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生としての排泄と、世界と一般市民の動向
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「大丈夫です。工藤さんは死んでいませんよ」
と、久々にオーランド系とキャメロン系は二人一緒にハモリながら言われたので、私は安心したのと、急な便意をもよおして、一刻も早く、あのだだっ広いトイレの事を想念した。そして、トイレが表れた時に、私は、そうだよな、死んでいたらこんな格好の悪い急な便意でパニくることも無いんだけどな~と、安心なのか、失敗なのか、微妙な気分でトイレの扉を開け、そして、本当に広い部屋の中央部分にある西洋トイレを目指して、内股っぽい格好でそこまで歩いて、用をたっした。
その至福の時を味わいながらも、次の便意の時には、自分の家のトイレを絶対イメージすることを誓っていた。
久し振りに熟睡したような感じで、私の頭の中はすこぶるクリアーな感じだった。
考えたらまる二日か三日に近く私はこんな異常な状況の中、興奮しっぱなしだったのか、とても眠りにつくような状態ではなく、それと、このUFO型マンションのテクノロジーを操作し、自分の肉親たちに降りかかるであろう問題を解決すべく、と言うか最小限度に抑えるべく打つ手を考えなければならず、やはり情報収集を開始してしまったのだから、その、時の狭間で、彼らの成り立ちなのか、生い立ちなのか、そんな彼らの話を聞いている時に、まるで、私は子守唄を聴かされた赤子のごとく、ある時、突然に意識がシャットダウンして、恐ろしいほどの睡魔に襲われ、深いに眠りに就いたのだ。
そして、死んだ母親の不可解な夢を見て、そして、また、この現実?とは言い切れない程シュールな空間で異星人た共にいて、私は自然の行為(上手い表現)を終えると、今度は生きているのだからしょうがない、食欲が湧いて来て、勝手に自分の思念を使って、どう考えてもコンビニ弁当と300mlのペットボトルのお茶をテーブルの上に出して、そそくさと食べ始めた。
そんな私の状況を二人は特に気にする訳でもなく、と言うか、なんとなく無視した感じで、黙ってソファーに座って前方のテレビモニターを見ていたり、見ていなかったりしていた。
そして、本当に彼らは食事や自然の行為とやらも一切行わず、まさに仙人の様に、いや、最初に合った時と同じ服装と髪型と雰囲気を纏って、そこに見えているだけだった。
私は、そして、一瞬だけ、彼らが半透明な存在であるかのような、そんな錯覚的な視点で、彼らを見てしまい、もう一度じっと左側のオーランド系を見て、反対側の右側に同じ状態で座っているキャメロン系を見詰めた。
そして、考えたら何に遠慮してなのか分からないが、10分以内で食事をして、プラスチックの弁当の容器と、ペットボトルを近くのゴミ箱、と言っても、私がまたまた思念とやらで出した円柱のゴミ箱を出したその中に、片付けて、また、自分のソファーに戻った。
この状況を良く考えてみると、映画「家族ゲーム」の家族みんなで食事をする風景に似ているな~と思った。
しかし、そんなことを二人に話したとしても、知っているはずもなく、なんとなく、場違いな気がしたので、余計な事を言わないように自粛して言わなかった。
この日本の裏側にある南米の海の上に、微動だにもせず、きっぱりと浮かんでいて、見た眼は雲みたいなもやもやの変な膜の中に隠れている巨大なのか?本来は普通なのか、それともとても小さなUFOなのか知らないが、そんなUFOが4日間も同じ所にいて、ただただ世界の監視体制なのか、なんなのかを継続していた。
しかし、この継続体制も、考えたら私が勝手にやっていた事を、彼らはなんとなく私が他に指示しないので、面白くも無いけど、言われたのでやっています的に継続しているようにもみえて、なんか申し訳ないような気がした。
「私が眠っている内に、世界各国では、なにか変な動きはなかった?」
と、私は円谷プロのウルトラマン宜しくな感じの地球防衛軍司令官になった感じで、二人のミスターとミススポックに話しかけた。
「世界各国は、工藤さんの素情を調べるべく情報収集に動き出していることと、日本政府がその対応に追われ、パニック状態になっていることと、中国や韓国、EU諸国がこの一連の事件に関しては日本政府が秘密裏に動いているのではないかと、湾曲的にではありますが抗議声明を出しています。
その中で、アメリカとロシア政府は中立の立場を今現在維持しています」
と、キャメロン系がまるでニュースキャスターの様に滑らかで、的確な情報を教えてくれた。
因みに、私はモニターの一つをインターネット画面に切り替えて、自分の名前をグーグルで検索してみた。
そこにはズラ~っと私の名前「工藤潤」と、それに関する記事だったり、意見や誹謗中傷も書かれていた。
やはり、インターネット特有の匿名行為だと人々は安心して、自分が本当に考えている事を書き込むらしい。
まあ、卑怯と言ってしまえば卑怯だし、無責任と言ってしまえば無責任だし、だからこそ、自由に言いたい放題の書き込みが目立った。
どこのテレビ番組でも私の写真が使われていて、どっからこの画像を入手したんだよ~と思い良く見てみると、私が埼玉県のハローワークで張り付けていた証明写真であることや、以前の会社での社員旅行で誰かが撮ったような写真の私のところだけ観れて、他はぼかしている画像等が、各局にこぞって使われていた。
と、久々にオーランド系とキャメロン系は二人一緒にハモリながら言われたので、私は安心したのと、急な便意をもよおして、一刻も早く、あのだだっ広いトイレの事を想念した。そして、トイレが表れた時に、私は、そうだよな、死んでいたらこんな格好の悪い急な便意でパニくることも無いんだけどな~と、安心なのか、失敗なのか、微妙な気分でトイレの扉を開け、そして、本当に広い部屋の中央部分にある西洋トイレを目指して、内股っぽい格好でそこまで歩いて、用をたっした。
その至福の時を味わいながらも、次の便意の時には、自分の家のトイレを絶対イメージすることを誓っていた。
久し振りに熟睡したような感じで、私の頭の中はすこぶるクリアーな感じだった。
考えたらまる二日か三日に近く私はこんな異常な状況の中、興奮しっぱなしだったのか、とても眠りにつくような状態ではなく、それと、このUFO型マンションのテクノロジーを操作し、自分の肉親たちに降りかかるであろう問題を解決すべく、と言うか最小限度に抑えるべく打つ手を考えなければならず、やはり情報収集を開始してしまったのだから、その、時の狭間で、彼らの成り立ちなのか、生い立ちなのか、そんな彼らの話を聞いている時に、まるで、私は子守唄を聴かされた赤子のごとく、ある時、突然に意識がシャットダウンして、恐ろしいほどの睡魔に襲われ、深いに眠りに就いたのだ。
そして、死んだ母親の不可解な夢を見て、そして、また、この現実?とは言い切れない程シュールな空間で異星人た共にいて、私は自然の行為(上手い表現)を終えると、今度は生きているのだからしょうがない、食欲が湧いて来て、勝手に自分の思念を使って、どう考えてもコンビニ弁当と300mlのペットボトルのお茶をテーブルの上に出して、そそくさと食べ始めた。
そんな私の状況を二人は特に気にする訳でもなく、と言うか、なんとなく無視した感じで、黙ってソファーに座って前方のテレビモニターを見ていたり、見ていなかったりしていた。
そして、本当に彼らは食事や自然の行為とやらも一切行わず、まさに仙人の様に、いや、最初に合った時と同じ服装と髪型と雰囲気を纏って、そこに見えているだけだった。
私は、そして、一瞬だけ、彼らが半透明な存在であるかのような、そんな錯覚的な視点で、彼らを見てしまい、もう一度じっと左側のオーランド系を見て、反対側の右側に同じ状態で座っているキャメロン系を見詰めた。
そして、考えたら何に遠慮してなのか分からないが、10分以内で食事をして、プラスチックの弁当の容器と、ペットボトルを近くのゴミ箱、と言っても、私がまたまた思念とやらで出した円柱のゴミ箱を出したその中に、片付けて、また、自分のソファーに戻った。
この状況を良く考えてみると、映画「家族ゲーム」の家族みんなで食事をする風景に似ているな~と思った。
しかし、そんなことを二人に話したとしても、知っているはずもなく、なんとなく、場違いな気がしたので、余計な事を言わないように自粛して言わなかった。
この日本の裏側にある南米の海の上に、微動だにもせず、きっぱりと浮かんでいて、見た眼は雲みたいなもやもやの変な膜の中に隠れている巨大なのか?本来は普通なのか、それともとても小さなUFOなのか知らないが、そんなUFOが4日間も同じ所にいて、ただただ世界の監視体制なのか、なんなのかを継続していた。
しかし、この継続体制も、考えたら私が勝手にやっていた事を、彼らはなんとなく私が他に指示しないので、面白くも無いけど、言われたのでやっています的に継続しているようにもみえて、なんか申し訳ないような気がした。
「私が眠っている内に、世界各国では、なにか変な動きはなかった?」
と、私は円谷プロのウルトラマン宜しくな感じの地球防衛軍司令官になった感じで、二人のミスターとミススポックに話しかけた。
「世界各国は、工藤さんの素情を調べるべく情報収集に動き出していることと、日本政府がその対応に追われ、パニック状態になっていることと、中国や韓国、EU諸国がこの一連の事件に関しては日本政府が秘密裏に動いているのではないかと、湾曲的にではありますが抗議声明を出しています。
その中で、アメリカとロシア政府は中立の立場を今現在維持しています」
と、キャメロン系がまるでニュースキャスターの様に滑らかで、的確な情報を教えてくれた。
因みに、私はモニターの一つをインターネット画面に切り替えて、自分の名前をグーグルで検索してみた。
そこにはズラ~っと私の名前「工藤潤」と、それに関する記事だったり、意見や誹謗中傷も書かれていた。
やはり、インターネット特有の匿名行為だと人々は安心して、自分が本当に考えている事を書き込むらしい。
まあ、卑怯と言ってしまえば卑怯だし、無責任と言ってしまえば無責任だし、だからこそ、自由に言いたい放題の書き込みが目立った。
どこのテレビ番組でも私の写真が使われていて、どっからこの画像を入手したんだよ~と思い良く見てみると、私が埼玉県のハローワークで張り付けていた証明写真であることや、以前の会社での社員旅行で誰かが撮ったような写真の私のところだけ観れて、他はぼかしている画像等が、各局にこぞって使われていた。
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