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異世界芸能プロデュースの報奨金
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と言うことで、西田佳代による異世界歌手デビューが成功したのと、西田佳代も最初こそ僕と彼女以外は白人ばかりと、動画では見ていたけど、生で緑色の小人のオッサンことゴブリンや巨体で豚の顔のホラー映画かよ、な、オークとかトカゲ男?トカゲ女こと竜人族リザードマンを見ると、卒倒するのを我慢していた、と、今だから告白され、いつもクールな西田佳代も実は色々と健気に頑張っていたことを知り申し訳ないとも思った。
そんな彼女が歌を歌い始めてから直ぐに異世界の人達が凄く感動してくれて、人間よりも彼らの方が感性が鋭いのか、涙もろいのか、感動屋さんばかりで西田佳代の方が反対に感動をもらった感じだ、とも話してくれた。
「ので、また異世界舞台に出てくれるかな~」
に対し
「い○とも~」
と返してくれました。
僕にとってもだけど、西田佳代にとっても実際的に現実的に嬉しかったのは、なんと、その日の異世界ステージでの日当が西田佳代に支払わられ、その日当は、出ました、アレです。
シャーロンが魔法で加工してくれる金貨の再加工で某貴金属工業の金塊インゴット1枚を渡してくれたんです。
これって金塊20gだから日本円にして約10万円です。
なので、元の世界に戻って、異世界では6時間近く時間が経過したのに、元の日本に戻れば6分位しか経っていないから、彼女にしたら6分間でギャラ10万円が発生したと言うことになった(実質的には現世での移動時間を入れたらもっと時間はかかっているけど)。
そのことにも初めてづくしで彼女はホント夢心地だったし、池袋のショーパブ出勤にはまだまだ十分時間があったので、僕は彼女に金の買取を教えるべく池袋の貴金属買取代理店に付き添い、換金の仕方を教えた。
西田佳代は僕に何度もお礼を言い、また直ぐに電話すると言って、重いギターケースを持ちながら池袋の雑踏の中に紛れて行った。
そんなこんなで僕は異世界でのシャルル歌姫計画と遥か極東の歌姫ライバル出現の企画演出の方が、こっちの世界、令和元年になってもちっとも面白くもない現実の味気無いサラリーマン、工場勤め仕事に心底嫌になっていた処に、例の叔父さんビールっ腹社長がヘッドハンティングしてきた妙齢の女性、お歳は三十路前半、30代の女性をマーケティング企画部長とイキナリ役職待遇で、20年近くも勤務している僕をイキナリ追い越しての大抜擢にも、正直、腹が立った。
イキナリ僕の上に僕よりも歳が若い女の上司が出来たって訳だ。
因みに倉庫のダンジョンを我がイキナリ上司となった今野みどりマーケティング部長は、就任早々、倉庫の1階事務所がお嫌(きら)いらしく、僕が前の席だった本事務所の席を問答無用で使い始め二つ用意され、なんと僕は倉庫一階事務所だけに飛ばされた、工場内で一気に左遷させられた気分を味あわせられた。
ま、個人的にはダンジョン行き放題だし、ダンジョン行っている時は、僕は行方不明、と言ってもダンジョン異世界に6時間行っていたとしても現世では6分だから、誰にも怪しまれ無いし、今の今まで会社の誰にも全く気付かれていません(会社の社員、パート全員が見えません)。
しかし、なんか人柄的にもムカついてしまうのが、新入り年下女上司の今野みどりだ。
そして当然のようにダンジョンは見えない、入れない、の、ダンジョン踏み絵不合格ダメ人間だった。
また、性格がホント裏表がありありと言うか、社長の前では猫を被り、ホント猫撫で声で社長に媚びてゴマを擦り、見え見えのお世辞を吐き、社長のいない処では社長の悪口や、何か理由を付けて直行直帰って、何処行っているのか、僕には一切報告しない。
で、外出中は会社の申請で貸し出されている携帯に電話しても一切出ない始末。
そして僕派と言うと
「何故!今野みどりの部下なのに、彼女の行き先等を把握していない」
等と社長に怒られる始末。
ほんと、毎度毎度だけど叔父さん社長には着いていけません。
このままだと僕は真剣にこの健食粉砕工業㈱を辞めそうです。
と言うのも、実は異世界のプロデューサーとしての給料が1日で、金塊インゴット20gが最低2枚、多い時には5枚も頂けるという、これって、金塊インゴット20gが一枚買取価格で約10万円だから、報奨金が多い日には1日で50万円以上の報奨金額を異世界のシャーロン嬢、いやシャーロン姫から頂いてますから、もはや現世で働いている一ヶ月の給料を1日で超えちゃうのだから、現世の不平不満なんか一気に溜まってきますよね。
ましてや、異世界の女性達は若くて白人でスーパーモデルかハリウッド女優のように超美女揃いで、しかもその筆頭であるシャーロンはまさに僕の理想の女性かエロスの女神です。
もはや、日当20~50万円の一部でも現世日本の風俗嬢やキャバ嬢に使うなんてナンセンス、お金がもったいないし、なによりも異世界の女性の美しさと素人さを知ったら、今まで行っていた池袋、新宿、上野、六本木等の夜の歓楽街には金輪際行かないよね。
高いお金を払って、若いキャバ嬢の御機嫌を取って、ソープ行ってもシャーロン程の極上の美女には滅多(ほぼ完全に)に巡り合えないし、写真指名してもインチキなほど対面した試しがないしね。
ダンジョン出来てから日本のキャバクラや風俗店にはめっきり行かなくなりました。
一応、西田佳代のお店には2回位行ったかな、しかし、普段なら延長することは当たり前だったけど、今は延長無しの、1セット60分ポッキリだね。
と、僕だけでもそんな状況、現世日本の生活に対し味気無さと不条理を抱えていたのですが、なんと異世界衝撃デビューし、その後も不定期で舞台に立った西田佳代も、現世日本に息苦しさを感じていたのです。
彼女も、舞台に1日出演すれば、やっぱり金塊インゴット20gが1枚から2枚はもらえるから、異世界1日ステージで10~20万円のステージ出演料が頂けるから、無理して池袋のショーパブに出勤しなくてもイイと単純に考えますって。
ましてや、日本のショーパブステージでは西田佳代が本気で歌える場が無く、店のキャバ嬢のレベルに低く合わせないと、自分だけ目立つというか、和を乱すと言う日本の悪しき習慣、出る杭は打たれる、叩かれちゃうんです。
西田佳代にとっても現世日本は理不尽で、令和元年になってもなんだかな~な状態です。
取敢えず僕は軍資金を貯めて、その時が来るのを待つ感じ、所謂、この親戚の工場である健食粉砕工業㈱を辞めようかと、最近は真剣に考えていたんだけど、ただし、そうすると、もしも辞めた場合、直ぐにでもこの工場内住込み部屋から退去しないといけないし、何よりも、我がダンジョンが、異世界に続くダンジョンともお別れしないとイケないのが辛い。
もしも、金輪際ダンジョンに近付けなかったら、僕の異世界プロデュース収入はゼロに成り、結局は遅かれ早かれ実家の栃木県に帰省しないと生きていけません。
なによりもかによりも、僕の理想の女性であるエロくて可愛くて、綺麗で、金髪美女で、巨乳なのに瞳の色はエメラルドのシャーロンに会えないなんて、もはや生きているモチベーションもゼロに成ります。
と言うことで、悩んだら取敢えず巨乳の金髪白人美女の保母さん、幼児プレーも出来るシャーロン嬢に会いに、誰もいない夜8時の倉庫1階のダンジョン目指して走っちゃいました。
そんな彼女が歌を歌い始めてから直ぐに異世界の人達が凄く感動してくれて、人間よりも彼らの方が感性が鋭いのか、涙もろいのか、感動屋さんばかりで西田佳代の方が反対に感動をもらった感じだ、とも話してくれた。
「ので、また異世界舞台に出てくれるかな~」
に対し
「い○とも~」
と返してくれました。
僕にとってもだけど、西田佳代にとっても実際的に現実的に嬉しかったのは、なんと、その日の異世界ステージでの日当が西田佳代に支払わられ、その日当は、出ました、アレです。
シャーロンが魔法で加工してくれる金貨の再加工で某貴金属工業の金塊インゴット1枚を渡してくれたんです。
これって金塊20gだから日本円にして約10万円です。
なので、元の世界に戻って、異世界では6時間近く時間が経過したのに、元の日本に戻れば6分位しか経っていないから、彼女にしたら6分間でギャラ10万円が発生したと言うことになった(実質的には現世での移動時間を入れたらもっと時間はかかっているけど)。
そのことにも初めてづくしで彼女はホント夢心地だったし、池袋のショーパブ出勤にはまだまだ十分時間があったので、僕は彼女に金の買取を教えるべく池袋の貴金属買取代理店に付き添い、換金の仕方を教えた。
西田佳代は僕に何度もお礼を言い、また直ぐに電話すると言って、重いギターケースを持ちながら池袋の雑踏の中に紛れて行った。
そんなこんなで僕は異世界でのシャルル歌姫計画と遥か極東の歌姫ライバル出現の企画演出の方が、こっちの世界、令和元年になってもちっとも面白くもない現実の味気無いサラリーマン、工場勤め仕事に心底嫌になっていた処に、例の叔父さんビールっ腹社長がヘッドハンティングしてきた妙齢の女性、お歳は三十路前半、30代の女性をマーケティング企画部長とイキナリ役職待遇で、20年近くも勤務している僕をイキナリ追い越しての大抜擢にも、正直、腹が立った。
イキナリ僕の上に僕よりも歳が若い女の上司が出来たって訳だ。
因みに倉庫のダンジョンを我がイキナリ上司となった今野みどりマーケティング部長は、就任早々、倉庫の1階事務所がお嫌(きら)いらしく、僕が前の席だった本事務所の席を問答無用で使い始め二つ用意され、なんと僕は倉庫一階事務所だけに飛ばされた、工場内で一気に左遷させられた気分を味あわせられた。
ま、個人的にはダンジョン行き放題だし、ダンジョン行っている時は、僕は行方不明、と言ってもダンジョン異世界に6時間行っていたとしても現世では6分だから、誰にも怪しまれ無いし、今の今まで会社の誰にも全く気付かれていません(会社の社員、パート全員が見えません)。
しかし、なんか人柄的にもムカついてしまうのが、新入り年下女上司の今野みどりだ。
そして当然のようにダンジョンは見えない、入れない、の、ダンジョン踏み絵不合格ダメ人間だった。
また、性格がホント裏表がありありと言うか、社長の前では猫を被り、ホント猫撫で声で社長に媚びてゴマを擦り、見え見えのお世辞を吐き、社長のいない処では社長の悪口や、何か理由を付けて直行直帰って、何処行っているのか、僕には一切報告しない。
で、外出中は会社の申請で貸し出されている携帯に電話しても一切出ない始末。
そして僕派と言うと
「何故!今野みどりの部下なのに、彼女の行き先等を把握していない」
等と社長に怒られる始末。
ほんと、毎度毎度だけど叔父さん社長には着いていけません。
このままだと僕は真剣にこの健食粉砕工業㈱を辞めそうです。
と言うのも、実は異世界のプロデューサーとしての給料が1日で、金塊インゴット20gが最低2枚、多い時には5枚も頂けるという、これって、金塊インゴット20gが一枚買取価格で約10万円だから、報奨金が多い日には1日で50万円以上の報奨金額を異世界のシャーロン嬢、いやシャーロン姫から頂いてますから、もはや現世で働いている一ヶ月の給料を1日で超えちゃうのだから、現世の不平不満なんか一気に溜まってきますよね。
ましてや、異世界の女性達は若くて白人でスーパーモデルかハリウッド女優のように超美女揃いで、しかもその筆頭であるシャーロンはまさに僕の理想の女性かエロスの女神です。
もはや、日当20~50万円の一部でも現世日本の風俗嬢やキャバ嬢に使うなんてナンセンス、お金がもったいないし、なによりも異世界の女性の美しさと素人さを知ったら、今まで行っていた池袋、新宿、上野、六本木等の夜の歓楽街には金輪際行かないよね。
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ダンジョン出来てから日本のキャバクラや風俗店にはめっきり行かなくなりました。
一応、西田佳代のお店には2回位行ったかな、しかし、普段なら延長することは当たり前だったけど、今は延長無しの、1セット60分ポッキリだね。
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と言うことで、悩んだら取敢えず巨乳の金髪白人美女の保母さん、幼児プレーも出来るシャーロン嬢に会いに、誰もいない夜8時の倉庫1階のダンジョン目指して走っちゃいました。
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