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天使がくれた贈り物:後編
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「──ねぇ。どうしてさ。」
慣れない草履を履いて、駅までの道を歩く。嬉しげで、どこかふわついたユキヒトさんに反して、俺の声は少しばかり震えていた。
「ん?何が?」
「──おばちゃ…ルリ子さんに聞いた。…春香さんから給料の前借りまでして、それで…たった一日のために、こんな…?──何で、俺なんかのためにそんなことまでしてくれんの。」
「ハルトくん。」
不意に、横を歩いていたユキヒトさんがピタリと立ち止まる。その顔には、普段のほんわりと柔らかな表情はなく、灰色をした虹彩が真剣な色を浮かべてまじろぎもせず俺を見下ろしていた。
「誰かのために何かをするのに、特別な理由がいるのかな?」
「え?」
「ぼくは、一生に一度きりのハルトくんの一日を、きちんと祝ってあげたかった。…言ってみれば、これはぼくの我儘だろう?それに、春香さんだってよく言う。『やらずに後悔するならやって後悔しな!』って、ね。──それとも、もしかして迷惑だった?ぼく、後悔しなきゃダメだろうか。」
「──あー、もう、くっそズルい!…ユキヒトさん、ズルいよ、そんな──!」
人前で涙なんか流すもんじゃない。それは、死ぬほど恥ずかしいことだと思っていた。なのに今、俺の目からは、痛いせいでも悲しいせいでもない涙が溢れて、ちっとも止まらないのだ。
こんな顔、気まずくて絶対に見せられない。泣いていることを指摘されたくもないし、理由を聞かれたって満足に答えられないことはわかっている。だから、目尻を下げて少し戸惑うユキヒトさんの、コートに包まれた腕をグイッと掴んで、先に立って引きずるみたいにさっさと歩き出した。
「嬉しくないわけねぇだろ!──あんまりにサプライズ過ぎて、俺の感情がついてこなかっただけだわ!…ほんっと、こんな不意討ち卑怯だよ。ズルい、ユキヒトさんマジでズルいから!」
「おや、それはごめんね。──でも、ちゃんと喜んでくれてよかった。大丈夫だよ、ケーキもちゃんと買って帰ろうね。」
「そうだぞ!そっちが大本命だからな!」
不自然に空を向いて声を震わせる俺の表情を、きっと彼は察しているのだ。察していて、敢えて突っ込んでこない。そういうところは大人なんだよな、と思いながら、俺は涙を乾かすことだけを考えて必死になっていた。
K市の成人式は、毎年同じ場所で開催するという。
事前の申し込みはなくても式には出席できるから、と言われ、晴れ着姿の新成人でごった返す式場の前に行ったはいいが、誰もみんな男女問わず友達同士でつるんでいるから、一人だとどうも居心地が悪い。
「とりあえず、式だけちゃんと出てきたらいいよ。ぼく、ここのベンチで待ってるから。」
「──まあ、ここまで来て、建物の前で写真撮って帰るのは違うよね。ユキヒトさん、風邪ひかない?」
「ぼくに病気の概念は存在しません。」
ああ、そうだった。涼しげな顔できっぱりと言い切る彼を前に、そう思い直す。年上の男性の姿をした、俺の、不思議な同居人。
その時だった。
「待って、ハルトじゃん。お前も来てたの?和服、いいじゃん。」
「え、吉川──。」
聞き慣れた声で俺に呼び掛けてきたのは、同じバイト先の吉川だ。休憩室で話くらいはする彼は、真新しいスーツに身を包んで、髪をきちんとセットして、いかにも手持ち無沙汰な様子でひとり佇んでいるのだ。
「なんで?お前もボッチ?」
「いや、そのまさかのボッチ。俺、高校が越境入学だったからこの市にダチいねえんだよ。なのに、親が『成人式だけは出ろ』ってうっせえからさぁ…。あ、そっち──。」
ユキヒトさんの存在に気付いて、吉川はそっちに視線を向ける。何せド天然のユキヒトさんのこと、同居設定に何かボロが出る前に、俺の方からすかさず口を開いた。
「親戚のおじ…お兄さんだよ!俺もボッチだからついてきてくれたってワケ!」
「あ、ども──。ハルトのバイト先の吉川っす。…おい、ハルト、ちっとも似てねえな。お前のどこに高身長イケメン遺伝子あんの?」
「うっせ!出生前のヒキ弱を指摘すんな!──じゃ、式だけ一緒に行かね?ボッチ同士で丁度いいじゃん。」
「いいね、市長の話とかダルそうだけど、なんか面白いことやるといいよな…。」
俺の脇をつついて小声で失礼なことを言ってくる吉川に軽くジャブを浴びせながら、それじゃ、と視線だけでユキヒトさんに合図をした。彼は、満面に柔らかな笑みを浮かべてひとつ頷いてくれる。
「行っておいで。…新成人とお誕生日、どっちもおめでとう。」
「うん。」
マスクをしていないことも、キャップを被っていないことも忘れて、俺はニッコリと笑った。奇しくも突然降って湧いた、ボッチ仲間の吉川の存在は、素直にありがたい。
「受付、もうギリで終わりそう?前の席は若者に譲ってさ、俺らはどっか後ろの方、座ろうぜ。」
「参加者全員同い年だわ。…あー、でも、俺も後ろでいい。帰るの楽そうだしさ。」
「それなー。」
本当に他愛もないことで時間を潰せる、適度な距離のバイト仲間と一緒の成人式。昨日までは家でゴロ寝しているだけの一日だと思っていたのに、本当に想像もできない奇跡をユキヒトさんは起こしてくる。一生に一度、そう言われてしまえば、やらずに後悔するならやって後悔する方針でいいんだろうと俺は思った。
そして、感謝と共に思う。ケーキは、出来ればチョコよりフルーツのがいい。
きっと、そんなリクエストも笑顔で受け付けてくれるのだろう天使を外に待たせ、俺たちは成人式のホールの中に入っていった。
ついでに、後で吉川にスマホで記念写真を撮って貰えばいい。普段、自分の写真なんか絶対に撮らない俺が、珍しくそう考えたこと自体、自分でも大層不思議だった。
慣れない草履を履いて、駅までの道を歩く。嬉しげで、どこかふわついたユキヒトさんに反して、俺の声は少しばかり震えていた。
「ん?何が?」
「──おばちゃ…ルリ子さんに聞いた。…春香さんから給料の前借りまでして、それで…たった一日のために、こんな…?──何で、俺なんかのためにそんなことまでしてくれんの。」
「ハルトくん。」
不意に、横を歩いていたユキヒトさんがピタリと立ち止まる。その顔には、普段のほんわりと柔らかな表情はなく、灰色をした虹彩が真剣な色を浮かべてまじろぎもせず俺を見下ろしていた。
「誰かのために何かをするのに、特別な理由がいるのかな?」
「え?」
「ぼくは、一生に一度きりのハルトくんの一日を、きちんと祝ってあげたかった。…言ってみれば、これはぼくの我儘だろう?それに、春香さんだってよく言う。『やらずに後悔するならやって後悔しな!』って、ね。──それとも、もしかして迷惑だった?ぼく、後悔しなきゃダメだろうか。」
「──あー、もう、くっそズルい!…ユキヒトさん、ズルいよ、そんな──!」
人前で涙なんか流すもんじゃない。それは、死ぬほど恥ずかしいことだと思っていた。なのに今、俺の目からは、痛いせいでも悲しいせいでもない涙が溢れて、ちっとも止まらないのだ。
こんな顔、気まずくて絶対に見せられない。泣いていることを指摘されたくもないし、理由を聞かれたって満足に答えられないことはわかっている。だから、目尻を下げて少し戸惑うユキヒトさんの、コートに包まれた腕をグイッと掴んで、先に立って引きずるみたいにさっさと歩き出した。
「嬉しくないわけねぇだろ!──あんまりにサプライズ過ぎて、俺の感情がついてこなかっただけだわ!…ほんっと、こんな不意討ち卑怯だよ。ズルい、ユキヒトさんマジでズルいから!」
「おや、それはごめんね。──でも、ちゃんと喜んでくれてよかった。大丈夫だよ、ケーキもちゃんと買って帰ろうね。」
「そうだぞ!そっちが大本命だからな!」
不自然に空を向いて声を震わせる俺の表情を、きっと彼は察しているのだ。察していて、敢えて突っ込んでこない。そういうところは大人なんだよな、と思いながら、俺は涙を乾かすことだけを考えて必死になっていた。
K市の成人式は、毎年同じ場所で開催するという。
事前の申し込みはなくても式には出席できるから、と言われ、晴れ着姿の新成人でごった返す式場の前に行ったはいいが、誰もみんな男女問わず友達同士でつるんでいるから、一人だとどうも居心地が悪い。
「とりあえず、式だけちゃんと出てきたらいいよ。ぼく、ここのベンチで待ってるから。」
「──まあ、ここまで来て、建物の前で写真撮って帰るのは違うよね。ユキヒトさん、風邪ひかない?」
「ぼくに病気の概念は存在しません。」
ああ、そうだった。涼しげな顔できっぱりと言い切る彼を前に、そう思い直す。年上の男性の姿をした、俺の、不思議な同居人。
その時だった。
「待って、ハルトじゃん。お前も来てたの?和服、いいじゃん。」
「え、吉川──。」
聞き慣れた声で俺に呼び掛けてきたのは、同じバイト先の吉川だ。休憩室で話くらいはする彼は、真新しいスーツに身を包んで、髪をきちんとセットして、いかにも手持ち無沙汰な様子でひとり佇んでいるのだ。
「なんで?お前もボッチ?」
「いや、そのまさかのボッチ。俺、高校が越境入学だったからこの市にダチいねえんだよ。なのに、親が『成人式だけは出ろ』ってうっせえからさぁ…。あ、そっち──。」
ユキヒトさんの存在に気付いて、吉川はそっちに視線を向ける。何せド天然のユキヒトさんのこと、同居設定に何かボロが出る前に、俺の方からすかさず口を開いた。
「親戚のおじ…お兄さんだよ!俺もボッチだからついてきてくれたってワケ!」
「あ、ども──。ハルトのバイト先の吉川っす。…おい、ハルト、ちっとも似てねえな。お前のどこに高身長イケメン遺伝子あんの?」
「うっせ!出生前のヒキ弱を指摘すんな!──じゃ、式だけ一緒に行かね?ボッチ同士で丁度いいじゃん。」
「いいね、市長の話とかダルそうだけど、なんか面白いことやるといいよな…。」
俺の脇をつついて小声で失礼なことを言ってくる吉川に軽くジャブを浴びせながら、それじゃ、と視線だけでユキヒトさんに合図をした。彼は、満面に柔らかな笑みを浮かべてひとつ頷いてくれる。
「行っておいで。…新成人とお誕生日、どっちもおめでとう。」
「うん。」
マスクをしていないことも、キャップを被っていないことも忘れて、俺はニッコリと笑った。奇しくも突然降って湧いた、ボッチ仲間の吉川の存在は、素直にありがたい。
「受付、もうギリで終わりそう?前の席は若者に譲ってさ、俺らはどっか後ろの方、座ろうぜ。」
「参加者全員同い年だわ。…あー、でも、俺も後ろでいい。帰るの楽そうだしさ。」
「それなー。」
本当に他愛もないことで時間を潰せる、適度な距離のバイト仲間と一緒の成人式。昨日までは家でゴロ寝しているだけの一日だと思っていたのに、本当に想像もできない奇跡をユキヒトさんは起こしてくる。一生に一度、そう言われてしまえば、やらずに後悔するならやって後悔する方針でいいんだろうと俺は思った。
そして、感謝と共に思う。ケーキは、出来ればチョコよりフルーツのがいい。
きっと、そんなリクエストも笑顔で受け付けてくれるのだろう天使を外に待たせ、俺たちは成人式のホールの中に入っていった。
ついでに、後で吉川にスマホで記念写真を撮って貰えばいい。普段、自分の写真なんか絶対に撮らない俺が、珍しくそう考えたこと自体、自分でも大層不思議だった。
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