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第三章 蒼い髪の少女~朴念仁と可憐な護衛対象~
第二十九話 遺跡の外で
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契約の祭壇である神殿からミランダの転移によって、地上の遺跡まで戻ってきたステフ達は、遺跡の洞窟を出て来たところで西の空、あかね色に染まる景色を目の当たりにしていた。
最初に遺跡にたどり着いたのは午後二時過ぎだったが、遺跡での探索やその後のあれこれで四時間位の時間が経過している。
そんな夕日の赤に目を細めながら、ステフは隣を歩くダーンに、
「さあ……早く宿に戻って、ちゃっちゃと結論を出そうじゃないの」
と挑戦的に言葉を向けている。
「そうだな……しかしいいのかステフ、今ならまださっきの話、撤回してやってもいいんだぜ」
ダーンも挑戦的に言葉を返してうすら笑った。
異世界の神殿で勃発した痴話げんかは、紆余曲折を経て妙な勝負事へと発展していた。
「そんなこと言って、ダーンの方が及び腰なんじゃないの?」
「ぬかせ!」
その二人を少し離れた後方からにこやかに眺めるミランダは、先ほど念話で彼女の息子であり大地の精霊ノームの化身ノムに、お客の夕食は材料だけ用意し調理をしないよう申し向けてある。
勝負事というのは、ステフが今夜の夕食を宿の厨房を借りて作り、それをダーンが食するという内容だ。
これのどこが勝負事なのかといえば――――
ステフの料理の出来がダーンを満足させるほどの美味であれば、彼が彼女の前に跪き今後の彼女の護衛を誓う。
そうでなければ護衛の依頼料を三倍にして、彼女が彼に三つ指を立てて護衛を請うというものだ。
事の発端は、ダーンの「実はガキっぽいところがあると感じていた」という一言だった。
その一言を耳にしたステフが、年齢や異性関係の経験はさておき、朴念仁に子供扱いされるのは心外と反論。
実年齢よりもはるかに成熟した女子力を持っている旨を豪語し、いつの間にか手料理の話になってこのようになったわけだが……。
『二人とも子供ですね……』
ステフの胸元で溜め息を吐くような念話が漏れる。
ステフの所持していたペンダントに憑依したソルブライトは、表情を現すことが出来なくても、その念話を受ける者にその感情の起伏は伝わっているのだ。
「子供扱いしないで!」
「子供扱いするな!」
ソルブライトのぼやきに、当事者二人が同時に抗議する。
『はいはい……見事に息ぴったりで宜しいことですね。ところで二人とも、私との契約とこれからのことを説明しておきたいのですが……』
「後で聞くわ。ダーンが跪いた後にゆっくりとね……大体予想もついてるし」
「ステフの作った夕飯を食べながらでいいぜ。どうせ話のネタがないと、まともに食えないだろうしな……」
『やれやれですね……』
再び溜め息交じりの念を漏らすソルブライト。
それらのやり取りを後方から眺め、ついにはミランダも笑いを堪えて喉を鳴らし始めていた。
その彼らが最初に異状に気がついたのは、ダーンとステフがここに来る際に乗ってきた馬を繋いだ場所に近付いたときだった。
「あれ? 馬がいなくなってるわ」
絶品な味付けで口に運ぶことを止められなくなるのに、敗北感を味わうような必殺の一食をお見舞いしてあげる――――
と、琥珀の瞳に闘志を乗せて睨めつけつつ言い放ったあと、視線を繋いだ馬がいるはずの草原に向けたステフは、その馬の姿が視界にないことに怪訝な声を上げていた。
思いっきりけんか腰で挑戦的な視線を受け腹立たしさを感じていたダーンも、自分が繋いだはずの手綱が、草原にぽつりと立つ一本の広葉樹の枝から垂れ下がっているのを見つけ怪訝な面持ちで呟く。
「おかしいな……確かにここに繋いでいたし、綱が切れたのか」
ダーンが小走りで広葉樹の枝に結われたまま垂れ下がる革製の手綱に近付いてみる。
手綱を調べた結果、綱は切れてなどいなかった。
ただ、馬の頭部に取り付けていた馬具である頭絡が、無残に壊されており、綱の先端にはその破片が繋がったままだったのだ。
何者かが、馬を盗むために頭絡を壊したのかとも考えたダーンだったが、それならば手綱を木の枝から解いて、その手綱ごと持って行くはずだ。
さらに壊れた頭絡をよく見れば、それは内側から強引に引きちぎられている。
「気をつけて下さい!」
ミランダが突然厳しい声色で警告を発した瞬間に、ダーンは胸の奥に不快感を抱く気配を察し、頭の中を臨戦態勢に切り替える。
この不快感は紛れもなく《魔》の波動だ。
「ステフ、何かいる!」
ダーンは剣を抜き闘気を洗練しながら、少し離れたステフに警告を発した。
次の瞬間、固い物を摺り合わせる耳障りな音が、二人の間の地面から響き、その異質さに戦慄しつつ、ダーンとステフはそれぞれ慌てて飛び退くのだった。
☆
耳障りな異音と共に大地に亀裂が走る。
ダーンとステフの間の地面が、彼らを分断するように横一文字に亀裂が走り、直後にその部分が三十セグメライ(センチメートル)程隆起した。
――地面の中に何かがいる。
ステフはスカートの中のホルスターから《衝撃銃》を抜き出し、安全装置を解除すると、隆起した大地の帯に銃口を向けた。
やがて割れた大地からせり出してきたのは、毒々しい赤紫の節くれだった巨体だった。
「ヒッ……」
その姿を目の当たりにして、引きつった息を漏らすステフ。
彼女の前に、長大な節足動物が姿を現すと、その身体を途中から仰け反らせ、左右に開くクワのような口顎を開いて威嚇する。
さらに、そそり立つその体の両側に、黒光りする無数の節足をカシャカシャとかき鳴らしながらうごめかせていた。
「ムカデの魔物!」
ダーンの言葉が早いか、いきなり六発の轟音があたりに鳴り響く。
「虫ッ……イヤッ……む……ムカデッ……はダメェェッ」
顔面蒼白になって、涙を滲ませた蒼い髪の少女は、パニックになりながらその手に持つ《衝撃銃》を乱射していた。
まともに標的の姿を見ることも出来ないまま、がむしゃらに最大連射数の六発を撃ちつくし、その全てがあらぬ方向に飛んでいってしまう。
『ステフ、落ち着いて下さい』
胸元のソルブライトがなだめようとするが、ステフはチャージエネルギー切れの警告音を鳴らす《衝撃銃》の引き金をでたらめに引き絞り、結果、安全装置が働いて銃の機能が一時的にロックされてしまった。
「おいッ、取り乱すな! ったく、虫が苦手って……随分とお嬢様らしい弱点だな」
後半は口の中で小さく言って、ダーンは体長八メライはあろうかという巨大ムカデの頭部めがけて飛び上がり、長剣を振り下ろす。
固いものがぶつかり合う音が鳴り響き、ダーンの長剣はムカデの頭部の外殻に弾かれてしまうが――――
その注意が彼の元に向き、節足のうごめく身の毛のよだつ異音と共に、ムカデはダーンの方に向きを変えた。
「苦手なモノは苦手なのよッ! しょうがないでしょッ」
ヒステリックにダーンに言い放ちながらも、ムカデがダーンに引きつけられたことにより、ある程度正気を戻したステフは、震える銃身を一度下げて息を整えようと努力する。
その彼女の耳元に、今度は精神を逆なでする羽音が上空から迫った。
「まッ……またムシィッ!」
上空から飛来する羽音の主は、細長い身体に巨大な鎌を二振り持つ昆虫の魔物だった。
『今度はカマキリですね……』
冷静にソルブライトが言うが、その契約者たる少女は半狂乱になって、空に向け銃を乱射しようとした。
引き金を引いても、警告音がするだけで銃口から光弾を放てなかったが、三回無駄に引き金を引いたところで気がつき、慌ててセイフティーロックの解除操作をする。
が、結局ロクに狙わずに折角チャージされた六発を虚空に放ってしまっていた。
「まだ来ますわ!」
ミランダは警告しつつ西の空に鋭い視線を投げかければ、傾いた夕日の赤に黒い異形を発見する。
それは、翼を生やした黒い馬の姿だった。
最初に遺跡にたどり着いたのは午後二時過ぎだったが、遺跡での探索やその後のあれこれで四時間位の時間が経過している。
そんな夕日の赤に目を細めながら、ステフは隣を歩くダーンに、
「さあ……早く宿に戻って、ちゃっちゃと結論を出そうじゃないの」
と挑戦的に言葉を向けている。
「そうだな……しかしいいのかステフ、今ならまださっきの話、撤回してやってもいいんだぜ」
ダーンも挑戦的に言葉を返してうすら笑った。
異世界の神殿で勃発した痴話げんかは、紆余曲折を経て妙な勝負事へと発展していた。
「そんなこと言って、ダーンの方が及び腰なんじゃないの?」
「ぬかせ!」
その二人を少し離れた後方からにこやかに眺めるミランダは、先ほど念話で彼女の息子であり大地の精霊ノームの化身ノムに、お客の夕食は材料だけ用意し調理をしないよう申し向けてある。
勝負事というのは、ステフが今夜の夕食を宿の厨房を借りて作り、それをダーンが食するという内容だ。
これのどこが勝負事なのかといえば――――
ステフの料理の出来がダーンを満足させるほどの美味であれば、彼が彼女の前に跪き今後の彼女の護衛を誓う。
そうでなければ護衛の依頼料を三倍にして、彼女が彼に三つ指を立てて護衛を請うというものだ。
事の発端は、ダーンの「実はガキっぽいところがあると感じていた」という一言だった。
その一言を耳にしたステフが、年齢や異性関係の経験はさておき、朴念仁に子供扱いされるのは心外と反論。
実年齢よりもはるかに成熟した女子力を持っている旨を豪語し、いつの間にか手料理の話になってこのようになったわけだが……。
『二人とも子供ですね……』
ステフの胸元で溜め息を吐くような念話が漏れる。
ステフの所持していたペンダントに憑依したソルブライトは、表情を現すことが出来なくても、その念話を受ける者にその感情の起伏は伝わっているのだ。
「子供扱いしないで!」
「子供扱いするな!」
ソルブライトのぼやきに、当事者二人が同時に抗議する。
『はいはい……見事に息ぴったりで宜しいことですね。ところで二人とも、私との契約とこれからのことを説明しておきたいのですが……』
「後で聞くわ。ダーンが跪いた後にゆっくりとね……大体予想もついてるし」
「ステフの作った夕飯を食べながらでいいぜ。どうせ話のネタがないと、まともに食えないだろうしな……」
『やれやれですね……』
再び溜め息交じりの念を漏らすソルブライト。
それらのやり取りを後方から眺め、ついにはミランダも笑いを堪えて喉を鳴らし始めていた。
その彼らが最初に異状に気がついたのは、ダーンとステフがここに来る際に乗ってきた馬を繋いだ場所に近付いたときだった。
「あれ? 馬がいなくなってるわ」
絶品な味付けで口に運ぶことを止められなくなるのに、敗北感を味わうような必殺の一食をお見舞いしてあげる――――
と、琥珀の瞳に闘志を乗せて睨めつけつつ言い放ったあと、視線を繋いだ馬がいるはずの草原に向けたステフは、その馬の姿が視界にないことに怪訝な声を上げていた。
思いっきりけんか腰で挑戦的な視線を受け腹立たしさを感じていたダーンも、自分が繋いだはずの手綱が、草原にぽつりと立つ一本の広葉樹の枝から垂れ下がっているのを見つけ怪訝な面持ちで呟く。
「おかしいな……確かにここに繋いでいたし、綱が切れたのか」
ダーンが小走りで広葉樹の枝に結われたまま垂れ下がる革製の手綱に近付いてみる。
手綱を調べた結果、綱は切れてなどいなかった。
ただ、馬の頭部に取り付けていた馬具である頭絡が、無残に壊されており、綱の先端にはその破片が繋がったままだったのだ。
何者かが、馬を盗むために頭絡を壊したのかとも考えたダーンだったが、それならば手綱を木の枝から解いて、その手綱ごと持って行くはずだ。
さらに壊れた頭絡をよく見れば、それは内側から強引に引きちぎられている。
「気をつけて下さい!」
ミランダが突然厳しい声色で警告を発した瞬間に、ダーンは胸の奥に不快感を抱く気配を察し、頭の中を臨戦態勢に切り替える。
この不快感は紛れもなく《魔》の波動だ。
「ステフ、何かいる!」
ダーンは剣を抜き闘気を洗練しながら、少し離れたステフに警告を発した。
次の瞬間、固い物を摺り合わせる耳障りな音が、二人の間の地面から響き、その異質さに戦慄しつつ、ダーンとステフはそれぞれ慌てて飛び退くのだった。
☆
耳障りな異音と共に大地に亀裂が走る。
ダーンとステフの間の地面が、彼らを分断するように横一文字に亀裂が走り、直後にその部分が三十セグメライ(センチメートル)程隆起した。
――地面の中に何かがいる。
ステフはスカートの中のホルスターから《衝撃銃》を抜き出し、安全装置を解除すると、隆起した大地の帯に銃口を向けた。
やがて割れた大地からせり出してきたのは、毒々しい赤紫の節くれだった巨体だった。
「ヒッ……」
その姿を目の当たりにして、引きつった息を漏らすステフ。
彼女の前に、長大な節足動物が姿を現すと、その身体を途中から仰け反らせ、左右に開くクワのような口顎を開いて威嚇する。
さらに、そそり立つその体の両側に、黒光りする無数の節足をカシャカシャとかき鳴らしながらうごめかせていた。
「ムカデの魔物!」
ダーンの言葉が早いか、いきなり六発の轟音があたりに鳴り響く。
「虫ッ……イヤッ……む……ムカデッ……はダメェェッ」
顔面蒼白になって、涙を滲ませた蒼い髪の少女は、パニックになりながらその手に持つ《衝撃銃》を乱射していた。
まともに標的の姿を見ることも出来ないまま、がむしゃらに最大連射数の六発を撃ちつくし、その全てがあらぬ方向に飛んでいってしまう。
『ステフ、落ち着いて下さい』
胸元のソルブライトがなだめようとするが、ステフはチャージエネルギー切れの警告音を鳴らす《衝撃銃》の引き金をでたらめに引き絞り、結果、安全装置が働いて銃の機能が一時的にロックされてしまった。
「おいッ、取り乱すな! ったく、虫が苦手って……随分とお嬢様らしい弱点だな」
後半は口の中で小さく言って、ダーンは体長八メライはあろうかという巨大ムカデの頭部めがけて飛び上がり、長剣を振り下ろす。
固いものがぶつかり合う音が鳴り響き、ダーンの長剣はムカデの頭部の外殻に弾かれてしまうが――――
その注意が彼の元に向き、節足のうごめく身の毛のよだつ異音と共に、ムカデはダーンの方に向きを変えた。
「苦手なモノは苦手なのよッ! しょうがないでしょッ」
ヒステリックにダーンに言い放ちながらも、ムカデがダーンに引きつけられたことにより、ある程度正気を戻したステフは、震える銃身を一度下げて息を整えようと努力する。
その彼女の耳元に、今度は精神を逆なでする羽音が上空から迫った。
「まッ……またムシィッ!」
上空から飛来する羽音の主は、細長い身体に巨大な鎌を二振り持つ昆虫の魔物だった。
『今度はカマキリですね……』
冷静にソルブライトが言うが、その契約者たる少女は半狂乱になって、空に向け銃を乱射しようとした。
引き金を引いても、警告音がするだけで銃口から光弾を放てなかったが、三回無駄に引き金を引いたところで気がつき、慌ててセイフティーロックの解除操作をする。
が、結局ロクに狙わずに折角チャージされた六発を虚空に放ってしまっていた。
「まだ来ますわ!」
ミランダは警告しつつ西の空に鋭い視線を投げかければ、傾いた夕日の赤に黒い異形を発見する。
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