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閑話
3「次は、どうぞお買い物で」
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中から出て来たのは、日焼けをした日本人位の肌色とそれ故に悪目立ちする白い髪を持つ女性だった。髪は襟足がぎりぎり見えない程度に切られている。
すると、パジャシュがビルブァターニ語で彼女に馴れ馴れしく話を始めた。その中で、聞き取れたのは「セミシャ」だ。何処かで聞いたことがある……頭を抱えていると、鈴宮が耳打ちをする。
「愛桜さん、パジャシュ旅団長が『セミシャ』って言った様な気がしたのですけれど、セミシャって確か、『おおすみ』を引張った人じゃありませんでしたっけ」
それを聞いて、はっとする。そうだ。あの宙に浮いていた、魔法使い……?
「あらあらすみません。自己紹介が遅れていました」
こちらはこちらで、こそこそ喋っているのが見られたのか、セミシャらしい人は流暢に日本語を話した。
「セミシャ・リミャインド。シクシン魔導師協会会長を務めております」
「それだけじゃなくて、時には、私達の指導迄してくださっているのよ!」
セミシャは丁寧に、完結に自己紹介を済ませた。それに補足したパジャシュは、何故か誇らしげだ。セミシャといえば「いえいえ」と、謙遜する。礼節、社交辞令、どれをとっても日本人顔負けのものだ。
「そうそう。彼女は、陸上自衛隊の新渡戸1尉。大尉よ」
「中央即応連隊第一中隊長の新渡戸1尉です。こちらに来てから、魔法に興味を持ちました」
パジャシュが紹介してくれたから、機を失せず名乗った。序に一言付け加える。
「あら、でしたら、お時間ある時にでもお声掛け下さい」
セミシャは、微笑んで答えてくれた。異世界人と話している気がしない。出てくる言葉が、日本人そのものだ。
「大地諸共、敵を粉微塵のぐっちゃぐちゃにする術を見せてあげます」
思わず私は絶句してしまった。刹那、辺りが静まり返った気がしたから見渡すと、絶句したのは私だけではない事を知れた。
今の言葉があんなに理知的に見えたセミシャの口から飛び出たとは、到底思えない。然し、明らかにセミシャの発言だし、彼女は今も笑みを浮かべ何故、場が沈黙しているのか理解していない様子だ。
「わ! えっと、これは……セミシャは、別に悪い人じゃないの! ちょっと言い方が直球なだけで……と、兎に角、乗せてもらいましょう」
「はーい。どーぞー」
パジャシュが一所懸命に弁明する中、セミシャは呑気にしている。
「お願いします」と、独り言の様に言って乗車? した。中は、窓が無いだけで特筆すべき点はない。ただ、座席は車の様に前を向いている訳ではなく、それは外側にあり全て内側を向いている。みんなで座れば、みんなの顔を見る事になる。
※
先ず、辻が色色見て回ったと言う商店街の様な通りに来た。他の通りと比べて、人と人の様な何かは多くとても賑わっている。
「ここはビリヤント。壁内一の市場です」
人とその他の生物の多さ、話者の多さから誰が何を喋っているか分らなくなっている中に、際立つ店主の声。どんな宣伝文句を謳っているか分らないが、雑踏の中でも聞き分けられる様にする為の特徴のある抑揚はここでも同じだ。
「確か、あなたはこちらにいらしてましたよね」
「はい……。缶切とか手袋を忘れたので、もしかしたら調達出来るかな、と……」
もう辻は、私達の方に体を向けていない。セミシャさんとのみ対話しているかのようだ。
「まあ、無難なのは、イリューシャン貿易ですかね。あそこは、壁内随一の財力を誇るので世界各国の商品を取り寄せる事が出来る上に、あなた達に向けた製品を売りに出している珍しい店です」
「私も魔導士の方におすすめされて行きました。身分証割があるというので、一瞬取出したりもしました」
辻もそう言うので、取敢えずその店に絞り行く事にする。異世界人の考える自衛隊向けの装備……こちらでかなり実用的な物もある事だろう。鴨にされていないのを祈る。
イリューシャンと言えば、騎士旅団副長でパジャシュに御執心な彼女もイリューシャンと名乗っていた。珍しくパジャシュに付いて来ていないが、頭はパジャシュでいっぱいになっている筈だ。
この戦闘服姿で雑踏を歩けど、二度見する者こそ居るが見つめるものは居ない。まるで、殆どの方が自衛隊を知っているかの様だ。数分歩くと、セミシャさんが立ち止まった。ベージュの街並みに馴染む四階建ての建物だ。看板にはここの言葉で書かれているが、店の入口に「二階、装具売場。自衛隊歓迎」との貼り紙がある。
「いらっしゃいませ」
階段を上がると、お馴染みの挨拶がされた。歳のせいで低くなった声は落着きを持っている。
「あら、団体さんで。しかも、最近いらした方達ですか?」
「そうよ。中央即応連隊という部隊なの」
「あらあら、パジャシュ様まで。気付きませんでした」
そこから、パジャシュと店主の雑談が始まった。止めるのも違うので、店内を見回す。普通に売店で売られている様な日用品から、戦闘訓練に役立ちそうな物迄実に様様だ。連続点灯加工魔法石という名で石が売られていたり、異世界固有の植物由来の物で作られた緩衝材が鉄帽用ジェルパッドやインソールとして売られていたりしている。また、勘定をするであろう卓の近くには、見たことのない独特な工芸品等が置いてある。お土産に良さそうだ。
「あ、忘れてた。新渡戸達は買い物じゃなくて、探しものがあってここに来たのよね」
パジャシュが本題へと舵を戻してくれた。そこから、事の経緯を説明すると店主が頭を傾げる程、思い出そうとしてくれる。
「確かに、割引適応の為に見せてくださいましたけど、あの後店内には何も落ちてませんでしたし落し物も保管してません」
「どうやらここは違ったみたいですね」
腰を曲げて、床や棚の下を確認しながら杉田が言った。店主も知らないし、今確認して落ちていないのなら、時間も無い事だから次に行くのが先決であろう。
「ありがとうございました。冷やかしで申し訳ございませんが、これで失礼致します」
「いえいえ。私からも見つかる様お祈り致します。次は、どうぞお買い物で」
すると、パジャシュがビルブァターニ語で彼女に馴れ馴れしく話を始めた。その中で、聞き取れたのは「セミシャ」だ。何処かで聞いたことがある……頭を抱えていると、鈴宮が耳打ちをする。
「愛桜さん、パジャシュ旅団長が『セミシャ』って言った様な気がしたのですけれど、セミシャって確か、『おおすみ』を引張った人じゃありませんでしたっけ」
それを聞いて、はっとする。そうだ。あの宙に浮いていた、魔法使い……?
「あらあらすみません。自己紹介が遅れていました」
こちらはこちらで、こそこそ喋っているのが見られたのか、セミシャらしい人は流暢に日本語を話した。
「セミシャ・リミャインド。シクシン魔導師協会会長を務めております」
「それだけじゃなくて、時には、私達の指導迄してくださっているのよ!」
セミシャは丁寧に、完結に自己紹介を済ませた。それに補足したパジャシュは、何故か誇らしげだ。セミシャといえば「いえいえ」と、謙遜する。礼節、社交辞令、どれをとっても日本人顔負けのものだ。
「そうそう。彼女は、陸上自衛隊の新渡戸1尉。大尉よ」
「中央即応連隊第一中隊長の新渡戸1尉です。こちらに来てから、魔法に興味を持ちました」
パジャシュが紹介してくれたから、機を失せず名乗った。序に一言付け加える。
「あら、でしたら、お時間ある時にでもお声掛け下さい」
セミシャは、微笑んで答えてくれた。異世界人と話している気がしない。出てくる言葉が、日本人そのものだ。
「大地諸共、敵を粉微塵のぐっちゃぐちゃにする術を見せてあげます」
思わず私は絶句してしまった。刹那、辺りが静まり返った気がしたから見渡すと、絶句したのは私だけではない事を知れた。
今の言葉があんなに理知的に見えたセミシャの口から飛び出たとは、到底思えない。然し、明らかにセミシャの発言だし、彼女は今も笑みを浮かべ何故、場が沈黙しているのか理解していない様子だ。
「わ! えっと、これは……セミシャは、別に悪い人じゃないの! ちょっと言い方が直球なだけで……と、兎に角、乗せてもらいましょう」
「はーい。どーぞー」
パジャシュが一所懸命に弁明する中、セミシャは呑気にしている。
「お願いします」と、独り言の様に言って乗車? した。中は、窓が無いだけで特筆すべき点はない。ただ、座席は車の様に前を向いている訳ではなく、それは外側にあり全て内側を向いている。みんなで座れば、みんなの顔を見る事になる。
※
先ず、辻が色色見て回ったと言う商店街の様な通りに来た。他の通りと比べて、人と人の様な何かは多くとても賑わっている。
「ここはビリヤント。壁内一の市場です」
人とその他の生物の多さ、話者の多さから誰が何を喋っているか分らなくなっている中に、際立つ店主の声。どんな宣伝文句を謳っているか分らないが、雑踏の中でも聞き分けられる様にする為の特徴のある抑揚はここでも同じだ。
「確か、あなたはこちらにいらしてましたよね」
「はい……。缶切とか手袋を忘れたので、もしかしたら調達出来るかな、と……」
もう辻は、私達の方に体を向けていない。セミシャさんとのみ対話しているかのようだ。
「まあ、無難なのは、イリューシャン貿易ですかね。あそこは、壁内随一の財力を誇るので世界各国の商品を取り寄せる事が出来る上に、あなた達に向けた製品を売りに出している珍しい店です」
「私も魔導士の方におすすめされて行きました。身分証割があるというので、一瞬取出したりもしました」
辻もそう言うので、取敢えずその店に絞り行く事にする。異世界人の考える自衛隊向けの装備……こちらでかなり実用的な物もある事だろう。鴨にされていないのを祈る。
イリューシャンと言えば、騎士旅団副長でパジャシュに御執心な彼女もイリューシャンと名乗っていた。珍しくパジャシュに付いて来ていないが、頭はパジャシュでいっぱいになっている筈だ。
この戦闘服姿で雑踏を歩けど、二度見する者こそ居るが見つめるものは居ない。まるで、殆どの方が自衛隊を知っているかの様だ。数分歩くと、セミシャさんが立ち止まった。ベージュの街並みに馴染む四階建ての建物だ。看板にはここの言葉で書かれているが、店の入口に「二階、装具売場。自衛隊歓迎」との貼り紙がある。
「いらっしゃいませ」
階段を上がると、お馴染みの挨拶がされた。歳のせいで低くなった声は落着きを持っている。
「あら、団体さんで。しかも、最近いらした方達ですか?」
「そうよ。中央即応連隊という部隊なの」
「あらあら、パジャシュ様まで。気付きませんでした」
そこから、パジャシュと店主の雑談が始まった。止めるのも違うので、店内を見回す。普通に売店で売られている様な日用品から、戦闘訓練に役立ちそうな物迄実に様様だ。連続点灯加工魔法石という名で石が売られていたり、異世界固有の植物由来の物で作られた緩衝材が鉄帽用ジェルパッドやインソールとして売られていたりしている。また、勘定をするであろう卓の近くには、見たことのない独特な工芸品等が置いてある。お土産に良さそうだ。
「あ、忘れてた。新渡戸達は買い物じゃなくて、探しものがあってここに来たのよね」
パジャシュが本題へと舵を戻してくれた。そこから、事の経緯を説明すると店主が頭を傾げる程、思い出そうとしてくれる。
「確かに、割引適応の為に見せてくださいましたけど、あの後店内には何も落ちてませんでしたし落し物も保管してません」
「どうやらここは違ったみたいですね」
腰を曲げて、床や棚の下を確認しながら杉田が言った。店主も知らないし、今確認して落ちていないのなら、時間も無い事だから次に行くのが先決であろう。
「ありがとうございました。冷やかしで申し訳ございませんが、これで失礼致します」
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