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早速!アメリカ政府の指示で、日本政府指示のもと、警察が「工藤潤」確保にやって来た
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これは、よく出来たTVのバラエティー番組か、ビートたけしが司会のUFOシリーズみたいだった。
そして、一瞬の沈黙があり、怒涛のように私は彼らに質問攻撃をした。
あの監視カメラの映像はどうやって手に入れたのか?とか、夢の中に入ってこれるのか?とか、やはり英語で喋ったのか?とか、そんなところか?それに対し、
「あの映像は意識体として監視カメラの機械内に入り、それをここで物資化しました。夢の中にも勿論入りますが、あまりやりたくはありません。言葉は、彼らの意思を読み取るのでテレパシーみたいな仕組みだと思いますよ、もっとも相手が理解する言語で分かりやすくが、我々のモットーですから」
オーランド系は判って頂けましたか?みたいな態度で私に説明した。
「しかし、やっかいなことに、これからなりそうなんですよ。それと言うのも、彼らに我々は工藤さんの使いのものです、を、連呼したんですよ、いえ、下の名前までは言いませんでしたけど、彼らのネットワークも意外に張り巡らされていますからね」
オーランド系の話に私は正直、ピンとこなかった。
「え、どう言う事?彼らのネットワークって、まさか?」
「そうです、最悪、我々が行なったことは全部、クドウさんという男が指示した、アメリカ合衆国に対するテロ行為であると」
「まさか、そんな、それが何で分かるの?そうか、宇宙人みたいな、全能の神みたいなものだから分かるんでしょう?」
「この地球上の情報は全てチョイスすることが出来ますので、その中で、ホワイトハウスの今日の一連のことは、レベル5(最高レベル)ほどのテロ攻撃であることに、今決まって、」
オーランド系はそして、目を瞑って何かを通信しているように下を向いた。
「一旦、中央情報局にデーターを集めて、国防省とかの事務次官とか、軍隊の最高指令本部とかのトップが、今、緊急会議を開いているわ」
キャメロン系はオーランド系が黙っている間にそう話した。
「それって相当まずいんじゃない?て、ことは近々で私のところに、アメリカの要人が来て、捕まえるってことになるの?これって、本当の話?なんかさ~ピンと来ないんですけど」
私は、本当にピンときていなかったし、半分は楽観視していた。
「彼らの行動は逐一(ちくいち)報告しますので、そこはご心配なく、それよりも、今後の展開ですが、やはり、ここは工藤さん本人が前になって行動すべきだと思うのですが!」
オーランド系がようやく喋ったかと思ったら、今後のことについてのご相談だった。
「い、今の状況でも、随分とまずい状況なのに、今度は、私が前面に立って、あなた達が前に言った、人類に対しての審判ですか?を実行しろと」
私は呆れた顔でそう二人に話した。
「そうです。やはり我々が間違ってはいなかったのです。工藤さん、あなたしか人類に対してジャッチ出来る存在はいないのです。これからでも直ぐにでも始めましょう」
彼らは迷うことなく、さも当たり前のように私に進言した。
ほんとかどうか未だに信用はできないけれども、アメリカの大統領に直接談判に彼らは行動したことは事実かもしれないし、それが昨夜、この状況を逃げるために咄嗟(とっさ)に言ったことを真に受けて動いたのだから、私にもいくらかの責任はあるのでは、と考えたりしていた。
が、でも、これはいったいどうなっているんだ、と言う、本来最初に浮かぶべく常識がもたれかかってもいた。
「とにかく、今、何時だと思うんですか?夜の10時を回りましたよ、私には今日やらなくてはいけないことがありますので、お引取り願えませんか?例えば、もし、そのアメリカのエージェントか要人とか、またまたアメリカからの要請で動いてきた警察が来ましたら、なんとかしますから」
と話を終えるか終えないかの時に、私の家のほうに何台かの車が止まる音と、赤いくるくる回るランプが茶の間の道路側の窓から見えてきた。
「こんなに早くアメリカは動くんですか?」
私は何と早い展開で大事件になるのかと、感心したり、急に不安になったり、そして、誰もが思う、友達や、親戚、それよりも親、兄弟にどう説明したら良いんだろう、と言う事が頭の中を巡っていた。
てっきり、こちら側に直接来るのかと思い、憂鬱な気分で待っていたら、警察は、我が家の道路を挟んで反対側の家にチャイムを押して玄関先で事情聴取を始めだした。
「工藤さん、彼ら警察は埼玉県警の警察官ですから大丈夫です。それに、彼らはお向かいの吉田様宅から昨日の謎の閃光のことで、彼らの解釈として、雷か、近くの送電線のショートが原因だったら火事の原因になりかねないから、色々と調べてくれ、みたいなことを言っています」
オーランド系は丁寧に説明したが、お向かいだし、玄関先での会話だから彼の説明を聞かなくても聞き取れていた。
「次は私のところかな?」
私は身構えながら玄関へ移動しようとすると、
「次はお隣さんですよ、しかし、彼らとは違う東京からの本警が向かいだしましたね」
と、キャメロン系がオーランド系を見ながらそう喋った。ホンケイ?って何、てな感じで質問しようと、あと、お向かいの方の名前もよく知っているな?も聞こうとしていたが、彼らはなにやら黙って見詰め合いながら、次のことを考えている感じで、話が切り出せないでいた。
「ほぼ工藤さんのことが、アメリカを通して日本政府にも連絡がいったようですね、ここも、まもなく包囲されると思います。すいませんが一先(ひとま)ず、ここを離れましょう」
「はい?ここを離れるって?ここは私の家ですし、そんな大袈裟になることは無いでしょう?ここは日本ですよ?平和の国、ニッポンですよ」
彼らは、慌てず、しかし確実に次の手を考えながら見詰めコミュニケーションを終えて、ソファーから同時に立ち上がった。
彼ら二人は私の近くに寄り添う形で近付いてきた。
「な、なんですか?暑苦しい、これは何の真似ですか?私のボディーガードのつもりですか?」
「工藤さんは生身なので、もし万が一、銃撃戦になった場合、我々が盾にならないと命の保証がありませんので」
キャメロン系にそう言われて、身体を密着されると、正直、変な気持のほうが先に立ってしまった。
「何時ごろに、ホンケイだっけ、が来るの?あなた達はエスパーみたいな力もあるんでしょう?あ、そうだ、アレ、あれですよ、その本警とか言う向かっている奴らの意識を遠隔操作すれば良いじゃない、そうすればここまで来れないし、あ、そうだ、何だったら映画みたいに関係者全員の記憶を削除するとか?ね、聞いてますか?」
私はナイスアイディアだと言わんばかりに得意になって言った。
「申し訳ございません、それは出来ないんですよ、それは余りやってはいけないことなのです」
オーランド系は大変、申し訳ない、と言う感じで深くお辞儀をした。
「でもさ、さっき、余りって言ったよね?だから、その余りをここで使おうよ、ね?」
「宇宙の摂理に反しますから、勝手に人様の星の感情やら考えを変えることは、我々は出来ないのです。ましてや、精神レベルが低い者をいじってはいけないのです」
キャメロン系の私のアイディアに対し、猛反発してきた。
「だったら、なんで、私にはこんなに関与するんですか?はっきり言って大迷惑ですし、かなりいじられているんですけど!」
私は半分、納得がいかないという表情で怒りながら言った。
「工藤さん、あなたは薄々、感ずいているのではなにのですか?あなたはこの地球上で、誰よりも精神レベルが高いのですよ、もし彼らに、我々が工藤さんと同じように接したなら、発狂する者も出ることでしょう」
また、得意のヨイショ攻撃を二人は仕掛けてきた。
だが、確かに一つ当たっていることはあると思った。
私はこの状況を比較的すんなりと受け入れているもう一人の自分がいることである。
なんかドタバタ喜劇みたいだが、こんなもんだろうな!みたいに妙に冷めている自分が俯瞰で見ていたりする。
あれ、だ。アレ、幽体離脱して、自分が寝ているのを天井まで上昇して魂になった自分が見てる、みたいな、アレだ。
「とにかく、何時ごろにココにアメリカの息が掛かった奴らが来るのよ」
私は半分、諦めて投遣な感じで聞いた。
「すいません、もう到着してしまいました」
オーランド系とキャメロン系が同時にハモって答えたと同時に、我が家の玄関からチャイムが鳴り、当然だが私だけがびくっとした。
そして、一瞬の沈黙があり、怒涛のように私は彼らに質問攻撃をした。
あの監視カメラの映像はどうやって手に入れたのか?とか、夢の中に入ってこれるのか?とか、やはり英語で喋ったのか?とか、そんなところか?それに対し、
「あの映像は意識体として監視カメラの機械内に入り、それをここで物資化しました。夢の中にも勿論入りますが、あまりやりたくはありません。言葉は、彼らの意思を読み取るのでテレパシーみたいな仕組みだと思いますよ、もっとも相手が理解する言語で分かりやすくが、我々のモットーですから」
オーランド系は判って頂けましたか?みたいな態度で私に説明した。
「しかし、やっかいなことに、これからなりそうなんですよ。それと言うのも、彼らに我々は工藤さんの使いのものです、を、連呼したんですよ、いえ、下の名前までは言いませんでしたけど、彼らのネットワークも意外に張り巡らされていますからね」
オーランド系の話に私は正直、ピンとこなかった。
「え、どう言う事?彼らのネットワークって、まさか?」
「そうです、最悪、我々が行なったことは全部、クドウさんという男が指示した、アメリカ合衆国に対するテロ行為であると」
「まさか、そんな、それが何で分かるの?そうか、宇宙人みたいな、全能の神みたいなものだから分かるんでしょう?」
「この地球上の情報は全てチョイスすることが出来ますので、その中で、ホワイトハウスの今日の一連のことは、レベル5(最高レベル)ほどのテロ攻撃であることに、今決まって、」
オーランド系はそして、目を瞑って何かを通信しているように下を向いた。
「一旦、中央情報局にデーターを集めて、国防省とかの事務次官とか、軍隊の最高指令本部とかのトップが、今、緊急会議を開いているわ」
キャメロン系はオーランド系が黙っている間にそう話した。
「それって相当まずいんじゃない?て、ことは近々で私のところに、アメリカの要人が来て、捕まえるってことになるの?これって、本当の話?なんかさ~ピンと来ないんですけど」
私は、本当にピンときていなかったし、半分は楽観視していた。
「彼らの行動は逐一(ちくいち)報告しますので、そこはご心配なく、それよりも、今後の展開ですが、やはり、ここは工藤さん本人が前になって行動すべきだと思うのですが!」
オーランド系がようやく喋ったかと思ったら、今後のことについてのご相談だった。
「い、今の状況でも、随分とまずい状況なのに、今度は、私が前面に立って、あなた達が前に言った、人類に対しての審判ですか?を実行しろと」
私は呆れた顔でそう二人に話した。
「そうです。やはり我々が間違ってはいなかったのです。工藤さん、あなたしか人類に対してジャッチ出来る存在はいないのです。これからでも直ぐにでも始めましょう」
彼らは迷うことなく、さも当たり前のように私に進言した。
ほんとかどうか未だに信用はできないけれども、アメリカの大統領に直接談判に彼らは行動したことは事実かもしれないし、それが昨夜、この状況を逃げるために咄嗟(とっさ)に言ったことを真に受けて動いたのだから、私にもいくらかの責任はあるのでは、と考えたりしていた。
が、でも、これはいったいどうなっているんだ、と言う、本来最初に浮かぶべく常識がもたれかかってもいた。
「とにかく、今、何時だと思うんですか?夜の10時を回りましたよ、私には今日やらなくてはいけないことがありますので、お引取り願えませんか?例えば、もし、そのアメリカのエージェントか要人とか、またまたアメリカからの要請で動いてきた警察が来ましたら、なんとかしますから」
と話を終えるか終えないかの時に、私の家のほうに何台かの車が止まる音と、赤いくるくる回るランプが茶の間の道路側の窓から見えてきた。
「こんなに早くアメリカは動くんですか?」
私は何と早い展開で大事件になるのかと、感心したり、急に不安になったり、そして、誰もが思う、友達や、親戚、それよりも親、兄弟にどう説明したら良いんだろう、と言う事が頭の中を巡っていた。
てっきり、こちら側に直接来るのかと思い、憂鬱な気分で待っていたら、警察は、我が家の道路を挟んで反対側の家にチャイムを押して玄関先で事情聴取を始めだした。
「工藤さん、彼ら警察は埼玉県警の警察官ですから大丈夫です。それに、彼らはお向かいの吉田様宅から昨日の謎の閃光のことで、彼らの解釈として、雷か、近くの送電線のショートが原因だったら火事の原因になりかねないから、色々と調べてくれ、みたいなことを言っています」
オーランド系は丁寧に説明したが、お向かいだし、玄関先での会話だから彼の説明を聞かなくても聞き取れていた。
「次は私のところかな?」
私は身構えながら玄関へ移動しようとすると、
「次はお隣さんですよ、しかし、彼らとは違う東京からの本警が向かいだしましたね」
と、キャメロン系がオーランド系を見ながらそう喋った。ホンケイ?って何、てな感じで質問しようと、あと、お向かいの方の名前もよく知っているな?も聞こうとしていたが、彼らはなにやら黙って見詰め合いながら、次のことを考えている感じで、話が切り出せないでいた。
「ほぼ工藤さんのことが、アメリカを通して日本政府にも連絡がいったようですね、ここも、まもなく包囲されると思います。すいませんが一先(ひとま)ず、ここを離れましょう」
「はい?ここを離れるって?ここは私の家ですし、そんな大袈裟になることは無いでしょう?ここは日本ですよ?平和の国、ニッポンですよ」
彼らは、慌てず、しかし確実に次の手を考えながら見詰めコミュニケーションを終えて、ソファーから同時に立ち上がった。
彼ら二人は私の近くに寄り添う形で近付いてきた。
「な、なんですか?暑苦しい、これは何の真似ですか?私のボディーガードのつもりですか?」
「工藤さんは生身なので、もし万が一、銃撃戦になった場合、我々が盾にならないと命の保証がありませんので」
キャメロン系にそう言われて、身体を密着されると、正直、変な気持のほうが先に立ってしまった。
「何時ごろに、ホンケイだっけ、が来るの?あなた達はエスパーみたいな力もあるんでしょう?あ、そうだ、アレ、あれですよ、その本警とか言う向かっている奴らの意識を遠隔操作すれば良いじゃない、そうすればここまで来れないし、あ、そうだ、何だったら映画みたいに関係者全員の記憶を削除するとか?ね、聞いてますか?」
私はナイスアイディアだと言わんばかりに得意になって言った。
「申し訳ございません、それは出来ないんですよ、それは余りやってはいけないことなのです」
オーランド系は大変、申し訳ない、と言う感じで深くお辞儀をした。
「でもさ、さっき、余りって言ったよね?だから、その余りをここで使おうよ、ね?」
「宇宙の摂理に反しますから、勝手に人様の星の感情やら考えを変えることは、我々は出来ないのです。ましてや、精神レベルが低い者をいじってはいけないのです」
キャメロン系の私のアイディアに対し、猛反発してきた。
「だったら、なんで、私にはこんなに関与するんですか?はっきり言って大迷惑ですし、かなりいじられているんですけど!」
私は半分、納得がいかないという表情で怒りながら言った。
「工藤さん、あなたは薄々、感ずいているのではなにのですか?あなたはこの地球上で、誰よりも精神レベルが高いのですよ、もし彼らに、我々が工藤さんと同じように接したなら、発狂する者も出ることでしょう」
また、得意のヨイショ攻撃を二人は仕掛けてきた。
だが、確かに一つ当たっていることはあると思った。
私はこの状況を比較的すんなりと受け入れているもう一人の自分がいることである。
なんかドタバタ喜劇みたいだが、こんなもんだろうな!みたいに妙に冷めている自分が俯瞰で見ていたりする。
あれ、だ。アレ、幽体離脱して、自分が寝ているのを天井まで上昇して魂になった自分が見てる、みたいな、アレだ。
「とにかく、何時ごろにココにアメリカの息が掛かった奴らが来るのよ」
私は半分、諦めて投遣な感じで聞いた。
「すいません、もう到着してしまいました」
オーランド系とキャメロン系が同時にハモって答えたと同時に、我が家の玄関からチャイムが鳴り、当然だが私だけがびくっとした。
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