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第8章
第231話
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ピカリと光ったと思った次の瞬間には、無数の魔力撃はすぐ近くまで迫っている。それら全ての魔力撃を、打刀を振るい斬り裂いていく。刀身に圧縮された全ての属性を織り交ぜた魔力の効果によって、魔力撃を構成している無属性と雷属性の魔力を中和して、完全に無効化して消し去る。
それを見たヘクトル爺は、すぐさま動きを変える。木々を足場代わりにして高所を取り続けていたが、一気に下降して俺の背後に急接近してくる。そのヘクトル爺の動きに合わせて、俺も動きをすぐさま切り替える。身体を一気に反転させてヘクトル爺の方に向き直り、真正面から対峙する体勢となる。
「――フッ!!」(ヘクトル)
「――ハァッ!!」
眩い閃光を放ちながら迫る槍の穂先と、目にも止まらぬ速さで振るわれる打刀の刀身が、真正面からぶつかり合う。
「――――!!――!!――――――!!」(ヘクトル)
「――!!――――――!!――――!!」
全ての属性の魔力を織り交ぜた身体強化でなければ、この閃光を放つ連続突きに対応出来なかっただろう。極限まで意識を戦闘に集中させて、目の前にいるヘクトル爺の一挙手一投足を見逃さない。
ヘクトル爺はそんな俺の集中を逆手に取る様に、フェイントを使い仕掛けてくる。右手を掻き消し、槍を突く動作を見せて攻撃したと思わせながら、槍を背中の後ろから素早く投げて左手に持ち替えて、目にも止まらぬ速さでの一突きを放ってくる。その一突きは、右手での一突きを避けるために僅かに右に流れた俺の身体に、正確無比に向かってくる。
「――――!!」
僅かに右に流れたのを利用して、右脚を軸足としながら膝を僅かに曲げて力を溜め、俺の左肩を貫こうと正確無比に狙っていた槍の穂先が届く前に、フワリと跳び上がって避ける。しかし、若くとも既に一流の戦士であるヘクトル爺は、俺が空中に浮かび上がって避けたのを見た瞬間から、既に次の一撃の動作に移っている。
「――――フンッ!!」(ヘクトル)
突きを放ったことで伸びた腕を一瞬で引き戻し、空中に浮いている状態の俺に向かって一気に距離を詰め、超近距離から二属性の魔力からなる無数の魔力撃を放ってくる。放たれた魔力撃は先程までのものと違い、鋭く小さい針の様な形状に変わっている。
だが見た目が小さくなろうとも、その威力が変わる訳ではない。それに形状を変化させたのは、魔力撃の大きさを一つ一つ小さくする事で集弾率を上昇させ、より確実に俺を仕留めるためだろう。俺は自らの足元に魔力障壁を一瞬で展開し、その魔力障壁を空中で蹴って身体の軌道を変えて、迫りくる無数の魔力撃を避ける。
「これも避けるか!!」(ヘクトル)
〈お返しだ!!〉
「――――オラァッ!!」
周囲の空間に魔力障壁を幾つも展開し、それを足場代わりに蹴りながら三次元の動きでヘクトル爺との距離を詰めつつ、打刀の刀身に魔力を纏わせて高速で振るっていく。打刀を一振りするたびにヘクトル爺へと魔刃を飛ばし、まずは両脚をその場に縫い付けて動きを止める。
ヘクトル爺は迫り来る魔刃に対して無数の魔力撃を放つが、魔刃に触れた魔力撃が次々と消え去っていくのを見て、驚きの表情を浮かべる。しかし、ヘクトル爺は驚きながらも思考は止まらず、身体の動きも止まってはいない。次は空いている左手から各種魔術や魔弾を放ちながら、右手に持つ槍全体に急速に魔力を圧縮し始める。
俺の放った魔刃と、ヘクトル爺の放った各種魔術と魔弾がぶつかり合う。だが、全ての属性の魔力が織り交ざっている魔力の効果によって、魔刃に触れた瞬間に魔力が中和されて消え去っていく。その光景を、ヘクトル爺はジッと観察し続けている。
「…………なる程。強制的に魔力を中和しているのか」(ヘクトル)
〈流石はヘクトル爺だ。たった数合のぶつけ合いで、この魔力の効果を見抜いたか!!〉
だがたった数合だけとはいえ、距離と時間は十分稼げた。既にヘクトル爺まで十歩の位置まで距離を詰めているし、打刀の刀身には膨大な魔力を圧縮して強化している。しかし十歩の距離というのは、俺の射程範囲であるのと同時に、ヘクトル爺にとっても射程範囲内であるのだから。
ヘクトル爺は、槍全体に急速に圧縮していた魔力を身体全体へと循環し直して、一瞬で身体強化へと切り替える。風属性の身体強化の深度を上昇させるが、槍は魔力での強化を施さずに素の状態のままだ。
「――――!!」(ヘクトル)
「――――!!」
両者同時に加速して、真正面からぶつかり合う。俺は打刀で袈裟斬り・唐竹割り・薙ぎ・切り上げ・刺突を次々と放ち、ヘクトル爺は槍での突き・薙ぎ払いを変幻自在に放ち、超近距離で近接戦闘を繰り広げていく。互いに一歩も退く事なく、打刀と槍を真正面からぶつけ合っていくが、やはり魔力での強化の有無が響いてくる。徐々に徐々にではあるが、打刀の刀身が槍を圧していく。
しかし、ヘクトル爺はその程度では倒す事は出来ない。例え魔力での強化が出来なくとも、その不利を経験や技術で補う事が出来るからだ。すり足で地面を滑るかの様に移動し、俺の振るう一振り一振りのほんの少しの間や、仕掛ける際の呼吸や筋肉の動きを読み取り、その一瞬の隙を狙って一気に距離を詰め、鋭く速い突きや鋭く重い薙ぎ払いなどを放ってくる。
こちらも、ヘクトル爺が仕掛ける際の呼吸や筋肉の動きを読み取って対抗しようとするが、縦横無尽・変幻自在に動き回られてしまうので、ヘクトル爺の一瞬の隙を見抜く事が出来ない。ここから徐々に、魔力での強化の有無の優位性がなくなっていく。
ヘクトル爺が、左斜め前から地を這うかの様に姿勢を低くしながら、地面を滑る様に移動して接近してくる。そして、下から浮き上がる様な軌道で槍の一突きを放つ。その一突きは、俺の心臓目掛けて正確に迫ってくる。
「――――!!」
俺は迫りくる槍の穂先に対して、積層魔力障壁を心臓の前に展開して防ごうとする。だが槍の穂先が積層魔力障壁に触れる寸前、ゾクリとした悪寒が全身を襲い、明確な死のイメージが脳裏に浮かび上がる。
その明確な死のイメージに、思考をする前に身体が瞬時に反応し、槍の穂先を避けようとする。しかし、その反応は非常に遅すぎた。槍の穂先は積層魔力障壁の一枚一枚を簡単に貫き、一瞬で全ての障壁を破壊する。そして、そのまま減速する事なく俺を突き殺そうと迫ってくる。
「グァッ!!」
遅すぎた反応ではあったが、身体が反応して避けようと行動した事で、心臓を突き貫かれなくて済んだ。だが、完全に避ける事が出来た訳ではない。ヘクトル爺の放った一突きは俺の左肩を突き貫いていており、ジワジワと、左肩に熱と痛みが襲い掛かって来る。
「――――!!」(ヘクトル)
「ガァッ!!」
ヘクトル爺は素早く槍を俺の左肩から抜き取り、その姿を一瞬で掻き消す。魔力感知の範囲と精度を最大まで高めて、ヘクトル爺の位置を探りだす。
〈背後か!!〉
俺は身体を時計回りに高速で回転させながら、左薙ぎの一振りを振り抜く。その一太刀は、背後に立って突きを放とうと構えていたヘクトル爺の首を、スーッと綺麗に斬っていく。しかし、直ぐにヘクトル爺の姿に違和感を抱く。振るわれる一太刀に対しての無防備な体勢に、明らかに遅すぎる反応。そして何より、首を斬ったヘクトル爺の姿が幻だったかの様にフッと目の前から消え去った事で、何を仕掛けられたのかを確信した。
「クソッ!!…………幻影かよ。――――ゴフッ!!」
「強きエルフの戦士よ、見事な戦いだった。だがこの勝負、俺の勝ちだな」(ヘクトル)
視線を下に下げると、心臓の位置からヘクトル爺の槍の穂先が飛び出ている。口からは血が流れ出て、身体から急速に力が抜けていくのを感じる。完全に身体に力が入らなくなると、膝から崩れ落ち、地面に倒れこんでしまう。そして、地面へと俺の血がゆっくりと流れ出して、真っ赤に染め上げていく。この状態から再生する事も出来ないし、起死回生の一撃を放つ事も出来ない。心の底から悔しいのだが、今回も俺の完全なる敗北の様だ。
それを見たヘクトル爺は、すぐさま動きを変える。木々を足場代わりにして高所を取り続けていたが、一気に下降して俺の背後に急接近してくる。そのヘクトル爺の動きに合わせて、俺も動きをすぐさま切り替える。身体を一気に反転させてヘクトル爺の方に向き直り、真正面から対峙する体勢となる。
「――フッ!!」(ヘクトル)
「――ハァッ!!」
眩い閃光を放ちながら迫る槍の穂先と、目にも止まらぬ速さで振るわれる打刀の刀身が、真正面からぶつかり合う。
「――――!!――!!――――――!!」(ヘクトル)
「――!!――――――!!――――!!」
全ての属性の魔力を織り交ぜた身体強化でなければ、この閃光を放つ連続突きに対応出来なかっただろう。極限まで意識を戦闘に集中させて、目の前にいるヘクトル爺の一挙手一投足を見逃さない。
ヘクトル爺はそんな俺の集中を逆手に取る様に、フェイントを使い仕掛けてくる。右手を掻き消し、槍を突く動作を見せて攻撃したと思わせながら、槍を背中の後ろから素早く投げて左手に持ち替えて、目にも止まらぬ速さでの一突きを放ってくる。その一突きは、右手での一突きを避けるために僅かに右に流れた俺の身体に、正確無比に向かってくる。
「――――!!」
僅かに右に流れたのを利用して、右脚を軸足としながら膝を僅かに曲げて力を溜め、俺の左肩を貫こうと正確無比に狙っていた槍の穂先が届く前に、フワリと跳び上がって避ける。しかし、若くとも既に一流の戦士であるヘクトル爺は、俺が空中に浮かび上がって避けたのを見た瞬間から、既に次の一撃の動作に移っている。
「――――フンッ!!」(ヘクトル)
突きを放ったことで伸びた腕を一瞬で引き戻し、空中に浮いている状態の俺に向かって一気に距離を詰め、超近距離から二属性の魔力からなる無数の魔力撃を放ってくる。放たれた魔力撃は先程までのものと違い、鋭く小さい針の様な形状に変わっている。
だが見た目が小さくなろうとも、その威力が変わる訳ではない。それに形状を変化させたのは、魔力撃の大きさを一つ一つ小さくする事で集弾率を上昇させ、より確実に俺を仕留めるためだろう。俺は自らの足元に魔力障壁を一瞬で展開し、その魔力障壁を空中で蹴って身体の軌道を変えて、迫りくる無数の魔力撃を避ける。
「これも避けるか!!」(ヘクトル)
〈お返しだ!!〉
「――――オラァッ!!」
周囲の空間に魔力障壁を幾つも展開し、それを足場代わりに蹴りながら三次元の動きでヘクトル爺との距離を詰めつつ、打刀の刀身に魔力を纏わせて高速で振るっていく。打刀を一振りするたびにヘクトル爺へと魔刃を飛ばし、まずは両脚をその場に縫い付けて動きを止める。
ヘクトル爺は迫り来る魔刃に対して無数の魔力撃を放つが、魔刃に触れた魔力撃が次々と消え去っていくのを見て、驚きの表情を浮かべる。しかし、ヘクトル爺は驚きながらも思考は止まらず、身体の動きも止まってはいない。次は空いている左手から各種魔術や魔弾を放ちながら、右手に持つ槍全体に急速に魔力を圧縮し始める。
俺の放った魔刃と、ヘクトル爺の放った各種魔術と魔弾がぶつかり合う。だが、全ての属性の魔力が織り交ざっている魔力の効果によって、魔刃に触れた瞬間に魔力が中和されて消え去っていく。その光景を、ヘクトル爺はジッと観察し続けている。
「…………なる程。強制的に魔力を中和しているのか」(ヘクトル)
〈流石はヘクトル爺だ。たった数合のぶつけ合いで、この魔力の効果を見抜いたか!!〉
だがたった数合だけとはいえ、距離と時間は十分稼げた。既にヘクトル爺まで十歩の位置まで距離を詰めているし、打刀の刀身には膨大な魔力を圧縮して強化している。しかし十歩の距離というのは、俺の射程範囲であるのと同時に、ヘクトル爺にとっても射程範囲内であるのだから。
ヘクトル爺は、槍全体に急速に圧縮していた魔力を身体全体へと循環し直して、一瞬で身体強化へと切り替える。風属性の身体強化の深度を上昇させるが、槍は魔力での強化を施さずに素の状態のままだ。
「――――!!」(ヘクトル)
「――――!!」
両者同時に加速して、真正面からぶつかり合う。俺は打刀で袈裟斬り・唐竹割り・薙ぎ・切り上げ・刺突を次々と放ち、ヘクトル爺は槍での突き・薙ぎ払いを変幻自在に放ち、超近距離で近接戦闘を繰り広げていく。互いに一歩も退く事なく、打刀と槍を真正面からぶつけ合っていくが、やはり魔力での強化の有無が響いてくる。徐々に徐々にではあるが、打刀の刀身が槍を圧していく。
しかし、ヘクトル爺はその程度では倒す事は出来ない。例え魔力での強化が出来なくとも、その不利を経験や技術で補う事が出来るからだ。すり足で地面を滑るかの様に移動し、俺の振るう一振り一振りのほんの少しの間や、仕掛ける際の呼吸や筋肉の動きを読み取り、その一瞬の隙を狙って一気に距離を詰め、鋭く速い突きや鋭く重い薙ぎ払いなどを放ってくる。
こちらも、ヘクトル爺が仕掛ける際の呼吸や筋肉の動きを読み取って対抗しようとするが、縦横無尽・変幻自在に動き回られてしまうので、ヘクトル爺の一瞬の隙を見抜く事が出来ない。ここから徐々に、魔力での強化の有無の優位性がなくなっていく。
ヘクトル爺が、左斜め前から地を這うかの様に姿勢を低くしながら、地面を滑る様に移動して接近してくる。そして、下から浮き上がる様な軌道で槍の一突きを放つ。その一突きは、俺の心臓目掛けて正確に迫ってくる。
「――――!!」
俺は迫りくる槍の穂先に対して、積層魔力障壁を心臓の前に展開して防ごうとする。だが槍の穂先が積層魔力障壁に触れる寸前、ゾクリとした悪寒が全身を襲い、明確な死のイメージが脳裏に浮かび上がる。
その明確な死のイメージに、思考をする前に身体が瞬時に反応し、槍の穂先を避けようとする。しかし、その反応は非常に遅すぎた。槍の穂先は積層魔力障壁の一枚一枚を簡単に貫き、一瞬で全ての障壁を破壊する。そして、そのまま減速する事なく俺を突き殺そうと迫ってくる。
「グァッ!!」
遅すぎた反応ではあったが、身体が反応して避けようと行動した事で、心臓を突き貫かれなくて済んだ。だが、完全に避ける事が出来た訳ではない。ヘクトル爺の放った一突きは俺の左肩を突き貫いていており、ジワジワと、左肩に熱と痛みが襲い掛かって来る。
「――――!!」(ヘクトル)
「ガァッ!!」
ヘクトル爺は素早く槍を俺の左肩から抜き取り、その姿を一瞬で掻き消す。魔力感知の範囲と精度を最大まで高めて、ヘクトル爺の位置を探りだす。
〈背後か!!〉
俺は身体を時計回りに高速で回転させながら、左薙ぎの一振りを振り抜く。その一太刀は、背後に立って突きを放とうと構えていたヘクトル爺の首を、スーッと綺麗に斬っていく。しかし、直ぐにヘクトル爺の姿に違和感を抱く。振るわれる一太刀に対しての無防備な体勢に、明らかに遅すぎる反応。そして何より、首を斬ったヘクトル爺の姿が幻だったかの様にフッと目の前から消え去った事で、何を仕掛けられたのかを確信した。
「クソッ!!…………幻影かよ。――――ゴフッ!!」
「強きエルフの戦士よ、見事な戦いだった。だがこの勝負、俺の勝ちだな」(ヘクトル)
視線を下に下げると、心臓の位置からヘクトル爺の槍の穂先が飛び出ている。口からは血が流れ出て、身体から急速に力が抜けていくのを感じる。完全に身体に力が入らなくなると、膝から崩れ落ち、地面に倒れこんでしまう。そして、地面へと俺の血がゆっくりと流れ出して、真っ赤に染め上げていく。この状態から再生する事も出来ないし、起死回生の一撃を放つ事も出来ない。心の底から悔しいのだが、今回も俺の完全なる敗北の様だ。
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