SODOM7日間─異世界性奴隷快楽調教─

槇木 五泉(Maki Izumi)

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6日目

疑似セックス

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 おろおろと言葉を失うシンジの頭を、ザラキアがポンポンと優しく叩いてくる。
 「最初から、処女に完璧なんか求めねぇから安心しろ。──それと、お前の処女を今日破るつもりはねぇ。あくまでも『疑似』だ。言われたことを言われた通りにやりゃあ、それでいい。怖がるな。…さ、まずは、自分の膝を自分で持ち上げて、ご主人様マスターの為の場所を全部捧げて見せろ。」
 「──は、…はい…っ!」
 ゴクリ、と息を飲みながら、シンジはザラキアの言う通りに、左右それぞれの腕を膝に絡めて、自ら割り開いて、腰を大きく浮かせて見せる。まるで、赤ん坊がオムツを交換する時のような、M字開脚の恥ずかしい恰好だった。頬にさっと血が上るのを感じながら、期待感にヒクヒクと震えるすぼみも、ゆっくり頭をもたげる牡の器官も、全てをザラキアの目の前にさらけ出す。
 
 『…自分で、こんなことをして──なんて恥ずかしい…。でも、どうしたんだろう…。こんな格好を見られてるだけで、頭がぼうっとなって…。』
 
 「よし、いいぞ。──お前の歳で、『恥じらい』という感情をまだ持つように躾けられてる人間は、育成コスパ的にそうそういねぇ。なのに、見られるだけでおっ勃てて、エロ穴ヒクつかせて…。お前はまだ処女だから俺様がココの準備をするが、立派な性奴隷セクシズなら常に自分で穴をほぐして、いつでもご主人様のモノをハメられるようにしておけよ。」
 「はい──!」
 ザラキアが、長い指にトロリとローションを伝わせて、剥き出しにされたシンジの深い穴の縁に塗り付けるように上から撫でてくる。すぐに、ずぷん、と二本の指が窄まった穴に埋まり、そこを割り開きに掛かってきた。

 「あぁ…ン、──ふぅ…っ──。」
 後ろの穴は、二本の指を難なく受け止め、根元までずっぷりと飲み込んだ。時々、快楽のスイッチが入る気持ちのいいスポットをすりすりと撫でながらクチュクチュと出し入れされる指の動きが気持ちよくて、けれど少し物足りなくて、悩ましげに眉尻を垂れながらゆらゆらと腰を振ってしまう。
 「…たったの六日で、ここはすっかりトロトロのメス穴だ。もっと長いのでぐちゃぐちゃにいじめて欲しいか?だが、今日はセックスの練習だから、まだ駄目だ──。シンジ、脚を離して、俺の首に抱きついてみな。このまま乳首も攻めてやる。」
 「っく、──ふぁ…っ、──。は…い…。」
 ザラキアの言う通り、シンジの尻の穴は、今や完全に快楽を享受するためだけにあるメスの性器となっていた。繊細な手付きできゅうきゅうと絡む内壁を広げ、すっかり膨れ上がってしこりになった前立腺をコリコリと刺激してくる長い指の動きに感じ切って甘く喘ぎながら、恐る恐る腕を伸ばして、ザラキアの首筋をそっと抱き取ってみる。ふわりと、香水のようないい匂いがした。背筋を流れるさらさらとした髪の感触が伝わって、それだけで、身体の温度がまたザワリと上がった。
 
 肉洞の中をグチャグチャと掻き混ぜながら、ザラキアの唇がツンと尖り立ったシンジの淡く色づいた両胸の先に落とされ、右の乳首をちゅうっと吸い上げてくる。乳首を突き抜ける温かくぬるりとした快感がズクンと腰を疼かせ、咥え込んだ二本の指を欲しがるようにぎゅっと締め付けてしまった。
 「ヒ──ぁん、…そこ…、気持ち──イイ、です…、っぁ、乳首…イイっ、…もっと、欲し──ぃ…っ!」

 片方の乳首だけの刺激では、到底足りない。淋しさを訴える左の乳首を、褐色の肌を持つ指先がすぐさま摘まみ上げてクリクリと捏ね回してきた。舌と指でいじめられる両方の乳首がジンジンと痺れ、下半身に伝わり、完全に勃起した牡の器官の先端からとぷん、と先走りの透明な汁が溢れる。胸元に顔を埋めるザラキアの首筋から背中にかけてぎゅっと抱き締め、切なく焦らされる淡い快感に背筋を反らせながら、眉根を寄せて熱く息を喘がせた。
 「まだまだ育て甲斐のある、小さな乳首だな…。ココだけでイカせてやるのも面白いが、それは今度だ。本物のセックスなら、この肉穴の奥の奥まで抜いてやるところだが、今日はしねぇ。未熟な性奴隷セクシズの穴を慣らすのに使う、本物よりずっと細い疑似男根ディルドを突っ込んでやる。」
 
 甘い嬌声を上げるシンジの胸の上から、唾液の透明な糸を引きながらザラキアが顔を上げた。形の良い濡れた唇を舐め回しながら、片手で、張ったエラから浮き上がる血管まで本物さながらの、男性器の形をした玩具を引き寄せ、ちゅぽんと音を立てて指を引き抜いた穴の上にぐっと宛がう。粘膜に触れるその感触に、シンジは目を見開いてビクリと身を竦ませた。

 「あ──、熱…ぃ…っ…!」
 「そうだ。脈拍も温度も、ホンモノを完全に再現してある。疑似射精ができるヤツもあるが、今日は使わない。…さあ、力抜けよ。奥まで入るぞ──。」
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