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第8章
8-23
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8-23「チェアリーのターン」
「・・・・・・そして、二人は故郷を離れ、新たな森を探して旅立ったのです。おしまい」
エルフの昔話を話し終えてもユウはじっとしたままだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
静かだ。
側では川のせせらぎが聞こえるのみで、後は時折かまどからパチパチと流木が燃える音が聞こえてくるぐらい。
彼の目を覆っていた手をどかした。
「ユウ?」
日はどっぷりと沈んで辺りは闇に包まれている。
かまどから漏れる炎の光に映し出された彼の顔は、穏やかな寝顔になっていた。
「寝ちゃった?」
「スー、スー・・・・・・」
かすかに寝息も聞こえる。
寝てもいいとは言ったけど、本当に寝てしまうなんて少し酷い気がする。私の方はずっとドキドキしっ放しだったというのに。
簡単な昔話とはいえ話している間ずっと彼の頭を股間に挟んだまま微動だに出来ないのは流石に疲れた。
「う―――んっ」
彼を起こさないように、大きく伸びをする。上を向いて腕を思いっきり伸ばし、まるまった背を伸ばす。
「はぁー」
力を抜いて息を吐いた先にユウの顔が目に留まった。
そっと彼の髪を撫でた。
「ハァ、」
この黒髪に触れる日を待ち焦がれていたのだ。
撫でるとコシがあって、私の手を心地よく撫で返してくる。
「うふふ」
おでこから前髪をかき上げる様に撫で、また元に戻す。私の思い通りに出来ることに、思わずにやけてしまう。
心ゆくまで髪を撫でまわしても、彼は起きる様子は無かった。
「スー、スー・・・・・・」
今度は顔に触れてみた。髭が少し伸びていてジョリジョリする。
触れた手をゆっくり顔の輪郭に沿って滑らす。そのまま親指の腹で彼の唇をなぞると、少し乾燥してカサカサしていた。
ちゅぱっ!
自分の唇も乾いている気がして、舌で舐めて潤す。
「ユウ・・・・・・起きないとキスしちゃうよ」
「スー、スー・・・・・・」
起きる様子はない。
私はこんなにもドキドキしているというのに、子供の様な寝顔でぐっすり眠る彼に少し腹立たしさを感じる。
キスで起こしてあげよう。そう思った。彼が息苦しくなって起きるような長いキスを。
念のため辺りを見回し、人の気配がない事を確認してから帽子を取った。
「スゥ―――」
胸いっぱいに息を吸い込み、唇を近づける。
(む゛っ!?)
ロマンチックな光景を想像していたのに、ちょっとしたアクシデントが起きた。私の股にすっぽり顔が埋もれている彼にキスをしようとしても、唇があと少しのところで届かなかったのだ。
体勢に無理がある。それは自分のおへそにキスをするようなもので、どう頑張っても物理的にムリ。
「ム―――っ!」
彼は気持ちよさそうなのに、私だけ焦らされているようで納得いかない。
「ねえ、ユウ。起きて」
肩を少し揺すってみる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
けど、起きる様子が無い。
反応の無い彼に段々と思いが募ってくる。
「ネェ、」
座ったまま今度は彼の胸をさすった。
男らしい厚い胸板・・・・・・もうすぐ私はこの胸に力強く抱いてもらえる。
「ハァ・・・・・・」
そう思ったら歯止めが利かなくなってきた。
胸をさする手のひらに小さな突起が当たる。それを確かめて見ようと服を少しずつ、少しずつ指でたぐり寄せた。段々とお腹が下の方から露わになっていく。
「ユウ・・・・・・おへそ見えてるよ」
更にたぐり寄せていくと胸が露わになった。
両手で円を描くようにさする。
(小さい)
その小さな突起は女の私とは明らかに大きさが違う。まじまじと見て、初めて触った男性の胸に私の鼓動は高まるばかりだ。
(下も・・・・・・)
そう思い、彼のズボンに手を伸ばしたが、座っていると指先が触れるだけであと少しが届かない。
「もうっ!」
私はユウが後頭部をぶつけないように、ゆっくり足を広げマットに下ろした。
そのまま膝立ちになると、彼の顔がスカートの中にすっぽり納まった。
「んんっ」
寝息が敏感な部分に当たる。
スカートの中はユウの息と私の熱気で蒸れて、湿っぽさを感じ始めてきた。そのねっとりとまとわりつくような空気が体温を上げ、更に蒸れていく。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・あつい」
まだほとんど何もしていないのに、もう体が火照って熱い。
テントでないと寒いかと思っていたけど、必要なかった。小さなテントなんかにこもっていたら始める前から汗で全身ぐしょぐしょになっていたはずだ。
私は上着を脱いだ。
そして仰向けに寝ている彼の上に四つん這いになった。
「あんっ、」
彼の鼻先が直接私に触れる。少し触れただけなのに全身に稲妻が駆け抜けたかのようだ。その刺激に体が疼く。
もっと刺激を。私は四つん這いのままゆっくり前後に腰を振った。
「あ、・・・・・・あっ・・・・・・あんっ・・・・・・」
彼の鼻先がツンツンと当たる。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・ユウ、お願い起きて」
もう我慢が出来ない!
彼のズボンの隙間に手を滑り込ませた。
モゾモゾとした毛の感触を指先が捉える。もう少し手を伸ばせは・・・・・・
(これ以上は!)
こんなの私が寝込みを襲っているみたいだ。やはり、初めてはユウにリードしてもらってしたい。
「ユウ。起きてっ」
これだけ触れているのに彼は未だ起きる様子が無い。
「もうっ!」
じれったくなって、胸を押し付けてみた。私の体重がユウにのしかかる。
体を重ねると、今度は私の顔が彼の股間へと埋まった。
腰に巻かれたストール越しでも、私の頬には彼の感触が伝わる。無意識にそのまま鼻をうずめて深呼吸した。
「ス―――ッ・・・・・・は―――ぁ!!」
男の匂いに頭がしびれ、全身に震えを感じる。
衝動を抑えきれず、今度は重ねた胸を少し乱暴に揺らす。
「ハァ!ハァ!ハァ!」
胸が弾む衝撃とともに、鼓動はドンドン早くなっていく。
彼と一つになりたい!
欲望は行動となって、浮かせていた腰を彼の顔へと沈めた。いくらなんでも私の股間に鼻と口を塞がれては、起きるだろう。
「ひゃ!?」
彼の顔に股を押し付けた瞬間、驚いて声が出た。
ビチョっと、下着の濡れる感触がして私はまた腰を浮かせた。
(私、まだ・・・・・・)
確認しようと彼から離れてみて驚いた。
「なんで・・・・・・泣いてるの?」
眠る彼のまぶたからは涙が流れ落ちていた。
「・・・・・・そして、二人は故郷を離れ、新たな森を探して旅立ったのです。おしまい」
エルフの昔話を話し終えてもユウはじっとしたままだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
静かだ。
側では川のせせらぎが聞こえるのみで、後は時折かまどからパチパチと流木が燃える音が聞こえてくるぐらい。
彼の目を覆っていた手をどかした。
「ユウ?」
日はどっぷりと沈んで辺りは闇に包まれている。
かまどから漏れる炎の光に映し出された彼の顔は、穏やかな寝顔になっていた。
「寝ちゃった?」
「スー、スー・・・・・・」
かすかに寝息も聞こえる。
寝てもいいとは言ったけど、本当に寝てしまうなんて少し酷い気がする。私の方はずっとドキドキしっ放しだったというのに。
簡単な昔話とはいえ話している間ずっと彼の頭を股間に挟んだまま微動だに出来ないのは流石に疲れた。
「う―――んっ」
彼を起こさないように、大きく伸びをする。上を向いて腕を思いっきり伸ばし、まるまった背を伸ばす。
「はぁー」
力を抜いて息を吐いた先にユウの顔が目に留まった。
そっと彼の髪を撫でた。
「ハァ、」
この黒髪に触れる日を待ち焦がれていたのだ。
撫でるとコシがあって、私の手を心地よく撫で返してくる。
「うふふ」
おでこから前髪をかき上げる様に撫で、また元に戻す。私の思い通りに出来ることに、思わずにやけてしまう。
心ゆくまで髪を撫でまわしても、彼は起きる様子は無かった。
「スー、スー・・・・・・」
今度は顔に触れてみた。髭が少し伸びていてジョリジョリする。
触れた手をゆっくり顔の輪郭に沿って滑らす。そのまま親指の腹で彼の唇をなぞると、少し乾燥してカサカサしていた。
ちゅぱっ!
自分の唇も乾いている気がして、舌で舐めて潤す。
「ユウ・・・・・・起きないとキスしちゃうよ」
「スー、スー・・・・・・」
起きる様子はない。
私はこんなにもドキドキしているというのに、子供の様な寝顔でぐっすり眠る彼に少し腹立たしさを感じる。
キスで起こしてあげよう。そう思った。彼が息苦しくなって起きるような長いキスを。
念のため辺りを見回し、人の気配がない事を確認してから帽子を取った。
「スゥ―――」
胸いっぱいに息を吸い込み、唇を近づける。
(む゛っ!?)
ロマンチックな光景を想像していたのに、ちょっとしたアクシデントが起きた。私の股にすっぽり顔が埋もれている彼にキスをしようとしても、唇があと少しのところで届かなかったのだ。
体勢に無理がある。それは自分のおへそにキスをするようなもので、どう頑張っても物理的にムリ。
「ム―――っ!」
彼は気持ちよさそうなのに、私だけ焦らされているようで納得いかない。
「ねえ、ユウ。起きて」
肩を少し揺すってみる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
けど、起きる様子が無い。
反応の無い彼に段々と思いが募ってくる。
「ネェ、」
座ったまま今度は彼の胸をさすった。
男らしい厚い胸板・・・・・・もうすぐ私はこの胸に力強く抱いてもらえる。
「ハァ・・・・・・」
そう思ったら歯止めが利かなくなってきた。
胸をさする手のひらに小さな突起が当たる。それを確かめて見ようと服を少しずつ、少しずつ指でたぐり寄せた。段々とお腹が下の方から露わになっていく。
「ユウ・・・・・・おへそ見えてるよ」
更にたぐり寄せていくと胸が露わになった。
両手で円を描くようにさする。
(小さい)
その小さな突起は女の私とは明らかに大きさが違う。まじまじと見て、初めて触った男性の胸に私の鼓動は高まるばかりだ。
(下も・・・・・・)
そう思い、彼のズボンに手を伸ばしたが、座っていると指先が触れるだけであと少しが届かない。
「もうっ!」
私はユウが後頭部をぶつけないように、ゆっくり足を広げマットに下ろした。
そのまま膝立ちになると、彼の顔がスカートの中にすっぽり納まった。
「んんっ」
寝息が敏感な部分に当たる。
スカートの中はユウの息と私の熱気で蒸れて、湿っぽさを感じ始めてきた。そのねっとりとまとわりつくような空気が体温を上げ、更に蒸れていく。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・あつい」
まだほとんど何もしていないのに、もう体が火照って熱い。
テントでないと寒いかと思っていたけど、必要なかった。小さなテントなんかにこもっていたら始める前から汗で全身ぐしょぐしょになっていたはずだ。
私は上着を脱いだ。
そして仰向けに寝ている彼の上に四つん這いになった。
「あんっ、」
彼の鼻先が直接私に触れる。少し触れただけなのに全身に稲妻が駆け抜けたかのようだ。その刺激に体が疼く。
もっと刺激を。私は四つん這いのままゆっくり前後に腰を振った。
「あ、・・・・・・あっ・・・・・・あんっ・・・・・・」
彼の鼻先がツンツンと当たる。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・ユウ、お願い起きて」
もう我慢が出来ない!
彼のズボンの隙間に手を滑り込ませた。
モゾモゾとした毛の感触を指先が捉える。もう少し手を伸ばせは・・・・・・
(これ以上は!)
こんなの私が寝込みを襲っているみたいだ。やはり、初めてはユウにリードしてもらってしたい。
「ユウ。起きてっ」
これだけ触れているのに彼は未だ起きる様子が無い。
「もうっ!」
じれったくなって、胸を押し付けてみた。私の体重がユウにのしかかる。
体を重ねると、今度は私の顔が彼の股間へと埋まった。
腰に巻かれたストール越しでも、私の頬には彼の感触が伝わる。無意識にそのまま鼻をうずめて深呼吸した。
「ス―――ッ・・・・・・は―――ぁ!!」
男の匂いに頭がしびれ、全身に震えを感じる。
衝動を抑えきれず、今度は重ねた胸を少し乱暴に揺らす。
「ハァ!ハァ!ハァ!」
胸が弾む衝撃とともに、鼓動はドンドン早くなっていく。
彼と一つになりたい!
欲望は行動となって、浮かせていた腰を彼の顔へと沈めた。いくらなんでも私の股間に鼻と口を塞がれては、起きるだろう。
「ひゃ!?」
彼の顔に股を押し付けた瞬間、驚いて声が出た。
ビチョっと、下着の濡れる感触がして私はまた腰を浮かせた。
(私、まだ・・・・・・)
確認しようと彼から離れてみて驚いた。
「なんで・・・・・・泣いてるの?」
眠る彼のまぶたからは涙が流れ落ちていた。
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