¿Quo Vadis ?─クォ・ヴァディス─

槇木 五泉(Maki Izumi)

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第四章 Dio Perdito(ディ・オ・ペルディト)

Dio Perdito.15

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*****

 「解っただろ?どうしようもねぇクソ野郎はオレで、ミディアンはオレの罪を一人で被っているだけだって。」
 「──もう止めてくれ。そうやって君が自分で自分を蔑む言葉は聞きたくない…。君を受け容れているのは、あくまでも僕の意思だ。君が罰されるのならば、僕だって一緒のはずなんだ…。」

 長い脚をすらりと組み上げ、大袈裟に肩を竦めるユージィンの自嘲を、心を切り刻まれるような沈痛な面持ちで聞き、ミディアンは項垂れた首をゆっくりと左右に揺らす。
 告解を受け、ゲオルギウスは、新たな途方もない苦悩の泥沼の存在を知った。闇の眷属が覚えるという満月の夜の衝動は、ルゴシュを程近くで見ていれば理解することができる。その性質故に、親友を手に掛けざるを得なかったというユージィン。精悍な顔立ちの中の鳶色の瞳が、浅からぬ憎しみを湛えてルゴシュを鋭く見据える。

 「正直なところ、オレの立場では、ゲオルギウス神父がどこかの誰かとふしだらな契りを結んでいるということに関してだけは追及する権利なんかないと思ってた。ただ、その相手が最悪だったってだけで、さ。…オレは吸血鬼が憎い。オレみたいな存在を生み出した根幹のあんたはもっと憎い。──そんで、暴かれたくもない秘密まで好き勝手に暴いて、ミディアンをこれだけ傷つけて…そんなあんたが、今日、心の底から憎らしいと思ったよ。不死伯。」

 一介の混血鬼ダンピールの憎悪の視線を受けても、吸血真祖アルケたる男の翠色の眼差しは苛立ちに揺らぐことさえない。淡々と凪いだ睛で、千年以上の時を生きてきた不死者ノスフェラトゥは、三者三様の人間が纏う苦悩の帷子かたびらを垣間見て、さも心外だと言わんばかりに鼻白んだ。

 「くだらない。実にくだらない話だ。…それを罪と見做みなしたのは誰だ?男は女とだけ契りを交わすものだと決めたのも、婚外の目合まぐわいを穢れたものだと決めたのも、闇の眷属の血を引く者は全て神敵だと決めつけたのも──全てはオマエ達、ヒトだ。オマエ達が、自分勝手に自分の心を縛り付け、ありもしない罪を着て苦しんでいる。私には、そうとしか見えない。…その様は、悲しくなるほど実に滑稽だ。」
 「あんたに、望んでもいない血と身体でこの世に放り出されたオレの苦悩が解ってたまるか。」

 眦を尖らせ、声を荒らげるユージィンの、固く握り締めた拳が小刻みに震えている。

 「あぁ、そうとも。理解できない。──私とオマエ達とは、それほどまでに、遠い。オマエ達が、神と精霊への信仰を持っていなかった時の方が、余程距離が近かった。もっと素直に人間というものを理解できていたよ。なのにオマエ達は、どんどん強欲になり、どんどん自罰的になり、アタマが固く、融通が利かなくなっていくばっかりだ。今のオマエ達は、知識も財も足りすぎている。幾分か足りなかった時の方が、むしろ幸せそうに見えた。」

 人間を食餌とし、数え切れないほどの人間を殺めることで生きてきたのであろう冷酷な吸血真祖であるはずのルゴシュの言葉は、遠い過去を回顧しての悲哀を含んでいるようにも思えた。詮方せんかたのない嘆きと悲しみ、そして、それをどうしようもない事だと切り捨てることを選ばざるを得なかった、長き時を生きる者にしか解らない苦悩を抱えていても不思議はない。長命であるがゆえに、ヒトと異なるがゆえに、彼は時の流れの中に取り残され、遠く過ぎ去って戻らないものを懐かしみ、嘆きながら、失われた歌を歌い続けることしかできないのだ。

 ユージィンに剥き出しの憎悪を投げつけられても、ルゴシュは怒りも嘲りもせず、眉一つ動かさなかった。まるで、人間に憎悪や嫌悪をぶつけられることには慣れていると言わんばかりに、曇った顔で浅い溜息を吐く。

 「くだらないことだよ。愛しいものに全身で愛しさを示して何が悪い。──オマエ達の神とやらは、余程狭量なんだろ。だが、ヒトが長年掛けて築き上げてきた信仰を今更捨てるなんて、出来る訳がない。オマエ達は、規範や導きという心の拠り所がなければ、途端に道に迷ってしまう生き物だということをよく知っている。結果、そこに足を掬われて藻掻き苦しむなんて、何とも皮肉なことだがなぁ…。」

 外では、しとしとと雨が降り続いている。角灯カンテラや松明がなければ辺りを見通せなかった闇夜は、いつしか雲の彼方が灰色に白み始めていた。
 長い、実に長い時の経過を悟り、ルゴシュはうんざりと顔を顰めて深い息を零す。

 「あぁ…。月に一度の食餌の時間を、くだらんモノとつまらん思想に邪魔されてしまった。──ギィ、この穴埋めは、私の方から取りに行く。後は精々、ヒト同士で適当にやっておくこと。…ではな、哀れな神の迷い子たち──また今度。」

 実に一方的に、傲岸不遜な物言いと共に、冷笑しながらルゴシュはトンとつま先で床を蹴った。瞬時に巨大な銀毛の狼に転じ、脇目も振らずに教会の窓を飛び出して駆け去っていく姿を、ミディアンとユージィンは驚きと共に見送ることしかできない。
 廃教会に残されたのは、いずれも神に仕えながら、それぞれに異なる運命の帷子かたびらを羽織った三人の人間だった。



 「哀れな、神の迷い子たちディ・オ・ペルディト…か。」

 ルゴシュの言葉を反芻するように、ミディアンがポツリと呟いた。暴露したくなかった秘密を図らずも暴かれた三人の間には、重苦しい沈黙が漂っている。

 「──告解を忘れる前に、ひとつだけ聞かせて下さい。ミディアン、ユージィン。」

 重々しく伏していた濃青の眸を上げ、ゲオルギウスは、その内側に深く秘められた懊悩を抱えていると知った二人をじっと見詰めた。

 「あなたがたの境遇も、ユージィンの苦難も知った上で、です。…仮に、もしあなたが長年守り続けてきた魂の半身ドゥアエ・サンクトが、他人の手で討たれるようなことになったら──その時、あなたはどう考え、どう振る舞うのでしょう。…それを聞かせて欲しい。」

 一瞬、二人は顔を見合わせて瞬きをし合っていた。しかし、その答えを導くのはさほど難しいことではなかったのだろう。初めに口を開いたのはユージィンだった。毅然とした迷いのない声音で、明瞭はっきりと言い切る。

 「まず前提として、ミディアンには指一本触れさせない。教会と司祭を守る、その為の聖堂番だろ?けど、もしそんな状況になったら、オレなら躊躇ためらいなくソイツを殺すね。──そんで、後のことはそっから考える。」

 いかにも彼らしい、率直で豪胆な物言いだった。続けて、ミディアンが控えめながらも、ゲオルギウスを凝と見詰めて凛とした声を響かせる。

 「…僕も、同じ答えです。僕の半身を奪った者を、僕は決して許さないでしょう。──神と精霊がこの行いを咎めようとも、ユージィンを手に掛けた者を必ずや…この手で討ち取ります。その後、僕という罪人に相応しい裁きが下るのを待つ。…それだけです。」
 「──そう、ですか。それを聞いて安心しました。」

 金色の睫毛を伏せ、ゲオルギウスは浅く溜息を吐く。ゲオルギウスとルゴシュ、そしてミディアンとユージィンの間を繋ぐものは、全く別種の相反する情念である。かたや厚い友情、こなた弛まぬ憎悪。しかし、『他の誰かに執着する』という意味では、方向性こそ違えど、この感情の重みは近しいものであるように思えた。深い友情、故に禁忌を冒してでも身体を差し出すことを選んだミディアンと、怨嗟の果てに殺せぬ相手の尊厳を奪うことで己を満たそうとしたゲオルギウスとでは、動機も罪の重さも違うとそしられても致し方がないとしても。
 それでも、尋ねてみたかった。それ程までに情を傾け、秘密を共有する相手がこの世に存在するという、稀有なる同じ神の迷い子ディ・オ・ペルディトに。

 「俺の、この感情は…間違いだけではないのだと。──俺は、俺自身が解らなくなりそうでした。十七年もの間、あれ・・の面影を追いながら生き続けてきた。だが、殺せない。他の誰かの手に掛けられたくもない。この想いが歪んでいることは百も承知しています、司祭としてあるまじき、神と精霊の教えに反する行いだということも。…この秘密は、俺一人で背負うには重過ぎたんだ。」
 「ゲオルギウス。」

 ミディアンの掌が、そっと肩の上に乗せられる。今、彼は眼鏡の下で慈悲深い眼差しを柔らかに微笑させながら、一回りも若い同じ武装神父に向けて穏やかに語り掛けてくるのだ。

 「あなたの感情は、あなた自身のものです。…誰に否定されるものでもない。それこそ、神にだってその流れを阻むことはできない。自分を顧みることはできても、ね。──あなたが聖霊教会の武装神父である理由も、それ以外にはなれない理由も、私たちは聞き遂げました。そして納得した。少なくとも、あなたがラ・ルゴシュ伯爵と通じている限り、無関係の罪なき人間に厄災が降り掛かることはないというのも本当でしょう。ならば私は、あなたを変わらずに同じ神の子である兄弟とみなし、惜しみない助力を捧げることを厭いません。」

 そこで少しの間を置き、ミディアンは僅かに眉尻を下げ、自嘲のような、諦観のような表情を浮かべて見せる。

 「──ルゴシュ伯爵が言い当てた通りです。私は最早、堂々と神と精霊の御許に赴くことのできる清廉な身体ではありません。それでも、自分の選択を悔いてはいない。これが許されざる罪だと言われるのならば、彼と二人で何処までも深い奈落に落ちる覚悟で、無辜の村人たちに神と精霊の教えを説いています。…あなたは、それでいいんだ。迷えるあなたに、神の祝福あれディ・オ・ヴェネシュ・ヴィーノ。」
 「ミディアン──!」

 どちらからともなく腕を伸ばし、兄弟としてミディアンと抱擁を交わした。何処までも懐の深い、兄のような神父の腕の中で、堪え切れなかった感情のひとかけらが右の眦からツッと伝い落ち、軽く顔を埋めた彼の纏う黒い短い外套ケープに吸われていった。そんなゲオルギウスの背をそっと撫でながら、ミディアンは物言わぬゲオルギウスの内なる揺らぎが収まるのを忍耐強く待ってくれる。


 そうして、暫し。
 神に仕える兄弟の腕を離れ、ゲオルギウスは両脚で確りと石の床を踏み締めて立ち上がった。窓の外で冬の雨が冷たく降り続いてはいたが、ものの苦にもならない思いで、同じく石の長椅子から腰を上げるミディアンとユージィンを交互に見遣る。

 「ありがとうございます、神の兄弟。──俺は、あなた方を背教者だとは思わない。それは建前ではなく、心の底からです。たとえユージィンが何者だとしても、ミディアンがどんな決断をしたとしても…あの日、無垢なる幼い魂を助けたお二人は、神と精霊に遣わされた子としてこの地にあるのでしょう。ですから、暴かれたくなかったことだけは忘れます。」
 「…ありがとう、ゲオルギウス。私の兄弟。ならば、私たちもあなたの秘密には目を瞑り、口を閉ざしましょう。それでも、万にひとつでも不死伯があなたの身に危害を加えるようなことがあれば──。」

 一瞬、顔を曇らせるミディアンとユージィンは、ルゴシュがゲオルギウスに何らかの害を加えることを想像したのだろう。そうなれば、ゲオルギウスの想いを無碍むげにしてでもルゴシュを討つと、そう告げてくる。
 ならば、それで構わない。仮にもルゴシュが気紛きまぐれを起こせば人間の命など容易く消える。元より、不死者ノスフェラトゥとの関係という不確定な足場を踏みしめてこの身は武装司祭として立っているのだから、同じ背反の秘密を共有する存在を前に、二言はない。濃青の眸に弛まぬ光を宿し、頷いて見せた。

 「…えぇ、その時は、この俺ごとルゴシュを討ち取って欲しい。」
 「いや、いい度胸だね。ゲオルギウス神父。──そんじゃあ、今晩のことはナシにしよっか。オレとミディアンが一時でもあんたを殺そうとしたことも、まるっと忘れて、さ。」

 いっそ清々しいほど朗らかに笑うユージィンの言葉に、場の空気が和らぐのを感じる。やはり、この男は天性の人たらしで、生まれ育ちの重さを微塵も匂わせない素質があるのだ。
 ユージィンの作った空気に助けられ、ゲオルギウスは改めて装いを正し、雨避け外套レインコートのフードを被った。もう外はだいぶ白み始めていて、長居が無用なのは誰の目にも明らかだ。

 「アウエンブルフまでは暫くある。──どうかお気をつけて、迷える神の兄弟ディ・オ・ペルディトよ。」
 「あなたも。今宵、あなたに…そして、ルゴシュ伯爵にお逢いできたことを嬉しく思います。…後者は少々複雑ですが、ね。ゲオルギウス神父。良き一日を、汝、聖なれヴォーナン・タルゴ・ヴィ・サンクティガ。」

 肩を竦めながら柔らかに片目を閉ざすミディアンは、初めて顔を合わせた時よりも幾分か滑らかに、人見知りをせずに話をしてくれているように思えた。そして、連れ立って廃教会を後にする時、ユージィンがすかさずゲオルギウスの脇腹を肘で突いて耳許にそっと囁き掛けてくる。

 「──いや、オレは男としてあんたを尊敬するよ。」
 「え──?」
 「見た目はともかく、あんな何しでかしてくるか解らないおっかねえヤツ相手に、アッチが使い物になるって?…オレにゃとても無理だね。武装してたって死ぬほど怖えぇ──、ッ…ぐ──ゥッ!」

 あたかも、悪友のセオドロスがそうするように下世話なことを述べたユージィンが不意に苦悶するのは、その呟きを耳聡く拾い上げたミディアンが流れるように綺麗な回し蹴りを聖堂番の脛に当てたからだ。ぴたりと息の合った二人のやり取りは、重く張り詰めていた空気を少なからず和らげてくれた。


 そうして、手短な挨拶と共に並び立って住まう村へと帰っていく二人を見送り、ゲオルギウスは厚い雲の垂れ込める空を見上げて、誰へともなく独り語散ごちる。

 「さあ…どうしてだろうな。誘引ラーヴォ所為せいとは言いたくない。…俺にも、よく解らない。」
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