SODOM7日間─異世界性奴隷快楽調教─

槇木 五泉(Maki Izumi)

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8日目:饗宴─サバト─

処女喪失ショータイム

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 ジャラ、とシンジの鎖を手繰りながら、ザラキアが芝居がかった所作と共に一礼して、広間に向けて大声を張り上げた。
 「さて、ご注目だ。どんなラッキーの賜物か、見ての通りの立派な黒髪に黒い瞳、このソドムの血統に登録されてねぇ人間の奴隷を、俺様は拾った。──異世界から来た迷い人ワンダラーは、驚くなかれ、三十二年物のヴィンテージ処女ときた。…どうだ、これだけで垂涎すいぜんだろ?」

 ステージの周りが、にわかにどよめく。

 「三十二年…?それにしては顔立ちが幼いな。なかなかの見た目じゃないか──。」
 「そんな貴重な人間を拾うなんて、まったく運のいいヤツだ…!」

 口々に述べてシンジを見詰める、無数の好色な瞳。その喧騒を鎮めるように、ザラキアが再び大声で口上を述べる。
 「いいか。俺様は、このヴィンテージの処女を、『処女のまま』、淫乱性奴隷に調教してやった。この饗宴サバトのトリのシナリオは、こうだ。今からこの異世界産の人間の処女をブチ抜いて見せる。そして、処女を散らされると同時にイキ狂う様子をご披露しようじゃねぇか。──どうよ?この大トリに相応しい出し物が他にあったら、逆にお目に掛かりたいねぇ…。」

 客席が、魔に属する者たちの割れんばかりの拍手と喝采、足踏みに包まれるのを、まだ信じられないものを見るような目でシンジは呆然と眺めていた。
 ハッと我に返らせたのは、尻朶をピシャリと軽く叩くザラキアの琥珀色の手だ。

 「さぁ、シンジ。本番だぞ。皆様に、お前のエロ穴の仕上がり具合を見て頂け──。」
 「…っ、は、はい──。」
 調教師らしい堂々としたザラキアの言いつけにただ従って、シンジはゆっくりと四つん這いになり、そのまま観客席に向けて脚を開いて腰をぐっと突き出して見せる。まるで、犬か猫のような格好だ。
 両脚の間の奥処には、あらかじめガラスでできた透明なプラグが差し込まれていて、赤くいやらしい色をした肉穴の内側を余すところなく曝け出していた。

 『こんなに大勢の人の前で、絶対に見せちゃいけないずかしい場所を見られて──。それでも、感じるの、止まらない…。僕はもう、元の自分には戻れないんだ──。』

 下腹に息づく牡の茎が、ヒクンと震えて見る間に膨れ上がっていくのが自分でもはっきりと解る。直接触られている訳ではない。ただ、肉穴の中をよく見せるためのガラス器具が食い込んだ尻を大きく突き出しているだけなのに、こんなにも感じ切ってしまうのは何故だか、全くわからなかった。

 「──よく見てくれ。手術の痕も、傷跡も、何ひとつない綺麗な処女穴だろう。俺は、このプラグ以上の太さのモノをココにハメてやったことはねぇ。まして男の持ち物なんぞ、論外。なのにこいつは、喉の奥から結腸の奥まで完全に調教済み。…人間の一生に一回限り、二度とは見られねぇ処女喪失ショーを今からやろうってんだ──。」
 ザラキアの手が伸びて、ガラスプラグの持ち手を摘まみ、食い締める穴の狭さを見せつけるようにゆさゆさと揺さぶってくる。それだけの浅い刺激でシンジの息は上がり、両脚の間の牡茎は完全に発情してガチガチにそそり勃っていた。

 ちゅぷん、と淫らな音を立てて、窄みの中からそのままプラグが引き抜かれる。
 「…ヒ、ああぁんッ──!」
 「これだけでがれる身体の持ち主なのに、ホンモノの処女だぜ。──さぁ、シンジ。こっちに来い。いよいよ、処女花の散る時だ。ご主人様マスターの太いモノを奥までずっぷし突き刺されて、狭い穴を広げられちまうんだぞ。嬉しいか?」
 いよいよ、だ。いよいよその瞬間が来る。
 「はい──。こんなに大勢の人に見て頂きながら、僕の初めてを大好きなご主人様マスターに捧げることができて…とても、嬉しいです…。」
 そう言うように命じられてもいないのに、いやらしい言葉が自然と口をついて出た。とろん、と両眼の焦点が曖昧になり、これから、疑似ではない本物のザラキアの牡の怒張を未開発の穴で受け止めるのだという期待と不安で、肉穴が震えながらきゅうっと収縮する。
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