21 / 182
一章 森
少し砕けたいな
しおりを挟む
「誰がロリコンだっ!ラグーンはこれでも500歳は超えてるから大丈夫だぞ」
「あ、嗚呼、同僚がついに犯罪者に………」
「年齢的に大丈夫だって言ってんだろうが!」
「年齢は良くても見た目がアウトです!、考えてみてくださいよ、大柄で脳筋の貴方があの小さい子に襲いかかる姿なんて想像するだけで寒気がしますよ!? 」
「うるせぇ!! 」
「………あの~」
僕がご飯が出来たとアルさんに報告しようと来てみれば、しらない人がいる。
明るい茶色のさっぱりとした髪型をして銀色のメガネをしてる若そうな人……。
アルさんの横なにやら青ざめてる人にアルさん本人は顔を赤くして怒っている様子……恐る恐る声をかければその二人の視線が僕に集まった。
「ん? どうしたラグーン、」
バッ、と腕を広げてこっちこいと語っているアルさんは無視して
「あの、その方は? それとご飯が……」
「あぁそうじゃねえか飯! 」
「いや貴方今すぐ帰りますと……」
「飯食ってからでもいいだろう!? 行こうぜラグーン!」
いやあの話の流れが……ちょ、押すな押すな抱き上げようとすな!!
にこにこと迫ってくるアルさんに抵抗を試みようとすれば、アルさんの近くにいたお兄さんが深いため息をついた。
「まったく…………まあいいでしょう、そこの君、ラグーン君でしたっけ? 」
「え? ええそうですよ」
「そこの君じゃねえだろうがボケ眼鏡!!」
(重複しています)
「もしこの人をボケ呼ばわりする脳筋が貴方に無体を強いるような真似をしたらすぐに私に言いなさい、わかりましたね?」
にっこりと、アルさんが睨みつけてる中する完璧な笑顔……。
ああ、このタイプの人知ってる……!。
「それで………僕とアルさんが結婚するのに対しては反対しないんですか? 」
そして、なんやかんやひと悶着ありながらも現在、我が家の食卓に新しく一人、アルさんの友達らしいミネルスさんが椅子に座っていた。
僕個人としては歓迎だけどアルさんは不機嫌そう……。
「特に異論はないですよ?、そこでふてくされてる脳筋、意外に堅物なところがありましてね、私たちの体質的にもなかなか婚約者が決まらなかったんですよ」
「へー……それじゃアルさん今まで独身? 勿体無い……」
「なんだ?嫉妬してくれてるのか?」
「アルさんはとりあえず唐揚げのしたのサラダを食べましょう」
「……ちっ」
唐揚げに野菜のスープ、野菜スティックに野菜と川魚の即席の包み焼き。
アルさんが手をつけているのは魚と肉……おいこら。
「所でミネルスさん、僕の作ったご飯お口に合います? 」
優雅な手つきでカラアゲを口に運びにっこりと笑顔をミネルスさんに向けて言う。
なんかいい加減この喋り方つかれたな……
そろそろやめようかな……。
ミネルスさんは周りにキラキラ~とエフェクトがつきそうな笑顔を僕に向ける。
「えぇ、とても美味しいですよ 町でお店に出してみては如何です? 」
あ、多分これ社交辞令みたいな感じのやつだね。
髪が焦げた茶色みたいで獣みたいなアルさんとは違いすらっとしたいで立ちで茶色い髪の毛のミネルスさんは終始ニコニコと微笑んでいる、
「喜んでもらえてよかったです」
綺麗なな手つきで食事をしてるところを見ると貴族みたいにいいとこの生まれかな、
ついでにアルさんももガツガツ食べてるように見えて意外にも結構綺麗な食べ方をしている。
「ところでなんでこんなに本があるんですか? 結構な種類ありますよね?ちょっと失礼」
一通り食べ終えたのか、食事の手を止めたミネルスさんは本棚に視線を移した。
「いろんな街に行った時に適当に良さそうなのを買ったりしてたらいつの間にかこんなに増えてまして」
フレンドさんと遊んでるときに何気なく買った奴だからマジで適当ダニ。
「ほう、中々興味深いですね……拝見しても? 」
本棚の本を一冊一冊見ながら言うミネルスさん。
「いいですよ~個人的には何冊買ったのか忘れちゃいましたねー」
「……ん? これ魔導書じゃないですか?」
適当にかってからねと話していると、ミネルスさんはドクロの絵柄のついた黒い本を手に取ると目を見開いた。
「違いますよ~それは悪魔の書です」
その絵柄だと供物と引き換えに悪魔の召喚ができるらしいアイテム、使ったことはない。
「なんでんなもんもってんだよ………」
変なもの見る目で本を見ながらカラアゲを口に二個同時に入れるアルさん。
ちょっとアルさん食べ過ぎ、レタス食えレタス、トマト~!! リコピンだリコピン!!
「それは裏のオークションで流れてたのでなんとなく購入しました」
「裏の……オークション……? 」
「幾らで買ったんだ? 」
「金貨8000枚くらいですね」
「「は? 」」
金貨8000枚。
金貨一枚の価値を日本円で現すと約一万円、
つまり8000枚だと八千万。
「「はぁッ!!??」」
二人の驚く声を聞きながら僕はのんびりと考える。
まぁ、当たり前だよねぇ………。
、
「あ、嗚呼、同僚がついに犯罪者に………」
「年齢的に大丈夫だって言ってんだろうが!」
「年齢は良くても見た目がアウトです!、考えてみてくださいよ、大柄で脳筋の貴方があの小さい子に襲いかかる姿なんて想像するだけで寒気がしますよ!? 」
「うるせぇ!! 」
「………あの~」
僕がご飯が出来たとアルさんに報告しようと来てみれば、しらない人がいる。
明るい茶色のさっぱりとした髪型をして銀色のメガネをしてる若そうな人……。
アルさんの横なにやら青ざめてる人にアルさん本人は顔を赤くして怒っている様子……恐る恐る声をかければその二人の視線が僕に集まった。
「ん? どうしたラグーン、」
バッ、と腕を広げてこっちこいと語っているアルさんは無視して
「あの、その方は? それとご飯が……」
「あぁそうじゃねえか飯! 」
「いや貴方今すぐ帰りますと……」
「飯食ってからでもいいだろう!? 行こうぜラグーン!」
いやあの話の流れが……ちょ、押すな押すな抱き上げようとすな!!
にこにこと迫ってくるアルさんに抵抗を試みようとすれば、アルさんの近くにいたお兄さんが深いため息をついた。
「まったく…………まあいいでしょう、そこの君、ラグーン君でしたっけ? 」
「え? ええそうですよ」
「そこの君じゃねえだろうがボケ眼鏡!!」
(重複しています)
「もしこの人をボケ呼ばわりする脳筋が貴方に無体を強いるような真似をしたらすぐに私に言いなさい、わかりましたね?」
にっこりと、アルさんが睨みつけてる中する完璧な笑顔……。
ああ、このタイプの人知ってる……!。
「それで………僕とアルさんが結婚するのに対しては反対しないんですか? 」
そして、なんやかんやひと悶着ありながらも現在、我が家の食卓に新しく一人、アルさんの友達らしいミネルスさんが椅子に座っていた。
僕個人としては歓迎だけどアルさんは不機嫌そう……。
「特に異論はないですよ?、そこでふてくされてる脳筋、意外に堅物なところがありましてね、私たちの体質的にもなかなか婚約者が決まらなかったんですよ」
「へー……それじゃアルさん今まで独身? 勿体無い……」
「なんだ?嫉妬してくれてるのか?」
「アルさんはとりあえず唐揚げのしたのサラダを食べましょう」
「……ちっ」
唐揚げに野菜のスープ、野菜スティックに野菜と川魚の即席の包み焼き。
アルさんが手をつけているのは魚と肉……おいこら。
「所でミネルスさん、僕の作ったご飯お口に合います? 」
優雅な手つきでカラアゲを口に運びにっこりと笑顔をミネルスさんに向けて言う。
なんかいい加減この喋り方つかれたな……
そろそろやめようかな……。
ミネルスさんは周りにキラキラ~とエフェクトがつきそうな笑顔を僕に向ける。
「えぇ、とても美味しいですよ 町でお店に出してみては如何です? 」
あ、多分これ社交辞令みたいな感じのやつだね。
髪が焦げた茶色みたいで獣みたいなアルさんとは違いすらっとしたいで立ちで茶色い髪の毛のミネルスさんは終始ニコニコと微笑んでいる、
「喜んでもらえてよかったです」
綺麗なな手つきで食事をしてるところを見ると貴族みたいにいいとこの生まれかな、
ついでにアルさんももガツガツ食べてるように見えて意外にも結構綺麗な食べ方をしている。
「ところでなんでこんなに本があるんですか? 結構な種類ありますよね?ちょっと失礼」
一通り食べ終えたのか、食事の手を止めたミネルスさんは本棚に視線を移した。
「いろんな街に行った時に適当に良さそうなのを買ったりしてたらいつの間にかこんなに増えてまして」
フレンドさんと遊んでるときに何気なく買った奴だからマジで適当ダニ。
「ほう、中々興味深いですね……拝見しても? 」
本棚の本を一冊一冊見ながら言うミネルスさん。
「いいですよ~個人的には何冊買ったのか忘れちゃいましたねー」
「……ん? これ魔導書じゃないですか?」
適当にかってからねと話していると、ミネルスさんはドクロの絵柄のついた黒い本を手に取ると目を見開いた。
「違いますよ~それは悪魔の書です」
その絵柄だと供物と引き換えに悪魔の召喚ができるらしいアイテム、使ったことはない。
「なんでんなもんもってんだよ………」
変なもの見る目で本を見ながらカラアゲを口に二個同時に入れるアルさん。
ちょっとアルさん食べ過ぎ、レタス食えレタス、トマト~!! リコピンだリコピン!!
「それは裏のオークションで流れてたのでなんとなく購入しました」
「裏の……オークション……? 」
「幾らで買ったんだ? 」
「金貨8000枚くらいですね」
「「は? 」」
金貨8000枚。
金貨一枚の価値を日本円で現すと約一万円、
つまり8000枚だと八千万。
「「はぁッ!!??」」
二人の驚く声を聞きながら僕はのんびりと考える。
まぁ、当たり前だよねぇ………。
、
15
お気に入りに追加
1,923
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中

兄たちが弟を可愛がりすぎです
クロユキ
BL
俺が風邪で寝ていた目が覚めたら異世界!?
メイド、王子って、俺も王子!?
おっと、俺の自己紹介忘れてた!俺の、名前は坂田春人高校二年、別世界にウィル王子の身体に入っていたんだ!兄王子に振り回されて、俺大丈夫か?!
涙脆く可愛い系に弱い春人の兄王子達に振り回され護衛騎士に迫って慌てていっもハラハラドキドキたまにはバカな事を言ったりとしている主人公春人の話を楽しんでくれたら嬉しいです。
1日の話しが長い物語です。
誤字脱字には気をつけてはいますが、余り気にしないよ~と言う方がいましたら嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる