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ダンジョンが見える人、また現る
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そんなどうしようもない事を工場内住込み部屋でモヤモヤとした気分で考えながら、久し振りに自分で運営しているブログ「勝手に芸能美女アイドル世界史」にログインし、なんかメッセージやコメントは無いか、閲覧していると、なんとメッセージ欄にメッセージが一件入っていて、その内容は、なんとなんとあの「ダンジョン」の踏み絵ページに対するメッセージで
「あの地下階段のことですか?」
と書かれていて、御丁寧に簡単なプロフィールと名前、そして携帯番号も記載してあった。
今時、携帯電話をブログ内に記載って、ヤバいだろう?でも、アクセス件数は低いから、まっ大丈夫だとは思うけど。
僕は早速、ダンジョンを見たと言うメッセージの男性の携帯に夜の8時過で迷惑かも知れないけど構わずに連絡してみた。
プロフィールには㈱スクール・オブ・シネマの代表と肩書と、片岡啓二と名前が記載されていた。
簡単な会社の説明に芸能事務所、タレント育成、人材派遣、映像制作等と記載してあった。
この手の無名の芸能事務所って言うのは、電話連絡しても全く出ないか、直ぐに出るかの両極端なイメージがしたし、なによりも代表自ら、僕のような素人の毛が生えたような趣味ブログで低アクセス、多分、カテゴリーのランキング100位にも入っていないから、見付けるのって至難の技ですよ!
または、もう何年か前にアクセス件数を増やそうと休みの日には鬼のようにブログのページ更新を行って、その時に意地的にカテゴリーランキング「アイドル」の88位までなったことがあるから、その時のブックマークしていた人なのだろうか?
などと考えながら、5回目のコールが鳴ったと同時に相手が携帯に出た。
携帯に出た本人は代表でありメッセージを送ってきた片岡啓二その人だった。
声質はややキーは高いが、誠実そうでハキハキとした受け答え、と、そんなイメージで、アノ世界の芸能界事務所によくいるような、口先だけのトークだったり、やたらメジャーな芸能人たちとTV番組やコンサートイベントで一緒に仕事をしたとかの自慢話兼ね自分の存在の権威付けをする輩が異常に多い中、ホント丁寧で誠実な話し方をする青年っぽい若々しい声の男性だった。
とは言え、電話での好印象なんて、それこそ当てにはならないし、それはあっちの片岡代表にしたって、何処の馬の骨の者であるのか、と僕のことをやや警戒しているみたいなので、要は早速、直に会って面識を作ることにした。
そこでまたまた早速、明日の土曜日に片岡代表の会社オフィスが渋谷にあるので、僕はメッセージも記載してあった渋谷区宇田川町へ向かった。
僕は渋谷駅までバスで東武東上線「東武練馬」駅まで行き池袋駅で山手線に乗り換え渋谷駅まで行き、徒歩で迷い迷い、スマホのナビを頼りにようやく到着するまでに50分はかかったかな~
到着した宇田川町にある場所にはオフィスビルというよりもちょっと古そうな50棟はありそうなマンションに見え、1階エントランスには守衛さん事務所兼ね受付があり、
僕は記載されていた3階の3ケタの部屋番号を押してオートロックを解除してもらい、無事に片岡代表のオフィスに辿り着くことが出来た。
「どうぞ~」
と言われて入ったオフィスは、想像したよりも狭(せま)かった。
所謂(いわゆる)、1Kのマンションオフィスだ。
右側の壁に事務用デスクが2台あり、その上にはデスクトップパソコンやノートパソコン、
奥のデスク横には小型のファックスがあった。部屋の奥にはベッドがあり、そこで寝泊まりすることも容易に想像できた。
ベッドの脇にはキャスター付きのハンガー立てがあり、スーツが何着か掛けてある。
僕はデスクとは反対側にあるソファーベッドに促(うなが)され、そこに座ることにした。
僕の格好は普段着であるジーンズにポロシャツ、そしていつものデイパックリュックだ。
片岡さんの服装は、上は白のワイシャツに下は黒か黒に近い濃紺色のスーツ下のズボンを履いていた。
そう言えば入り口付近やキッチン付近の壁にまだ組み立てていない段ボールが立て掛けていたな~
片岡代表は先にキッチンにあった小さな冷蔵庫からお茶入り350mlペットボトルを出しローテーブルに置いて、その後、胸ポケットから黒い革製名刺入れから名刺を出して僕に渡した。
僕は、工場では名刺交換なんて殆どしなかったので、そう言えば昔、財布のカード入れの部分に昔の名刺を入れていたような~
と、慌ててソファーの置いていたリュックを開け名刺を探して、なんとか記憶通りあった古い名刺を渡した。
片岡さんは
「栃木県、ですか、今日は態々、栃木から~」
と、僕の昔の名刺に記載してある、昔の工場の住所である栃木県の住所を見て感心したように話したので、僕は冷や汗を掻きながら、現在は東京都板橋区に本社が移転され、僕もそこで住込みで働いていること、社長は親戚の叔父さんであること、その他、色々と説明した。
片岡啓二代表の会社は、このオフィスで、元々は父親が細々と芸能事務所をほぼ一人で行っていて、以前の会社名はスクールシネマだった。
父親の時代の仕事内容のメインは主に、某国民TV局の大河ドラマで必要な人数のエキストラを用意して、コーディネートするのが大きな柱で、後は細々と民放のドラマやバラエティ番組の再現ドラマ等のエキストラ俳優をマネジメントしていた。
片岡啓二さんもお父さんの仕事に影響され大学の頃から、アルバイトは東京都内の子役芸能スクール、就職は都内の中堅広告代理店、映像会社等で現場の雰囲気や人脈を作り、近々は子役芸能スクールがメインの大手芸能プロダクションに勤務したのち、片岡代表は自分でドラマや映画、アニメでもいいから自分で作る、制作する側に立ちたいとの長年の思いから、映像制作会社へ転職したが、余りの激務に会社の機材を載せたバーンで交通事故を起こし、それから1年後に退社し、今現在は父親の会社を引き継いで、会社名も新たに「スクール・オブ・シネマ」と改名し現在に至るとか。
「オヤジとは、今でも一緒に働いていますが父の人脈を引き継ぎながらも、私の夢でもある自分で何でもいいのです。
創造、クリエイティブ、エンタテインメントとして、映画、ドラマや音楽業界、ファッションだろうが雑誌、出版などにも手を広げて行き、現在私達のスクール・オブ・シネマに所属している女優や俳優、歌手やアイドル、アーティストの卵たちを育成し、私達が企画制作した作品に出演させられたらどんなにいいだろう~、と。
今はまだ全然、夢のまた夢ですけど、いずれ出来たらな~と日々夢想してばかりですけどね」
僕は、なんか、自分と一緒の考えを持っている片岡啓二代表に親近感を強烈に感じ、熱心に彼の話しを聞き続けていた。
「あの~、玄関先に置いてあった、折り畳んでいる段ボール箱なんですけど、もしかしたらお引越しでもするんですか?」
僕は片岡代表の話が一息着いたので、何気なく気になっていた事を聞いた。
「あ、はい、あれですか、こんな狭い場所なのにスイマセン。
実はそうなんですよ、近々、引越しします。
と言っても、私だけで、ここの宇田川町オフィスは父親が継続しますけどね。
要は私が未来の夢と言いますか、その準備で【豊洲】駅周辺へ引越しするんです。
ああ、もし武藤さんの時間的余裕があれば、今から豊洲の引っ越し先の事務所と言うか倉庫みたいなビルに案内しますか?
それとも今日はこの後、予定でもありますか」
僕は特にないですが、今日の今日で、そこまでお邪魔して大丈夫なのか?と遠慮がちに話すと
「全然構いませんよ~、それにもう少し、私は武藤さんとお話しがしたいと思っていましたし、
あっ忘れていました、いの一番に聞きたかった、質問したかった事なんですが、あの、ブログのパスワードを送ってもらって見た映像って何なんですか?」
何なんですか?って、ああ、あれか異世界の歌姫シャルルの舞台と異世界の観客、お客さん達の動画のことだ。
「あの地下階段のことですか?」
と書かれていて、御丁寧に簡単なプロフィールと名前、そして携帯番号も記載してあった。
今時、携帯電話をブログ内に記載って、ヤバいだろう?でも、アクセス件数は低いから、まっ大丈夫だとは思うけど。
僕は早速、ダンジョンを見たと言うメッセージの男性の携帯に夜の8時過で迷惑かも知れないけど構わずに連絡してみた。
プロフィールには㈱スクール・オブ・シネマの代表と肩書と、片岡啓二と名前が記載されていた。
簡単な会社の説明に芸能事務所、タレント育成、人材派遣、映像制作等と記載してあった。
この手の無名の芸能事務所って言うのは、電話連絡しても全く出ないか、直ぐに出るかの両極端なイメージがしたし、なによりも代表自ら、僕のような素人の毛が生えたような趣味ブログで低アクセス、多分、カテゴリーのランキング100位にも入っていないから、見付けるのって至難の技ですよ!
または、もう何年か前にアクセス件数を増やそうと休みの日には鬼のようにブログのページ更新を行って、その時に意地的にカテゴリーランキング「アイドル」の88位までなったことがあるから、その時のブックマークしていた人なのだろうか?
などと考えながら、5回目のコールが鳴ったと同時に相手が携帯に出た。
携帯に出た本人は代表でありメッセージを送ってきた片岡啓二その人だった。
声質はややキーは高いが、誠実そうでハキハキとした受け答え、と、そんなイメージで、アノ世界の芸能界事務所によくいるような、口先だけのトークだったり、やたらメジャーな芸能人たちとTV番組やコンサートイベントで一緒に仕事をしたとかの自慢話兼ね自分の存在の権威付けをする輩が異常に多い中、ホント丁寧で誠実な話し方をする青年っぽい若々しい声の男性だった。
とは言え、電話での好印象なんて、それこそ当てにはならないし、それはあっちの片岡代表にしたって、何処の馬の骨の者であるのか、と僕のことをやや警戒しているみたいなので、要は早速、直に会って面識を作ることにした。
そこでまたまた早速、明日の土曜日に片岡代表の会社オフィスが渋谷にあるので、僕はメッセージも記載してあった渋谷区宇田川町へ向かった。
僕は渋谷駅までバスで東武東上線「東武練馬」駅まで行き池袋駅で山手線に乗り換え渋谷駅まで行き、徒歩で迷い迷い、スマホのナビを頼りにようやく到着するまでに50分はかかったかな~
到着した宇田川町にある場所にはオフィスビルというよりもちょっと古そうな50棟はありそうなマンションに見え、1階エントランスには守衛さん事務所兼ね受付があり、
僕は記載されていた3階の3ケタの部屋番号を押してオートロックを解除してもらい、無事に片岡代表のオフィスに辿り着くことが出来た。
「どうぞ~」
と言われて入ったオフィスは、想像したよりも狭(せま)かった。
所謂(いわゆる)、1Kのマンションオフィスだ。
右側の壁に事務用デスクが2台あり、その上にはデスクトップパソコンやノートパソコン、
奥のデスク横には小型のファックスがあった。部屋の奥にはベッドがあり、そこで寝泊まりすることも容易に想像できた。
ベッドの脇にはキャスター付きのハンガー立てがあり、スーツが何着か掛けてある。
僕はデスクとは反対側にあるソファーベッドに促(うなが)され、そこに座ることにした。
僕の格好は普段着であるジーンズにポロシャツ、そしていつものデイパックリュックだ。
片岡さんの服装は、上は白のワイシャツに下は黒か黒に近い濃紺色のスーツ下のズボンを履いていた。
そう言えば入り口付近やキッチン付近の壁にまだ組み立てていない段ボールが立て掛けていたな~
片岡代表は先にキッチンにあった小さな冷蔵庫からお茶入り350mlペットボトルを出しローテーブルに置いて、その後、胸ポケットから黒い革製名刺入れから名刺を出して僕に渡した。
僕は、工場では名刺交換なんて殆どしなかったので、そう言えば昔、財布のカード入れの部分に昔の名刺を入れていたような~
と、慌ててソファーの置いていたリュックを開け名刺を探して、なんとか記憶通りあった古い名刺を渡した。
片岡さんは
「栃木県、ですか、今日は態々、栃木から~」
と、僕の昔の名刺に記載してある、昔の工場の住所である栃木県の住所を見て感心したように話したので、僕は冷や汗を掻きながら、現在は東京都板橋区に本社が移転され、僕もそこで住込みで働いていること、社長は親戚の叔父さんであること、その他、色々と説明した。
片岡啓二代表の会社は、このオフィスで、元々は父親が細々と芸能事務所をほぼ一人で行っていて、以前の会社名はスクールシネマだった。
父親の時代の仕事内容のメインは主に、某国民TV局の大河ドラマで必要な人数のエキストラを用意して、コーディネートするのが大きな柱で、後は細々と民放のドラマやバラエティ番組の再現ドラマ等のエキストラ俳優をマネジメントしていた。
片岡啓二さんもお父さんの仕事に影響され大学の頃から、アルバイトは東京都内の子役芸能スクール、就職は都内の中堅広告代理店、映像会社等で現場の雰囲気や人脈を作り、近々は子役芸能スクールがメインの大手芸能プロダクションに勤務したのち、片岡代表は自分でドラマや映画、アニメでもいいから自分で作る、制作する側に立ちたいとの長年の思いから、映像制作会社へ転職したが、余りの激務に会社の機材を載せたバーンで交通事故を起こし、それから1年後に退社し、今現在は父親の会社を引き継いで、会社名も新たに「スクール・オブ・シネマ」と改名し現在に至るとか。
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今はまだ全然、夢のまた夢ですけど、いずれ出来たらな~と日々夢想してばかりですけどね」
僕は、なんか、自分と一緒の考えを持っている片岡啓二代表に親近感を強烈に感じ、熱心に彼の話しを聞き続けていた。
「あの~、玄関先に置いてあった、折り畳んでいる段ボール箱なんですけど、もしかしたらお引越しでもするんですか?」
僕は片岡代表の話が一息着いたので、何気なく気になっていた事を聞いた。
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ああ、もし武藤さんの時間的余裕があれば、今から豊洲の引っ越し先の事務所と言うか倉庫みたいなビルに案内しますか?
それとも今日はこの後、予定でもありますか」
僕は特にないですが、今日の今日で、そこまでお邪魔して大丈夫なのか?と遠慮がちに話すと
「全然構いませんよ~、それにもう少し、私は武藤さんとお話しがしたいと思っていましたし、
あっ忘れていました、いの一番に聞きたかった、質問したかった事なんですが、あの、ブログのパスワードを送ってもらって見た映像って何なんですか?」
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