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本編

3 あっ、何この忙しさ。

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「現実は思ってたより甘くない!」

転生悪役令息モノを網羅してる人間から言わせてもらうと、そんな簡単に他の家と仲良くなるのは難しい!暇なのか?みんな暇なのか。

王太子になるかもしれないっていう王子なのもあるかもしれないが、勉強の次に勉強、稽古、勉強、簡単な公務、勉強、勉強勉強勉強勉強勉強、あっ、マナーももちろん。

やっぱり前世思い出さない方が身のためだったのではないかと思うくらいキツい。休憩が取れて一分くらい。食事中でさえも大きな休憩タイムだが、むしろ何もしなさすぎてウトウトしてしまう。後ろの家庭教師の視線が怖い。

そして全てが終わり、23:00。まずい!身長伸ばしゴールデンタイムが過ぎてしまっている。

てのを毎日繰り返しでは、クリスに会えるはずもなく。婚約者である彼も王子妃教育で同じくらい忙しいだろう。

そこで彼への手紙を書くことにした。ゲームの世界のクリスと手紙のやり取りをしていたのはいつからか明記されていないが、多分こんな早い段階ではないだろう。いや、もしかしたら同じタイミングなのかもしれない。それはそれでシナリオ通りなのでは?と思ったが、連絡の手段がなくては何にもならない。進むものも進めない。

案外のレオナルドも同じ考えだったのか?

ゲームの強制力ってものがある可能性を考慮するべきだなと考えを改め直した。

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感想 17

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