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ヴァチカン高位聖職者の秘密会議にまるで霊視テロ?もはや電波ジャックを超えちゃった!
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またかよ、いきなりかよ、と、毒づいてみたが、そんなことをしてもヴァチカンの皆さんには関係が無いことだから、気持ちを新たにして自己紹介して見た。
「すいませんね!あの、実は先ほどからあなた達の会議と言うか、密談?って言っていいのか分かりませんが、黙って聞いていてスイマセン」
私の声もどこから聞こえるのかスピーカーでもどっかにあるのか分からないけど、とりあえず声が聞こえるみたいで、緊張がなんか二倍になっていた。
「は、はい、これはこれは、私どもも、勝手にあなた様のことを批判めいたことを言いまして、大変失礼致しました」
と、長老の高位聖職者が完璧な日本語で返してきた。
言語に関しては本当に助かるテクノロジーだ。
「いつから、ここで、聞いていたのですか?」
やっぱり私と歳がそんなに変わらない、若手の男が、ちょっと敵意を込めた声質で話してきた。
私は説明するよりも、先ほどの
「あの忌々しいジャップの男が、世界を審判する?まるで旧約聖書に書かれてある黙示録じゃないですか?・・・」
の映像をリピートして見せた。
その映像が部屋の至る所の反射する処に映像が映され、ちょっとしたダンスバーのクラブ感覚にも思えた。
若い男は、どうやって、こんな先ほどの事柄を録画されたのか、またはなんの仕掛けもない、プロジェクターもない部屋に映像が映るのか?を目にして、完全に驚愕状態だった。
私も自分でやっている事ではあるが、こんなに鮮やかに映像を操れるのなら、何もない青空に巨大な映像を映すことも可能なんだろうな~と、ドラえもん状態になっている自分が、いつものように俯瞰で観ている幽体な自分に指摘され、自分に戻った。
「すいませんね、これは全部、UFO内の彼ら宇宙人のテクノロジーなんですよ、決してあなた達を脅かす為に行っている訳ではありませんでして、されど、昨日も言いましたが、彼らは私をサポートすると言って効かないので、正直、困っているんですけど」
私は出来るだけフランクに話しかけてみたが、実際、彼らにどれだけの効果があったのかは分からない、って、心を読めばいいのだが、もうどうでもいいとも思っていた。
「彼らの真の目的は何なのでしょうか?」
やはりここでは最長老のようなお爺ちゃん高位聖職者が穏やかな感じでいい。
反対に若いって、自分と同じ年の男の方は完全に恐れと敵意を剥き出しにしていた。
こんなときに普通なら、無視する工藤ちゃんなんだけど、なんか苛めたくなっちゃって、先ほど彼の頭の中を覗いた、セルン=欧州原子核研究機構?スイスのジュネーブ中心部から20キロメートル弱、ここで反物質の研究が行われている。
反物質=鏡の中に写った物質の形をしたもの、も映像に出して見た。
「こ、これは?」
長老はそう言って、険しい顔で若いって40歳くらいだけど、の男を睨んでいた。
「そんなに、新技術が宇宙の真理を解き明かすのを、我が物にしたいのかね?」
長老は呆れた感じでそう40歳代の男に問いかけた。
「お、お前は一体、悪魔だ!こんな仕業は悪魔にしか出来ない」
と一応若手はそう言って、益々精神的に大分追い込まれているようだった。
どうもこの手の頭が切れる感じの男に限って、胡散臭いんだよな~と感じていたが、もっと調べれば出そうなので、この辺で辞めさせていただいた。
「失礼ではないか!言葉を慎みたまえ」
う~ん、やっぱり、この長老はリベラルな感じだ。
普通なら、その40代の男と一緒なくらいにパニくっても仕方が無い処を、ここの中でも一番精神的に安定していた。わたしもこれ以上、彼を追い詰めると何をしでかすか分からないので、彼を無視して、長老高位聖職者とお話しすることに決めた。
「すいませんね!あの、実は先ほどからあなた達の会議と言うか、密談?って言っていいのか分かりませんが、黙って聞いていてスイマセン」
私の声もどこから聞こえるのかスピーカーでもどっかにあるのか分からないけど、とりあえず声が聞こえるみたいで、緊張がなんか二倍になっていた。
「は、はい、これはこれは、私どもも、勝手にあなた様のことを批判めいたことを言いまして、大変失礼致しました」
と、長老の高位聖職者が完璧な日本語で返してきた。
言語に関しては本当に助かるテクノロジーだ。
「いつから、ここで、聞いていたのですか?」
やっぱり私と歳がそんなに変わらない、若手の男が、ちょっと敵意を込めた声質で話してきた。
私は説明するよりも、先ほどの
「あの忌々しいジャップの男が、世界を審判する?まるで旧約聖書に書かれてある黙示録じゃないですか?・・・」
の映像をリピートして見せた。
その映像が部屋の至る所の反射する処に映像が映され、ちょっとしたダンスバーのクラブ感覚にも思えた。
若い男は、どうやって、こんな先ほどの事柄を録画されたのか、またはなんの仕掛けもない、プロジェクターもない部屋に映像が映るのか?を目にして、完全に驚愕状態だった。
私も自分でやっている事ではあるが、こんなに鮮やかに映像を操れるのなら、何もない青空に巨大な映像を映すことも可能なんだろうな~と、ドラえもん状態になっている自分が、いつものように俯瞰で観ている幽体な自分に指摘され、自分に戻った。
「すいませんね、これは全部、UFO内の彼ら宇宙人のテクノロジーなんですよ、決してあなた達を脅かす為に行っている訳ではありませんでして、されど、昨日も言いましたが、彼らは私をサポートすると言って効かないので、正直、困っているんですけど」
私は出来るだけフランクに話しかけてみたが、実際、彼らにどれだけの効果があったのかは分からない、って、心を読めばいいのだが、もうどうでもいいとも思っていた。
「彼らの真の目的は何なのでしょうか?」
やはりここでは最長老のようなお爺ちゃん高位聖職者が穏やかな感じでいい。
反対に若いって、自分と同じ年の男の方は完全に恐れと敵意を剥き出しにしていた。
こんなときに普通なら、無視する工藤ちゃんなんだけど、なんか苛めたくなっちゃって、先ほど彼の頭の中を覗いた、セルン=欧州原子核研究機構?スイスのジュネーブ中心部から20キロメートル弱、ここで反物質の研究が行われている。
反物質=鏡の中に写った物質の形をしたもの、も映像に出して見た。
「こ、これは?」
長老はそう言って、険しい顔で若いって40歳くらいだけど、の男を睨んでいた。
「そんなに、新技術が宇宙の真理を解き明かすのを、我が物にしたいのかね?」
長老は呆れた感じでそう40歳代の男に問いかけた。
「お、お前は一体、悪魔だ!こんな仕業は悪魔にしか出来ない」
と一応若手はそう言って、益々精神的に大分追い込まれているようだった。
どうもこの手の頭が切れる感じの男に限って、胡散臭いんだよな~と感じていたが、もっと調べれば出そうなので、この辺で辞めさせていただいた。
「失礼ではないか!言葉を慎みたまえ」
う~ん、やっぱり、この長老はリベラルな感じだ。
普通なら、その40代の男と一緒なくらいにパニくっても仕方が無い処を、ここの中でも一番精神的に安定していた。わたしもこれ以上、彼を追い詰めると何をしでかすか分からないので、彼を無視して、長老高位聖職者とお話しすることに決めた。
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