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Prana Lokaへようこそ
19.スペシャルリフレ ※
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「…ッ、駄目だ、そんなところ──っ!」
間髪を入れず、オイルをたっぷり纏った中指が、加賀自身さえ触れたことのない内壁をすりすりと撫で回し始める。
親指で下丹田を押され、中指は巧みにその真逆の位置を割り出して、小刻みに円を描くように押し込んできた。
「ひっ…、ア、──ああアッ…!」
ぱちん、と頭の隅で火花のようなものが弾ける。
こんなことは絶対にあってはならないはずなのに、身体の内外からすっかり固くなった前立腺を巧みにマッサージされ、快感の声を抑えることができない。今までに味わったどんな性的な快楽よりも強烈で、全てを塗り潰して上書きする、甘すぎる快感。
これは、単なるマッサージで得てもいい快楽ではない。間違いなく『性感』だ。
未知の感覚に溺れてしまうのが怖くて、反射的に逃げようとしても、右足はガッチリと固められ、後ろから抱き締められて、身動きも取れない。そして、追撃のように、すっかり張り詰めた性感帯を挟み撃ちで柔らかく、強弱をつけて揉みほぐされる。理性ではいけないと解っていても、ここに至るまでのオイルマッサージですっかりほぐれていた身体には、全く力が入らない。曽根川の指が内外から性感帯を摘まみ、指の間でこりこりと転がす度に、頭の中でパチパチと散る火花は、どんどん大きくなっていく。
耐え切れなくなって、両手で口元を覆い隠した。温感オイルを使われているせいか、腰がじんと重く痺れて、どうしようもないほどに脈打っている。やがて、身体の中のしこりを揉み込んでいた指は、オイルを更に塗り広げるように、更にツプリと奥に入り込んできた。
「…ン…ン…んッ──!」
「声、殺さなくてもいいのに…。そういうお店ばっかりのビルですよ?誰も気にしません。…じゃあ、もうちょっと気持ちいいコト、教えてあげますから…。指、増えます」
オイルでしとどに濡れた人差し指が、狭い穴の縁を穿って、強引にぐぷりと中へと割り込んでくる。いくら濡れているとはいえ、長くしなやかな二本の指を受け容れるのは、流石に苦しい。眉根を寄せて下腹に力を入れた瞬間、二本の指が、性感帯を挟み込んで小刻みに揺らされた。まるで、機械のモーターを模したかのような、手首をしならせて送られる振動。
加賀の目の前で、パチパチと火花のようなものが弾け飛ぶ。背筋が自分勝手に、不規則に震えながら反り返るのを、止めることはできなかった。
「は──あ、あぁッ……!…ァ…!」
喉から迸る、みっともない声。いくら堪えようとしても、唇を噛み締めようとしても、体内で蠢く曽根川の指がそれを許さない。
未知の感覚にただただ身悶え、全身を曽根川に預けることしかできない加賀の膝から、不意に曽根川の生成りのシャツに包まれた腕がするりと離れる。熱い指先が加賀の片手を握り締め、そのまま、ゆっくりと腰の下の方へと導いた。
「…ほら、加賀さん。解ります──?自分で触って、確かめてみて下さい…?」
「……ッ、ぁ、──…嘘…だ…ろ……?」
曽根川に促されるまま指先を伸ばし、その手に触れた『もの』。信じられない感触に、加賀は言葉を失って呆然と息を詰めた。握り締めた手の中で、十五年以上も兆しすら見せなかった加賀の男の証が、硬く張り詰めてどくどくと脈を打っていた。
間髪を入れず、オイルをたっぷり纏った中指が、加賀自身さえ触れたことのない内壁をすりすりと撫で回し始める。
親指で下丹田を押され、中指は巧みにその真逆の位置を割り出して、小刻みに円を描くように押し込んできた。
「ひっ…、ア、──ああアッ…!」
ぱちん、と頭の隅で火花のようなものが弾ける。
こんなことは絶対にあってはならないはずなのに、身体の内外からすっかり固くなった前立腺を巧みにマッサージされ、快感の声を抑えることができない。今までに味わったどんな性的な快楽よりも強烈で、全てを塗り潰して上書きする、甘すぎる快感。
これは、単なるマッサージで得てもいい快楽ではない。間違いなく『性感』だ。
未知の感覚に溺れてしまうのが怖くて、反射的に逃げようとしても、右足はガッチリと固められ、後ろから抱き締められて、身動きも取れない。そして、追撃のように、すっかり張り詰めた性感帯を挟み撃ちで柔らかく、強弱をつけて揉みほぐされる。理性ではいけないと解っていても、ここに至るまでのオイルマッサージですっかりほぐれていた身体には、全く力が入らない。曽根川の指が内外から性感帯を摘まみ、指の間でこりこりと転がす度に、頭の中でパチパチと散る火花は、どんどん大きくなっていく。
耐え切れなくなって、両手で口元を覆い隠した。温感オイルを使われているせいか、腰がじんと重く痺れて、どうしようもないほどに脈打っている。やがて、身体の中のしこりを揉み込んでいた指は、オイルを更に塗り広げるように、更にツプリと奥に入り込んできた。
「…ン…ン…んッ──!」
「声、殺さなくてもいいのに…。そういうお店ばっかりのビルですよ?誰も気にしません。…じゃあ、もうちょっと気持ちいいコト、教えてあげますから…。指、増えます」
オイルでしとどに濡れた人差し指が、狭い穴の縁を穿って、強引にぐぷりと中へと割り込んでくる。いくら濡れているとはいえ、長くしなやかな二本の指を受け容れるのは、流石に苦しい。眉根を寄せて下腹に力を入れた瞬間、二本の指が、性感帯を挟み込んで小刻みに揺らされた。まるで、機械のモーターを模したかのような、手首をしならせて送られる振動。
加賀の目の前で、パチパチと火花のようなものが弾け飛ぶ。背筋が自分勝手に、不規則に震えながら反り返るのを、止めることはできなかった。
「は──あ、あぁッ……!…ァ…!」
喉から迸る、みっともない声。いくら堪えようとしても、唇を噛み締めようとしても、体内で蠢く曽根川の指がそれを許さない。
未知の感覚にただただ身悶え、全身を曽根川に預けることしかできない加賀の膝から、不意に曽根川の生成りのシャツに包まれた腕がするりと離れる。熱い指先が加賀の片手を握り締め、そのまま、ゆっくりと腰の下の方へと導いた。
「…ほら、加賀さん。解ります──?自分で触って、確かめてみて下さい…?」
「……ッ、ぁ、──…嘘…だ…ろ……?」
曽根川に促されるまま指先を伸ばし、その手に触れた『もの』。信じられない感触に、加賀は言葉を失って呆然と息を詰めた。握り締めた手の中で、十五年以上も兆しすら見せなかった加賀の男の証が、硬く張り詰めてどくどくと脈を打っていた。
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