スペキュラティブに恋して

ムービーマスター

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六本木交差点にて

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「山本先輩って、一見、怖いでよね、と言うか、基本、クールビューティーじゃないですか、それに、身長も高いし、ナイスバディーだし、なんていったって身体能力がたかいじゃないですか?」

これは、今日の午後3時頃に我が母校の、W大学内の喫茶ルームで、最近ウチらのK‐POPダンスサークルに、ある後輩からのツテで入ってきた、自称モデルの後輩女子に言われた言葉だ。

と、夜の六本木交差点を急ぎ足で渡っている時に、ふっと思い出した。

と言っても、突然、なんとなく思い出したという訳じゃ無く、交差点をコンパなのか、合コン?のような、ウチと同じか、後輩な歳の学生風の集団が擦違ったので、思い出してしまった。

自称モデルの後輩女子は、なんて言ったかな、ポップなティーンが読んでいる雑誌の読者モデルに選ばれたとか、必死にアピールしてたけど、私としては、あんまり興味が無かったから、彼女が載っている雑誌ページを強引に見せられても、目には入ったけど、やっぱりちゃんとは見ていなかったのね。

と、そんなことを考えながら歩いていると、ウチの先生が、急に止まったので、あぶなく先生にぶつかるところでした。

先生、せんせい?は、昔から知っているダンスの先生で、ここ、六本木の夜の商売、所謂ショーパブのダンサーたちにレッスンやダンスの振り付けを行っている、いやいや、本業は昼間のストリートダンススクールの講師をしていて、ショーパブの仕事は副業ですね。

そして、ウチこと私、山本真琴はその先生のアシスタント的なバイトをしているのです。
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