ダンジョンを操れたので、異世界の芸能総監督になり、異世界美女と逆転人生を楽しみます

ムービーマスター

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美女の抱擁よりも安否確認が大事です

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と、何回もシャーロンのエロ過ぎるダイナマイトボディー抱擁を堪能しながらも、僕は傍(はた)と思い出したと言うか、僕はここに辿り着くまでに、あの倉庫の1階地下階段を降りていたのではないか?

と言うことは、もしかしたら、僕は何年も使われていない倉庫の地下室に溜まっていたガス!有毒ガスでも吸って、今でも地下室で倒れているんではないのかい?

と言うことは、ここは、まさに夢と言うか、黄泉の世界と言うか、僕が死んでいる?死にかけている死の世界、極楽の世界って訳ですか?

そう考えると、折角、こんな金髪美女と夢のような相思相愛じゃないけど、男と女の精神的と肉体表面的な付き合いをしたのも、僕が死の間際の楽しい脳内の脳が死ぬ、脳死前の人生走馬灯劇場の最後のサプライズ映像って訳ですか?神様~と、やっぱり心で叫びながら、最後の悪あがき、尤(もっと)、尤(もっと)と抱擁を求めるシャーロンを強引に止めて、急に用事を思い出したので、行かないといけえない、みたいな、モテる男はつらいよ!なごとく、臭いセリフを吐きながら、僕がこの店に入って来たであろう、ドアなのか?多分、木製のドアだ。

をキョロキョロと探し始めた。

「出口はあちらですわ」

シャーロンは、早くも僕のことを先生扱いし出し、親身になって媚びを売る感じで、僕の腕に腕を組んで、出口と言った方へと誘ったが、僕は、そっちでは無く、反対方向の、薄暗い方向の木製のドアを指差した。

「え?確か、あそこは物置き部屋で、倉庫だったような?」

シャーロットはそう言いながら、出ました形のイイ顎に人差し指を立てて、顔をちょっと斜めに傾ける若手ハリウッド女優がやったら劇場が揺れるやろ~な超可愛い仕草をしたが、今の僕は、自分の死が迫り喰っているので、その超可愛いシャーロンの表情も感動はしているけど、所謂(いわゆる)、もうすぐ大便が出そうなんだけど、漏(も)れちゃうよ~状況でトイレを探している状況と極めて近いですから、取敢(とりあ)えずスルーして、あっちの暗闇の物置倉庫のドアへと僕は歩きだした。

唐突(とうとつ)ながら、僕の身長よりも高いシャーロンに普通の状態の僕なら自分の身長の低さにコンプレックスを感じたりするけど、この非常事態?って僕の一方的な非常事態だけど、ホント、スタイルの良いモデルと、背の低いデザイナーのパリコレ宜しくな感じで、反対側の壁際を僕はシャーロンと歩き、壁の裏に細い廊下があり、その奥に、なんか見慣れたような、木製の古びとドアがあり、僕とシャーロンは一度、その扉の前に立ち止まった。

薄暗い場所で、シャーロンは何時に無く真剣な表情で、小声で「まさか、ね」と呟いた。

そして

「今度は何時(いつ)、来て頂けますか?先生❤」

と今度は僕の手を強く握りしめ微かに微笑んだ。

僕は心の中では、生きていれば、と思ったのだが、如何にもベタなモテ男俳優が言いそうな、

「近いウチに、直(す)ぐにでも」

と言って、こっちからも強く握手を返した。

本当はシャーロンとキスやベロチューや、巨乳オッパイを揉んだり、豊満なお尻を撫で回したりしたかったけど、取敢(とりあ)えず、僕の死の真相?僕の夢?夢オチをちょっぴり期待して、その、こっち側の倉庫の扉を開けると、薄暗い部屋の奥の方に、僕が事務所から持って来た懐中電灯が奥の上り階段?みたいな洞穴?があり、その奥に微かに小さな光もあったので、僕はかなりホッとした表情になり、ドア付近までいたシャーロンに、じゃあまた、と言ってドアを閉めた。

ドアを閉める、その瞬間、微かにドア向こうから「ダンジョン?」とシャーロンの言葉が聞こえたような気がしたが、僕は取敢(とりあ)えず、死の世界からの帰還(きかん)なのか、地下室で倒れている僕と幽体離脱の反対版、幽体戻りをするべく、洞窟内に入り、小さな光が見える所まで辿り着くと、またまた急に耳鳴りがキーンとして、だけども、気力を振り絞って、見覚えのある上り階段!僕が倉庫1階から降りたコンクリートの階段をよっこらよっこらと一歩ずつ登り、目も眩(くら)む明るさ、現代の文明の利器、電気、蛍光灯の白い人工的な明るい部屋に慣れるまで、僕は屈(かが)んで暫(しばら)く目を瞑(つぶ)っていた。

取敢(とりあ)えず、僕は倉庫地下室で有毒ガスを吸って倒れていた訳でも無く、と言って、夢オチでもない現実に、僕の脳は簡単にパンクしてしまい、その夜は、ただ何も考えず只管(ひたすら)、爆睡した。


と言うことで、僕は工場内、倉庫内の不思議な地下階段での不思議な体験をしたのだが、あんなにリアルで完全に本当にあった出来事なのに、何故か、あの体験を、人に話したり、告白してり、相談?例えば叔父さん社長に、そのとなく「倉庫の地下室、地下階段ってありましたか?」と聞こうとしても、そもそも、知っていれば、僕に話す筈だし、それよりも、僕は次の日の、パートのオバちゃんと一緒に倉庫の掃除をして頂き、その時に、当然、オバちゃんも地下階段を見付けて、「地下も掃除すんですか?」と言う日常会話を期待したんだけど、パートのオバちゃんには地下階段が見えないのか、または、なんと僕には見える地下階段の黒い穴の上にオバちゃんが平気で歩き乗り、って、そもそも、この倉庫に地下室なんてある訳ないですよ~な状態で、どうも見えるのは今の処、僕だけらしい。

う~ん、なんと言うことだ。彼ら彼女らには見えないから、その地下室入口の、出入り口の地下へと続く階段が分からない?のか、そもそも彼らには存在していない?

う~ん、なんと言うことだ。

そんな、不思議な状況にも関わらず、叔父さん社長は、前にも指示した自社オリジナルサプリメントの開発製造、と言っても人間用ではありませんよ。

ペット用、所謂、犬猫用健康食品を商品開発製品化しろって訳なんですね。

ま、確かに今の世の中はペットブームは定着化していて、安定的にペット愛好者と言うよりも、もはやペットは家族と変わらないと言う、世界観にまで昇華しているんですから、例えばウチの息子は、とかウチの子供は、とか、ウチの娘は、の真相は、決まって犬や猫であることも、笑い事じゃないくらい多くなってきましたね。

で、まずは、あの開かずの倉庫だった例の倉庫に、他社のペット用サプリメントのサンプルを用意せよ、とのミッションが僕に来ました。

と言っても、多分、何時もの叔父さん社長の思い付きでしょうから、あまり本気で動いていると、知らない内に計画が白紙に、企画が有耶無耶のうちに絶ち切れたちはしょっちゅうですからね。

とは言え、日中の3分の1は、あの倉庫にいる機会が多くなり、僕としては、あの地下室というか地下に続く、そして異世界に続く地下通路、金髪美女のシャーロンが呟いた

「ダンジョン」

中世ヨーロッパ城内に作られた監獄や牢獄とか、日本ではゲームの世界で迷路、迷宮の意味、地下迷宮など様々だが、確かにあの地下通路は異世界に通じる迷路的にも見えなくも無いけど、また探索しに、ネット小説で呼ぶところのダンジョンへの冒険者じゃないけど、怖いけど、あれは、あの世界は本当だったのか?の、真相は知りたいことは事実であり、何よりも、そんな異世界の謎を解くと言うような正論では無く、やっぱり、エロのモチベーションが大事であり、しかも今まで定期的に池袋や新宿や上野等のキャバクラや風俗よりも、レベルが高い、と言うよりも、モロ、ハリウッドセレブ女優顔負けで、しかも言語の障壁(しょうへき)が一切(いっさい)無(な)しの日本語ペラペラの北欧系瞳エメラルドグリーンの金髪美女が

「先生、私、待ってます~❤」

と言っていたから、これは、まるで伝説の六本木の外国人モデルがキャバ嬢をしている、都市伝説的な外人モデル日本語ペラペラキャバクラ店よりも、絶対的にレベルが高いから、それに今の処、料金はタダですからね。

ま、今度行ったら、あの洋風居酒屋パブのオバサンにお金を取られそうだけど、その時はダンジョンに逃げればイイか?

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