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始まりの町 イステリア
14話 初めてのランクアップ その2
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ここが訓練場か初めて入ったな。
周りには噂を聞いたのか観覧者が何人か来始めた。
アリシア達も見に来ている。
「そこに置いている木剣でやりましょうか?」
「わかりました。」
木でも剣なら剣の極みが発動するかな?
「私はこれでも元A級冒険者です。
最初はこちらから攻撃しないので、遠慮せず攻めてきてください。」
「スキルの使用は問題ないのですか?」
「ええなんでもいいですよ。」
元A級冒険者って言ってるし、本気でやっても大丈夫だよな!
「よし!じゃあ行きます。サンダー!」
「え?ま、魔法?」
「ギャッ」
突然の魔法の攻撃に直撃したライオスさんは痺れてその場に倒れた。
「え?なんかA級だから簡単によけると思ったんだけどな💦」
周りがざわついている。
あの身なりで魔法使い?みたいな感じでザワザワしだした。
「完全に油断してました。まさか魔法が使えるとは!
少々お待ちください。この程度すぐ回復しますので!」
倒れた状態で言われても説得力はないが、1分程待ってやっとライオスさんが立ち上がった。
「いやぁ驚きました。これで合格としたいところですが、もっとあなたのことが知りたくなりました。
今度は油断しませんが、さ、最初は剣の腕前を見せてもらえますか?」
「...はい、わかりました。」
じゃあ行くぞ。最初は身体強化とか使わずに普通に打ち合うことにした。
さすが元A級、普通の打ち合いでは見事に全ての剣撃を防がれてしまった。
「なるほどいい太刀筋ですね!しかし、剣はよくてC~D級と言ったところですかね?」
カチーン
「マスター身体強化2倍を使いましょう!」
え?今のカチーンはナビかい💦
わかった、俺ももう少しやれるってとこ見せてやろう。
「ライオスさん、じゃあもう少し本気で行きますよ!」
「面白い、まだ実力を隠してましたか。」
まぁ剣筋はまだまだと言った感じだ。
ロードを単独で倒したというのはさっきの魔法が関係してるんでしょう。
と、たかをくくるライオスであった。
俺は身体強化2倍MAXで攻撃した。
「え?は、速い!」
先ほどの2倍速い動きと2倍の重さの剣撃を受けてたじろぐライオス
「こ、これが本気と言うことですか。」
その攻撃を見て周りからも歓声がわいた。
「あ、あいつあんなに強かったのか、ロードを倒したと聞いたから強いとは思っていたが、ギルマスがあんなにおされるなんてな。」
バドソンも驚いている。
「私は直接あのロードと戦ってやつの底知れない強さをこの身を持って味わった。
そのロードを倒したのだから、マグレなどではないと思っていたが、私はその時気絶していたから倒すところを見れていないのが非常に残念だ。」
アリシアはすごく残念がっている。
ミドはポカーンとしている。
「な、なるほどさすがですね!この私がここまで押されるとは!
いいでしょう、B級合格とします。」
少し打ち合った後、なんとか凌いだライオスは間を開けてそう言った。
「おー」と周りからは歓声と拍手が!
ギルマスの審査での合格はなかなかないらしい。
「ギルマスもさすがです!なんだかんだ全ての剣撃を防がれました。」
「レオンさん、合格としますがもう少し立ち会いの延長よろしいですか?
ここまでできる方は久しぶりなので、楽しくなってきたので、私も久々に本気を出したくなりました。」
「わかりました。お願いします。」
俺もなんだかんだ楽しくなってきた。
「ここからは魔法あり、全てのスキルを許可します。
ただし、命に関わるような危険な行為は禁止とします。が、ある程度であれば大丈夫です。
全力できてください。」
「ま、マスターまさか本当に全力でやるつもりですか?」
アリアさんが驚いている
「レオンさん気をつけてください。先ほどとは全然違いますよ。」
アリアさんがそこまで言うなんて気を引き締めなければ!
「じゃあ今度はこちらから行きますよ、レオンさん。」
目の前のライオスが消えた。
「マスター後ろです。」
え?後ろ?ナビの声になんとか反応しかわすことができたが、危なかったなぁ。
瞬歩か?
「いえ、あれは暗殺スキルです。隠密レベル3と特殊な歩法を組み合わせています。」
隠密のレベルを上げればあそこまで気配を消せるのか、目の前にいたのに全くわからなかったぞ、ナビがいなかったら一撃でやられてたよ。
魔法を使おうにもどこにいるかわからないし、闇雲に魔法を使ってもただMPを消費するだけだ。
ギルマスはそれも狙っているのか?
「やりますね、今のをかわすとはね。
しかし次も同じようにかわせますかね?」
そう言うと再び姿が見えなくなるライオス
また後ろか?
「マスター右横です!」
ゾクっと首筋に違和感を感じた瞬間に、瞬歩を発動し、前に移動
ナビからライオスの大体の位置は教えてもらっていたので、そのまま瞬歩を連続発動し、かわされたことに驚いているライオスに近づき逆にこちらの木剣を首筋にあてがう。
「私の負けですね!」
パチパチパチパチ周りからは再び歓声が巻き起こる。
B級冒険者レオンの誕生だ。
「本当であればA級にしてあげたいところですが、まぁあなたなら自力ですぐにA級になれるでしょう。
手続きをしますので、アリアのところに行ってください。いやぁ楽しかったです。」
「こちらこそありがとうございました!」
本当はナビがいなかったら勝てなかったよ。
ありがとうナビ!
そのまま俺はアリアさんのところに向かった。
周りには噂を聞いたのか観覧者が何人か来始めた。
アリシア達も見に来ている。
「そこに置いている木剣でやりましょうか?」
「わかりました。」
木でも剣なら剣の極みが発動するかな?
「私はこれでも元A級冒険者です。
最初はこちらから攻撃しないので、遠慮せず攻めてきてください。」
「スキルの使用は問題ないのですか?」
「ええなんでもいいですよ。」
元A級冒険者って言ってるし、本気でやっても大丈夫だよな!
「よし!じゃあ行きます。サンダー!」
「え?ま、魔法?」
「ギャッ」
突然の魔法の攻撃に直撃したライオスさんは痺れてその場に倒れた。
「え?なんかA級だから簡単によけると思ったんだけどな💦」
周りがざわついている。
あの身なりで魔法使い?みたいな感じでザワザワしだした。
「完全に油断してました。まさか魔法が使えるとは!
少々お待ちください。この程度すぐ回復しますので!」
倒れた状態で言われても説得力はないが、1分程待ってやっとライオスさんが立ち上がった。
「いやぁ驚きました。これで合格としたいところですが、もっとあなたのことが知りたくなりました。
今度は油断しませんが、さ、最初は剣の腕前を見せてもらえますか?」
「...はい、わかりました。」
じゃあ行くぞ。最初は身体強化とか使わずに普通に打ち合うことにした。
さすが元A級、普通の打ち合いでは見事に全ての剣撃を防がれてしまった。
「なるほどいい太刀筋ですね!しかし、剣はよくてC~D級と言ったところですかね?」
カチーン
「マスター身体強化2倍を使いましょう!」
え?今のカチーンはナビかい💦
わかった、俺ももう少しやれるってとこ見せてやろう。
「ライオスさん、じゃあもう少し本気で行きますよ!」
「面白い、まだ実力を隠してましたか。」
まぁ剣筋はまだまだと言った感じだ。
ロードを単独で倒したというのはさっきの魔法が関係してるんでしょう。
と、たかをくくるライオスであった。
俺は身体強化2倍MAXで攻撃した。
「え?は、速い!」
先ほどの2倍速い動きと2倍の重さの剣撃を受けてたじろぐライオス
「こ、これが本気と言うことですか。」
その攻撃を見て周りからも歓声がわいた。
「あ、あいつあんなに強かったのか、ロードを倒したと聞いたから強いとは思っていたが、ギルマスがあんなにおされるなんてな。」
バドソンも驚いている。
「私は直接あのロードと戦ってやつの底知れない強さをこの身を持って味わった。
そのロードを倒したのだから、マグレなどではないと思っていたが、私はその時気絶していたから倒すところを見れていないのが非常に残念だ。」
アリシアはすごく残念がっている。
ミドはポカーンとしている。
「な、なるほどさすがですね!この私がここまで押されるとは!
いいでしょう、B級合格とします。」
少し打ち合った後、なんとか凌いだライオスは間を開けてそう言った。
「おー」と周りからは歓声と拍手が!
ギルマスの審査での合格はなかなかないらしい。
「ギルマスもさすがです!なんだかんだ全ての剣撃を防がれました。」
「レオンさん、合格としますがもう少し立ち会いの延長よろしいですか?
ここまでできる方は久しぶりなので、楽しくなってきたので、私も久々に本気を出したくなりました。」
「わかりました。お願いします。」
俺もなんだかんだ楽しくなってきた。
「ここからは魔法あり、全てのスキルを許可します。
ただし、命に関わるような危険な行為は禁止とします。が、ある程度であれば大丈夫です。
全力できてください。」
「ま、マスターまさか本当に全力でやるつもりですか?」
アリアさんが驚いている
「レオンさん気をつけてください。先ほどとは全然違いますよ。」
アリアさんがそこまで言うなんて気を引き締めなければ!
「じゃあ今度はこちらから行きますよ、レオンさん。」
目の前のライオスが消えた。
「マスター後ろです。」
え?後ろ?ナビの声になんとか反応しかわすことができたが、危なかったなぁ。
瞬歩か?
「いえ、あれは暗殺スキルです。隠密レベル3と特殊な歩法を組み合わせています。」
隠密のレベルを上げればあそこまで気配を消せるのか、目の前にいたのに全くわからなかったぞ、ナビがいなかったら一撃でやられてたよ。
魔法を使おうにもどこにいるかわからないし、闇雲に魔法を使ってもただMPを消費するだけだ。
ギルマスはそれも狙っているのか?
「やりますね、今のをかわすとはね。
しかし次も同じようにかわせますかね?」
そう言うと再び姿が見えなくなるライオス
また後ろか?
「マスター右横です!」
ゾクっと首筋に違和感を感じた瞬間に、瞬歩を発動し、前に移動
ナビからライオスの大体の位置は教えてもらっていたので、そのまま瞬歩を連続発動し、かわされたことに驚いているライオスに近づき逆にこちらの木剣を首筋にあてがう。
「私の負けですね!」
パチパチパチパチ周りからは再び歓声が巻き起こる。
B級冒険者レオンの誕生だ。
「本当であればA級にしてあげたいところですが、まぁあなたなら自力ですぐにA級になれるでしょう。
手続きをしますので、アリアのところに行ってください。いやぁ楽しかったです。」
「こちらこそありがとうございました!」
本当はナビがいなかったら勝てなかったよ。
ありがとうナビ!
そのまま俺はアリアさんのところに向かった。
応援ありがとうございます!
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