通る時に魔物から襲撃されれば、魔物討伐に動く。
もちろん、倒した報酬は冒険者のものだ。
逆に殺されれば、それも自己責任となる。
討伐した魔物の分け前で揉めることもあるが、それも自己責任だ。
「魔物だ~!」
叫び声が合図となり、乗客たちは一目散に飛び出す。
後ろの方に座っていたリゼは後れを取り、飛び出す冒険者にぶつかり体勢を崩してしまったこともあり、飛び出したのは最後だった。
目の前には襲われた馬車が転がり、その馬車を護衛していただろう者が横たわっていた。
荷台から木箱が幾つか転がっている。
持ち主である商人は馬車の影に隠れている。
「コボルト風情が‼」
犬の頭をした獣人型の魔物だ。
手に持っている棍棒で冒険者たちを襲っている。
応戦する冒険者たちだったが、十二人の冒険者に対してコボルトの数は二倍以上だった。
そして、冒険者十二人とも前衛職だったため、接近戦での戦いがメインとなる。
ポーションで回復する隙を与えないコボルトの攻撃に倒れる冒険者が出た。
倒れる冒険者に気付く他の冒険者たちだったが、コボルトに囲まれているため近付くことさえ出来ない。
リゼも自分の戦闘で手一杯だった。
慣れたとはいえ人型の魔物を戦うのに苦手意識が残っていた。
コボルトの討伐数が増えるが、冒険者の数も減少する。
最悪なことにコボルトの増援がきたことで、冒険者たちは一気に劣勢となる。
「おい、チビ! 大丈夫か⁈」
隣に座っていた冒険者と偶然にも合流する。
「はい、大丈夫です」
「しかし、運が悪かったな。まさか商人の馬車を襲撃しているところに出くわすとは」
コボルトは鉱山で掘られた穴を根城にすることが多い。
バビロニアの周辺には多くの鉱山があり、迷宮が見つかるまで、鉱山が領地の主な収入源だった。
今は廃鉱となった山が多くあるので、コボルトや多くの魔物の巣窟になっている。
ルーブイユやバビロニアの冒険者ギルドは、廃鉱周辺での魔物討伐クエストを依頼している。
だが、バビロニアには迷宮があるため、廃鉱の魔物討伐を受注する冒険者は殆どいないので、実質はルーブイユや周辺の町の冒険者ギルドが対応している。
ラバンニアル共和国としても、迷宮に冒険者を送り込んだ国益になると判断しているので、バビロニアの領主も協力的ではなかった。
リゼが母親と暮らした村でも近くの村がコボルトに襲われたと何度か耳にしたので、コボルトの存在は知っていた。
食料などが少なくなると廃鉱から出てきて、商人や冒険者を襲う。
時にはゴブリンやオークなどにも襲い掛かる好戦的な魔族だ。
見渡すと十二人いた冒険者は既に五人になっていた。
だが、二人は重症で一人は立つことさえ出来ないでいた。
実質リゼを含めた三人で、この場を乗り切らなくてはならない。
一方のコボルトも多くの仲間が倒されたことで警戒して、攻撃に遅れが見られる。
なにより、指示を出していたコボルトを討伐したが、連携に乱れを生じていた。
安全な場所に自然と冒険者たちは集まる。
「あと少しだけ踏ん張れそうか?」
「死ぬ気で踏ん張るしかないでしょう」
「あの二人は――」
「無理に助けに行けば、お前も危ないぞ。それに――」
「回復魔術師や治癒師がいない状況で、あの傷を治すにはハイポーション以上が必要よ」
隣に座っていた大柄な男性冒険者と、最後に乗車した女性の冒険者だった。
男性冒険者は素手なので、拳闘士か格闘家と推測するが、服装というか装備が違う気もする。
女性は細長い剣を構えている。
多分……剣士だろうと、リゼは予想する。
二人とも状況を完全に……しかも正確に把握している。
「私はリゼです。お二人よりも弱いですが、全力で戦わせていただきます」
「いいねぇ。俺はジャンロードだ。強いから安心しろ」
「私は剣士のエンヴィーよ。私も強いから安心していいわよ」
強いという言葉に対抗するかのように張り合う。
そして、協力してコボルト殲滅に向けての戦いが再開された。
――――――――――――――――――――
■リゼの能力値
『体力:三十六』
『魔力:三十』
『力:二十二』
『防御:二十』
『魔法力:二十一』
『魔力耐性:十六』
『敏捷:八十六』
『回避:四十三』
『魅力:二十四』
『運:四十八』
『万能能力値:零』
■メインクエスト
・迷宮で未討伐の魔物討伐(討伐種類:三十)。期限:三十日
・報酬:転職ステータス値向上
■サブクエスト
・防具の変更。期限:二年
・報酬:ドヴォルグ国での武器製作率向上
・バビロニアの骨董市で骨董品の購入。期限:一年
・報酬:観察眼強化
・瀕死の重傷を負う。期限:三年
・報酬:全ての能力値(一増加)
■シークレットクエスト
・ヴェルべ村で村民誰かの願いを一つ叶える。期限:五年
・報酬:万能能力値(五増加)
十二人乗りだが、リゼは十番目だった。
空いている席に奥から詰めて座るように指示されるんで、その指示に従い空いている場所に座った。
隣は屈強な男性だったが、腕を組んで目を瞑っていた。
乗客のほとんどが冒険者になるため、護衛はいない。
短い道中とはいえ自己責任の移動となるため気を抜けくことが出来ない。
昨日、フルオロに礼を言った後、アイリにも挨拶をして別れた。
アイリに会ったことで、冒険者になった当時の初心を思い出していた。
定刻になったのか、馬車が揺れ始めたので、バビロニアへ出発したことを体感する。
馬車に揺られながらバビロニアですべきことを整理する。
職業案内所で職業について確認する。
その時、もし上位職の『暗殺者』に転職出来たら……いや、メインクエストを達しえすれば、報酬として転職の選択肢が増えるかも知れないことに期待をして、メインクエスト後に考えることにした。
迷宮での魔物討伐。
昔読んだ魔物図鑑で迷宮に出現する魔物を思い出すが、オリシスの迷宮で戦った魔物しか思い出せなかった。
フルオロに聞いておけば良かったと後悔する。
骨董市での骨董品の購入だが、なにを購入してよいのか分からない。
騙されて二束三文の品を高額で買わされるかもしれない。
フルオロの言葉が頭で繰り返される。
(防具か……)
バビロニアの武器屋や防具屋も幾つかある。
どこの町でも同じだが職人により扱う品物にも雲泥の差がある。
買い替えるつもりがないが、防具として欠陥があれば買い替えるしかない……。
「はぁ~」
やるべきことが多すぎて、思わずため息をつく。
「これから危険地域に入ります。戦闘準備お願いします」
前方からの声に乗客たちは武器に手を当てて、いつでも飛び出せるように腰を浮かせていた。
予約した時に、魔物からの襲撃が多い区間を危険地域といい、その区間を通る時に魔物から襲撃されれば、魔物討伐に動く。
もちろん、倒した報酬は冒険者のものだ。
逆に殺されれば、それも自己責任となる。
討伐した魔物の分け前で揉めることもあるが、それも自己責任だ。
「魔物だ~!」
叫び声が合図となり、乗客たちは一目散に飛び出す。
後ろの方に座っていたリゼは後れを取り、飛び出す冒険者にぶつかり体勢を崩してしまったこともあり、飛び出したのは最後だった。
目の前には襲われた馬車が転がり、その馬車を護衛していただろう者が横たわっていた。
荷台から木箱が幾つか転がっている。
持ち主である商人は馬車の影に隠れている。
「コボルト風情が‼」
犬の頭をした獣人型の魔物だ。
手に持っている棍棒で冒険者たちを襲っている。
応戦する冒険者たちだったが、十二人の冒険者に対してコボルトの数は二倍以上だった。
そして、冒険者十二人とも前衛職だったため、接近戦での戦いがメインとなる。
ポーションで回復する隙を与えないコボルトの攻撃に倒れる冒険者が出た。
倒れる冒険者に気付く他の冒険者たちだったが、コボルトに囲まれているため近付くことさえ出来ない。
リゼも自分の戦闘で手一杯だった。
慣れたとはいえ人型の魔物を戦うのに苦手意識が残っていた。
コボルトの討伐数が増えるが、冒険者の数も減少する。
最悪なことにコボルトの増援がきたことで、冒険者たちは一気に劣勢となる。
「おい、チビ! 大丈夫か⁈」
隣に座っていた冒険者と偶然にも合流する。
「はい、大丈夫です」
「しかし、運が悪かったな。まさか商人の馬車を襲撃しているところに出くわすとは」
コボルトは鉱山で掘られた穴を根城にすることが多い。
バビロニアの周辺には多くの鉱山があり、迷宮が見つかるまで、鉱山が領地の主な収入源だった。
今は廃鉱となった山が多くあるので、コボルトや多くの魔物の巣窟になっている。
ルーブイユやバビロニアの冒険者ギルドは、廃鉱周辺での魔物討伐クエストを依頼している。
だが、バビロニアには迷宮があるため、廃鉱の魔物討伐を受注する冒険者は殆どいないので、実質はルーブイユや周辺の町の冒険者ギルドが対応している。
ラバンニアル共和国としても、迷宮に冒険者を送り込んだ国益になると判断しているので、バビロニアの領主も協力的ではなかった。
リゼが母親と暮らした村でも近くの村がコボルトに襲われたと何度か耳にしたので、コボルトの存在は知っていた。
食料などが少なくなると廃鉱から出てきて、商人や冒険者を襲う。
時にはゴブリンやオークなどにも襲い掛かる好戦的な魔族だ。
見渡すと十二人いた冒険者は既に五人になっていた。
だが、二人は重症で一人は立つことさえ出来ないでいた。
実質リゼを含めた三人で、この場を乗り切らなくてはならない。
一方のコボルトも多くの仲間が倒されたことで警戒して、攻撃に遅れが見られる。
なにより、指示を出していたコボルトを討伐したが、連携に乱れを生じていた。
安全な場所に自然と冒険者たちは集まる。
「あと少しだけ踏ん張れそうか?」
「死ぬ気で踏ん張るしかないでしょう」
「あの二人は――」
「無理に助けに行けば、お前も危ないぞ。それに――」
「回復魔術師や治癒師がいない状況で、あの傷を治すにはハイポーション以上が必要よ」
隣に座っていた大柄な男性冒険者と、最後に乗車した女性の冒険者だった。
男性冒険者は素手なので、拳闘士か格闘家と推測するが、服装というか装備が違う気もする。
女性は細長い剣を構えている。
多分……剣士だろうと、リゼは予想する。
二人とも状況を完全に……しかも正確に把握している。
「私はリゼです。お二人よりも弱いですが、全力で戦わせていただきます」
「いいねぇ。俺はジャンロードだ。強いから安心しろ」
「私は剣士のエンヴィーよ。私も強いから安心していいわよ」
強いという言葉に対抗するかのように張り合う。
そして、協力してコボルト殲滅に向けての戦いが再開された。
――――――――――――――――――――
■リゼの能力値
『体力:三十六』
『魔力:三十』
『力:二十二』
『防御:二十』
『魔法力:二十一』
『魔力耐性:十六』
『敏捷:八十六』
『回避:四十三』
『魅力:二十四』
『運:四十八』
『万能能力値:零』
■メインクエスト
・迷宮で未討伐の魔物討伐(討伐種類:三十)。期限:三十日
・報酬:転職ステータス値向上
■サブクエスト
・防具の変更。期限:二年
・報酬:ドヴォルグ国での武器製作率向上
・バビロニアの骨董市で骨董品の購入。期限:一年
・報酬:観察眼強化
・瀕死の重傷を負う。期限:三年
・報酬:全ての能力値(一増加)
■シークレットクエスト
・ヴェルべ村で村民誰かの願いを一つ叶える。期限:五年
・報酬:万能能力値(五増加)
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