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芸能歌謡カルチャーショックで椅子落ち
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困惑しながらも自分なりに理解する感じで、歌の練習をアカペラでするシャルルを、シャーロンは腕組して、見るからにご機嫌(きげん)斜(なな)めな表情で、舞台端(ぶたいはじ)の階段を降りて、僕が座る客席テーブルに来て、当然のように僕の横に座った。
そう言えば、歌手のシャルルには僕のことをざっくりと遥か極東の芸能の国から来ています大先生で~す。
と、僕はニャンコ先生(TVマンガ田舎っぺ大将のギャグ!古っ)ですか~な感じで、紹介され、シャルルはかなり緊張した表情で恐縮そうに頭を下げたのを覚えています。
プンプンって音がする感じで、シャーロンが隣の席に、普通のシャーロンなら、気品たっぷりに優雅(ゆうが)にエレガントに静かに座るのに、今日は女の子の日ですか~それとも、どうしてそんなに機嫌が悪いのですか~って、原因は舞台で歌っているシャルルが原因って事は分かるんですけども
シャーロンが「怒りん坊」の演技物分かりな感じでプンプンとした態度でダンって音を立てて木の椅子に座ったので、なんだか、僕に何か私(わたくし)に語りかけてくれ、またはシャーロンにアドバイスを早くくれ~って雰囲気なので、僕は「あの~」とシャーロンに言ってしまった。
すると、シャーロンは待ってました、って感じでボクの方へと凄い勢いで振り向き、向きを身体ごと変えて、その瞳や表情は、まさに結構、大袈裟な演技派女優の土屋太凰みたいに(あくまでも僕の個人的主観)大きくエメラルドグリーンの両の瞳を見開いて、なになに、どうしました!って表情で挑んできます。
「ど、どうしましたか、わ、わ、私の、私(わたくし)の指導が何か変でしょうか?」
シャーロンの物凄い嬉しそうな圧に圧倒され「変では無いですけど、その、そもそも」
「あ、はい、そもそもですね、その、そもそも、そもそもは何の、そもそも何でしょうか?」
う~ん、新手(あらて)の「なぞなぞ」のような、違うか、そんなニュアンスに聞こえましたが、まずは気を取り直して
「そうです、その、そもそも論の第二なんですが」
ま、そもそも第一とか第二自体はある訳が無いんだけど、勢いで言っています。
「そもそも、今の歌でイイのですかね。
いや、多分、今の処、この歌しかこの詩(うた)しか、この曲、メロディーしか無いのかもしれませんが、
その、なんと言ったらいいのか、シャルルさんは、あ(アレ程(ほど)さん付けするな、ってシャーロンに言われていたっけ)、シャルルはこの歌が本当に好きで歌いたいと思っているのかな?」
と、舞台上で発声練習みたいなことをしているシャルルに僕が客席から逆質問する感じに成り、
シャーロンの方も、まさか、そっち系の、そもそも、この歌でイイのですか~とムート先生に言われたから、シャーロン、またまた自分が全く考えもしなかった、そんな考えを今の現時点まで1ミリも考えたことが無かった角度から、直球勝負?よりも変化球で言われたから、またまた、大袈裟な演技派女優みたいに
「ね?そうなの、ね?本当のことを言っていいからさ~、怒んないからさ~」
怒んない?シャーロンはシャルルに対して、絶対的征服者か!
「は、はい、そうですね、嫌いではないですけど」
「けど~」
おいおい、シャーロンよ、お前だけ、なんか全力少女だぞ!なんか、アメリカやヨーロッパの白人の子供達はリアクションが日本人や東洋人よりは断トツに大袈裟と言うか、イイ意味で表現力豊か過ぎるけど、シャーロン、お前は今ミュージカル女優のまさにパロディー版だぜ!プロの舞台女優だぜ!
「そんなに好きでも無いのも、申し訳ありませんが、正直な気持ちと言うか~」
シャルルは舞台上でモジモジとした仕草で立っていた。
シャーロンは傍(はた)からでも分かる感じの肩がガックリと落として、数秒間、下の板張りの床を見続け、そのように決めてましたって感じで、縋(すが)るような、どうしたらよいのでしょう神様~みたいな、悩める乙女顔で僕の顔を見詰めました。
はい、確信犯ですねシャーロンは。
僕は隣の空いた椅子に置いていたリュックを持ち上げ、中から、スマホを徐(おもむろ)に出してみた。
これって、僕にとっても実験と言うか、その、異世界でもちゃんと機能するかってことですね。
良くあるじゃないですか、異世界行ったら、電波が繋がらないのは当たり前だけど、異常に充電が早く速攻で無くなるとか、いや、そもそも人間、生き物、生命体以外の人工物は異世界に通しませんから~な謎の検閲(けんえつ)があったりなんかして、で、多分、大丈夫とは思ったんだけど、第一回目の時も、あの時はジャージ姿で来たから、倉庫の掃除で服が汚れないようになんだけど、あのジャージ姿そのまんまで、この異世界に入れたし、その時に、実はスマホもジャージのズボンのポケットに入れていたのさ。
で、今度はスマホがちゃんと使えかどうか、実験を兼ねて再度持ってきちゃいました。
異世界金髪っ娘(こ)にとっては、このリュック、デイバックの形と言うよりも、その素材、ナイロンに興味津々ではあったし、それよりも、そのリュックから出した、ペットボトルの緑のお茶にも興味津々、最後のトドメとして、金属のスマホでひっくり返って見ているのです。
「あの歌って、確か、新曲なんですよね?」僕はシャーロンに今度は僕が身体ごと向かい合って、そう丁寧に質問すると、
「うんうん、そうなんです、よ~」な感じで、少女が森の精霊とお話しするような、そんな感じで、やや幼児(ようじ)退行(たいこう)ぎみに受け答えを返してくれた。
シャーロン嬢、あなたは幼児プレーも出来るのかな?変態性癖(へんたいせいへき)ランキング上位のオッサンとしては、じつに頼もしいぞ。
「これで、僕の国、遥か遠くの極東の国の色々な音楽が聴けるんですけど、ちょっとここで使えるかどうか試してみますね」
そう言って、指紋認識でロックを解除し、音楽アプリでダウンロードした幾つかの日本のアーティストの曲を探したが、最新バージョンはまずいか~、20世紀の歌謡曲かな~、あ、アイドル全盛、夜明け前の1980年代のアイドルの曲なら、松田聖子が鉄板では?と思い、松田聖子を検索して、いくつか、流してみた。
この異世界でも、サクサクっと検索が出来、なんと、なんとクリアーに音楽が流れるではあ~りませんか?
テーブルの上で、シャーロンに見えるように、なんか気持ち、恋人に気に入ったアーティストのPVを見せる感じで、だけど、松田聖子の80年代のPVは無いから文字が流れているぐらいか、
こんな小さな手鏡よりも小さい、櫛(くし)よりは、ちょうど同じ位の大きさか?
に、またまた、シャーロンは出ました、某(ぼう)落語家(らくごか)の十八番(おはこ)「新婚さんいらっしゃい」でズッコケるなごとく、座っていた椅子からずっこけて、危なく椅子からひっくり返るほど、驚いてしまっていたんですね。
僕は、スマホの操作に、そして、充電の減り具合が地上と変わらないのに、満足サクサクしていたら、シャーロンのずっこけ3秒前の姿が視界に入ったので、速攻で、身体が崩れかかる、倒れかかる側の脇腹に僕の掌を入れて支えたのですが、僕が彼女の脇腹を触れた途端に、シャーロンは超敏感肌なのか、脇腹でビックンと身体が痙攣し、僕は更に椅子に戻そうと脇腹から脇に手を掛けたら、脇の下なんて母親にも触られたことが無いのに~な、感じで2回目のビックンと「あっは~ん❤」を頂きました。
そんなシャーロンは椅子からズッコケるという有事の際にも、エロエロ体質、敏感肌は年中無休ですから、ピックンピックン痙攣しながら、ハアハアと情事のあとの艶声で、椅子に座り直して僕の目を完堕ちした牝奴隷のような瞳で見ていました、
多分(多分、僕のあくなき妄想と願望)
「ビックリさせてすいません、では、シャルル、君もこっちに来て、ここに座って、僕の国の歌でも何曲か聴いてみようよ」
僕は、イチイチ、スマホやペットボトルの説明をするのが面度だから、全て極東の国では、で、簡単に済ませ、それよりも怒涛(どとう)の展開、やや強引だがそもそも論のイイ歌、イイ曲についての第二弾に突入した。
そう言えば、歌手のシャルルには僕のことをざっくりと遥か極東の芸能の国から来ています大先生で~す。
と、僕はニャンコ先生(TVマンガ田舎っぺ大将のギャグ!古っ)ですか~な感じで、紹介され、シャルルはかなり緊張した表情で恐縮そうに頭を下げたのを覚えています。
プンプンって音がする感じで、シャーロンが隣の席に、普通のシャーロンなら、気品たっぷりに優雅(ゆうが)にエレガントに静かに座るのに、今日は女の子の日ですか~それとも、どうしてそんなに機嫌が悪いのですか~って、原因は舞台で歌っているシャルルが原因って事は分かるんですけども
シャーロンが「怒りん坊」の演技物分かりな感じでプンプンとした態度でダンって音を立てて木の椅子に座ったので、なんだか、僕に何か私(わたくし)に語りかけてくれ、またはシャーロンにアドバイスを早くくれ~って雰囲気なので、僕は「あの~」とシャーロンに言ってしまった。
すると、シャーロンは待ってました、って感じでボクの方へと凄い勢いで振り向き、向きを身体ごと変えて、その瞳や表情は、まさに結構、大袈裟な演技派女優の土屋太凰みたいに(あくまでも僕の個人的主観)大きくエメラルドグリーンの両の瞳を見開いて、なになに、どうしました!って表情で挑んできます。
「ど、どうしましたか、わ、わ、私の、私(わたくし)の指導が何か変でしょうか?」
シャーロンの物凄い嬉しそうな圧に圧倒され「変では無いですけど、その、そもそも」
「あ、はい、そもそもですね、その、そもそも、そもそもは何の、そもそも何でしょうか?」
う~ん、新手(あらて)の「なぞなぞ」のような、違うか、そんなニュアンスに聞こえましたが、まずは気を取り直して
「そうです、その、そもそも論の第二なんですが」
ま、そもそも第一とか第二自体はある訳が無いんだけど、勢いで言っています。
「そもそも、今の歌でイイのですかね。
いや、多分、今の処、この歌しかこの詩(うた)しか、この曲、メロディーしか無いのかもしれませんが、
その、なんと言ったらいいのか、シャルルさんは、あ(アレ程(ほど)さん付けするな、ってシャーロンに言われていたっけ)、シャルルはこの歌が本当に好きで歌いたいと思っているのかな?」
と、舞台上で発声練習みたいなことをしているシャルルに僕が客席から逆質問する感じに成り、
シャーロンの方も、まさか、そっち系の、そもそも、この歌でイイのですか~とムート先生に言われたから、シャーロン、またまた自分が全く考えもしなかった、そんな考えを今の現時点まで1ミリも考えたことが無かった角度から、直球勝負?よりも変化球で言われたから、またまた、大袈裟な演技派女優みたいに
「ね?そうなの、ね?本当のことを言っていいからさ~、怒んないからさ~」
怒んない?シャーロンはシャルルに対して、絶対的征服者か!
「は、はい、そうですね、嫌いではないですけど」
「けど~」
おいおい、シャーロンよ、お前だけ、なんか全力少女だぞ!なんか、アメリカやヨーロッパの白人の子供達はリアクションが日本人や東洋人よりは断トツに大袈裟と言うか、イイ意味で表現力豊か過ぎるけど、シャーロン、お前は今ミュージカル女優のまさにパロディー版だぜ!プロの舞台女優だぜ!
「そんなに好きでも無いのも、申し訳ありませんが、正直な気持ちと言うか~」
シャルルは舞台上でモジモジとした仕草で立っていた。
シャーロンは傍(はた)からでも分かる感じの肩がガックリと落として、数秒間、下の板張りの床を見続け、そのように決めてましたって感じで、縋(すが)るような、どうしたらよいのでしょう神様~みたいな、悩める乙女顔で僕の顔を見詰めました。
はい、確信犯ですねシャーロンは。
僕は隣の空いた椅子に置いていたリュックを持ち上げ、中から、スマホを徐(おもむろ)に出してみた。
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で、今度はスマホがちゃんと使えかどうか、実験を兼ねて再度持ってきちゃいました。
異世界金髪っ娘(こ)にとっては、このリュック、デイバックの形と言うよりも、その素材、ナイロンに興味津々ではあったし、それよりも、そのリュックから出した、ペットボトルの緑のお茶にも興味津々、最後のトドメとして、金属のスマホでひっくり返って見ているのです。
「あの歌って、確か、新曲なんですよね?」僕はシャーロンに今度は僕が身体ごと向かい合って、そう丁寧に質問すると、
「うんうん、そうなんです、よ~」な感じで、少女が森の精霊とお話しするような、そんな感じで、やや幼児(ようじ)退行(たいこう)ぎみに受け答えを返してくれた。
シャーロン嬢、あなたは幼児プレーも出来るのかな?変態性癖(へんたいせいへき)ランキング上位のオッサンとしては、じつに頼もしいぞ。
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そう言って、指紋認識でロックを解除し、音楽アプリでダウンロードした幾つかの日本のアーティストの曲を探したが、最新バージョンはまずいか~、20世紀の歌謡曲かな~、あ、アイドル全盛、夜明け前の1980年代のアイドルの曲なら、松田聖子が鉄板では?と思い、松田聖子を検索して、いくつか、流してみた。
この異世界でも、サクサクっと検索が出来、なんと、なんとクリアーに音楽が流れるではあ~りませんか?
テーブルの上で、シャーロンに見えるように、なんか気持ち、恋人に気に入ったアーティストのPVを見せる感じで、だけど、松田聖子の80年代のPVは無いから文字が流れているぐらいか、
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に、またまた、シャーロンは出ました、某(ぼう)落語家(らくごか)の十八番(おはこ)「新婚さんいらっしゃい」でズッコケるなごとく、座っていた椅子からずっこけて、危なく椅子からひっくり返るほど、驚いてしまっていたんですね。
僕は、スマホの操作に、そして、充電の減り具合が地上と変わらないのに、満足サクサクしていたら、シャーロンのずっこけ3秒前の姿が視界に入ったので、速攻で、身体が崩れかかる、倒れかかる側の脇腹に僕の掌を入れて支えたのですが、僕が彼女の脇腹を触れた途端に、シャーロンは超敏感肌なのか、脇腹でビックンと身体が痙攣し、僕は更に椅子に戻そうと脇腹から脇に手を掛けたら、脇の下なんて母親にも触られたことが無いのに~な、感じで2回目のビックンと「あっは~ん❤」を頂きました。
そんなシャーロンは椅子からズッコケるという有事の際にも、エロエロ体質、敏感肌は年中無休ですから、ピックンピックン痙攣しながら、ハアハアと情事のあとの艶声で、椅子に座り直して僕の目を完堕ちした牝奴隷のような瞳で見ていました、
多分(多分、僕のあくなき妄想と願望)
「ビックリさせてすいません、では、シャルル、君もこっちに来て、ここに座って、僕の国の歌でも何曲か聴いてみようよ」
僕は、イチイチ、スマホやペットボトルの説明をするのが面度だから、全て極東の国では、で、簡単に済ませ、それよりも怒涛(どとう)の展開、やや強引だがそもそも論のイイ歌、イイ曲についての第二弾に突入した。
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