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二章 城
そういえば
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迷宮、ダンジョン………。
そのダンジョンを運営するためにはまず、ダンジョンの状態を維持するための整備費、金がいる。
そしてお金を稼ぐためにはそれなりに良いアイテムを置いてお客様を呼ばなければいけない、つまり多少お高いものを買う、つまり金。
そして金を稼ぐためにはどうするか、自分の貯金から出すか、そのダンジョンに来てくれたお客様をもてなしてお命頂戴してダンジョンポイント、通称DPを集め、金やダンジョン用のアイテムに変える。
ここからが本題だ。
そのダンジョンを運営するための金、お客様から頂くDPを稼ぐためにはなるべく強いモンスターやボスを配置しなければいけない。
すべては金、金からダンジョンを生み出し、ダンジョンに入る人たちからお金を作るために強くて、値段が高いモンスターを作り、稼いだお金でダンジョンを強化する。
全てはサイクル。
よりたくさんのお金を稼ぐために、僕は冥界から鉱石を貰い、その鉱石を甲冑の形にして魔石を埋め込んだ。
そして冥界の鉱石を集めるついでに集まった亡霊4人を一つにまとめて、一体のモンスターを作った。
黒く、冥界の金属で作られたモンスターを漆黒の騎士。
四体の亡霊を一つにまとめたモンスターを花魁と名付けた。
「「見つけましたよ(わ)マスター!!」
片や全身を黒甲冑に包み、所々赤黒くなった人らしき者。
もう一人は黒い着物に華の刺繍の施された綺麗な女性。
勢いよく開いた部屋の扉、そこには甲冑と美女、なにやら切羽詰まったような彼らはアルさんに抱き上げられている僕の目の前まで走ってきたと思うと、その場で地面が揺れる勢いで膝をつく。
「え」
「眠りにつかれて500年! このアリム!! マスターの帰還、首を長くしてお待ちしておりました!!」
「久方ぶりにマスターのお姿を拝見できてわたくしっ、嬉しゅうございます!」
黒い甲冑姿のこの人は感激したような声でこちらを恭しく見上げている。
こっちの着物の美女さんも同じように僕を見ている。
顔がなにやら上気してとろんとした目、こ、これが色気か…!?
お、思わず僕もほっぺが熱く……。
「ラグーン…… てめえ何他の女に見惚れてやがんだぁ…………?」
お、おっといけない、僕今アルさんに抱き上げられてるんだったって。
ア、アルさん? なんでそんな眉をグランドキャニオンみたいにして怖い顔してんの?
「……………え? 」
「え じゃねえんだよおいい、浮気なんてしたら許さねえからな……!? 」
唸るアルさん怖い、物凄く怖いです。
「浮気ってどんなの…………?」
「あぁ? 他の奴に色目使うことだ」
………つまり俺だけをみろと? 束縛強いねぇ…………。
ん? でもその原理で行くと。
「僕他の夫とやらとか作れないんじゃないの? 」
ハーレムがどうとか。
「それは、まぁ、そうだが、……… 駄目だ、俺だけみてろ」
「なんだそりゃ……まだ僕アルさんの事好きになってはないよ?」
じとりと見ながら僕が言えばアルさんはニヤリと笑う。
「そこは問題ない、今から俺の事を好きになればいい」
「「「は? 」」」
なんという俺様。
……今声重ならなかった?
「失礼ながらマスター、先程から気になっていたのですが……その方はどなたですか? 」
甲冑の人がアルさんを見ながら尋ねてくる。
「いやそれ以前に………あの、すいません……貴方達はいったいどなたでしょうか……? 」
「「な…!? 」」
二人とも固まっちゃった……。
「わ、我らの事をお忘れですか?! 本当に!? 」
「うん」
えっと……まって、もう少し、もう少しで思い出す気がする……ええっと……。
「そ、そんな!! 」
鎧の人は僕を凝視、着物の人は口を両手で塞いでこの世の終わりみたいに顔を青くさせてる……………。
うわぁ………とりあえず、思い出せ僕!!
僕が必死でゲームの知識を探していると、甲冑の人は首を横に振り、その場で立ち上がった。
「きっと……マスターは目覚められてそこまで時間が経っていないのでしょう…………ええ、恐らく頭が働いておらず私たちにまでまだ気が回らないのですね……では、ではでは、私たちの自己紹介を致しましょう、……それでいいなクロユリ 」
仕方ないって雰囲気すごいけど………こっちに来て既に一ヶ月近く経ってるなんて絶対言えないよねこれ。
着物の人も甲冑の人を睨みながらため息をついた。
「貴方に指図されるのは気にくわないですが……仕方ないわね……………」
「なんか……すいません」
「いいえ構いません、ではマスター、まずはこのわたくしから…………わたくしの名はクロユリ、マスターの偉大なるお力により作られた死霊族の魔族でございます、 好きな事はマスターを観察すること! 好きなタイプの男性はマスターのような小さくて愛らしい方! スリーサイズは「黙れ」………ぁあ? 」
「そこまでにしろクロユリ、穢れた言葉をマスターに聞かせるな馬鹿者」
美女、改めクロユリさんが嬉々とした顔でこちらとしても嬉しい事を言おうとしたとこで甲冑の人に止められる。
「わたくしのスリーサイズの何処が余分なのよ!!」
そうだそうだ、できれば僕も聞きた………やめてアルさん!! そんな殺意たっぷりの視線で僕を見ないで!! ほっぺつねらないでいててて!!
「お前のくだらない情報なんてだれも欲しがらない」
僕ちょっと欲し……アルさん今度は無言で耳引っ張らないで痛い痛い痛い!
「んっまあ!! 世界中の女を敵にしたわよ鎧男! 」
「ではマスター、続いてはこの私の紹介をさせて頂きますね」
鎧の人が恭しくかしゃりと鎧が擦れる音を出して僕にお辞儀をする、あの……隣。
「無視するんじゃないわよ! 」
クロユリさんが先程までの上品さは何処かに消えたとしか思えないような鬼みたいな顔で鎧の人に文句を言う。
「耳元で一々かん高い声を出すなうるさい。ではマスター、私の名前はアリム、クロユリと同じくマスターのお力によって作られた存在です。私は貴方のナイト、如何なる者からもマスターをお守りしましょう」
甲冑の人の名前はアリムさん。
隣で怖い顔しているクロユリさんをあしらいながら自己紹介を終えた。
見た目ナイトって言うのにマッチしてるから頼もしい。
で、さっきからマスターとか黒い甲冑とかってでてるって言うことは、うん、思い出した。
この二人って僕のダンジョンの中ボスかな………?
基本あんまり顔とか見ずに強さとか書かれたステータスしか見てなかったからパッと見じゃわからない……。
今は……とりあえず優しい人たちって事かな……?
「では手始めに今私の隣で騒いでいるマスターの目に毒になるものを切り捨ててもよろしいでしょうか」
訂正、この人発想が怖い…………そんな恐ろしい事を淡々とした声で言わないでおくれ……………。
「い、いや、物騒な事はしない方がいいよ………」
今にも腰につけた剣を抜こうと手をかけているアリムさんを止めればアリムさんは仕方ないなと静かに呟くと剣から手を離した。
「畏まりました、では今回は保留とさせて頂きます」
保留なの?
「では改めてマスター」
居ずまいを正したアリムさんは僕の方に向きなおった。
「なんでしょう? 」
「先程も申しましたが今マスターを抱き上げられている方はどなたでしょうか?」
え、アルさん?どなたってこの国の大将軍? いやでもそれだけならなんで僕を抱き上げてるのか聞かれそうだし……………。
えっと。
…………………えっと。
……………………………えっと?
これなんて言えばいいんだ
しかもなんでアルさんそんな満面の笑みしてるのカナ……?
そのダンジョンを運営するためにはまず、ダンジョンの状態を維持するための整備費、金がいる。
そしてお金を稼ぐためにはそれなりに良いアイテムを置いてお客様を呼ばなければいけない、つまり多少お高いものを買う、つまり金。
そして金を稼ぐためにはどうするか、自分の貯金から出すか、そのダンジョンに来てくれたお客様をもてなしてお命頂戴してダンジョンポイント、通称DPを集め、金やダンジョン用のアイテムに変える。
ここからが本題だ。
そのダンジョンを運営するための金、お客様から頂くDPを稼ぐためにはなるべく強いモンスターやボスを配置しなければいけない。
すべては金、金からダンジョンを生み出し、ダンジョンに入る人たちからお金を作るために強くて、値段が高いモンスターを作り、稼いだお金でダンジョンを強化する。
全てはサイクル。
よりたくさんのお金を稼ぐために、僕は冥界から鉱石を貰い、その鉱石を甲冑の形にして魔石を埋め込んだ。
そして冥界の鉱石を集めるついでに集まった亡霊4人を一つにまとめて、一体のモンスターを作った。
黒く、冥界の金属で作られたモンスターを漆黒の騎士。
四体の亡霊を一つにまとめたモンスターを花魁と名付けた。
「「見つけましたよ(わ)マスター!!」
片や全身を黒甲冑に包み、所々赤黒くなった人らしき者。
もう一人は黒い着物に華の刺繍の施された綺麗な女性。
勢いよく開いた部屋の扉、そこには甲冑と美女、なにやら切羽詰まったような彼らはアルさんに抱き上げられている僕の目の前まで走ってきたと思うと、その場で地面が揺れる勢いで膝をつく。
「え」
「眠りにつかれて500年! このアリム!! マスターの帰還、首を長くしてお待ちしておりました!!」
「久方ぶりにマスターのお姿を拝見できてわたくしっ、嬉しゅうございます!」
黒い甲冑姿のこの人は感激したような声でこちらを恭しく見上げている。
こっちの着物の美女さんも同じように僕を見ている。
顔がなにやら上気してとろんとした目、こ、これが色気か…!?
お、思わず僕もほっぺが熱く……。
「ラグーン…… てめえ何他の女に見惚れてやがんだぁ…………?」
お、おっといけない、僕今アルさんに抱き上げられてるんだったって。
ア、アルさん? なんでそんな眉をグランドキャニオンみたいにして怖い顔してんの?
「……………え? 」
「え じゃねえんだよおいい、浮気なんてしたら許さねえからな……!? 」
唸るアルさん怖い、物凄く怖いです。
「浮気ってどんなの…………?」
「あぁ? 他の奴に色目使うことだ」
………つまり俺だけをみろと? 束縛強いねぇ…………。
ん? でもその原理で行くと。
「僕他の夫とやらとか作れないんじゃないの? 」
ハーレムがどうとか。
「それは、まぁ、そうだが、……… 駄目だ、俺だけみてろ」
「なんだそりゃ……まだ僕アルさんの事好きになってはないよ?」
じとりと見ながら僕が言えばアルさんはニヤリと笑う。
「そこは問題ない、今から俺の事を好きになればいい」
「「「は? 」」」
なんという俺様。
……今声重ならなかった?
「失礼ながらマスター、先程から気になっていたのですが……その方はどなたですか? 」
甲冑の人がアルさんを見ながら尋ねてくる。
「いやそれ以前に………あの、すいません……貴方達はいったいどなたでしょうか……? 」
「「な…!? 」」
二人とも固まっちゃった……。
「わ、我らの事をお忘れですか?! 本当に!? 」
「うん」
えっと……まって、もう少し、もう少しで思い出す気がする……ええっと……。
「そ、そんな!! 」
鎧の人は僕を凝視、着物の人は口を両手で塞いでこの世の終わりみたいに顔を青くさせてる……………。
うわぁ………とりあえず、思い出せ僕!!
僕が必死でゲームの知識を探していると、甲冑の人は首を横に振り、その場で立ち上がった。
「きっと……マスターは目覚められてそこまで時間が経っていないのでしょう…………ええ、恐らく頭が働いておらず私たちにまでまだ気が回らないのですね……では、ではでは、私たちの自己紹介を致しましょう、……それでいいなクロユリ 」
仕方ないって雰囲気すごいけど………こっちに来て既に一ヶ月近く経ってるなんて絶対言えないよねこれ。
着物の人も甲冑の人を睨みながらため息をついた。
「貴方に指図されるのは気にくわないですが……仕方ないわね……………」
「なんか……すいません」
「いいえ構いません、ではマスター、まずはこのわたくしから…………わたくしの名はクロユリ、マスターの偉大なるお力により作られた死霊族の魔族でございます、 好きな事はマスターを観察すること! 好きなタイプの男性はマスターのような小さくて愛らしい方! スリーサイズは「黙れ」………ぁあ? 」
「そこまでにしろクロユリ、穢れた言葉をマスターに聞かせるな馬鹿者」
美女、改めクロユリさんが嬉々とした顔でこちらとしても嬉しい事を言おうとしたとこで甲冑の人に止められる。
「わたくしのスリーサイズの何処が余分なのよ!!」
そうだそうだ、できれば僕も聞きた………やめてアルさん!! そんな殺意たっぷりの視線で僕を見ないで!! ほっぺつねらないでいててて!!
「お前のくだらない情報なんてだれも欲しがらない」
僕ちょっと欲し……アルさん今度は無言で耳引っ張らないで痛い痛い痛い!
「んっまあ!! 世界中の女を敵にしたわよ鎧男! 」
「ではマスター、続いてはこの私の紹介をさせて頂きますね」
鎧の人が恭しくかしゃりと鎧が擦れる音を出して僕にお辞儀をする、あの……隣。
「無視するんじゃないわよ! 」
クロユリさんが先程までの上品さは何処かに消えたとしか思えないような鬼みたいな顔で鎧の人に文句を言う。
「耳元で一々かん高い声を出すなうるさい。ではマスター、私の名前はアリム、クロユリと同じくマスターのお力によって作られた存在です。私は貴方のナイト、如何なる者からもマスターをお守りしましょう」
甲冑の人の名前はアリムさん。
隣で怖い顔しているクロユリさんをあしらいながら自己紹介を終えた。
見た目ナイトって言うのにマッチしてるから頼もしい。
で、さっきからマスターとか黒い甲冑とかってでてるって言うことは、うん、思い出した。
この二人って僕のダンジョンの中ボスかな………?
基本あんまり顔とか見ずに強さとか書かれたステータスしか見てなかったからパッと見じゃわからない……。
今は……とりあえず優しい人たちって事かな……?
「では手始めに今私の隣で騒いでいるマスターの目に毒になるものを切り捨ててもよろしいでしょうか」
訂正、この人発想が怖い…………そんな恐ろしい事を淡々とした声で言わないでおくれ……………。
「い、いや、物騒な事はしない方がいいよ………」
今にも腰につけた剣を抜こうと手をかけているアリムさんを止めればアリムさんは仕方ないなと静かに呟くと剣から手を離した。
「畏まりました、では今回は保留とさせて頂きます」
保留なの?
「では改めてマスター」
居ずまいを正したアリムさんは僕の方に向きなおった。
「なんでしょう? 」
「先程も申しましたが今マスターを抱き上げられている方はどなたでしょうか?」
え、アルさん?どなたってこの国の大将軍? いやでもそれだけならなんで僕を抱き上げてるのか聞かれそうだし……………。
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