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地下階段(ダンジョン)を発見
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僕は39歳のイケてない中年オッサンであることは自分でも認めています。
外見は人並み以下で、ホント無害な顔と、よく皆から言われています。
そのみんなとは、家族から始まって今まで生きてきて関わったほぼ全ての人々からです。
イケてないのは、まず初めに今でも、自己紹介で自分のことを僕と言ってしまうところでしょうか。
これは何度か、自分のことを僕から私とか、
俺とか自分とか、に変えるように努力したりチャンスを伺っていたのですが、
遂に、変えることが出来ず、現在も自分のことを僕と言って自己紹介しています。
次のイケてない僕は、仕事が親戚の叔父さんの工場勤務で、
この工場がマイナーと言うか、なんと言うか、
巷にある少々インチキ臭いサプリメント会社の原料を製造する、
色々な植物というか、葉っぱを粉砕して粉にするだけの、
ただそれだけの工場に勤務していて、
誰にも知られずなお仕事(業界の人は知っているか)なんですね。
一応、東京都23区内に工場はあるんですが、
この23区の中でも人気が低い、板橋区のしかも地下鉄三田線「高島平」の駅からも凄く遠い、
徒歩25分の処に工場があるから、
基本的には工場の車でお取引先の方を送り迎えしなくてはならないし、
何を隠そう、僕は今時珍しい、この工場に住み込みで働いているのです。
この歳まで。
そんなインチキサプリの原材料の製造工場で働いていると言うことが、
個人的にはイケてない39歳のオッサンで、
しかもなんとこの歳で素人童貞でもあるんです。
ですから、生まれて39年間、素人の女性とは一回もお付き合いをしたことは無いのです。
所謂、女性とは、一般の素人女性とはコミュ症なんですね。
と、他にもまだまだ、色々とイケてない部分は多いのだけど、やっぱり一番は、僕の趣味なのでしょうか?
その趣味だから、僕の外見やら正確やら、その他の変態的な性癖は置いといて、
女性に対する目がシビアと言うか、厳しいと言うか、ある意味、究極なんですね。
もう分かった人もいるかな。
僕はアイドルオタクと言いますか、
日本や世界の芸能美女オタクと、幅は広いんだけど、
ハッキリ言って芸能美女オタクで、芸能美女評論家と自称思っているのです。
手前味噌なんですけどね。
そして、10年前から、僕は何を思ったのか、
「勝手に芸能美女アイドル世界史」と言うブログを企画運営し、
一人で悦に入っていたのです。
このブログは10年も運営しているけど、アクセス件数は3万PVで、人気はありませんけど。
と、そんなモテ無い、イケてない中年オッサン街道をひた走るのに、
芸能美女達には厳しい鋭く突っ込みを入れて斬りまくるのですが、
この異常な表裏な性格が、ますます素人女性との隔たりを生んでいるのでしょう。
と、今まで生きてきたイケてない人生を半分諦めと呪いこめながらも、
日々の仕事のルーティーン、原材料の製造日程チェックとか、
ここの従業員の殆どはパートで近所に住む高齢なオバちゃんばかりで、
そのオバちゃんの出勤管理も担当で、
そんな面白みもへったくれもない仕事で、
今度はまさかの自社でPB商品を企画したいとの、
何時もの叔父さん社長の思い付きが通達され、
定時で従業員の殆どが帰宅した無人と化した工場敷地内の、
今まで使っていなかった自称開かずの間的存在の倉庫に、
そのPB商品を作るのか企画するのか、
何かをする為の場所として使いたいので、
「確認して!」
と指示されたから、
そのカビ臭い、埃臭い、辛気臭い倉庫へ僕は嫌々ながら入り、
そこで、なんと地下に続く階段を、
これって正にネット小説などで盛んに出てくる怪しい「ダンジョン」を発見してしまったのです。
しかし、その時は、ただの地下室用の階段とばかり思っていて、気にもかけなかったのですが、
直ぐに、その安易な考えは打ち砕かれたのでした。
外見は人並み以下で、ホント無害な顔と、よく皆から言われています。
そのみんなとは、家族から始まって今まで生きてきて関わったほぼ全ての人々からです。
イケてないのは、まず初めに今でも、自己紹介で自分のことを僕と言ってしまうところでしょうか。
これは何度か、自分のことを僕から私とか、
俺とか自分とか、に変えるように努力したりチャンスを伺っていたのですが、
遂に、変えることが出来ず、現在も自分のことを僕と言って自己紹介しています。
次のイケてない僕は、仕事が親戚の叔父さんの工場勤務で、
この工場がマイナーと言うか、なんと言うか、
巷にある少々インチキ臭いサプリメント会社の原料を製造する、
色々な植物というか、葉っぱを粉砕して粉にするだけの、
ただそれだけの工場に勤務していて、
誰にも知られずなお仕事(業界の人は知っているか)なんですね。
一応、東京都23区内に工場はあるんですが、
この23区の中でも人気が低い、板橋区のしかも地下鉄三田線「高島平」の駅からも凄く遠い、
徒歩25分の処に工場があるから、
基本的には工場の車でお取引先の方を送り迎えしなくてはならないし、
何を隠そう、僕は今時珍しい、この工場に住み込みで働いているのです。
この歳まで。
そんなインチキサプリの原材料の製造工場で働いていると言うことが、
個人的にはイケてない39歳のオッサンで、
しかもなんとこの歳で素人童貞でもあるんです。
ですから、生まれて39年間、素人の女性とは一回もお付き合いをしたことは無いのです。
所謂、女性とは、一般の素人女性とはコミュ症なんですね。
と、他にもまだまだ、色々とイケてない部分は多いのだけど、やっぱり一番は、僕の趣味なのでしょうか?
その趣味だから、僕の外見やら正確やら、その他の変態的な性癖は置いといて、
女性に対する目がシビアと言うか、厳しいと言うか、ある意味、究極なんですね。
もう分かった人もいるかな。
僕はアイドルオタクと言いますか、
日本や世界の芸能美女オタクと、幅は広いんだけど、
ハッキリ言って芸能美女オタクで、芸能美女評論家と自称思っているのです。
手前味噌なんですけどね。
そして、10年前から、僕は何を思ったのか、
「勝手に芸能美女アイドル世界史」と言うブログを企画運営し、
一人で悦に入っていたのです。
このブログは10年も運営しているけど、アクセス件数は3万PVで、人気はありませんけど。
と、そんなモテ無い、イケてない中年オッサン街道をひた走るのに、
芸能美女達には厳しい鋭く突っ込みを入れて斬りまくるのですが、
この異常な表裏な性格が、ますます素人女性との隔たりを生んでいるのでしょう。
と、今まで生きてきたイケてない人生を半分諦めと呪いこめながらも、
日々の仕事のルーティーン、原材料の製造日程チェックとか、
ここの従業員の殆どはパートで近所に住む高齢なオバちゃんばかりで、
そのオバちゃんの出勤管理も担当で、
そんな面白みもへったくれもない仕事で、
今度はまさかの自社でPB商品を企画したいとの、
何時もの叔父さん社長の思い付きが通達され、
定時で従業員の殆どが帰宅した無人と化した工場敷地内の、
今まで使っていなかった自称開かずの間的存在の倉庫に、
そのPB商品を作るのか企画するのか、
何かをする為の場所として使いたいので、
「確認して!」
と指示されたから、
そのカビ臭い、埃臭い、辛気臭い倉庫へ僕は嫌々ながら入り、
そこで、なんと地下に続く階段を、
これって正にネット小説などで盛んに出てくる怪しい「ダンジョン」を発見してしまったのです。
しかし、その時は、ただの地下室用の階段とばかり思っていて、気にもかけなかったのですが、
直ぐに、その安易な考えは打ち砕かれたのでした。
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