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魔法は盗人、クリエイティブは偉い
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確かに、シャルルは歌手としての才能は高いと思うし、他の曲も歌わせたかったが、
そうそうこの異世界で次々と新しい歌を出して大丈夫なのか?
と言う、そもそも論みたいな考えが頭を過(よ)ぎった。
また、昨夜の舞台ステージで前のように異世界での作詞作曲された歌の大不評により、第2、第3ステージは殆ど、「瑠璃色の地球」だけで、異世界の歌は全否定されてしまった。
この件もあるので、シャーロンに色々と相談してみると、なんと手筈(てはず)がイイのか、先見の明があると言うのか、まずは、昨夜の内に宮廷音楽演奏家2名は、こっちの手伝いをしなくてよいと、早速通達したようで、今日から演奏家は来ません。
あと、もう一つの課題、シャルルの乱での「瑠璃色の地球」1曲以外にも欲しいのでは?
の状態ですね。
で、それを取敢えず応急処置と言うか打破する為に、今回の簡易カラオケセットを用意したのだが・・・
そのことも含めてリハーサル、急遽、練習兼ねシャルルに指導してイイかな、とシャーロンに相談を兼ねお伺いを立てると
「ええ、悪くは無いけど~・・・でも、でも~シャルルに指導するって・・・その~ぶったり叩いたりもするの~、鞭とか必要なんですか~」
僕は「はっはい?」ってな感じで、驚いた顔をして、
「そんな変なこと、暴力は一切しませんから大丈夫ですよ」
と、滅相も無いみたいに手をバイバイな感じで振っていた。
「じゃあぁ、シャルルに厭らしく、発声練習の時に、お腹とか、お尻周りとか、脇腹とか、唇の中に指を突っ込んだり、胸を触ったりとか、ドレスを捲(まく)り上げて太腿を摩(さす)ったり、必要以上にシャルルの身体を弄(まさぐ)ったりしない?」
おいおい、シャーロン、なんかの冗談ですか
「そんなこと絶対にしないと思うけど、もしかしたら、こっちの世界じゃ良くあることなの?」
「そうなのよ、
宮廷の音楽家達って希少価値な芸術家だから、宮廷の歌の上手い貴族の娘達が結構彼らの毒牙にかかっていて、軽い痴漢めいたことは日常茶飯事なんですよ~、因みにシャルルは我慢強いから、私が付きっきりじゃ無い時に二人係りで色々エロエロされていたみたいで、私(わたくし)も最近シャルルに告白相談されて知ったのですよ~」
う~ん、
異世界の芸術家たち、
音楽家たち、
恐るべきむっつり助平、と言うよりも、権力を笠に着たセクハラエロオヤジどもばかりだ。
あれ、シャルルに二人係り?って、
もしや、あのシャルルのバックで演奏していた若いって30代前半ぐらいの白人男たちのことだろうか?
「なんにしても僕はそのようなことはしないし、歌唱の採点や、指導、アドバイスは全て、このタブレットにインストールされているカラオケアプリがしてくれるからね」
僕の説明に今度はシャーロンの方が、今までシャルルとお互い握りしめていたのと同じように握り締めてきて、
「解りました、ムート大先生がそんじょそこらの偽音楽家でエロオヤジじゃないということは薄々分かってはいたのですが、こうして改めて確認することが出来まして、シャーロンはヒト安心です。
シャルルはああ見えて、性格が大人しく従順で、争い事が嫌いだから、殿方にちょっとでも強く命令されたり指示されたりしたら、従っちゃう初(うぶ)な危ういところも有りますから、私が見ていないと、なすがままなことが良くあるんですよ。
それに、シャルルは女性としては背が高いでしょう?
今現在の身長が179cmもありますの、それで、あの、その・・・」
「な、な、なんですか?」
シャーロンはちょっとモジモジしながら恥ずかしそうな表情で
「あの~、よく言うじゃないですか、人間は無い物強請(ねだ)りと言うか、背が高い異性は、背の低い異性に惹かれるとか~
人種的にも白人女性は有色人種とか黒人や人外、異種(いしゅ)人に惹かれちゃう~と言ったような、ね、
だから、シャルルは背が低くい男性と、今までトッカエヒッカエと言いますか、節操が無いと言いますか~
あの~気を付けてくださいね~シャルルはああ見えてド淫乱と痴女の気がありますから」
僕はまた「はい?」みたいな顔で解りましたと、小さく答えたが、シャーロンよ、話しをかなり盛っているんじゃない!
(それに先程はシャルルを初心な娘と言っていたではないかい)
と思ったのと、タブレット上に現れる指示に従って歌の練習をしているシャルルもシャーロンに呆(あき)れたような表情を見せていたから、やっぱり話し半分、または眉唾(まゆつば)ものですかね。
そんな良く分からない会話を終了し、今では舞台上はカラオケスナックみたいになっていたが、異世界の人々が観たら、何処で音楽が鳴っているのか解らない状態にやっぱりビックリするのでは、とシャーロンに話すと、
その辺は大丈夫みたいな、この異世界には魔法やら異種人がいっぱいいるから、元々そんな細かいこと(細かいことではないと思うが)にはイチイチ驚かないらしい。
けど、昨夜は結構な衝撃感動、未知との遭遇的感動からの、暴動に近いようなハシャギっぷりに、その件を指摘すると、
「あの歌は駄目でしょうね。
いくら魔法と変な生物たちと共存する私達の世界でも、未知の芸術、未知のクリエイティブには免疫はありませんから、一度感染すると、熱が出たように唸って魘(うな)されて、
狂喜乱舞しちゃうんですよ~
魔法よりも数倍凄いことが芸術、クリエイティブなのです。
クリエイティブを磨く為に私たち
選ばれた者達は一生懸命に勉強し続け創造し続けなくてはいけません。
魔法は、現実に今ある物の模造を作ることしか出来ませんから。
ですから、ある意味、魔法は空間移動をするだけの盗人(ぬすっと)なのですよ」
魔法は盗人ね~、クリエイティブ、芸術を創造する者が一番偉い、か。
そうそうこの異世界で次々と新しい歌を出して大丈夫なのか?
と言う、そもそも論みたいな考えが頭を過(よ)ぎった。
また、昨夜の舞台ステージで前のように異世界での作詞作曲された歌の大不評により、第2、第3ステージは殆ど、「瑠璃色の地球」だけで、異世界の歌は全否定されてしまった。
この件もあるので、シャーロンに色々と相談してみると、なんと手筈(てはず)がイイのか、先見の明があると言うのか、まずは、昨夜の内に宮廷音楽演奏家2名は、こっちの手伝いをしなくてよいと、早速通達したようで、今日から演奏家は来ません。
あと、もう一つの課題、シャルルの乱での「瑠璃色の地球」1曲以外にも欲しいのでは?
の状態ですね。
で、それを取敢えず応急処置と言うか打破する為に、今回の簡易カラオケセットを用意したのだが・・・
そのことも含めてリハーサル、急遽、練習兼ねシャルルに指導してイイかな、とシャーロンに相談を兼ねお伺いを立てると
「ええ、悪くは無いけど~・・・でも、でも~シャルルに指導するって・・・その~ぶったり叩いたりもするの~、鞭とか必要なんですか~」
僕は「はっはい?」ってな感じで、驚いた顔をして、
「そんな変なこと、暴力は一切しませんから大丈夫ですよ」
と、滅相も無いみたいに手をバイバイな感じで振っていた。
「じゃあぁ、シャルルに厭らしく、発声練習の時に、お腹とか、お尻周りとか、脇腹とか、唇の中に指を突っ込んだり、胸を触ったりとか、ドレスを捲(まく)り上げて太腿を摩(さす)ったり、必要以上にシャルルの身体を弄(まさぐ)ったりしない?」
おいおい、シャーロン、なんかの冗談ですか
「そんなこと絶対にしないと思うけど、もしかしたら、こっちの世界じゃ良くあることなの?」
「そうなのよ、
宮廷の音楽家達って希少価値な芸術家だから、宮廷の歌の上手い貴族の娘達が結構彼らの毒牙にかかっていて、軽い痴漢めいたことは日常茶飯事なんですよ~、因みにシャルルは我慢強いから、私が付きっきりじゃ無い時に二人係りで色々エロエロされていたみたいで、私(わたくし)も最近シャルルに告白相談されて知ったのですよ~」
う~ん、
異世界の芸術家たち、
音楽家たち、
恐るべきむっつり助平、と言うよりも、権力を笠に着たセクハラエロオヤジどもばかりだ。
あれ、シャルルに二人係り?って、
もしや、あのシャルルのバックで演奏していた若いって30代前半ぐらいの白人男たちのことだろうか?
「なんにしても僕はそのようなことはしないし、歌唱の採点や、指導、アドバイスは全て、このタブレットにインストールされているカラオケアプリがしてくれるからね」
僕の説明に今度はシャーロンの方が、今までシャルルとお互い握りしめていたのと同じように握り締めてきて、
「解りました、ムート大先生がそんじょそこらの偽音楽家でエロオヤジじゃないということは薄々分かってはいたのですが、こうして改めて確認することが出来まして、シャーロンはヒト安心です。
シャルルはああ見えて、性格が大人しく従順で、争い事が嫌いだから、殿方にちょっとでも強く命令されたり指示されたりしたら、従っちゃう初(うぶ)な危ういところも有りますから、私が見ていないと、なすがままなことが良くあるんですよ。
それに、シャルルは女性としては背が高いでしょう?
今現在の身長が179cmもありますの、それで、あの、その・・・」
「な、な、なんですか?」
シャーロンはちょっとモジモジしながら恥ずかしそうな表情で
「あの~、よく言うじゃないですか、人間は無い物強請(ねだ)りと言うか、背が高い異性は、背の低い異性に惹かれるとか~
人種的にも白人女性は有色人種とか黒人や人外、異種(いしゅ)人に惹かれちゃう~と言ったような、ね、
だから、シャルルは背が低くい男性と、今までトッカエヒッカエと言いますか、節操が無いと言いますか~
あの~気を付けてくださいね~シャルルはああ見えてド淫乱と痴女の気がありますから」
僕はまた「はい?」みたいな顔で解りましたと、小さく答えたが、シャーロンよ、話しをかなり盛っているんじゃない!
(それに先程はシャルルを初心な娘と言っていたではないかい)
と思ったのと、タブレット上に現れる指示に従って歌の練習をしているシャルルもシャーロンに呆(あき)れたような表情を見せていたから、やっぱり話し半分、または眉唾(まゆつば)ものですかね。
そんな良く分からない会話を終了し、今では舞台上はカラオケスナックみたいになっていたが、異世界の人々が観たら、何処で音楽が鳴っているのか解らない状態にやっぱりビックリするのでは、とシャーロンに話すと、
その辺は大丈夫みたいな、この異世界には魔法やら異種人がいっぱいいるから、元々そんな細かいこと(細かいことではないと思うが)にはイチイチ驚かないらしい。
けど、昨夜は結構な衝撃感動、未知との遭遇的感動からの、暴動に近いようなハシャギっぷりに、その件を指摘すると、
「あの歌は駄目でしょうね。
いくら魔法と変な生物たちと共存する私達の世界でも、未知の芸術、未知のクリエイティブには免疫はありませんから、一度感染すると、熱が出たように唸って魘(うな)されて、
狂喜乱舞しちゃうんですよ~
魔法よりも数倍凄いことが芸術、クリエイティブなのです。
クリエイティブを磨く為に私たち
選ばれた者達は一生懸命に勉強し続け創造し続けなくてはいけません。
魔法は、現実に今ある物の模造を作ることしか出来ませんから。
ですから、ある意味、魔法は空間移動をするだけの盗人(ぬすっと)なのですよ」
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