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「それであんなメッセージを作って流したの。でもこんなに大事になると思わなくて、、、。まさか謹慎とかそんなにまでなるなんて、思わなくて。」
と言って泣き出す。
私と一彩への嫉妬からだったんだ。
本当は付き合ってもいないのに、、、。
「ごめんなさい、、、。」
そう言って前橋さんは何度も、何度も謝る。
私は正直怒りが湧いてきた。
私だけならいいけど、部活の皆んなにも迷惑がかかってしまった。
けれど、私の前で泣いている前橋さんを見ると何にも言えなくなってしまった。
「前橋さん、もう謝らなくていいよ。
私、完全に許せるか自信ないし、、、。
誤解を解いてくれたらそれでいいよ。」
「私、今日先生にちゃんと説明したから。全部私がした事だって、、、。本当にごめんなさい。」
私は真相がわかって、なんだかほっとしてしまう。
今までなんで、こんな嫌がらせを受けているのかわからなくて、ずっともやもやしていたのだ。
とりあえずこれで吹奏楽部のコンクールは出れそうだから良かった、、、。
目の前で泣いている前橋さんをみて、きっと一彩の事ずっと好きだったんだろうなぁと思った。
私は流石に一彩の新しい彼女に嫌がらせをしたいとは思わないけれど、憎い程嫉妬してしまう気持ちはわかる気がした。
前橋さんの涙を見て私は胸が痛かった。
と言って泣き出す。
私と一彩への嫉妬からだったんだ。
本当は付き合ってもいないのに、、、。
「ごめんなさい、、、。」
そう言って前橋さんは何度も、何度も謝る。
私は正直怒りが湧いてきた。
私だけならいいけど、部活の皆んなにも迷惑がかかってしまった。
けれど、私の前で泣いている前橋さんを見ると何にも言えなくなってしまった。
「前橋さん、もう謝らなくていいよ。
私、完全に許せるか自信ないし、、、。
誤解を解いてくれたらそれでいいよ。」
「私、今日先生にちゃんと説明したから。全部私がした事だって、、、。本当にごめんなさい。」
私は真相がわかって、なんだかほっとしてしまう。
今までなんで、こんな嫌がらせを受けているのかわからなくて、ずっともやもやしていたのだ。
とりあえずこれで吹奏楽部のコンクールは出れそうだから良かった、、、。
目の前で泣いている前橋さんをみて、きっと一彩の事ずっと好きだったんだろうなぁと思った。
私は流石に一彩の新しい彼女に嫌がらせをしたいとは思わないけれど、憎い程嫉妬してしまう気持ちはわかる気がした。
前橋さんの涙を見て私は胸が痛かった。
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