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番外編ストーリー要素強めなR-18
29 ♡ 微レオ×ポチ
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「埃一つ塵一つありません!とても綺麗です!ですが……私やっぱりレオナルド様に何もお返しが出来てないと最近思い始めて、自分のできることをこっそり実行していこうと思い至ったのです。……結局バレてしまったんですけどね。」
「?いつも助かってるし逆に申し訳ないと思ってるくらいだからそんなこと気にしなくていい。あと侍女の仕事はとってはいけないよ。」
「!……確かに私が浅はかでした…。」
しゅんと項垂れている彼を手招きする。
2人は強いし、スタイルは抜群、さらに極上レベルのイケメン。そして仕事は真面目と共通点だらけだがよく見ると、クリスは器用だけどポチはとても不器用だったり、営みが上手かったり、ピュアだったり、クリスは声は爽やかイケボと言われる類だが逆にポチは低音イケボなどと、全然違ったりする。
僕もどちらかと言うと不器用で言葉が足らず、知らぬ間に傷つけてしまうことが多いだろう。だから彼を抱きしめた。どうか勘違いしないでと思いを込めて。
「…私これ好きなんです。温かいです…。」
「僕もハグは結構好きだよ?いくらでもしてあげる。」
ぎゅーと強く抱きしめると「痛いです」と笑いながら背中を叩かれた。
「あの…レオナルド様…。休暇を取られたのですか?」
「ん?あー、そうだよ。はは、少し張り詰めすぎたみたいで怒られちゃった。」
「…キスしたら駄目ですか?」
「……い、いけど、?」
「妻の立場を承ってからまだ一度も本来のお仕事をしたことがないのです。ですがその、私こういうのどうしても羞恥が勝ってしまい、慣らせたいのです……あっ、急な話ですし後日でもいいです。予定が空いたら……」
あまりにも必死にしがみつくので、首を縦に振って今から是としてしまった。
クリスの時とは違いあまりにも恥ずかしがるので、クリスに慣れさせられたとしても僕までガチガチに緊張するくらいにはポチは顔を赤く染めていた。
目をガン開きにして固まっているので「閉じてくれないかな?」とお願いしても耳に入ってないのか、動けないのか閉じようとしない。
だがちゅと頬にキスをしてやると、すぐに意識は戻ってきたのかずっと瞬きさせながら頬を手で押さえていた。
「ふっ、あははは!ちょっと!!僕が良くないおじさんになった気分だよ。」
「、?私の方が年齢的にはおじさんなのでは?」
「こんな可愛いおじさんが居てたまるか!」
この調子では唇のキスなんて100年後くらいになるだろう。全く……側室がポチで良かったとすごく思う。グイグイ来られたら僕がキャパオーバーになっていた所だしね。
「クリスとポチ2人で僕を襲うような発言してたけど、無理なんじゃない?あははは!」
「……?」
僕の発言を不思議そうに首を傾げながら突然グイと身を乗り出したかと思えば、息子を布越しから握ってきた。
「…………あれ?い、いやだなあポチ。」
「レオナルド様のためのご奉仕なら問題なくできますよ?」
逃げ腰になった僕の脚がっしりと上から乗り上げ身体を動かすことが出来なくなった。……これは与える側の方がめちゃくちゃ得意な人間なのか?おい!聞いてないぞ!!!!
「?いつも助かってるし逆に申し訳ないと思ってるくらいだからそんなこと気にしなくていい。あと侍女の仕事はとってはいけないよ。」
「!……確かに私が浅はかでした…。」
しゅんと項垂れている彼を手招きする。
2人は強いし、スタイルは抜群、さらに極上レベルのイケメン。そして仕事は真面目と共通点だらけだがよく見ると、クリスは器用だけどポチはとても不器用だったり、営みが上手かったり、ピュアだったり、クリスは声は爽やかイケボと言われる類だが逆にポチは低音イケボなどと、全然違ったりする。
僕もどちらかと言うと不器用で言葉が足らず、知らぬ間に傷つけてしまうことが多いだろう。だから彼を抱きしめた。どうか勘違いしないでと思いを込めて。
「…私これ好きなんです。温かいです…。」
「僕もハグは結構好きだよ?いくらでもしてあげる。」
ぎゅーと強く抱きしめると「痛いです」と笑いながら背中を叩かれた。
「あの…レオナルド様…。休暇を取られたのですか?」
「ん?あー、そうだよ。はは、少し張り詰めすぎたみたいで怒られちゃった。」
「…キスしたら駄目ですか?」
「……い、いけど、?」
「妻の立場を承ってからまだ一度も本来のお仕事をしたことがないのです。ですがその、私こういうのどうしても羞恥が勝ってしまい、慣らせたいのです……あっ、急な話ですし後日でもいいです。予定が空いたら……」
あまりにも必死にしがみつくので、首を縦に振って今から是としてしまった。
クリスの時とは違いあまりにも恥ずかしがるので、クリスに慣れさせられたとしても僕までガチガチに緊張するくらいにはポチは顔を赤く染めていた。
目をガン開きにして固まっているので「閉じてくれないかな?」とお願いしても耳に入ってないのか、動けないのか閉じようとしない。
だがちゅと頬にキスをしてやると、すぐに意識は戻ってきたのかずっと瞬きさせながら頬を手で押さえていた。
「ふっ、あははは!ちょっと!!僕が良くないおじさんになった気分だよ。」
「、?私の方が年齢的にはおじさんなのでは?」
「こんな可愛いおじさんが居てたまるか!」
この調子では唇のキスなんて100年後くらいになるだろう。全く……側室がポチで良かったとすごく思う。グイグイ来られたら僕がキャパオーバーになっていた所だしね。
「クリスとポチ2人で僕を襲うような発言してたけど、無理なんじゃない?あははは!」
「……?」
僕の発言を不思議そうに首を傾げながら突然グイと身を乗り出したかと思えば、息子を布越しから握ってきた。
「…………あれ?い、いやだなあポチ。」
「レオナルド様のためのご奉仕なら問題なくできますよ?」
逃げ腰になった僕の脚がっしりと上から乗り上げ身体を動かすことが出来なくなった。……これは与える側の方がめちゃくちゃ得意な人間なのか?おい!聞いてないぞ!!!!
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