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シャーロンはお姫様、僕は彼女の相談役
しおりを挟むその日、ダンジョン異世界居酒屋ショーパブでのシャルルの舞台は盛り上がってしまいました。
この辺も後で紹介するけど、それよりも、なによりも、実はその日、
僕はなんと、異世界ではあってはならないこと?
と言いますか、
僕が異世界に持って行ったスマホの機能が他にも機能するのかと、
なんと、歌手シャルルの舞台前、開店前に、何十枚もスマホでデジタル撮影をし、
序に、店の中、舞台や会場の雰囲気も、その日、撮影しちゃいました。
勿論、プライベートではシャーロンとの居酒屋デート風ノリノリデジカメ画像も何枚か撮影し、
その日は、かなり遅くまで飲んじゃいました。
異世界のお酒は基本的で葡萄酒や果実酒ばかりでしたが、
これが結構美味くて、また料理も最高、
そして何よりも、今回はシャーロンやお店の人のサービスで飲んだり食べたりして来ちゃいました。
ホント、申し訳ありませんです。
余りにも申し訳ないので、
異世界では、やはり火を点けるのが大変見たいなので、
僕が池袋で良く行くキャバクラ店の何周年記念ライターをお店のオバサン、
初めてこの異世界居酒屋パブ店で介抱なのか、なんか誤解して、
良くしてくれたオバサンにあげたら、大層(たいそう)喜んでくれたので、
今度は大量にチャッカマンなんかも多く持って行こうと考えてます。
現在は自分の部屋、
工場内の元、叔父さん社長家族が住んでいた工場内住み込みの部屋で、
スマホで撮影した画像データや動画データをノートパソコンに移していて、
ちゃんとこっちの世界でも画像や動画が見れるのか確認作業に入り、
結論から大丈夫でした。
この素材は素材として、今後の展開用にストックして置き、
今夜は遅いから早く寝ようと、ほろ酔い気分で、ちょっと千鳥足で、
お風呂を準備しようと思って時計を見たら、
って、それは、実は大分前に、ダンジョンから、
こっちの世界の倉庫1階の部屋の壁掛け時計で確認済だったんだけど、
異世界では僕は7時間半位いたような、
実際、僕の腕時計は、それ相当の時間、
やはり7時間以上は異世界パブでシャーロン達と楽しくリハをして、
日本の懐メロ歌謡曲「松田聖子」辺をスマホを使ってレクチャーし、
なんと、その日の内に、シャルルは凄い特技と言うか、才能を発揮し、
ぶっちゃけちゃいますと、その日の舞台でシャルルはぶっつけ本番で歌ってしまったんですね。
松田聖子の「瑠璃色の地球」をね。
最初こそ、歌手のシャルル嬢、僕の世界は3日間前、
異世界では墜、昨日ですが、多分、何時もの変わらない、
多分、やや強引にシャーロンから頂いた、
異世界での作詞作曲家で音楽の大先生からの歌と曲を、何時ものように歌い始めたんですが、
やっぱり、前と同じ感じで、居酒屋パブは開店1時間位から客席のホール、
まるでビアホールみたいな丸テーブルだらけの席は、ほぼ座っていて、
僕たち、シャーロンと僕は異世界的昨日とおんなじ、
対面の舞台の長テーブルに座っていて、
僕はシャルルのことを結構真剣に、
前よりも真剣に歌っている姿や歌声を聴いていたんだけど、
出ました、肝心のマネージャーなのか、コーチ?なのか、
もはや良く分からない立ち位置のシャーロンは、
僕のスマホにイヤフォンを着けて、
さも当たり前のように、さっきまで、スマホを見て、
まるで魔法だとか、この世界にも一応、魔法はあるし、
私も一応、ハーフだから魔法が使えるし~、
と一瞬だけ僕に対しドヤ顔で巨乳の胸をもっと突き出す感じで、
胸を張って自慢風な格好をしたけど、
残念ながら、僕には現世に戻ってからの夜のおかずにしか見えず、
シャーロンの手元にあるスマホで撮影して~、胸を突き出して、
胸元の谷間をもっと強調して上目使いの弩エロいシャーロンの今の格好を撮りて~と、
思ったけど、根は小市民なもう直ぐアラフォーオッサンはぐっと我慢の子でした。
なので、今ではシャーロンは昨日までの、
歌手シャルルの舞台成功命だけを考え、
あんなに熱心だった姿はどこえやら!
今は出ましたシャーロンは気だるい感じで長テーブルに寝そべった恰好から~の、
イヤフォンで松田聖子ちゃんの懐メロ歌謡曲を聴きながら、
陶酔した濡れた瞳でスマホを見たり、チラチラと僕におねだり、
媚び的上目使いエロエロ目で、
私に構って構ってちゃんのように聴いている音楽に合わせて腰をクネクネしています。
そっちも絶対的にエロいってシャーロン嬢、あんた外人専用風俗店なら、
間違いなくナンバー1なれるって、今でもお触りしたいですって~
「そんな恰好していて、お店の人とか、シャルルや舞台の演奏者たちに怒られちゃいますよ!」
僕はそう言って、片方のイヤフォンを外しながらシャーロンに注意した。
「や~だ、それを外さないでよ~、イイのよ、
シャルルも演奏者もウチの城の侍女(じじょ)や召使(めしつかい)みたいな者なんだから、
私を注意してイイのは、強く叱っていいのはムート先生だけなんだから~❤」
おいおい!シャーロン嬢、
あんた、自分の美貌と我儘巨乳ボディが全男性に対しての最大の武器だって完全に分かってる~な、
確信犯的女狐ですか?
「ちゃんとシャルルの舞台を歌唱シーンをみていないと駄目じゃないですか?」
「え~、だってだって、シャルルが今歌っているの、
すっごくダサいんですけど~、聴きたくないんですけど~、変なんですけど~」
そう言いながら、
片方のイヤフォンから聴こえる聖子ちゃんの歌声にうっとりエクスタシー顔で、
見方によっては、オルガズムを迎え終えたばかりの情夫の顔のように見えるほど、
凄く煽情的に見えたので、またまた僕は勃起してます。
「そんな、今歌っている作詞や作曲は、
シャーロンの城の偉い音楽の先生に作ってもらった大事な曲でしょう?」
僕は一応、社交辞令的に、寝そべって、
弩エロい格好でスマホか僕の顔を交互に見ながら
「なに言ってるの~せ・ん・せ・い、先生の世界の音楽を聴かされたら、
ハナから答えは出てるじゃないですか~
私だって初(うぶ)なネンネじゃないんだから?
その位、知っているわよ」
はい?シャーロン、今の会話って、
もしかして芸能界デビューしたいアイドルや女優の卵が芸能事務所のお偉いさんと、
やっちゃう「まくら営業」のくだりって訳ですか?
エロエロ探検隊出動しますよ~
「アムロ・エロ、行きまーす」なっちゃうよ。
「もう、もう、お城の宮廷作曲家たちには頼まないわ、
もう、ムート先生に、こんなの聴かされちゃったら、
シャーロン駄目になっちゃうよ~」
シャーロン嬢よ、言葉的には凄くエロいことを言っているけど、
実際は、現状から何も発展しないってパターンだな。
「え?じゃあ、シャルルとこれからの新曲とかは、今後どうするの?」
「え~、それ・・・なんですけど~、
シャーロンは余りお金を持っていないんですけど~、
ムート先生が出来る処まででいいので~、その~
ムート先生の国の歌や曲とか、色々と、貸してもらったり、
舞台のお手伝いをしてもらいたいな~、なんて、ね~、いいでしょう?❤」
完全にシャーロン嬢、あんたは人気ナンバーワンキャバ嬢顔負けのテクニシャンだわ。
そんな感じでおねだりされたら、40代真近かオッサンは陥落しちゃうだろう~に。
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