SODOM7日間─異世界性奴隷快楽調教─

槇木 五泉(Maki Izumi)

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3日目

ディープ・スロートと乳首イキ

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 「──ン、いいぞ…。この喉も、調教次第じゃ立派なキツキツのエロ穴だ。もっと深くまで飲み込んで、ご主人様マスターを喜ばせろ。奥に入ってるときは、舌は軽く動かすだけでいい。喉奥使って先っぽを締め付けな…。」
 「ぐぅ、──ふぅッ──、んぅ──!」
 首から上と首から下が別の生き物であるかのように、充血しきって腫れぼったくなった乳首と、すっかりと性感帯になった肉洞のしこりへの刺激だけで、ガクガクと腰を揺らして幾度も絶頂する。すっかり勃起してどろどろに濡れた牡の器官には触れられることもなく、延々と感じ続ける乾いたオーガズム。ザラキアが満足するまで、乳首と、そして前立腺への責めは止まらない。
 涙と涎でどろどろになった顔を歪め、必死で喉の奥を開いて、熱く脈打つ巨大な牡をどうにか上手く飲み込んでゆく。喉を開かれる息苦しさと、三つの性感帯を狙い撃ちにされる快感。その二つが混じり合い、シンジにはもう何が何だか解らなかった。

 『乳首…キツい…ッ──!…ぁ、中のポイント──ゴリゴリされるの…つらいっ…!…喉…苦しいのに、これじゃ…喉でイカされてるみたい──!』

 鼻で息をする度に、ザラキアの纏う牡の性フェロモンが脳を蕩かしていく。気付けば、ぐぼぐぼと音を立てて喉の奥を使われることにも、最初ほどの抵抗感はなくなっていた。
 
 見上げる位置にあるザラキアの表情は、涙で滲んでよく見えない。しかし、喉の奥を押し広げてビクビクと脈動するモノでシンジの喉奥を小刻みに突き上げる彼は、時折、溶けるような甘い快楽の嘆息を零して緩やかに唇を笑ませている。
 ク、と、ザラキアが微かに笑うような声を立てた。
 「──よっしゃ、上出来だ。今から喉の奥にたっぷり出してやるから、全部飲み込めよ…!…ッ、ほら──!」
 「ぅ、ぐぅ、ふあ…ぁ…ぅあぁ──ッ!」
 断続的にドライオーガズムの境地に追い上げられるシンジの頭を抱え込むようにして、ザラキアが激しく腰を突き動かして喉の奥を抉ってくる。ほろほろと涙を零しながら、舌を左右に動かして主人の熱いモノを言われた通りに舐め続けた。男にフェラチオという行為をさせられて、しかも喉の奥深くまで遠慮容赦なく使われているというのに、首から下は狂おしい絶頂の波に揉まれて正気が押し流されそうだった。

 ザラキアが、シンジの喉奥深くを突いてピタ、と動きを止める。
 「っく、ぅ──!」
 「…ン、ぐゥ──っ、…ンッ…!」
 ビクン、ビクン、と派手に痙攣する熱い肉の幹が弾け、喉の奥深くに直接精液を噴き掛けられているのが露骨に伝わってきた。吐き出すこともできないほど奥深くにどくどくと注ぎ込まれる男のドロリとした体液は、そのまま胃の腑に向けて流れ込んでゆくしかない。
 ふぅ、と軽く息を吐いて長い髪を掻き上げながら、ザラキアは満悦の表情で、シンジの喉奥に精を吐き出した太く、長い器官をゆっくりと、ずるりと引き抜いていく。やっと解放された喉の奥深くでひゅぅっと息を吸い込みながら、胃の辺りが不自然に熱くなっていく感覚に、シンジは泣き濡れた眉を怪訝に寄せた。
 
 「よし、喉の奥の使い方は覚えたな?…言い忘れてたが、淫魔の精液は魔族にも効果があるほどの強烈な媚薬だ。──じゃ、ご褒美タイムといくか。」
 ザラキアの指が、シンジの奥深くにがっちりと食い込んだ前立腺調教具に掛かり、きつく食い込んだそれをずるんっ!と抜き出した。ぎゅうっと追いすがる肉壁の中から無理矢理に玩具を引き出された瞬間、ばちん、と目の前で光が弾ける。
 「ひ…、…あ…ぐゔぅ──っ!」
 堪らずに、勃起しきって先走りでどろどろになった先端からぶしゃっ!と白濁した精液をほとばしらせてしまった。派手な絶頂にがくがくと震えるシンジの頭の後ろのベルトを緩め、無理矢理に口を開いていた開口器を外しながら、ザラキアはさも面白いと言わんばかりに声を立ててケラケラと笑う。
 「触ってもいないのに、派手にイッたじゃねえか。どうだ、乳首も感じるようになったか──?」

 そして、両手で、シンジの胸の色付いた皮膚ごと乳首にしゃぶり付いていた二匹の蟲を捕まえると、ゴシゴシと扱くように上下に揺り動かしてくる。軟体蟲は、引き剥がされるまいとしてシンジの乳首に触手のような柔突起を絡め、一際強く、ぢゅぅっと音を立ててすっかり敏感になったそこを吸い上げてきた。
 神経が研ぎ澄まされた乳首から、無数の快楽の細い針を叩き込まれるような強烈な快感が全身を包んだ。ベッドの上の身体を激しく痙攣させ、腰をバウンドさせながら、狂ったように頭を振って我も忘れてシンジは叫ぶ。
 「──や…ぁ、…乳首、乳首イく…っ、乳首でイッちゃう──っ!…ひあぁ…ぁ!」
 ビュクビュクと続け様に射精しながら、シンジは生れて初めて味わう乳首での絶頂感に、呆然と身体を震わせているより他になかった。
 「アハハハハッ──!お前、乳首でキメちまったのかよ、これは予想外だ…。やっぱり、お前は性奴隷セクシズになるために生まれてきたような人間だ。どこもかしこも、ご主人様マスターを喜ばせるために出来てやがる。人間育成コスパ的にそうそうあり得ない三十二年物のヴィンテージ、なおかつカラダも性格も性奴隷の素質ありときた…。」

 両胸の先に吸い付く蟲をちゅぽんと引き剥がし、シンジに最後の絶頂の悲鳴を上げさせてから、ザラキアは既に意識も朦朧として危ういシンジの汗でびっしょり濡れた髪を、壊れ物にそうするようにそっと撫でてきた。

 「うっかり売り飛ばさなくて良かったぜ、俺は、本当にいい拾い物をした──。」
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