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記憶は以前戻らないが名前の発見と特殊能力の開花
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そんなことも冷静に考えられないほど、精神状態はパニックしっぱなしだった。
兎に角!精神を、心を落ち着けなければ。
私はとりあえず、深呼吸をし始め、社員証が入った首にかけられるフォルダーごと上着の内ポケットに仕舞い、次はどうするか?に、意識を集中した。
精神が徐々に落ち着いてくると、今まで左手に持っていたスマートフォンから聞こえているニュースキャスターの言葉を冷静に聞く事も可能になり、ドアの近くでしゃがみ込みながら、しばし、またスマートフォンから流れる報道番組を見ていた。
色々なワンセグチャンネルを見ていて情報収集して得られたのは、東京直下型の地震が発生したということでは無く、東京都首都圏での大規模な爆弾テロ?
でも無いらしいと言うことだった。
私は、ひとまず、安心?しようと思った時、衝撃的な事実をニュースキャスターから聞かされた。
それは、東京都内、及び、東京都周辺に謎のウイルスが感染し、未曾有のパンデミックが今まさに起きているとの、事だった。
【今の処、空気感染の報告はありませんが、くれぐれも感染者に接触したり、感染者が使用した物には触れないようにして下さい。】
ニュース内の映像には逃げ惑う市民の姿や、パニック状態の人々、そして、上空から先程の爆音でうるさかったヘリコプターが映し出した、上空からの東京都内の状況が、アップで映し出され、未知のウイルス発生?と街の中での混乱?映像!
もっと簡単に言ってしまえば、街のパニック振りは異常としか言えず、そして、なによりも映像の所々がアダルトビデオ?日本のAV映像のようにモザイクが人々に処理されていて、しかも、明らかに人々がお互いに喧嘩?いや、集団で襲い合っているように映し出されていたのだ。
何かがおかしい?
そんな映像を見ている内に、今度は一斉に各社のTV映像が固定の映像に変わり、簡単なイラスト?リスと森のイラストに、
【申し訳ないが、放送を一時中断している】
と言った内容が延々と映し出され、各社、その告知画面は色々だが、映像は一時中断し、最後まで流していたNHKも民放の後を追うように、TV放送が中断してしまった。
私は、スマートフォンの画像にある時刻を見た。13:05、午後の1時を過ぎていた。
私は、放送が一時中止になったスマートフォンを、やはりスーツの内ポケットにしまい、
自分への手掛かり?を、まずは、探し始めた。
木製のロッカーの中を探したが、このスーツ以外にあるのは、変えのカラ―シャツ?
社長室セットの机の引き出しを全部!引き出してみたが、書類が数部!入っていたが、内容は殆どが社内への伝達事項?
しかも、総務部から各部署各位とかかれ、内容は良く分からないモノばかりだった。
次に、あの大きな卵型密封機器の近くの机に移り、同じように片っ端から机の引き出しを開けたら、二段目のスチールの引き出しに、私の?なのか?二つ折りの財布が置いてあり、とりあえず、現金で3万数千円ほどが入っていて、他はクレジットカード?銀行のカードが入っていたが、肝心の?身分証明書?
保険証や運転免許所等は入っていなかった。
黒の年季?が入った財布は、元々は色々なモノ?カード類が入っていたと思われ、形状が膨らんでいたが、故意に抜き取ったのか?
どうかは知らないが、すかすかの財布に、まるで必要最小限の現金とキャッシュカードが入っているだけだった。
先程、起動していたノートパソコンにもまた、何か自分に対する情報があるのでは?と考え、操作しようとしたが、早くも充電切れ状態になり、その内に画面の明るさが急速に失われ、そして、画面の活力は消え始め、そして電源はきれてしまった。
私は、とりあえず、この財布も上着のポケットに入れて、ここから、まずは脱出することを考えた。
電子ロックの鍵のかかったドア!に、やや絶望を感じたが、何故か?
どうにかなるさ!と言った楽観主義な感情も芽生えてきて、不思議な自信が芽生えてきた。
私は、ビルの内側!通路側の壁に意識を集中して、兎に角!ジーッと壁から電子ロックのドアノブを見続けた。
すると、どう言う訳か、壁の向こう側のコード類?
赤と青のコード?等が頭に浮かび?
いや、実際に目の前に見えた感覚で、私は何故か、更に意識を集中して、ドアのロック部分の細部の仕組みまでもが目の前に、いや、頭の中に鮮明に映し出され、そして、ドアが解除出来る、仕組みに意識が辿りつき、
【解除!】
と考えるよりも早く、ドア部分から機械的なカチっという音がして、あんなに頑丈でビクともしなかったドアが、意図も簡単に開き、何故?こんなことが起きたのか?驚きながらも、通路に転がるように脱出することとが出来た。
兎に角!精神を、心を落ち着けなければ。
私はとりあえず、深呼吸をし始め、社員証が入った首にかけられるフォルダーごと上着の内ポケットに仕舞い、次はどうするか?に、意識を集中した。
精神が徐々に落ち着いてくると、今まで左手に持っていたスマートフォンから聞こえているニュースキャスターの言葉を冷静に聞く事も可能になり、ドアの近くでしゃがみ込みながら、しばし、またスマートフォンから流れる報道番組を見ていた。
色々なワンセグチャンネルを見ていて情報収集して得られたのは、東京直下型の地震が発生したということでは無く、東京都首都圏での大規模な爆弾テロ?
でも無いらしいと言うことだった。
私は、ひとまず、安心?しようと思った時、衝撃的な事実をニュースキャスターから聞かされた。
それは、東京都内、及び、東京都周辺に謎のウイルスが感染し、未曾有のパンデミックが今まさに起きているとの、事だった。
【今の処、空気感染の報告はありませんが、くれぐれも感染者に接触したり、感染者が使用した物には触れないようにして下さい。】
ニュース内の映像には逃げ惑う市民の姿や、パニック状態の人々、そして、上空から先程の爆音でうるさかったヘリコプターが映し出した、上空からの東京都内の状況が、アップで映し出され、未知のウイルス発生?と街の中での混乱?映像!
もっと簡単に言ってしまえば、街のパニック振りは異常としか言えず、そして、なによりも映像の所々がアダルトビデオ?日本のAV映像のようにモザイクが人々に処理されていて、しかも、明らかに人々がお互いに喧嘩?いや、集団で襲い合っているように映し出されていたのだ。
何かがおかしい?
そんな映像を見ている内に、今度は一斉に各社のTV映像が固定の映像に変わり、簡単なイラスト?リスと森のイラストに、
【申し訳ないが、放送を一時中断している】
と言った内容が延々と映し出され、各社、その告知画面は色々だが、映像は一時中断し、最後まで流していたNHKも民放の後を追うように、TV放送が中断してしまった。
私は、スマートフォンの画像にある時刻を見た。13:05、午後の1時を過ぎていた。
私は、放送が一時中止になったスマートフォンを、やはりスーツの内ポケットにしまい、
自分への手掛かり?を、まずは、探し始めた。
木製のロッカーの中を探したが、このスーツ以外にあるのは、変えのカラ―シャツ?
社長室セットの机の引き出しを全部!引き出してみたが、書類が数部!入っていたが、内容は殆どが社内への伝達事項?
しかも、総務部から各部署各位とかかれ、内容は良く分からないモノばかりだった。
次に、あの大きな卵型密封機器の近くの机に移り、同じように片っ端から机の引き出しを開けたら、二段目のスチールの引き出しに、私の?なのか?二つ折りの財布が置いてあり、とりあえず、現金で3万数千円ほどが入っていて、他はクレジットカード?銀行のカードが入っていたが、肝心の?身分証明書?
保険証や運転免許所等は入っていなかった。
黒の年季?が入った財布は、元々は色々なモノ?カード類が入っていたと思われ、形状が膨らんでいたが、故意に抜き取ったのか?
どうかは知らないが、すかすかの財布に、まるで必要最小限の現金とキャッシュカードが入っているだけだった。
先程、起動していたノートパソコンにもまた、何か自分に対する情報があるのでは?と考え、操作しようとしたが、早くも充電切れ状態になり、その内に画面の明るさが急速に失われ、そして、画面の活力は消え始め、そして電源はきれてしまった。
私は、とりあえず、この財布も上着のポケットに入れて、ここから、まずは脱出することを考えた。
電子ロックの鍵のかかったドア!に、やや絶望を感じたが、何故か?
どうにかなるさ!と言った楽観主義な感情も芽生えてきて、不思議な自信が芽生えてきた。
私は、ビルの内側!通路側の壁に意識を集中して、兎に角!ジーッと壁から電子ロックのドアノブを見続けた。
すると、どう言う訳か、壁の向こう側のコード類?
赤と青のコード?等が頭に浮かび?
いや、実際に目の前に見えた感覚で、私は何故か、更に意識を集中して、ドアのロック部分の細部の仕組みまでもが目の前に、いや、頭の中に鮮明に映し出され、そして、ドアが解除出来る、仕組みに意識が辿りつき、
【解除!】
と考えるよりも早く、ドア部分から機械的なカチっという音がして、あんなに頑丈でビクともしなかったドアが、意図も簡単に開き、何故?こんなことが起きたのか?驚きながらも、通路に転がるように脱出することとが出来た。
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